島根県立大女子大生バラバラ殺害事件その39(もう一つの帰宅経路)
さて、今回はあれこれ考えてみるのだけど、色々な情報が発掘できた。
当時の大学行きの終バスの時刻は21時45分、浜田駅発ですね。
石見交通(益田市幸町)は12月1日から、JR浜田駅から県立大行きの夜間バスを1便増便させる。これまで午後9時45分発が最終だったが、同10時16分発に繰り下げられる。
これを踏まえて、失踪当日の帰宅経路を考えるのだけど、もう一つ忘れてはいけない目撃情報がある。
同日午後9時半ごろにはセンターから東へ約1キロの神社前の歩道で、工事現場の作業
員が被害者によく似た女性を目撃している。
それから、被害者がバイトを変わる理由も出てきた。
被害者は、先月末で、これまで勤めていたアルバイト先を辞め、その後はJR浜田駅近くの飲食店で働くことになっていた。アルバイト先を変更する理由について、被害者は「友達がバイトを辞めて、暗い道を1人で帰らなければならず、怖いので自分も辞める」と周囲に話していたという。
それは何時か?
10月上旬 一緒に帰宅していたバイト仲間(寮の友達)が「帰り道が怖い」と辞める。 10月中旬 被害者もアルバイト先に月末で辞めると伝える。
この理由から、被害者は帰宅に駅前からのバスを使おうとしていたのではないか?
と言うのが「もう一つの帰宅経路」と言うわけです。
で時系列に時刻情報を出すと
21:12 バイト先を出る
21:30頃 東へ1キロの神社前で目撃情報
21:45 駅前発の終バス
浜田駅への経路 途中の目撃情報の場所までが14分、そこから駅が8分の行程と予想されます。
つまり、
21:12 出発
21:26 に目撃情報付近に到達
21:34 駅に到着
21:45 終バス発射
となり、時間的に矛盾がありません。
そうなると、被害者が犯人と接触したのは目撃情報の神社前から浜田駅までの区間になります。
この場合、街中で難しいと言う事もありません。被害者が自発的に犯人の車に乗るような顔見知りの場合なら駅前のロータリーでも問題ないでしょう。
無理やりに拉致するとなると場所は選ばなければなりませんが、線路沿いの道なんかは結構さみしい道のように見えますね。
犯人にとって、この接触場所を隠す為の偽装として、靴を置いたと言う事なら、効果絶大ですね。
この説の弱い所はバイト先を出た時、30秒後に同じドアから出た人が被害者を見ていないと言う点です。
そこは、こう考えました。
ショッピングセンターの1階の間取り図を見ると、通用門と思われる扉が建物の角に1箇所あります。
で被害者は建物を出る時にごみ袋を持っていて、ごみを捨てに行くはずです。
その為、いつもの経路とは逆の建物の裏手側に回りこみ、ごみを捨てて、反対方向に建物を半周して駅に向かった。
この為、後から出た人には被害者が消えたように感じた。
しかし、それでも、駅方向に向かう人が他に居なかったか?と言うあたりが気になる点です。
もし、犯人が駅周辺で被害者を車に乗せたり、拉致したりしたのであれば、靴の意味が2種類考えられますね。
犯人像も2種類考えられます。
今日は時間がないので次回、このあたりを書きましょう。
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