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2012/05/15

広島県福山市ラブホテル火災事故

5月13日午前7時頃、広島県福山市西桜町1のホテルから出火、鉄筋コンクリート(一部木造)4階建て約1360平方メートルを全焼、隣接の美容室(約220平方メートル)を半焼する火災が起きている。

この火災で宿泊客ら男女10人が病院に搬送され、うち男性3人、女性4人の計7人が死亡し女性客2人と女性従業員(75)が重傷を負ったらしい。

ホテルは1967年から営業。60年からあった木造建物(2階建て)に68年完成の鉄筋の建物(4階建て)をつないだ構造で、2階に客室12室、3階に6室があり、1階はフロントや厨房、駐車場などがあるらしい。

当時2、3階の8室に計13人が宿泊し、女性従業員は1階にいたらしい。

犠牲者の多くは一酸化炭素(CO)中毒で死亡したとみられ、県警は、煙に巻かれて逃げ遅れたとみているとの事。
ほかの宿泊客4人は無事だったらしい。
消防団員の話では、窓の部分を内側から板で塞いでいた客室もあったとの事。
廊下に窓はなく、ホテル内に煙が充満し、救助にも手間取ったと話しているらしい。

福山市は87年以降、計5回、ホテルに対して非常照明設備や排煙設備などに不備があるとして是正指導していたとの事。

さて、こんな火災です。
火事は日本に限らず、世界中で起きている。日本でもずっと昔から起きている。
ホテル火災で一番有名なのはホテルニュージャパンの火災、82年に33人の死者を出した。
それ以前にも、大規模火災としては72年の千日デパート火災、死者118名、73年の大洋デパート火災、死者103名、最近では2009年、大阪市此花区パチンコ店放火事件で4名死亡、2008年大阪難波個室ビデオ店火災で15人死亡などが起きています。

身近な災害ですが、危険度は大震災や竜巻にも匹敵しますね。

参考書籍 パニックの心理
と言う本があります。火災で無くなった人がどう行動し、生き残った人がどう行動したのか?が書かれています。(基本的にはタイトルどおり、パニックによって人がどう行動するかを書かれた本ですがその例として実際の火災が取り上げられています)

火災は身近な災害ですが、実際に巻き込まれると想像以上に過酷です。
想像してみてください。買い物をしているデパートで、あるいは旅行先のホテルで、酒の2次会にたまたま立ち寄った雑居ビルの居酒屋で火災に遭遇したらどうなるか?

煙で視界は奪われ、炎と熱風で行く手を阻まれる、そして有毒なガスが襲う。
躊躇している余裕はありません。正しい避難経路へ向かって進まなければならない。
しかし、殺到する人々、避難経路には避難の障害になる商品などが置かれている。

とちょっと考えただけでも、相当過酷なサバイバルです。
冷静になれなければ、パニックになり正しい判断もできずに煙に巻かれてしまいます。

火災はどこで起きても不思議ではありません。自宅でも職場でも旅行先でも起きます。
自宅や職場なら建物内部の事情は知っているかもしれませんが、初めて入るホテルやビルでは避難経路も分からないかもしれません。

自分の命と大切な家族や恋人の命を守る為にも、せめて避難経路には注意したいですね。

無くなった方のご冥福を祈りします。

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