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2012/05/01

関越自動車道ツアーバス居眠り事故

4月29日午前4時50分ごろ、群馬県藤岡市岡之郷の関越自動車道上り線藤岡ジャンクション(JCT)付近で、千葉県印西市のバス会社「針生エクスプレス」の大型バス=乗員乗客46人=が道路左の防音壁に衝突する事件が起きている。

群馬県警によると、乗客45人のうち7人が死亡、残る38人も重軽傷を負って病院へ運ばれたらしい。バスの男性運転手(43)も重傷との事。

同県警や高崎市等広域消防局によると、バスは金沢市を28日夜に出発し、東京・新宿を経由して千葉県浦安市の東京ディズニーランドに向かう途中だったらしい。

現場は片側3車線の見通しの良い緩やかな左カーブで、バスは鉄製の防音壁に衝突して左前部に壁がめりこんだ状態となった。バスがブレーキをかけた跡はなかったらしい。

運転手は病院へ運ばれる前、県警の調べに「居眠りをしてしまった」と話したらしい。
県警は自動車運転過失致死傷の疑いで調べる。また陸援隊の本社など複数カ所を同容疑などで家宅捜索する。県警は高速隊に捜査本部を設置したとの事。

群馬県警は30日、居眠り運転を認めている運転手(43)について自動車運転過失致死傷容疑で逮捕状を取る一方、関係先として、バスを運行していた千葉県印西市の「陸援隊」などを同容疑で捜索したらしい。

乗客によると、運転手は、事故直前とみられる休憩中には運転席でうつぶせになって休む姿も見られたらしい。

バスが運行計画とは異なる遠回りのルートを走っていたことが分かった。群馬県警は重傷で入院中の運転手(43)がルートを誤って現場を通りかかった可能性があるとみているらしい。

運行を委託した旅行会社「ハーヴェストホールディングス」(大阪府豊中市)によると、運行計画では北陸道から上越ジャンクション(JCT)で上信越道に入ることになっていた。だがバスは北陸道を東進、長岡JCTから関越道に入り約35キロ遠回りしたとの事。事故現場は上信越道との合流点の600メートル手前。

貸し切りバスの場合、運転手が渋滞などでルートを変更することがあるらしい。
だが東日本高速道路によると当時、上信越道に渋滞などはなく、上越JCTを誤って通り過ぎた可能性もあるとの事。ハ社によると、陸援隊の針社長も「(なぜルートを変えたか)分からない」と話しているらしい。

捜査本部は重軽傷を負った乗客のうち20人あまりから事情を聴いており、大半が2、3回の休憩を記憶しているという。また重傷を負った女性(23)は「(運転手は)よくカーナビの画面を見たり、急ブレーキをかけたりしていた」と話している。

また捜査本部はバス会社「陸援隊」(千葉県印西市)の針生裕美秀(はりうゆみひで)社長(55)から事情を聴き、車内から押収したタコグラフ(運行記録)などを解析、休憩回数や場所の特定を進めているとの事。

捜査本部は、運転手に疲労が蓄積されるような無理な勤務実態がなかったかどうかを調べているらしい。

県警は1日、自動車運転過失致死傷の疑いで、運転手、男性容疑者(43)を逮捕したとの事。

こんなところですね。
一応事故のカテゴリに入れていますが、交通事故はちょっと他の事故とは違うと思っています。ただ、今回のようなプロの運転手が仕事で起こした交通事故は他の事故と共通する部分もありますね。

プロの運転手は一般の運転手に比べればやはり、プロ意識があるでしょうし、運行上のルールも法律以外の自社ルールなどあるでしょう。
それでもなお、事故が起きてしまったところに問題の根深さが伺われます。

とにかく、安心して長距離バスを利用できるようなシステムを目指してもらいたいですね。
しかし、それには利用する側の意識も変えないといけないのかもしれません。
ただ安いだけで選んではいけないのでしょうね。
でも、選ぶ為の情報は提供してもらう必要がありますからね。必要な情報を吟味して選べるようにして欲しいと思います。

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コメント

 国土交通省は今回の高速道路の欠陥について必死に隠そうとしており、マスコミもその指示に従って、意図的に触れないようにしているようですね。
 ミヤネヤというワイドショーがあるのですが、司会の宮根がこの高速道路の欠陥につい触れてしまったところ、解説として呼ばれていた関西大学の教授という人物にあわてて制されていました。こういう方を御用学者と仰るのでしょうか?まあ、面白いものを見ました。全国放送ですが、気がついた視聴者はどれほどいたのやら。
 事故のバスは居眠りが原因とは言え、実は路肩のガードレールにこすり付けるようにして減速していたようで、そのままガードレールが続いていたならば、死者も負傷者も出なかったように見えます。ところがガードレールが途切れいて、ガードレールの延長線より内側に、進行してくる車に向かって剃刀の刃を立てるように防音壁が設置されており、しかもその土台のコンクリートが薄く頑丈に作られており、その前方に衝突時の衝撃を和らげる様な緩衝物が何もないように見えましたが、違いますか。
 とすれば、この事故の主原因は道路設計施工の瑕疵でしょう。刑事責任も道路管理者にあるように思いますが、如何でしょうか?

投稿: あすな郎 | 2012/05/02 00:36

コストダウンを追求した結果、大事故が起こり、コストダウンで儲かった分以上のツケを支払わされる結果に・・・
最近、こういう事が多いですね。
企業にとってコストダウンは大切ですが(儲からないと従業員に飯喰わせられませんから)、どこをどう削るかってのを良く考えないといけませんね。

投稿: パイン | 2012/05/02 01:31

バスの旅 楽で いいんだけどなぁ
事件 事故 研究会(名前検討中

投稿: 村石太レディ&ヒデ | 2012/05/05 21:06

自動車運転過失致死傷などの罪に問われた運転手男性被告(45)に対し、前橋地裁は3月25日、懲役9年6カ月、罰金200万円(求刑懲役10年、罰金200万円)の判決を言い渡した。

裁判長は、事故前に眠気を感じながらも運転を続けた過失を認定。「人命を預かるプロとして許されない、非常識極まりない行動だ」と述べた。

裁判で弁護側は、運転中に眠気はなく、地裁の鑑定留置で中等症と診断を受けた睡眠時無呼吸症候群(SAS)のせいで「予兆なく眠りに落ちた」と反論した。しかし判決は、事故の約20分前から眠気を感じていたとする検察側の主張を認め、「あえて運転を中止せず、漫然と継続した」と判断。SASの影響は裏付けがないと退けた。

眠気を感じながら運転した事の過失を認定と言う事ですね。

ただ、被害高速道路の継ぎ目については公判では話題にならなかったのかな?

投稿: ASKA | 2014/03/26 01:06

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