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2012/08/01

山形県東根市2ヶ月長男虐待死事件

7月30日の夜、山形県警村山署は生後2カ月の長男を暴行して死なせたとして、同県東根市神町北1のパート従業員、女性容疑者(21)を傷害致死容疑で逮捕する事件が起きている。

容疑は今年3月中旬、自宅で長男の頭を柱に打ち付けて頭蓋骨骨折などを負わせ、頭蓋内損傷で死なせたとしているとの事。
容疑者は「頭を柱に打ち付けた」と容疑を認めているらしい。

同署によると、容疑者が3月15日午前9時ごろ「長男が呼吸をしていない。様子がおかしい」と119番したらしい、長男は搬送先の病院で同日午後2時ごろに死亡したとの事。

病院が頭蓋骨骨折の理由を尋ねると、容疑者は「知らない。分からない」などと答えたらしい。不審に感じた病院側が通報し、同署が捜査。司法解剖して死因に関し複数の法医学者に意見を求める一方、事情聴取を重ねたところ、容疑者が30日になって容疑を認め、「泣きやまなかったのでいらいらした。死ぬとは思わなかった」と供述したらしい。

容疑者は会社勤めの夫(28)と長男と3人暮らし。事件当時、夫は不在だったらしい。

よくある事件なのかもしれません。
イライラしていた、頭が真っ白な状態で発作的にやってしまったんでしょうね。

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コメント

多いですね。本来人間は本能的にも、我が子の死に目に会うほど辛いことはないんじゃないかと思います。

そんな当たり前の事をチラとでも予想できない心理状態は、かなり追い詰められたものではないかと推測します。

赤ちゃんが泣くものとは、人間である以上、世界共通の常識なんですけどね、それを我慢できない大人が増えている。なんででしょう。

昔は生活苦のために子を奉公に出したり売ったり、病弱な子を死なせたりが当たり前な時代でしたが、今の虐待とは別次元の話ですよね。

こんなに豊かな時代になったというのに、心の侘しい不安定な大人がいっぱいいる。それどころか増えている感じがする。マスコミでとりあげるようになったから増えたと感じるのかは分からないけど。

子供を愛せない大人は、自分自信が幼少期から、信頼できる大人に愛され満たされた経験に乏しい可能性が高いと思う。

高度成長期に働きすぎた日本人が子供の心をおいてけぼりにしちゃったのかな。

貧しくとも家族仲良く明るい暮らしをしてたら、こんな事件にはならないと思うと、切ないです。

とりとめなくすみません。
目の前の家族をみんなで大切にできる心のゆとりが生まれるような時代が訪れますように。

投稿: りさりん | 2012/08/04 01:50

傷害致死の罪に問われた東根市神町北1丁目、無職女性被告(21)の裁判員裁判の判決で、山形地裁は6日、懲役4年(求刑懲役6年)の実刑を言い渡したらしい。

検察側は論告で「わずか78日で命を失い、大きくなって友達と遊んだり働いたりする何十年という時間を奪われた」と結果の重大性を指摘。「これまでにも育児ストレスなどからいらだちをぶつけ暴力を振るっていたなど暴行態様が悪質」としたとの事。

弁護側は「被告に社会的な問題対処能力が不足していたことや、周囲から十分なサポートが得られなかったことなど同情すべき点がある」と主張。執行猶予付きの判決を求めたらしい。

投稿: ASKA | 2013/02/07 11:59

裁判長は「周囲からきめ細かな支援を得られないなど精神的に追い詰められていたことは事実だが、昨年2月下旬から毎日のように自分のいらだちを暴行という形で被害者にぶつけていた」と指摘。「夫や両親などに支援を求めるなどして対処すべきだった」と述べたらしい。

判決言い渡し後、裁判長は「どのような事情があっても許されない。残念でならない。悩みを打ち明けることは大切ですので大変なことかもしれませんが今後は相談できる相手を作る努力をしてください」と説諭したとの事。

投稿: ASKA | 2013/02/08 12:17

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