愛知県扶桑町高雄中郷男児点滴お茶混入事件
9月21日(金)愛知県警江南署は入院中の男児(1歳5か月)の点滴に水道水などを混ぜ、細菌が血液に入る菌血症を起こさせたとして、男児の叔母の同県扶桑町高雄中郷、無職女性容疑者(30)を傷害容疑で逮捕する事件が起きている。
発表によると、容疑者は5月12日頃、同県江南市の病院に入院していた男児の点滴に、紙コップで水道水を、同13日頃にはお茶を混入させ、菌血症を起こさせた疑いとの事。
男児は、容疑者の姉の次男で、気管支肺炎の疑いがあり、同月9日に入院。約1週間で退院する予定だったが、40度以上の発熱が続き、同月末まで入院したらしい。現在は快方に向かっているとの事。
容疑者は、お茶の混入については認めていて、「仕事に行く姉と交代で(男児に)付き添っていたが、嫌だった。病状が悪くなれば、姉が付き添いを代わってくれると思った」などと供述しているらしい。
同署は、児童相談所を通じ、男児の関係者から「病院内で子供が虐待を受けている」と通報を受け捜査したらしい。
5月10~11日に水道水を点滴に混入させた容疑で、容疑者を8月31日に逮捕したとの事。
名古屋地検一宮支部が21日、処分保留で容疑者を釈放した後、今回の容疑で逮捕したらしい。
こんな事件ですね。
点滴に混入事件と言うと京都点滴汚水殺人未遂事件が思い出されます。
こちらは代理ミュンヒハウゼン症候群と言うメンタルの問題がありましたが、こちらはまったく身勝手な動機のようです。
母親なら理由もなく自分の子供の看病を人に任せたりしないでしょう。仕事があったから仕方なく身内に頼んだのだと思います。
容疑者が無職なので頼みやすいと言う事はあったのだと思いますが、身内でも頼んじゃいけない人はいるって事なんですね。
あるいは、人によっては頼める事と頼めない事があるって事なのかな?
容疑者は30歳、流石に「嫌だから看病しない」とは言えず、かといって、他に断る口実も無かったと言う事で今回の動機に結びつくんでしょう。
子供が重篤な症状になれば、家族が付き添うでしょうから、その予測は間違っていないかもしれないけど・・・でも、男児が死亡してしまう可能性だってあるわけですから、人命軽視とか身勝手と言われても仕方が無いでしょうね。
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コメント
よく見つけて逮捕しましたね。状況証拠だけでは無理だと思うので、誰かが疑いを持って証拠を押さえたって事ですよね。病院側でしょうか、GJ。
容疑者が病んでたか知りませんが、普通は回復を願いこそすれど、可愛い甥姪にそんな事はとても出来ませんから、普通の神経ではないですね。
付き添いを断ればいい事。
お子さんが早く回復され元気になります様、心よりお祈り致します。
投稿: りさりん | 2012/09/23 08:03