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2012/09/21

京都市南区宗教法人集団暴行死事件

9月21日京都市南区の宗教法人の施設で、男性信者に集団で暴行を加え死亡させたとして、京都府警捜査1課と南署は傷害致死容疑で男性の妻ら信者8人を逮捕する事件が起きている。

大筋で容疑を認めており、うち1人は「男性が教えに反する行為をした」と話しているらしい。
逮捕されたのは宗教法人「空海密教大金龍院」の信者で、京都市上京区西北小路町、パート女性容疑者(67)と46~76歳の男7人らしい。

逮捕容疑は9月16日午前10時~正午ごろまでの間、同市南区の教団施設で、女性容疑者の夫で会社経営の男性(68)に殴る蹴るの暴行を加え、翌17日に市内の病院で死亡させた疑いらしい。

被害者は16日午後4時すぎ、心肺停止状態で病院に運び込まれたとの事。体中あざだらけだったため、不審に思った病院が通報したらしい。

信者らは当初、「朝からミーティングに参加していたが、体調不良を訴えトイレで倒れた」「よくこける人だった」と説明していたらしい。


こんな事件です、時々、宗教に関わる組織内での事件と言うのはおきますね。
 

 

前回は長野宗教法人集団暴行死事件とかね。
2時間もたこ殴りにしたら、若者でも死ぬかもしれません。ましては68歳ですからね。

本人達は正しい行いをしている。あるいは、本人の為に善意で行っていると思っていたかもしれません。そして、ある種の集団催眠のような状況だったかもしれない。

だけど、一人ぐらい、こりゃまずいと思う人は居たと思うのですが・・・
止められなかったのかな?

結局のところ、暴力で解決しようとしたところが問題なんでしょうね。

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コメント

宗教法人が認められる要件が何だか知らないけど、新興宗教の大体がもう怪しいんだから、もっと厳しくして欲しい。税金が優遇されたりするんだろうけど、昔ながらに実績、地域に定着感のある仏教、キリスト教、神教(神社の)の正統派だけでいいんじゃないかと思ってしまう。宗教の自由とかいうけど、殺人団体を宗教法人としてたやすく認めてるのは、どうなんでしょう。

投稿: りさりん | 2012/09/23 08:14

死亡した男性(68)の喫煙をめぐるトラブルが暴行のきっかけだったことが分かったらしい。男性は以前にも周囲に「殴られた」と漏らしていたことも判明したとの事。

府警は22日、集団暴行に加わっていたとして、信者で滋賀県草津市、会社員、男性容疑者(47)を傷害致死容疑で逮捕したとの事。逮捕は9人目らしい。

捜査関係者によると、集団暴行は信者によるミーティングの場で起こり、逮捕者以外にも数人が居合わせたらしい。信者らは府警の調べに、喫煙について詰問された男性が「吸ってない」と否定したことから「うそをつくな」などと言い争いになり、暴行に発展したと供述しているらしい。

また、男性が以前、「殴られたことがある。自分も悪かった」などと話すのを聞いた信者もいるらしい。府警は宗教活動と暴行との関係について教団幹部らからも事情を聴く方針らしい

投稿: ASKA | 2012/09/23 14:36

京都地検は12日、傷害致死罪で無職M前(50)=大阪市西成区、会社役員W(70)=南区、会社員I(49)=彦根市=の3容疑者を、暴行罪で会社役員M田容疑者(46)=左京区=をそれぞれ起訴した。認否は明かさなかった。
 地検は、京都府警に傷害致死容疑で逮捕された男女5人については「立場は従属的」などとして起訴猶予とした。
 府警によると、M前被告らは事件前、南部さんが喫煙したことや、施設内の清掃活動に参加しなかったことを非難していた。16日朝に十数人がミーティングのため道場に集まった際、「?をついた」「謝り方に気が入っていない」などとして殴る蹴るの暴行を加えたらしい。

投稿: ASKA | 2012/10/13 00:26

京都市南区の宗教法人の道場で9月、信者の男性=当時(68)=に暴行を加えたとして、暴行罪に問われた京都市左京区の会社役員、M田被告(46)の判決公判が10日、京都地裁で開かれ、裁判官は懲役1年、執行猶予3年(求刑懲役1年)を言い渡したとの事。

判決理由で裁判官は、教団内では「お浄(きよ)め」と称して日常的に信者への暴力があったと指摘。被告は被害者が嘘をついたことなどに対して犯行に及んだとしたうえで、「被害者が暴力を受けてまで注意や指導されるいわれは全くない」と述べたらしい。

検察側によると、M田被告は教団内で指導者から認められた「一番弟子」の立場にあったらしい。

京都府警は傷害致死容疑で信者計9人を逮捕。京都地検は10月、傷害致死罪でM前浩明被告(50)ら3人を、暴行罪でM田被告を起訴。関与の度合いが低かった被害者の妻ら5人については不起訴(起訴猶予)処分とした。

人が1人死んで懲役1年、しかも執行猶予3年って軽すぎない?

一番弟子がその現場の責任者(最上位階級)なら罪も一番重いと思うのだが・・・それとも、他に事件を主導した人間がいるのだろうか?

続報を待ちましょう。

投稿: ASKA | 2012/12/11 11:29

信者だった会社経営男性=当時(68)=をほかの信者が集団暴行して死なせたとされる事件で、傷害致死罪に問われた大阪市西成区、無職M前被告(51)の裁判員裁判の判決が31日、京都地裁であった。裁判長は「犯行を主導した」として懲役9年6月(求刑懲役10年)を言い渡した。
裁判長は、格上の信者だったM前被告が最初に暴力を振るい、犯行のきっかけをつくったとした。無抵抗の被害者が謝罪した後も集団で激しい暴力を執拗(しつよう)に続けたとし、「危険で悪質」と指摘した。
判決によると、M前被告はほかの信者と共謀して昨年9月16日、道場で被害者を竹刀で殴るなどし、出血性ショックで死亡させた。

こちらが事件を主導した人物ですね。懲役9年6ヶ月ですか・・・やはり、軽いんじゃないかな?
傷害致死だから仕方ないかな。

投稿: ASKA | 2013/08/01 20:09

自分は殺された忠之の孫です。
後の阿闍梨、大阿闍梨は今も逃走中です。
こいつらは自分の手で捕まえます。
ご協力お願い申し上げます。

一部編集 by ASKA

投稿: 死神 | 2015/09/03 23:51

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