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2012/10/26

北海道登別市中央町知的障害少女虐待死事件

10月25日、同居する内縁の妻の子供の女子中学生を繰り返し殴ったとして、北海道警室蘭署は登別市中央町1、無職、男性容疑者(41)を傷害容疑で逮捕する事件が起きている。

中学生は約18時間後に病院で死亡との事。
同署は司法解剖して死亡と暴行の因果関係を調べるらしい。
また中学生の体には他にも殴られたような痕があり、日常的な虐待がなかったか調べるらしい。

容疑は23日(火)午後11時ごろ、自宅で中学3年の少女(14)の胸を十数回殴り、胸部打撲などのけがをさせたとしているとの事。

暴行後、少女はいったん就寝したが、翌24日にトイレにこもり、出てこなかったことから容疑者が午後3時半ごろ119番したらしい。
同5時過ぎ、死亡が確認されたとの事。

捜査関係者によると、容疑者は「食事の後片付けで言うことをきかなかったので殴った。死ぬとは思わなかった」と供述しているらしい。
少女は知的障害があったらしい。

容疑者は少女の実母(42)、以前交際していた女性(33)の計3人で06年ごろから同居していたらしい。
少女は道内の福祉施設に入所していたが、今年8月から4人で暮らし始めたらしい。
暴行時は実母ら女性2人も室内にいたらしい。

道室蘭児童相談所は「関係者から家庭環境などについて相談があったが、(逮捕容疑のような)暴行、虐待の相談や通告はなかった」としているとの事。

こんな事件ですね。
新聞の統計だと障害を持つ子供の方が障害の無い子供よりも虐待の被害にあう可能性が高いそうです。

この事件では、亡くなった少女は福祉施設で生活していて、今年8月から同居しはじめて、ざっと3ヶ月での事件です。

そんな事なら、そのまま、福祉施設で生活していれば、この少女は殴られる事も無くなる事も無かったのかと思います。

実の母にしてみれば子供と一緒に暮らしたいと言う気持ちは分かるけれども、この同居人に果たして、この子供を受け入れて、一緒に生活する事ができるのか?と言うのはよく考えて欲しかったですね。

実際に同居を開始してここまでの3ヶ月で容疑者が少女に対して虐待を行っていたのであれば、もう、福祉施設に戻す事を考えるべきだったと思いますね。

このあたりの情報が知りたいですね。

続報を待ちましょう

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コメント

すごくうがった見方をすると、元々DV傾向のある男性だったのではないでしょうか。
だから元交際相手も実母も少女が暴行を受けていても止められなかった。
もしかしたら、少女が暴力に晒されている間なら自分は殴られない、とかいう考えもあったかも。
女性達は男性から離れられない事情があったのかな…?今はシェルターとか生活保護とか方法もあるけど、使うつもりもなかったのかな…?
男性といることは実の娘を犠牲にしても優先すべきことだったのかな…。

投稿: つれづれ | 2012/12/24 13:33

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