2001年室蘭女子高生不明事件その2(少女は何処へ?)
今回もこの事件について再度考えて見ます。
ただ、一度書いた記事が送信トラブルで全部消えてしまったショックで心が折れました。
なので、手短に書きます。
1)少女の最後の目撃情報は?
とりあえず、ショッピングセンターの13:26の防犯カメラの映像と、13:30頃のショッピングセンター近くで同級生2人の目撃情報がある。
つまり、この時間、この場所に居た事は間違いない。
2)少女はパン屋に向かったのか?
これも、彼氏との電話の会話、店長の約束、PHSの電波の状況からパン屋近くに13:42分に居た事は間違いなさそう。
ここで、疑問点
・少女がバスの乗った目撃情報があるのか?今ある情報ではバスに乗ったと思われると言う推測情報でしかない。バスには24人も乗っていたのに。
そこで仮説を考える
仮説
A)少女はバスには乗っていない。ショッピングセンター近くで知人の車に乗り、目的地まで送ってもらう事になった。
目的地に到着した所で、彼氏からの電話に「今ついた」の回答
しかし、この直後に知人(運転手or同乗者)とトラブルになる。
4分後の13:46に彼氏の電話に「今は話せないから後でね」と回答
しかし、その後少女は車を降りる事ができず、そのまま連れ去られる。
この仮説だと、目撃情報が無い事、短時間に失踪する事が説明できます。
しかし、バスに乗った目撃情報があればこの仮説は崩れます。
その場合、バス停から20m(160m)のパン屋までの間で失踪したとする別の仮説を考える必要があります。
B)バス停からパン屋へ向かう間に知人の車に乗った。
20mだったら直ぐですから、車に乗る理由はなさそうです。160mだったら乗るかも?
昼間だから無理やり乗せるってのはちょっと難しいと思います。
でも、可能性を考えるなら、この周辺で車を使った婦女暴行事件の発生状況などが知りたいですね。
C)バス停からパン屋へ向かう間に別の建物に連れ込まれた。
しかし、昼間なので無理やりと言うのも難しいでしょう。可能性を考えるなら、この周辺での婦女暴行事件の発生状況が知りたいです。
D)パン屋の建物の中に入ってから失踪した。
こちらも、誰にも見られずに中に入れるの?ってのが疑問な所ですね。
建物の中の状況が分からないのでなんともいえない所です。
事件解決に期待しましょう。
参考リンク
2001年室蘭女子高生不明事件
2001年室蘭女子高生不明事件その3(裏側から見える物)
| 固定リンク
コメント
女子高生が、約束通り来ないからと帰ります?
時間外にコーヒーの入れ方習う?
この件の第一容疑者とされる人物の隠し部屋を警察は見逃しました。証拠隠滅の時間はたっぷりあり、女子高生監禁ビデオも宅配されていた。
事実はこの人物に訊くしか無いでしょうね。
北海道警察のやる気、能力を鑑み迷宮入りです。
投稿: 通りすがり | 2012/11/18 02:50
ずっと気になっている事件です。
最近wikiや関連記事が相次いで削除されており、ますます事件の解決から遠退くのではないかという危機感を抱いています。
多くの方と違う様なので、私の見解の一部を少しお話しさせて頂きます。
実は私の考えでは、寄り道の謎と講習開始時間云々についてはあまり疑問視をしていません。なぜなら、そもそも講習会の実施そのものが、極曖昧な会話の流れの中で交わされた約束だったのではないかと考えているからです。勿論、そこには誰かの何らかの意図(口実)が隠されていた可能性は十分にあるでしょう。でも、麻未さんと疑惑の人物との間の約束事としては、「近々時間のある時にでも一度教えてあげるので、来れる時に電話をくれればレクチャーしましょう」という程度の軽い流れのものだったのではないかと推測されるからです。現実生活においては、こうした種類の約束はしばしば発生します。つまりお互いの時間と都合があった時に…というものです。だから麻未さんは、美容室の予約が取れなくて時間の空いた当日になって本店に電話をかけ、「1時過ぎにオーナーはいますか?」と聞いたのではないかと思われるのです。つまり1時ちょっと過ぎでも2時でも3時でも、1時過ぎには変わりありません。そこで「いますよ」というニュアンスの返答が返って来たら、麻未さんの中では(じゃあ、1時ぐらいだとオーナーがお昼ご飯を食べ終わってるか分からないから、2時頃に行けばいいかな、いつものサティでちょっとお洋服や化粧品を見てぶらぶらしてから行こうかな)と考えたとしても不思議ではないかなと思うのです。しかもサティは通う高校のすぐ近く。馴染みがあり、日常的にウィンドウショッピングを楽しんでいたのではないかと考えられ、テストも終わった開放感から、なんとなくショッピングセンターに寄ってから本店に向かおうと考えたのではないかと私は踏んでいるわけです。
長文失礼致しました。また、お邪魔させて頂きましたら宜しくお願い致します。
投稿: H | 2014/06/16 16:34
Hさん。こんばんは。
私の感覚でいうと、1時過ぎといったら、1時00分~1時15分くらいです。1時30分は含まれず、当然、2時、3時は含まれないかなあ。
ただ、Hさんと私の感覚に大きな隔たりがあるのと同様に、あいまいな表現なので人によってかなり違うんでしょうね。
皆さん、どうでしょう?
あと、”その3”の方のコメントですが、1時過ぎの約束に対して、1時30分になったとして、オーナーが腹を立てるというのは、これまた少々気が短すぎるかと思います。このくらいの遅れならば、心配するほうが強いかな。
こちらも人によって違うんでしょうけど。
投稿: さんまるろく+ | 2014/06/16 22:14
さんまるくさん、こんばんは。
私の書き方が下手なために、上手に伝えられずに申し訳ありません。私にとっても、「1時過ぎ」とは普通「1時をちょっと回ったぐらい」を差しますよ。そうではなくて、本店の店員さんの証言から、麻未さんは、「1時過ぎならオーナーはいますか?」というニュアンスに近い言葉を使っているのです。この場合、麻未さんにとってはそもそも講習会そのものが、何日の何時からきっちりと行われるものという認識ではなく、何時でも構わないから近々時間のある時にオーナーを訪ね、教えて貰えばいい程度の比較的軽い用事であったという可能性があり、電話で麻未さんが確認したかったのは、午後はオーナーいますかね?という感覚に近いものだったかもしれないなという意味なんです。社会人経験を多く積めば、又性格にも依りますが、例えば曖昧な表現は出来るだけ避け、本来ならば「午後1時から2時の間に伺います」と言えば誤解は生まれません。ところが言葉の使い方がついつい曖昧になったり、大事な用事ではなくて適当に行けば大丈夫等と考えている案件に関しては、ある程度時間の幅を持たせた約束の仕方をする事が人間には見られます。真相はわかりませんが、麻未さんが講習会を午後のオーナーがいる時間に適当に行けばいいかな、と考えていた可能性もあるなとインスピレーションを受けました。確かに人によって取り方も伝え方も様々ですよね。でも、だからこそ認識のズレがあったかもしれないのです。特に日本語は難しいですよね。蓋を開ければただ単純に、言葉のやり取りの行き違いによって引き起こされるトラブルは日常茶飯事です。仕事でも人間関係でも。そんな些細なきっかけが、いつも何かを誘発する恐れは常に潜んでいますね。
投稿: H | 2014/06/17 01:32
Hさん。こんばんは。
丁寧な説明、ありがとうございます。
トラブルのきっかけになったのではないか、ということに重点があるということですね。
ただ・・・、トラブルのきっかけ(つまり原因)は生活の中に山ほどあると感じますが、事件(つまり結果)が起こる確率はそれほど高くありません。きっかけはどこにでもあるものだと思います。
今回のケースにおける時間のずれはもっと恣意的なものを感じてしまうんですよね。
ある時点できっかけが起こって結果に至った、というよりは、関係者(恐らく犯人)が事件を起こすために細工したことが、時間のずれを引き起こした、つまり、関係が逆ではないかと感じます。
やや否定的ですみません。
投稿: さんまるろく+ | 2014/06/18 00:39
さんまるろく+さん
お返事ありがとうございます。
勉強になります。改めて物事を伝える難しさについて考えさせられます。
さんまるろく+さんには実は自分が上手に伝えられていない歯痒さがあります。でも、さんまるろく+さんのおっしゃっている意味はほぼ理解しているつもりでいます。可能性は実に沢山あると思います。本当の事は、現時点において残念ながら私達にはわかりませんが、私は、犯罪と云うものの本質そのものが、1から10まで人間の企てた道筋通りに遂行される場合ばかりではなく、偶発的要因と犯行の意図とが重なり合わさってもたらされる場合も多々あると強く感じます。事件の真相が一刻も早く明らかにされ、解決に向かうよう祈るばかりです。ご意見を色々と交換する事ができ、有意義でした!ありがとうございました。
投稿: H | 2014/06/18 15:04
Hさん、こんばんは。
説明が下手で、分かりにくかったようですみません。
行間を汲んでいただいたようで何よりです。
投稿: | 2014/06/18 22:55
先のコメント、名前書き忘れました。
失礼しました。
投稿: さんまるろく+ | 2014/06/19 00:56