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2012/12/31

大阪市鶴見区猫虐待死事件

大阪市鶴見区の市営住宅周辺で、不審な死に方をした野良ネコが相次いで発見される事件が起きている。

近隣住民らがエサをやったりとかわいがっているネコで、その数は20匹以上らしい。
口から血を流していたり、強い力でアゴを砕かれている形跡もあることから、大阪府警鶴見署は動物愛護法違反などの疑いで捜査を始めているとの事。

5月18日(金)早朝、同区の市立横堤小学校の運動場で、児童がサッカーゴール裏でぐったりとしているネコを発見したが、すでに死んでいた。
3日後(5月21日(月))には校舎南側の通路で1匹。
10日後(18日起算なら28日(月))にはプールの敷地内などで2匹の死体を相次いで発見したらしい。

5月30日(水)には、同小に隣接する中学校で血を吐いてふらふらしているネコを市が保護したが、懸命の治療もむなしく、助からなかったらしい。

以前からこの周辺は野良ネコが多く、同小に隣接する市営住宅の住民が、平成20年に「鶴見区の野良猫を減らす会」を結成。これまでに約30匹のネコに避妊手術を受けさせてネコの数の自然減を目指す一方、名前をつけたり住宅内にエサ場を作って毎日エサを与えるなどかわいがっており、同小で見つかったのはこの住宅で保護しているネコだったらしい。

今度は約500メートル離れた別の市営住宅周辺で6、7月にそれぞれ1匹の死体が発見。さらに8、9月は各2匹、10月には8匹のネコが相次いで不審な死を遂げたとの事。

ネコの多くは口から血を吐いて死んでおり、中には建物1階の手すりに引っかけられた子ネコや、強い力でアゴの骨を折られたネコもいたらしい。

参考リンク
大阪市鶴見区猫毒殺事件?

少し整理しよう
5/18(金) 小学校のグラウンドで1匹
5/21(月) 小学校で1匹 (累計2)
5/28(月) プールで2匹 (累計4)
5/30(水) 隣接する中学校で1匹 (累計5)
6月     近くの市営住宅で1匹  (累計6)
7月     同上             (累計7)
8月     近くの市営住宅で2匹 (累計9)
9月     同上            (累計11)
10月    近くの市営住宅で8匹  (累計13)

猫は口から血を吐いており毒を飲んだ可能性がある。また、アゴを強い力で砕かれた猫も居たらしい。

こんな所ですが、前回の報道では5月18日以降14匹だったのが、今回、20匹以上となっているけど、それは飼っていた猫が20匹以上と言う意味でよいのかな?
発見した日付場所の情報が無いから猫の死骸が20匹以上と言う事では無いのかな?

それを置いておいて、事件の前半、5月の犯行と6月以降の犯行では犯人の目的が少し変わって来ているようですね。
あるいは、別人の犯行の可能性もあるかもしれません。

5月には小中学校の敷地内で5匹の猫が発見されている。
こちらは、毒を飲んだ後に猫が自分で移動したのかもしれないけど・・・

6月以降の市営住宅での犯行では猫は人目に付きやすい場所に放置される、流石に猫が自分で最後に手すりにぶら下がったりしないだろう。
犯人が死んだ猫を手すりに掛けたり、アゴを砕いたりしたんだろうね。

こうみると、6月以降の犯行では犯人が積極的に虐待を行っているように見えます。

ただね、これらの犯行に「刃物」が使われていません。
最近の連続動物虐待事件だと、加古川や呉が有りますが、刃物を使った凄惨な事件が多いです。
その方向からみると、犯行がちょっと地味ですね。

犯人がより世間を騒がせようとするならもう少し派手な犯行も有りだと思いますが・・・
犯人が手を汚したくないと言う事なのか?それとも、普段刃物を使う事ができないような人物?あるいは純粋に虐待を楽しんでいる?

10月で急に8匹に増えたけど、その後の11月、12月での発見情報が無いから、収束しつつあるのだろうか?

猫の飲んだ毒が分かれば手がかりになるかもしれませんね。
でも、そこが結構難しいのですが・・・

とりあえず、周辺の方は引き続き注意が必要ですね。

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2012/12/29

山梨県鳴沢村貸別荘女子大生殺人事件

12月24日、貸別荘で女性を絞殺したとして、山梨県警富士吉田署は愛知県みよし市三好町蜂ケ池、飲食店従業員、男性容疑者(52)を殺人容疑で逮捕する事件が起きている。

容疑は、23日ごろ、山梨県鳴沢村の貸別荘の室内で、愛知県東海市の女子大学生、(20)の首を絞めて殺害したとしているとの事。
同署によると、「23日夜、ひものようなもので首を絞めた」と供述しているらしい。

容疑者は24日午前4時35分ごろ、同署に「人を殺した」と自首したらしい。
署員が部屋のベッドの上で、服を着てあおむけの状態で死亡している被害者を発見したらしい。
同署は、同容疑者と被害者が23日夕に貸別荘を訪れたとみているらしい。

貸別荘を運営する同村内のホテル関係者によると、管理人などは常駐していないらしい。
容疑者は今月16日、インターネットを通じ、現場の貸別荘を2人で1泊2日で利用する予約をしていたらしい。
申し込みは容疑者の名前だったとの事。
宿泊予定の23日は午後4時頃に1人で受付に現れ、チェックインをしたらしい。

容疑者は「愛知県から2人で車で来た」と供述しているらしい。

被害者は「卒業旅行に行く」と言って、家をあとにしていたらしい。
殺害された女性の祖父は、「就職が決まったので、卒業旅行だということで、ディズニーランドに行くと言って出かけた」と話しているらしい。

12月21日から友人と卒業旅行に行くと言い、祖父に駅まで車で送ってもらっていたらしい。
「友達と学校の旅行だと。3日くらい行くつもりで、23日に帰ってくる」と聞いていたらしい。

富士吉田署は25日、同県みよし市三好町蜂ケ池、飲食店従業員、男性容疑者(52)を殺人容疑で送検したとの事。

事件前、容疑者は被害者とは別の女性と一緒に住んでいたらしい。
この女性によると、1週間ほど前に突然出かけて行ったとの事。

容疑者はその後の調べで、被害者との関係について、「約2年前から交際していた」と供述してるらしい。

容疑者(52)が山梨県警の調べに、「他の男性との関係を巡って(短大生と)口論になった」「衝動的にやった」と供述しているらしい。

こんな事件ですね。
容疑者が自首してますし、動機などはこれから分かってくるでしょうね。
もう少し動機についての情報が出るかと待っていたのですが、出そうもないので憶測なども含めて書いてみます。

家族には友人と旅行と嘘を言うのは、若い女性なら1度ぐらいは経験があるだろうから珍しい事では無いと思う。

2年前から交際していたと言う事は被害者18歳、容疑者50歳の時ですよね。
人が人を好きになる事、恋をする事はもう、本能の分野だと思うので、意外な組み合わせもあると思います。

ただね・・・「他の男性との関係で口論となった」って事なんですが、もし真剣な交際だったのならば、簡単に「他の男性との関係」と言う話は出てこないと思うんですよね。
まして、衝動的とは言え殺人にまでなるには、容疑者側にも確信が無いと交際相手の女性を殺害する事は出来ないんじゃないかな?と思うわけです。

まー昔から、「事件の陰に女と金」と言うわけで、男女関係のもつれが事件の原因になる事は珍しい事ではありません。

なので、お互いに真摯な交際が必要なんじゃないかと思うわけです。
容疑者は一緒に同居している女性がいながら、被害者とも交際していたんですよね。
で被害者の他の男性との関係で口論となって、殺害してしまう。
嫉妬なんでしょうか?

最後に一つだけ知りたい情報があります。
被害者は就職が決まったようですが、地元から離れて遠方に引っ越すなどの予定だったのでしょうか?

続報を待ちましょう。

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埼玉県さいたま市南区2歳5ヶ月兄弟心中未遂事件

12月19日、さいたま市の住宅で34歳の母親が当時2歳の長男と生後5か月の次男2人を包丁で刺して死傷させた上、自殺を図る事件が起きていた。
警察は28日、この母親を殺人などの疑いで逮捕したとの事。

殺人などの疑いで逮捕されたのは、さいたま市・南区の介護士、女性容疑者(34)らしい。
警察によりますと、容疑者は今月19日の未明、自宅で生後5か月の次男と、当時2歳の長男を次々と包丁で刺し、次男を殺害したほか、長男に重傷を負わせた疑いがあるらしい。

容疑者は事件後、自分の腹を刺して自殺を図り、入院していましたが、体調が回復したため28日、警察が逮捕したとの事。

取り調べに対し、容疑者は「いろいろと悩んでいた」と供述しているらしい。

12月、師走ですからね。色々と悩みも積もる時期なのかもしれません。
ただ、家族構成の情報が無いですね。父親は居るのでしょうか?
シングルマザーで経済的に行き詰まってしまったのでしょうか?

続報を待ちましょう。

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2012/12/26

京都市東山区小4女児虐待通報事件

12月25日、小学4年の長女に殴るけるの暴行を加えけがをさせたとして京都府警東山署は傷害の疑いで京都市東山区の無職の女(38)を逮捕する事件が起きている。
同署によると容疑を認めているらしい。

逮捕容疑は24日午後3時~4時ごろ、同区内の自宅マンションで、小学4年の長女(10)に殴るけるの暴行を加え、ひざなどに全治約2週間のけがを負わせたとしているらしい。

女は長女と2人暮らしとの事。
長女が口答えをしたことに腹を立てて暴行したらしい。
同日午後4時45分ごろ、「ママに暴力をふるわれている」と長女が自ら110番したとの事。
長女が「ママによくたたかれる」と話していることから、日常的に暴力行為があった可能性もあるとみて調べているらしい。

長女は25日、児童相談所に保護されたとの事。

こんな事件ですが、児童虐待事件で虐待されている子供が自分で通報するのは珍しいかもしれませんね。
子供にしたら通報した事が知れればもっと酷い虐待を受けるかもしれない恐怖があります。
ありったけの勇気を振り絞ったのでしょう、勇気ある行動だと思います。

この勇気に答えるべくしっかり対応して欲しいですね。

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2012/12/23

富山県警現職警察官殺人放火事件

12月22日、富山県警は同県警警察官の男性容疑者(54)=富山市森1丁目=を殺人と現住建造物等放火、死体損壊の疑いで逮捕したと発表する事件が起きていた。
容疑を認めているらしい。

県警の調べでは、容疑者は2010年4月20日正午ごろ、富山市大泉のビル2階の住居で会社役員FSさん(当時79)と妻FNさん(同75)の首を絞めて殺したうえ、油をまいて放火し、死体を損壊させた疑いがあるらしい。

Fさん夫妻は当時、3階建てビルの2階部分に住んでいたとの事。
同年4月20日午後0時25分ごろに通行人がFさん方の火災に気づいて119番通報したらしい。
鎮火後、寝室から首を絞められた2人の遺体が見つかったとの事。
県警は、犯人は周辺に灯油をまき、放火したと見ていた。

県警によると、容疑者は当時、同県警高岡署の留置管理係長で、事件当日は休みだった。翌日から通常勤務していたらしい。

容疑者は、覚醒剤事件の捜査情報を知人男性に漏らしたとして地方公務員法(守秘義務)違反の疑いで今年10月31日に富山県警に逮捕されたらしい。
その後不起訴処分となったが、別の男性に暴力団関係者の逮捕に関する捜査情報を漏らしたとして11月21日に同容疑で再逮捕、起訴されていたとの事。

Fさんは以前、容疑者の近所に住んでいたことがあり、30年以上前から顔見知りで、Fさんが引っ越した後もつきあいは続いていたという。動機については捜査中らしい。

県警によると、容疑者は消費者金融などから二百数十万円の借金があった。Fさんは04年春まで容疑者の近所に住んでおり、貸金業を営んでいたことがあるらしい。県警は、容疑者がFさんから金を借りていた可能性もあるとみて調べているらしい。

殺人容疑などで逮捕された富山県警警部補の男性容疑者(54)が、事件の5カ月後に自殺を図っていたらしい。
県警は23日、富山市内の容疑者宅を捜索し、日記などを押収。内容を分析し、事件の動機や自殺未遂との関連などを調べるとの事。

県警によると、容疑者は、会社役員Fさん=当時(79)=夫妻が殺害された事件から5カ月後の10年9月、自宅で市販の睡眠導入剤を大量にのんだらしい。

家族が朝方、寝室でもうろうとしている容疑者を発見したとの事。
病院に運ばれ一命を取り留めたらしい。
容疑者は上司と家族宛てに複数の遺書を用意していたらしい。
事件への関与をほのめかすような記述はなく、当時の県警の聞き取りに「健康問題と家庭の悩みがあった」と話したとの事。

しばらく病院に通院し、自殺未遂の1カ月後、職場の高岡署に復帰したらしい。
今春になって上司に体調不良を訴え、7月には「やめたい」と申し出たが、慰留された。10月に知人に捜査情報を漏らしたとして、地方公務員法(守秘義務)違反容疑で逮捕され、その後不起訴になったが、別の事件で同容疑で再逮捕、起訴されたとの事。

県警によると、容疑者は落ち着いた様子で取り調べを受けているらしい。

一方、容疑者が凶器とみられるひもと灯油を現場に持ち込んだ可能性が高いらしい。
県警は容疑者が殺害を事前に計画し、準備した疑いがあるとみて調べているとの事。 

容疑者は77年に採用された。交番勤務が長く、08年3月に警部補に昇進して高岡署留置管理課に配属された。県警によると、本部長表彰などを十数回受けており、今年2月にも留置管理業務が優秀だとして、警務部長賞を受けたらしい。

容疑者の近所に老人保健施設を開設した男性によると、計画段階での住民説明会で反対意見が出た際、容疑者は「我々もいつか年を取ってお世話になる施設」と言って取り持ってくれたらしい。

最近は警察不祥事のカテゴリにもあまり、細かい事件は書いていませんでしたが、さすがに殺人事件は見逃せませんね。

動機は捜査中との事ですが、何が動機だったのでしょう?

そのあたりは、捜査を待つ事として、優秀な警察官でもやはり人間なんだよね。
人間としての弱い部分は一般人と同じく持っているんでしょう。
だけど、そこを訓練や教育などで補強したり補完したり、選別したりするのが警察組織の役目なんだろうと思います。

ASKAの事件簿で前回、現職警官による殺人事件を記録したのは、2007年8月の国分寺女性射殺心中事件でしたね。
あの時は容疑者の生活を同僚なども知っていたので、もしかすると、事件を防ぐ事もできたかもしれません。

今回の事件では動機も不明ですが、容疑者の生活状況などを同僚や上司は把握していたのかな?

続報を待ちましょう。

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2012/12/22

性犯罪者認知行動療法

法務省は、性犯罪の受刑者や保護観察対象者に実施している「認知行動療法」を用いた再犯防止処遇プログラムの効果が国内で初めて実証されたと発表したらしい。
受講者組が非受講者組に比べ、再犯率が低かったとの事。

刑務所では06年5月からプログラムを実施。検証は、07~11年に出所した性犯罪受刑者(受講者1198人、非受講者949人)で3年以内で再犯(全犯罪)に至った人の割合を調べたらしい。その結果、受講者は21.9%で非受講者の29.6%より、約8ポイント低かったとの事。

保護観察所も06年9月から保護観察対象者にプログラムを開始した。導入前の非受講者410人と導入後の受講者3838人について、07年9月~11年12月の間に再犯(同)した人の割合を調べた。このうち、保護観察付きの執行猶予判決が確定した人では、受講者が非受講者を13.6ポイント下回ったらしい。
刑務所から仮釈放されて保護観察を受けた人でも、受講者が非受講者に比べ7.4ポイント低かったとの事。

やはり、そうなんですね。
教育が大切と言う事なんですよね。
でも、性犯罪以外にも効果があると思うのですが、そのあたりの情報があれば欲しいですね。

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愛知県稲沢市小4男児熱湯風呂転落死亡事故

12月22日、愛知県警稲沢署は稲沢市祖父江町の平屋建て棟割り住宅の風呂場で小学4年の男子児童(10)が今月9日、熱湯を張った浴槽に落ちて全身やけどを負い死亡した、と発表する事故が起きてたいた。

署によると、亡くなったのは愛知県一宮市観音寺1丁目、土木作業員男性(56)の長男で同市立朝日東小学校4年の男児。
親子は9日夕、父親の友人で祖父江町の男性(41)宅を食事のため訪問。
男児はこの男性と一緒に風呂に入ることになり、同日午後6時ごろ、沸かしていたガス風呂の火を止めに一人で浴室に行ったらしい。

その後、浴室から叫び声が聞こえたため、父親らが駆けつけたところ、男児が頭から浴槽に落ちていたという。当時、父親と男性は別の友人を交えて飲食をしていたとの事。
ガス風呂の火は約50分つけたままになっていたらしい。

男児は病院で治療を受けていたが、12月22日午前、全身やけどで亡くなったとの事。

家庭の事故としては風呂場での水死は珍しくないと思いますが熱湯だったと言うのが運が悪かったのでしょうね。
もし、熱湯でなかったら、小4なので水死する事は無かったかもしれません。

入浴するなら熱湯と言う事は無いでしょう。冬なので42度ぐらいかな。
その温度なら、火傷はしなかったかもしれません。

温度管理されていたら?とか、タイマーだったら?と言えばキリが無いのだけど・・・
やはり、エコや省エネの事もあるし、まして子供が居る家庭なら温度制御できるお風呂にしたいですね。

テクノロジーで防げる事故は防げるようにしたいですよね。

亡くなった男児のご冥福をお祈りします。

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広島県呉市下山田町猫惨殺事件

12月21日(金)午前5時50分ごろ、呉市下山田町の路上で、腹部を傷つけられたネコの死骸が見つかる事件が起きている。

白地に茶色のまだら模様のおとなのネコで、呉署によると、刃物で切断され、内臓の一部がなくなっていたらしい。
別の場所から運ばれたとみられる。同市では同様の事件が相次いでおり、3月以降で12匹目との事。呉署は動物愛護法違反などの疑いで調べているらしい。

???ちょっと発見された状態がわかりませんね。
腹部を傷つけらた。刃物で切断され・・・胴体が切断されていたのかな?
それとも、腹部が切られて、内臓が取り出されていたと言う事かな?

一連の事件を時系列にすると
10月22日(月) 和庄公園付近で子猫と大人の猫の2匹の死骸が発見
10月25日(木) 市内の公園で子猫の死骸が発見
10月29日(月) 呉市和庄登町と西中央の広場で子猫と大人の猫の2匹の死骸が発見
11月16日(金) 的場の小学校跡地正門前で、頭のない猫の死骸発見
11月18日(日) 広横路の駐車場で別の猫の頭部を発見
12月21日(金) 下山田町の路上で猫の死骸が発見、内臓の一部が無い
12月30日(日) 広横路2丁目の側溝と広多賀谷2丁目の歩道で皮の剥がれた猫の死骸を各1匹ずつ発見(つまり2匹発見)

これらの事件を含めて呉市で同様の事件で3月から12匹の動物の死骸が発見されている。
この情報だけみると、月の前半には事件が起きていないようにも見えるけど・・・どうなんだろうね。

引き続き周辺の方は注意してください。

2013/01/02追記
呉市広横路2丁目の側溝で30日正午頃、皮の一部が切り取られた雄猫の死骸を付近の住民が発見し、警察に通報した。また、午後10時半過ぎには、約2キロ離れた呉市広多賀谷2丁目の歩道で、パトロール中の警察官が、同じ手口で皮の一部が切り取られた雌猫の死骸を発見した。

同じ皮を剥がれた猫の死骸だから、同一犯だと考えると、2km離れた場所に猫の死骸を捨てたと言う事なんですが・・・あらかじめ2匹の死骸を用意して別々に捨てた?
それとも、各場所で猫を殺してから捨てた?

それから、2匹づつと言う組み合わせも偶然かこれで3回目ですね。

ただ、側溝と言うのはどうなんだろ?もしかしたら発見されない可能性もあったのではないか?とも思えるけどね。

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2012/12/21

静岡県伊東市八幡野の干物販売店殺人事件

12月19日(水)午前8時半ごろ、静岡県伊東市八幡野の干物販売店「八八ひもの」で、出勤してきた従業員が業務用の大型冷凍庫の中から男女2人の遺体を発見し「血だらけの遺体がある」と119番する事件が起きている。

 

静岡県警は19日、いずれの遺体にも複数の刺し傷があるなどの状況から殺人事件として伊東署に捜査本部を設置したとの事。

県警によると、遺体は同市富戸、同店社長、女性Sさん(59)と、同市荻、同店常務、男性Oさん(71)との事。
2人とも18日(火)午後5時の終業時間まで勤務し、その後も残業していたとみられる

店の鍵は2人が管理し、朝は通常どちらかが最初に来て店のシャッターを開けていたとの事。
19日朝は2人とも現れず複数の従業員が外で待っていたが、店舗横の通用口に鍵がかかっていないのに気づいた従業員が店内に入り、遺体を発見した。周囲には凶器の刃物などはなかったらしい。

冷凍庫は干物など商品の保管用で、中からも扉を開けられるが、扉の外側にテーブルが置いてあったらしい。
県警は、何者かが扉が開きにくいように置いたとみているとの事。

また、18日夜に店の前を通りかかった男性がトラブルを目撃していたことも判明したらしい。
男性は「ヘッドライトをつけたまま向かい合わせに止まった2台の車の間で男性とみられる2人が、言い合いをしているようで、険悪な雰囲気だった」と話したらしい。

県警などによると、冷凍庫内は4畳半ほどの広さ。在庫品などを積み重ねた残りの1畳ほどの空きスペースに、Sさんは床にあおむけに倒れ、Oさんは壁を背に座るような状態で見つかった。いずれも複数の刺し傷があり、血まみれだったらしい。
血痕は冷凍庫の中だけでなく、冷凍庫の外など店内の床にも複数あったらしい。

店外に血痕は見つかっておらず、2人は店内で襲われた後、冷凍庫の中に運び込まれたとみられるとの事。

県警は20日、2人の遺体を司法解剖して詳しい死因を調べるとの事。

殺害された2人の衣服は18日の出勤当時のままだったことがわかった。

殺害された2人は18日、通常通り出勤し、衣服はその時のままだった。冷蔵庫の入り口付近には大量の血があり、遺体を引きずった跡がないことから、警察は、18日の閉店後に冷蔵庫の入り口付近で襲われたとみて調べているらしい。

県警は20日、司法解剖の結果、2人の死因を出血性ショック死と発表したとの事。
捜査関係者によると、2人とも首を切られていたといい、県警は首から大量出血したとみているとの事。

県警によると、2人の遺体には首のほかにも刃物による複数の傷があったらしい。
すでに死後硬直し、体の一部が凍っていたらしい。
2人の衣服は18日に着ていたものと同じだった。県警は同日夜に残業していた2人が店内で何者かに襲われ、すぐに冷凍庫内に運ばれたとみて調べている。

凶器の刃物は見つかっておらず、県警は20日も現場周辺の捜索を続けたらしい。

とこんな事件ですね。

とりあえず、情報を整理しましょう。
被害者:常務の男性71歳、社長の女性59歳

時系列
12/18 17:00 終業後も2人は残業をしてたらしい。
12/18 夜   店の前で男性二人が口論になっている所の目撃情報あり。
12/19 08:30 出勤した従業員が冷凍庫の中で2人の遺体を発見。

遺体の状況
死因:出血性ショック死
傷の状態:首、その他複数の傷がある。
遺体は冷凍庫に隠されていた。

現場の状況
店内、冷凍庫内に血痕あり。店外には血痕が無い。

こんな感じかな。

こう眺めると、不思議な事件です。
遺体を隠す必要があるのか?

店内には血痕があるし、翌朝に被害者2名が出社しなければ、自宅に連絡するだろうし、行くえ不明なら捜索願いが出るでしょう。
また、冷凍庫の中も従業員が見るでしょう。

つまり、遺体を冷凍庫へ隠しても事件の隠蔽には不十分です。

なので、冷凍庫へ遺体を隠したのは事件を隠蔽する為では無いと言うのが私の推測です。

遺体を引きずった跡が無いのは、被害者自身が歩いて冷凍庫へ入ったからでしょう。
(あるいは複数犯の可能性もあるけど、それならそれで、証拠が残っているはず)

私は被害者が冷凍庫へ逃げ込んだか?あるいは、犯人に「殺すぞ」と脅されて冷凍庫へ追い込まれたのだろうと考えています。

だから、扉の前にテーブルを置いて開けられなくした。
犯人には殺意が無かったかもしれませんが、冷凍庫へ閉じ込めれば凍死する事は犯人にも予想できたはずです。なので、未必の故意はあったかもしれませんね。

それから、金品が奪われたとの報道がありません。
金品目的の強盗ではないとしたら、顔見知りの怨恨かな?

荒っぽい犯行です。犯人は色々とミスをしているでしょう。
(多分、致命的なミスもしているでしょうね)

犯人逮捕に期待しましょう。

参考リンク
静岡県伊東市八幡野の干物販売店殺人事件その2(妄想)

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2012/12/20

京都市東山区母子生活支援施設2歳女児骨折事件

12月19日、2歳の長女を虐待して脚の骨を折る重傷を負わせたとして、東山署は傷害の疑いで、京都市東山区の府立東山母子生活支援施設「東山ファミリーホーム」に入所している無職の女(21)を逮捕したと発表する事件が起きている。

逮捕容疑は17日(月)午後5時20分~6時の間、同ホームの居室で、長女の太ももを1回蹴って骨折させた疑いとの事。

東山署によると、女は「泣きやまなかったので腹が立って力いっぱい蹴った」と容疑を認めているらしい。

同ホームは家庭内暴力の被害女性らが入所する施設らしい。
暴行後、女は職員と一緒に長女を同区内の病院に運び、骨折が判明したらしい。
その際、女は病院側に「長女が自分で脚をぶつけた」と話していたが、転院先の医師が不審に思い、東山署に通報したとの事。

同ホームによると今月13日、長女の顔に傷があるのを職員が発見した、女が虐待を認めたため、児童相談所に情報提供したらしい。

17日に施設長と職員が協議して児相への通告を決定した、同日午後4時に通告したが、直後に女が長女に暴行したらしい。

施設内で子どもが重傷を負う虐待事件が起きたことについて、同ホームは「出張や休日態勢のため児相への通告を協議できなかった。事態が急迫していることへの認識が甘かった」と話しているとの事。

施設長(52)は記者会見で、「事件を未然に防げず深く反省している」と謝罪したとの事。
施設によると、事件の4日前の13日に女児の顔に傷があり、母親が虐待を認めたため児相に連絡したが、声掛けを増やすなどの対応はしなかったらしい。

施設長は「面談で指導したので特別な態勢は敷かなかった」と説明したとの事。
児相は、虐待の調査をしなかった理由について、「『通告』があれば児童虐待防止法に基づき調査を始めるが、虐待の知識のある同施設に『現時点では参考情報』と言われた」と釈明しているらしい。

2歳児だし、泣き止まない事、なぜ泣いているのか分からない事もありますよね。
言葉を話せるようになれば、痛いとか言う事もできるでしょうが・・・

2歳児の足なんて細いので大人が力いっぱい蹴れば骨折してもおかしくないでしょうね。

基本的に育児はストレスがある物だと思います。人によって大小はあると思いますが。

なので、親の側のストレスをうまくコントロールできれば、虐待事件はかなり減ると思います。でも、それが難しいのですがが・・・カッとなったら、お茶でも飲んで落ち着いてみると良いのかな。

もともと、母子支援施設のような場所に入所する方は家庭等になんらかの問題があって入所しているわけですから、別のストレスがもともとあると思います。
そこへ育児のストレスが加わるので一般の人よりも虐待のリスクは高いのかもしれません。

その意味ではもう少し、危険性を高めに見積もる必要があるのかもしれませんね。

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2012/12/19

大阪府泉佐野市点滴チューブ切断傷害事件

12月7日(金)、大阪府泉佐野市の泉佐野優人会病院で入院していた50代の女性患者の点滴チューブが切断される事件が起きている。
女性は血液が逆流して出血しており、府警が傷害容疑で捜査しているとの事。

病院関係者らによると、12月7日(金)午後7時ごろ、病室を訪れた男性職員が女性のシーツに血が付いていることに気付いたらしい。
鎖骨付近に刺していたチューブが、鋭利な刃物とみられるもので切られていたとの事。
午後5時半ごろ、看護師がたんの吸引をした際は異常はなかったらしい。
病院が8日、府警に相談したらしい。

女性は09年から入院し、意識不明の寝たきりの状態らしい。
病室には別の患者2人が入院しているが、自力で動けないらしい。

こんな事件ですね。
やはり、点滴のチューブを切断している点が判断に迷う点ですね。
殺害する事が目的だったのだろうか?それとも事故?

女性は意識不明の寝たきりだから、殺害する事は簡単にできたでしょう。
でも、チューブを切断すると言う不確定要素の多い方法を選択してます。
意識不明の患者なので定期的に病院スタッフが患者の様子を確認しているはずです。

そのあたりを見ると殺害が目的では無いように思えます。
あるいは、「死んでもかまわない」と言う未必の故意はあったかもしれませんね。

この場合は、動機は分かり易いですけどね。

事故の可能性もあるけど・・・病院スタッフがそんなミスをする事は考えにくいでしょう。
だから、病院が警察に相談したんだと思います。
だとすると、見舞い客が何か意図せず、チューブを切断したと言う事故かな?

まー、意識不明で入院中でも患者の髪が伸びるので髪を切ろうとして、誤ってチューブを切ってしまい、気づかなかったと言う可能性かな?

でも、それなら、見舞い客の来院記録が残っているだろうな。

あるいは、単純に「嫌がらせ」「愉快犯」と言う可能性もあるかもしれません。
短時間に病室に侵入しチューブだけ切断して知らん顔で騒ぎの様子を見ている。

まー、本人も同室の患者も動けないので部屋の外から来た人間がチューブを切断した事は間違いないでしょうね。

続報を待ちましょう。

2012/12/20追記
女性患者の点滴チューブが切断された事件で、女性と同じ2階の病棟で昨年10月、寝たきりだった別の女性入院患者=当時(78)=が左腕を骨折するけがをしていたらしい。大阪府警はこの女性のけがの経緯についても詳しく調べるとの事。

府警や同病院によると、女性は全身の筋肉が徐々に動かなくなる難病「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」の患者。昨年10月に家族に「腕が痛い」と訴え、整形外科がある別の病院の診断で左上腕を骨折していたことが判明したらしい。

女性は自力で体を動かせず、会話もできない状態らしく家族によると、わずかな顔の表情などで意思表示をしており、特定の病院スタッフに腕を引っ張られたのかという問いかけに、肯定する反応を示したらしい。

女性は今年5月、病状が悪化して死亡。府警は家族や病院職員から事情を聴き、当時の状況を捜査しているとの事。
同病院は「スタッフに尋ねると暴行は否定した」と説明しているらしい。

まー今の所、二つの事件が同一人物によるものかわかりませんが、同一人物による物と仮定して、犯人は正常な状態では無いのだと思います。
責任能力は有りでしょうが、普通に考えて、こんな事をして良いとは思わないでしょ?

つまり、自分自身が気付かないままに、ストレス発散的な行動を行っているんですよね。
相手が意思を伝えられず、自分の犯行がバレないと言う安心感もあるかもしれませんが・・・

問題は犯人自身がメンタルを病んでいると言う事です。
このまま放置すれば、もっと酷い事件やあるいは自傷自殺などを行う可能性があります。
なので、まずは、カウンセリングを受けてみたら良いのではありませんか?

もし、犯人がこの記事を読んでいたら、カウンセリングを受ける事を強く勧めますね。

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2012/12/18

大阪府枚方市東船橋5歳女児殺人事件

12月17日(月)午後3時半ごろ、大阪府枚方市東船橋の民家から「子どもを殺した」と110番する事件が起きている。

府警枚方署員が駆け付けたところ、1階で女児(5)が首にハンカチを巻かれた状態で倒れており、搬送先の病院で死亡が確認されたとの事。

一緒にいた母親(40)=大阪市=が殺害を認めたため、同署は17日夜、殺人容疑で逮捕したらしい。

育児ノイローゼだった」と供述しているらしい。

枚方市の民家は女児の祖母の家で、母親と一緒に遊びに来ていたらしい
事件発生時、祖母は外出中だったとの事。
 

またまた、分からない事件です。
情報が少なすぎてなんとも言えないのですが・・・
死亡した女児は5歳なので、育児の手間はあまりかからない時期になっていたと思います。食事、トイレ、着替えは一人でできるでしょう。

それなのに、「育児ノイローゼ」と言うのが分かりません。
なにか障碍でもあったのでしょうか?

もしくは、経済的な問題や家庭内の問題でもあってストレスが高まっていたのでしょうか?

で、通報したのは119番ではなく110番ですよね。
育児ノイローゼの原因が知りたいですね。

続報を待ちましょう。

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2012/12/16

米東部コネティカット州小学校銃乱射26人射殺事件

12月14日午前(日本時間同日夜)米東部コネティカット州ニュータウンのサンディフック小学校で男が校舎に侵入し銃を乱射する事件が起きている。

地元警察によると、子供20人と学校長を含む教職員6人の計26人が死亡、少なくとも教員1人が負傷したらしい。
校内で自殺したとみられる容疑者の男の遺体も見つかったとの事。

米メディアによると、男は地元出身の男性容疑者(20)。
容疑者の母親は以前、この学校の教師だったという情報があるらしい。

2012/12/17訂正

母親は小学校に併設されている幼稚園でボランティアの補助教員を務め、事件があった14日は仕事が休みだった。
ただし、働いていた記録が無いとの報道もあり、情報確定しだい、訂正します。


母親は同日、ニュータウン市内の自宅で、銃で顔を撃たれ死亡しているのが見つかったとの事。
乱射事件の犠牲者の多くが教室で見つかっており、地元警察は、容疑者が母親を殺害後、母親の元勤務先で銃を乱射したとみているとの事。

地元警察によると、現地時間14日午前9時41分(日本時間同日午後11時41分)に同校から通報を受けた警官隊が校内に突入したとの事。
子供18人と校長ら大人6人の遺体を発見し子供2人は病院に搬送後に死亡が確認されたとの事。容疑者は二つの教室で集中的に銃を乱射したらしい。

容疑者は防弾チョッキを着用していたらしい。
遺体の近くから事件に使用したとみられる自動式拳銃2丁が見つかったとの事。
容疑者が同校に乗り付けた車からライフル銃も見つかったらしい。
いずれも母親名義の合法的な銃との情報もあるとの事。

ニュータウンはニューヨーク市の北東約130キロの人口約2万7000人の小さな町で、同校には幼稚園児から小学4年生までの約450人が通学しているらしい。

こんな事件ですが・・・正直なところまたか、と言う印象ですね。
これまでも銃による数々の事件が起きてました。それでも銃規制をする事が無いアメリカにはそれなりの主義主張があるのでしょう。

防弾チョッキを着用とは確信犯ですね。職員や警備員と銃撃戦になる事を想定してたのかな?

母親の昔勤めていた小学校の子供を狙った所に深い意味を感じますね。
「私が教えていた子供達はおまえよりずっと優秀だった」とか言われ続けていたのかな?
このあたりの動機は、続報が出てくると思います。

日本の場合も時々、学校で学生を狙った事件が起きています。
一番印象が強いのが、あの「池田小事件」です。
日本ではあの事件いらい、侵入者への訓練なども行われているようですが、現場の職員に頼っているあたりが若干不安な点ではあります。
かと言って、警備員を常駐させるにはコストがかかりますからね・・・そのあたりは、職員の訓練でカバーするしかないかな?

日本では銃の所持が規制されているので、めったに銃の乱射事件などは起きませんが・・・しかし、佐世保銃乱射事件が起きていますので、楽観はできません。
佐世保銃乱射事件はスポーツクラブで起きた事件でしたが、それが小学校で起きても不思議じゃないですからね。

まー、一般の生活に不要な大量殺傷が可能になるような物は銃刀法できっちり規制して欲しいと思います。

だけど、その規制をすり抜ける手段を考える犯罪者も出てくると思います。
それに対してどう対応するのか?が今後の日本の課題だと思います。
この手の規制は問題が起きてから、規制されるのがほとんどですからね。

やはり、メンタル面から事件を起こさないように、道徳や社会規範の教育とか、人生に絶望しないような社会作りとかそんな所が必要なんだろうと思いますね。

2012/12/17追記
容疑者はニュータウンで生まれ育ち、地元の高校を卒業。17歳だった09年に両親が離婚し、事件現場の小学校近くの高級住宅街で母親と暮らしていたらしい。

容疑者は高校時代に成績優秀で知られ、高校の科学技術クラブに所属し、コンピューターシステムの開発などを楽しんでいた。複数の米メディアが「容疑者は優秀だった」との同級生や知人の証言を伝えているとの事。

一方、容疑者を知る女性は米テレビに「他人とあまり交流せず、何かに悩んだ様子で、抑圧されたような若者だった」と証言。ニュージャージー州に住む容疑者の兄は事件後、捜査当局の参考人聴取に「弟は人格障害に苦しんでいた。2年ほど会っていない」と話したという。容疑者は大学に通っていたとの情報もあり、捜査当局が確認を進めているとの事。

離婚調停の裁判記録によると、別居している父親は米大手企業の税務専門家で、1週間に8556ドル(約70万円)の所得がある。母親は慰謝料として毎月1万ドル(約80万円)を受け取っており、経済的には恵まれた暮らしだったらしい。

、死亡した子ども20人は全員が6~7歳の小学1年生だった。

米メディアによると、医師の一人は、解剖を担当した子ども7人のすべてが、3~11発被弾していたことを確認したと話しているらしい。

母親は銃の愛好家で、容疑者も連れて周囲の射撃場に行っていたらしい。

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2012/12/15

熊本県熊本市保険金殺人事件?

熊本市で10月20日午前3時すぎ、同市北区貢町の県道で男性が倒れているのが見つかり死亡が確認された。近くに軽乗用車が乗り捨てられており、ひき逃げ事件とみられていた事件ですが、

12月13日、熊本県警は知人男性にひき逃げしたと身代わり出頭することなどを強要したとして
・熊本市南区川尻3、指定暴力団道仁会系組幹部、男性SK(43)
・住所不詳、無職、男性SH(33)

両容疑者を強要未遂容疑で逮捕したと発表した。
死亡した男性には約3億円の保険金がかけられており、県警はひき逃げを偽装した保険金目的の殺人事件とみて捜査本部を設置したとの事。

逮捕容疑は、10月23日午後7~8時ごろ、熊本市内の50代の無職男性宅で、男性に「明日の夕方までに警察に身代わりを連れていかないといけない」「約束守らんやつにはうちらも考えないといけない」などと脅し、ひき逃げ事件の容疑者として自ら出頭するか、身代わりを探すよう強要したらしい。
両容疑者は容疑を否認しているとの事。

県警によると、ひき逃げで死亡した男性は熊本市、職業不詳、男性SRさん(当時45歳)。県警の捜査で当時、トラックが物損事故を起こして逃走していたことも判明。このトラックも押収して調べていたらしい。

捜査関係者によると、被害者は軽乗用車にひかれた後にトラックにひかれたとみられるという。現場にひきずられた形跡がないなど不審な点があったため捜査し、両容疑者が関与した疑いが浮上したらしい。

軽乗用車の所有者は「車は盗まれた」などと話しているらしい。
県警は2人以外にも複数の人物が事件に関与した疑いもあるとみて調べているようだ。

被害者男性には十数社の保険会社に総額約3億円の保険がかけられていたらしい。
保険料の一部を強要未遂容疑で逮捕された指定暴力団道仁会系組幹部、SK容疑者(43)が支払っていたらしい。
他にも保険料を支払っていた人物が数人いることから、熊本県警は逮捕した2人以外にも数人が事件に関与した疑いがあるとみて調べているとの事。

捜査関係者によると、被害者は普段、福岡市で生活していたが、事件直前に熊本市に来たという。保険契約は今年に集中し、被害者が契約していた。受取人は妻だったり、特定されていないものもあったという。この一部の保険料をSK容疑者が支払い、他にも数人が払っていたという。県警は被害者が保険契約した経緯についても調べているとの事。

捜査関係者によると、斉藤容疑者は過去にも交通事故の保険金詐欺事件で数人とともに逮捕されたことがあるという。

被害者は路上に横たわった状態でひかれたとみられているが、酒や薬物を飲まされたり、暴行を受けた形跡はないらしい。
発見時近くに軽乗用車が乗り捨てられており、当時、近くでトラックが物損事故を起こし逃走していたことも判明。いずれも押収して調べたが、軽乗用車にはフロントガラスなどに損傷がみられないなど不自然だったらしい。

男性をひいたとみられるトラックは、指定暴力団道仁会(本部・福岡県久留米市)系組幹部のSK容疑者(43)(強要未遂容疑で逮捕)が、事件前に熊本県内の建設関係会社から借りたものだったらしい。

県警は14日、ひき逃げ事件の容疑者として知人男性を身代わり出頭させようとするなどした疑いで、SK容疑者と、住所不詳、無職SH容疑者(33)を熊本地検に送検したとの事。

県警は、現場近くに放置された軽乗用車と、付近で物損事故を起こして逃走したトラックを押収。タイヤ痕などから、死亡した熊本市中央区の無職男性(当時45歳)は、路上に横たわった状態で胸と腹を軽乗用車とトラックにひかれたとみられる。
軽乗用車は、熊本市の女性宅から10月に盗まれたもので、トラックは、SK容疑者が知人を通じて建設関係会社から借りていたらしい。

とこんな事件ですね。
ここまでの情報だと、被害者が事件の事を知っていたのではないか?と言う疑問もありますね。
保険に入る経緯など知りたいです。

続報を待ちましょう。

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神戸市兵庫区大開通1歳長男ゴミ袋放置死事件

12月15日、1歳11カ月の長男を家庭用ごみ袋に入れて放置し、殺害したとして、兵庫県警兵庫署は神戸市兵庫区大開通8、主婦、女性容疑者(34)を殺人容疑で逮捕する事件が起きている。
ごみ袋に入れたことは認めているが、「殺すつもりはなかった」と、殺意は否認しているらしい。

逮捕容疑は、14日(金)午前10時ごろから午後4時50分ごろまでの間(約7時間)、自宅マンションで、長男を家庭用ごみ袋に入れ、袋の口を結んで放置し、殺害したとしているとの事。

同署によると、14日午後4時半ごろ、容疑者が「息子が息をしていない」と119番通報したらしい。
容疑者は「昼食を食べさせて寝かしつけ、自分も寝てしまった。気がついたら、リビングに食べ物を散らかして汚していたので腹が立って袋に入れて玄関に置いた」と説明したらしい。

いつ長男を袋に入れたかは「時間の感覚がなく、覚えていない」と話しているらしい。
放置後、居間の掃除をしていたといい、「気づいたら泣き声がしなくなっていた。見に行ったら息をしていなかった」と話しているという。

容疑者は会社員の夫(33)と長女(5)の4人暮らしとの事。
事件当時、夫は仕事で外出しており、自宅には他に長女がいたらしい。
長男の体にあざなど日常的な虐待の痕跡はなく、夫は「ごみ袋に入れるのは見たことがない」と話しているらしい。
神戸市こども家庭センター(児童相談所)は、長男について虐待などの相談や通報などは受けていなかったとしているとの事。

長男は今月7~10日、気管支炎の疑いで神戸市内の病院に入院し、14日朝も経過観察で受診していたらしい。

現場はJR兵庫駅の北西約400メートルのマンションや住宅などが建ち並ぶ市街地。
兵庫署は司法解剖して死因を調べるとの事。

こんなところですが・・・情報に矛盾があるね。
ゴミ袋に入れた時間で午前10時ごろから午後4時50分ごろまでの間(約7時間)、と言うのは他の証言に矛盾しますね。

当日の朝に経過観察を受診していますが、病院はとんでも無くこむと思う(私の感覚では1時間2時間待つのは当たり前状態です)それを考えると午前10時に帰宅していたのか?と言うのが第1の疑問。

第2の疑問は
「昼食を食べさせて寝かしつけ、自分も寝てしまった。気がついたら、リビングに食べ物を散らかして汚していたので腹が立って袋に入れて玄関に置いた
ここで昼食を食べたと証言しているけど、それなら、早くても11時とかじゃないの?
普通なら12時前後だと思うけどね。
しかも、その後、昼寝をしているからもっと遅い時間だと思います。

死亡推定時刻は司法解剖ででるでしょうから、そちらを待ちましょう。

つい、カッとなってゴミ袋に入れたのでしょうが・・・なにしろ、1歳11ヶ月ですからね。
そりゃいたずらしますよね?子供用の囲い(あれはなんて言うんだろ?)に入れてから昼寝をすれば良かったと思います。

で、家事をやってるうちに忘れてしまったと言う事なんでしょうね。

まー家庭での子供の死亡事故などもあります。浴槽での水死とか、窓や階段から転落とか、「まさか」と思う事もあるでしょうが、みんな注意していますよね。

なので、ゴミ袋に入れて、もし忘れてしまったらと考えたら、かなり怖いと思います。
押入れぐらいでなんとかならなかったのかな?

続報を待ちましょう。

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2012/12/14

兵庫県尼崎市連続6人変死事件その1(魔女の終焉)

兵庫県尼崎市の連続変死事件で、県警は12日、同居していたHJさん(当時53歳)に対する殺人容疑などで再逮捕したSM被告(64)(HJさんの死体遺棄罪などで起訴)が同日午前、県警本部の留置場で死亡したと発表したとの事。

発表によると、12日午前6時20分頃、神戸市中央区の県警本部3階の留置場で、SM被告が布団の中で黒色の長袖Tシャツの袖部分を首に1回巻きつけ、あおむけで動かなくなっているのを、巡回中の留置管理課の女性巡査長らが見つけた。SM被告は同市内の病院に搬送されたが、同7時15分に死亡が確認されたとの事。

 

県警はSM容疑者を特別要注意者としていたが、「3人の留置場のほうが自殺を防げると判断した」と対面監視をしなかった理由を説明している。

警察庁はこれまでに、暴れたり、自殺の恐れなどのある容疑者を特別要注意者として、必要に応じてプライバシー保護のために設置してある遮蔽(しゃへい)板(高さ約1メートル)を外して、対面での監視を求める通知を出しているらしい。
実質上24時間の監視下に置くことになるが、具体的な運用は各警察本部が定める留置管理規定などに基づいて実施されているとの事。

県警によると、SM容疑者は10月22日~11月2日、計4回にわたり、留置管理課員に「死にたい」などと漏らしており、同課は特別要注意者として、細かい行動を記録し、通常より多い1時間に6回の巡視をしていたらしい。
SM容疑者は1人用ではなく、ほかの2人とともに3人で勾留されていた。県警は対面監視は1人用の留置場で行うとしており、3人用の留置場が看守者席の正面にあり、死角が少なく監視しやすいなどと説明している。 だが、看守者席は留置場から2~3メートル離れており、夜間は課員が4時間交代で配置されているが、座ったままでは遮蔽板に遮られてSM容疑者の姿は見えないらしい。

県警は同日午後に司法解剖を行い、SM容疑者の死因が、首を絞めたことが原因とみられる窒息死と発表した。SM容疑者は長袖Tシャツの袖を首に巻いて死亡していたとの事。

20代の女性巡査長が午前6時10分ごろにSM容疑者が寝息をたてていないのに気づき、40代の女性巡査部長もSM容疑者の手が白いのを確認したが、鍵を持つ当直副責任者を呼んで部屋に入ったのはそれから11分後だったらしい。

監視台には緊急用の予備の鍵があったが、使用していなかったとの事。

同課幹部は「予備の鍵は首つりや出血など明らかな異変があれば使う。手が白いのは病気の可能性もあると考えた」と話したらしい。

留置管理課員がSM被告の死亡前夜、首を絞めるのに使われたとされる長袖Tシャツがいつも置かれている枕元にないのに気付きながら、交代時に引き継いでいなかったらしい。
毎日午後9時の消灯時には、長袖Tシャツを脱いで折りたたみ枕元に置いていたらしい。

県警はSM容疑者が長袖Tシャツを首に巻いて窒息死した「自絞死」だったとの見方を強めている。各警察本部も自殺に使えそうな物の持ち込みを禁止しているが、Tシャツは弁護士による差し入れの衣類で禁止対象になっていないらしい。

自分の首を絞めようとすると、意識が遠のいたときに緩むケースが多いが、摩擦があるひも状のものを使ってきつく絞めれば、意識がなくなっても首を圧迫し続け、死に至ることがあるらしい。
大阪府警では、就寝時間帯は特に注意し、首より上が布団から出た状態で寝ているかを担当者にチェックさせているとの事。

留置場への持ち込みについては、自殺の道具となり得るベルトは禁止され、ひも付きの衣類はひもを取り外すなどの対策が取られているのが一般的だ。「裂けやすい物」(北海道警)や「タオル」(警視庁)も認めていない。トイレのドアで首をつるのを防ぐため、輪をかける場所を無くすなど施設面での改善も進めているとの事。

SM容疑者は普段Tシャツを枕元に畳んで置いていたが、兵庫県警では禁じていなかった。警視庁は「脱いだ服はすべて引き取り、留置場の外にある容疑者用のロッカーに保管している」と余分な物を持ち込ませないようにしているらしい。

「悪いのはすべて私です」。SM容疑者は今月5日、元溶接工のHJさん=当時(53)=に対する殺人容疑で再逮捕された際、そう供述したらしい。

弁護団の主任格、T弁護士は弁護団の声明として、尼崎市の民家で3人の遺体が見つかった10月以降、「生きていても意味がない、と口にするようになり、自殺を敢行するのではと心配していた。毎日、交代で接見し、『関係者の処分を見届けずに死ぬことは許されない。真相を述べる必要があるのではないか。頑張れ』と励ましてきた。こういう結果になって残念」と明らかにしたとの事。

T弁護士によると、SM容疑者はこのころから「傷害致死で起訴、有罪判決が出てたら、出所時には80~90歳になるので、生きていても意味がない。家族にも会えなくなる」「死んだら伝えてほしいことがある」などと漏らしていたらしい。

捜査関係者によると、SM容疑者は取り調べで日常会話には応じるものの、供述調書への署名は一貫して拒否。神戸地検でも、取り調べを可視化する録音・録画を行ったが、署名には応じなかったらしい。

こんな所ですね。
6人の人が死にその事件の首謀者とみられていたSM容疑者が留置場で自死にて人生の終焉を迎えました。
沢山の人を生き地獄に叩き込み、多分、日本の犯罪史に名前を刻むであろうこの事件。
首謀者の自死とはあっけなさすぎて陰謀なんて事まで考えてしまいそうです。

まー、最後まで自分勝手に生きたと言う事なんでしょうね。

私としては全てを話して緩やかな時間の経過の中で後悔と贖罪の日々を送って欲しかったと思いますが・・・

事件の全容解明が難しくなったかもしれませんが、亡くなっていった被害者達の為にも、できるだけ真実を明らかにして欲しいですね。

と言う事で事件簿でも少しずつ取り上げていく予定です。
鬼女とか形容されている首謀者ですが、なぜそんな鬼女が生まれたのか?そのあたりの事も考えていきたいですね。

ちなみに、私は「鬼女」よりも「魔女」の方がしっくりくるかなと思っています。

参考リンク
気分の悪い尼崎連続不明死亡事件

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2012/12/12

舞鶴市女子高生殺害事件その25(2審逆転無罪)

殺人罪などに問われた無職、男性被告(64)の控訴審判決公判が12月12日、大阪高裁で開かれた。裁判長は無期懲役(求刑死刑)とした1審京都地裁判決を破棄、逆転無罪を言い渡したとの事。

被告は捜査段階から一貫して犯行を否認。控訴審でも「私は無実。真犯人は別にいる」などと無罪を主張しており、犯人性が最大の争点だったらしい。

控訴審で弁護側は、1審が認定した検察側の状況証拠に反論したらしい。
1審が「被告に似た男が現場周辺で被害者と一緒にいた」との目撃証言を前提に、現場近くの防犯カメラ画像を被告と判断した点について「被告が犯人という偏見があった。顔の特徴の証言が変遷しており、信用できない」と主張したらしい。

また、被告が遺留品のポーチなどの特徴を捜査段階で供述したことを「秘密の暴露」と認定されたのは、「取調官に誘導されたり、迎合したりして作り話を重ねた。犯人性の裏付けにならない」と指摘していたとの事。

1審判決は被告が20年5月7日未明、舞鶴市内の雑木林で、帰宅途中に出会った被害者にわいせつな行為をし、顔などを多数回殴って殺害した、としていたとの事。

まさに逆転裁判でしたね。
証拠が無かったこの事件。一審で有罪の根拠は二つの状況証拠だったようだ
1)自転車を押した被告に似た男性が現場付近で被害者と一緒にいたとの目撃証言を「防犯カメラに写る人物は、目撃証言と併せ考えると被告であると認められる」とした。

2)被告が被害者のポーチなど遺留品の特徴を捜査段階で語っていたことは「犯人しか知りえない事実を捜査段階で自発的に供述している」と述べ、「秘密の暴露」とした検察側の主張を認めた。

で今回の2審ではこの二つが否定されたと言う事なんでしょうね。
1)は目撃者の目撃した時間が短時間の上、記憶が変遷した可能性があるとされたらしい。

2)も「取調官による誘導の可能性が否定できない」と言う事です。

せめて2)だけでも「秘密の暴露」が認められれば、結果は変わったかもしれませんが・・・
最初から厳しい裁判になる事は分かっていたのだから、ここは細心の注意が必要だったと思います。
もっとも、限られた拘留期間の間に証言を引き出さなくてはならないわけで・・・焦りがあったのかな?


2012/12/13 訂正
2)の誘導の可能性があると言うのは、1)が崩れた為、最初から被害者と会っていないのに被害者の持ち物を見る事は無いはず、だから、誘導された可能性がある。と言う事です。
jokerさん、ご指摘ありがとうございます。


一か八かの家宅捜索でも凶器や事件に関わる物は出てこなかったようだし。
もともと検察側には不利な裁判だったのだと思います。

そして、2審で無罪判決が出てますから、更に検察側に不利な状況でしょうね。

次に上告するなら新しい証拠や証言が必要かな。
DNAとか指紋とか出ていればこんな事にはならなかったと思いますが、ホントに見つける事が出来なかったの?

謎は振り出しに戻ったと言う印象ですね。

続報を待ちましょう。

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JFEスチール西日本製鉄所福山地区第4高炉焼死事故

12月11日午前2時ごろ、広島県福山市鋼管町のJFEスチール西日本製鉄所福山地区第4高炉で、「作業中の人が高炉の溝に落ちた」と119番する事故が起きている。

駆け付けた消防が救助に当たったが、溝から作業員の男性(44)とみられる焼死体を発見したとの事。
県警福山東署が身元の確認を急ぐとともに、原因を調べているらしい。
同署によると、男性は1人で高炉から溝(深さ2メートル、幅1.5メートル)に流れ込む溶けた鉄を、重機で押し流す作業をしていたらしい。
鉄は1000度を超える高温だったとの事。

ちょっと状況が分かりませんね。
重機で作業していたのなら、普通は重機を運転していたと言う事だと思うのだけど・・・
だとしたら、簡単に溝には転落する事は無いと思う。
重機が傾いたり横転したりして、重機から振り落とされたのだろうか?

続報を待ちましょう。

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2012/12/11

家族依存のパラドクス:オープンカウンセリングの現場から(斎藤学)

家族依存のパラドクス

私は基本的に色々な人の本を読むと言う事を心がけているのですが、「この人の本は読む」と決めている著者もいます。
その一つが斎藤学先生の本です。

斎藤学先生の著書を気に入っている理由は「全てが実話に基づいている」からですね。
具体的にこんな症状だったとかそれが分かり易く書かれています。

今回読んだのはこちら

家族依存のパラドクス: オープン・カウンセリングの現場から (新潮文庫)

主に「ひきこもり」の問題について書かれています。
私もここ数年起きている「ひきこもり」が家族を殺害するような事件について関心があって、初めに書きましたが、書店で斎藤先生の本を見つけて購入はしたのですが、仕事が忙しくて2ヶ月ぐらい放置してから読みまして、「ひきこもり」の本だったと言うわけです。

分かり易い斎藤先生の本の中でもこの本が特に分かり易いのは、オープンカウンセリングの中で実際に患者さんやその家族とのやり取りを文書化した物だからだと思います。
一般人が分かるように説明してアドバイスしてくれています。

読んでみて「ひきこもり」の問題を考える上で大変参考になりました。

また、似たタイトルで
家族パラドクス―アディクション・家族問題・症状に隠された真実 (シリーズCura)

と言う本もあります。こちらは7年ぐらい前に読んだのですが、ギャンブル依存症、アルコール依存症、DVなど12の症状の実際の事例を紹介しています。

こちらも依存症を理解する上で大変参考になります。

で今回、家族依存のパラドクス: オープン・カウンセリングの現場から (新潮文庫)を読んで改めて感じたのがAC(アダルトチルドレン)の考え方についてです。

以前に読んだ怪しいPTSD,偽りの記憶でACと言う手法には問題があるのかな?
と思っていたのですが、それは間違いだったと改めて感じました。

結局の所、欧米でダメな物でも日本ではそれを独自に発展させて活用する事ができると言う事なんですね。

ACは治療の道具として使われて効果を上げているようです。

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北海道旭川市新星町除雪車死亡事故

北海道警旭川東署は12月10日、旭川市新星町、アパート経営男性容疑者(67)を業務上過失傷害の疑いで逮捕する事故が起きている。

発表では、容疑者は9日午後4時半頃、経営するアパート駐車場で除雪車を運転中、アパートに住む小学6年男子(11)に除雪車の雪かき部分をぶつけるなどして死亡させた疑いとの事。死因は出血死で、同署は容疑を同致死に切り替えて調べるらしい。

同署によると、男児は同級生とかまくらを作り、その中に男児が入って遊んでいたところ、容疑者が雪山と勘違いして雪かき部分をかまくらに差し込んだ。容疑者は1人で除雪作業をしており、調べに対し、「気付いたら子どもが倒れていた」と話しているらしい。

思いがけない事故と言うのはありますね。
自宅のガレージや庭で子供に気づかずにバックしたりして子供を轢いてしまう事故とか・・・
この事故もそんな事故の一つだと思うのですが・・・
やはり、見えない所を確認するのが事故を防ぐ一番の方法なんでしょうね。
そして思い込みを捨てて、「もしも」と考えるように意識を変える必要があるのかもしれませんね。

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2012/12/09

日本更生保護学会

犯罪者の社会復帰や立ち直り(更生)を学問分野から支える「日本更生保護学会」が設立され、記念大会が12月8日、東京都内で開かれた。更生保護分野を専門的に研究する初めての学会で、法務省などと連携して再犯防止の課題を探るとの事。

大会では学会長に就任した藤本哲也・中央大名誉教授(刑事政策)が講演し、家族や就労先のない人が犯罪を繰り返す傾向が近年一層強まったとして「更生保護の在り方を真剣に検討すべき時期だ」と強調したらしい。
刑務所出所者らを積極的に受け入れるため、福祉関係者や企業、自治体などの取り組みが必要と訴えたとの事。

日本にも更正を研究する学会ができたんですね。
是非活動の成果に期待したいと思います。

ただ・・・優れた学説などが出来たとしても、実際に実現できないと意味が無いのでそのあたりは行政の力が必要なんだろうと思います。

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愛知蟹江町男性殺害事件その24(容疑者逮捕)

2009年5月、親子3人が殺傷された事件で、県警蟹江署捜査本部は12月7日、強盗殺人などの容疑で中国籍の無職男性容疑者(29)=津市栗真町屋町=を逮捕しました。

容疑を認め、「生活に困っていた。金が欲しかった」などと供述しているらしい。
捜査本部によると、事件現場の遺留物と容疑者のDNA型が一致したとの事。
容疑者は今年10月18日夜~翌19日朝、自宅近くの会社員男性(32)方駐車場から乗用車(160万円相当)を盗んだとして同日、窃盗容疑で三重県警に逮捕されていたらしい。

逮捕容疑は09年5月1日午後8時半から翌2日正午にかけ、被害者方で女性被害者と次男=当時(26)=を殺害、三男(28)に2週間のけがをさせた上、三男の現金約2万2000円とスニーカーを奪った疑いとの事。

「金に困っていたので、盗みに入った。家の人に気付かれたら、殺すつもりだった」と容疑を認めているらしい。
容疑者は事件当時、津市の三重大の留学生だったとの事。

三重県警が10月19日、容疑者を車を盗んだ容疑で逮捕し、DNA型を調べたところ、被害者方に残されたものと11月中旬に一致したらしい。

三重県警によると、容疑者は窃盗罪で11月9日、起訴されたらしい。
調べに対し、窃盗事件について容疑を認め、当時の聴取で蟹江の事件への関与は供述していなかったとの事。

容疑者(29)が、3人のうち三男(28)だけは殺害しなかった理由について、「命乞いされたので助けた」と供述しているらしい。

県警は12月8日、容疑者が住んでいた津市栗真町屋(くりままちや)町のアパートを家宅捜索したらしい。
午前11時20分ごろ、段ボール箱を持った捜査員6人がアパート2階の角部屋に入ったとの事。

容疑者(29)が、「名古屋でひったくりなどをして金を奪おうとしたが、諦めて電車で蟹江に行った」との趣旨の供述をしているらしい。

容疑者は「生活に困っていた。金が欲しかった」と話しており、県警蟹江署捜査本部は金目的の犯行とみて、当時の詳しい足取りを調べているとの事。

捜査関係者によると、容疑者は事件前の行動について「ひったくりなどで金を奪おうと思い、自宅のある三重から電車で名古屋に向かった」と供述しているらしい。
しかし都会の雑踏の中での犯行を断念し、戻りの急行電車が最初に止まった近鉄蟹江駅で降りたとの事。

その後、駅から約300メートル離れた被害者方の前をたまたま通り掛かり、飼い猫が家の中に入っていく様子を目撃。玄関が開いていることに気付き、侵入先に選んだらしい。

被害者は当時家におり、室内には明かりがついていたが、容疑者は「人がいても金を取れると思った。万が一見つかっても殺せばいいと思った」と話しているらしい。 

容疑者(29)が愛知県警蟹江署の特捜本部の調べに対し、「スパナとナイフを自宅から持参した。殺しても仕方ないと思っていた」と供述しているらしい。

現場では供述通り、スパナとナイフが見つかっており、特捜本部は、事件が計画的だった可能性があるとみて調べているとの事。

犯行の動機について容疑者は「直前に窃盗罪で摘発されて罰金刑を受けていたので、20万円の罰金を払うための金が必要だった」と供述しているらしい。

捜査関係者によると、容疑者は女性被害者を撲殺し、次男(当時26歳)を包丁で刺殺。三男の首を刃物で刺し、重傷を負わせたらしい。現場には鉄製スパナやステンレス製のナイフが残されており、特捜本部はこれらが凶器とみて調べていたとの事。

容疑者は中国からの私費留学生で06年4月、三重大人文学部に入学。1年留年したが、ゼミにも所属し、昨年卒業した。事件当時は在学中だったとの事。

愛知県警特捜本部は12月9日午前、強盗殺人などの疑いで逮捕された中国籍の男性容疑者(29)を名古屋地検に送検したとの事。

こんな所ですね。
この事件の解決は多分こんな形しかないだろうなと思っていましたが予想通りの展開でしたね。

しかし、3男との会話の内容などから外国人の可能性もあるとは思っていたけれど、現役の大学生で事件後も日本に残り去年卒業していたとは驚いたね。

普通なら留学を止めて、母国に戻ってしまう事を考えそうなのだけど・・・
よほど自信があったのか?
その上、DNAを残しておいて、また窃盗を行う・・・現場で血液の処理を気を使ってやっていると言う印象だったのですが、そんな慎重なタイプではなかったのかな?
あるいは、時間の経過が容疑者の慎重な部分を鈍化させてしまったのでしょうか?

もっとも、お金に困ったから事件を起こしたので、次のお金に困ればまた事件を起こすと言うのは当然の結果なのかもしれませんけどね。

ただね、今の報道だと、結局、金に困った原因は窃盗(万引き)の罰金の為だったんだよね。そもそも、この容疑者は経済的にはどうだったのかな?

日本に来て留学生活ができるだけの経済的な裏づけがあったのか?
最初から日本で留学生活ができる経済的な裏づけが無いなら、日本に来てから経済的に行き詰ってしまう事は予想できると思うのですが・・・・

それとも、日本にさえ行けば、「後はなんとかなる」なんて楽天的な性格だったのでしょうか?

まーその後も日本にいて卒業する事はできたのだから、まったく経済的に計算できないような状況ではなかったと思うのですが・・・

もし、日本での生活の見込みが立たないまま、日本に来てしまうような人はやはり、入国しないようにするか無いのではないだろうか?

あるいは、行き詰った外国人を助けるような仕組みが必要なのかもしれないけどね・・・
そのあたりは日本政府と言うよりは外国人の母国の政府が何か対応する必要があるんじゃないのかな?

この事件で在学中の大学は何か相談にのったりしたのか?と言うのもありますが、「万引きして罰金を払う事ができません」なんて事を相談できるはずもないだろうな。

20万円の罰金を母国の家族が払えるほどの経済力があったのかも?怪しいだろうし。

「好青年」とか「礼儀正しい」と言われる学生でもこんな事件を起こしてしまうのだから、何か対策を考えないといけないのかもしれないね。
 

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東京都板橋区赤塚マンション主婦殺人事件その4(容疑者逮捕)

警視庁高島平署捜査本部は11月1日、被害者の口座から現金を引き出したとして、同区成増4、無職、男性容疑者(22)を窃盗容疑で逮捕しました。

容疑者の自宅は殺害現場から約700メートルのアパート。以前、被害者の預金が引き出されたATMから約1・5キロの別のアパートに住んでおり、両地点に土地勘があったとみられるらしい。

 

被害者方の周辺では空き巣被害が多発。防犯カメラなどの画像と、過去に空き巣で逮捕された容疑者らの写真を照合したところ、占有離脱物横領容疑などで検挙されたことがある容疑者が浮上したらしい。

1)容疑者は10月末に支払うアパートの家賃約5万円を約1週間滞納。しかし、翌月分は、逮捕前日の11月30日には予定通り支払っており、同庁は被害者の口座から引き出した金で支払った可能性もあるとみているとの事。

2)関係者によると、被害者宅がある赤塚と成増、徳丸の隣接3地区で、空き巣被害は9月は1件だったが、10月は5件発生。11月も17日までに11件あった。容疑者は今年3月から成増駅近くのカラオケ店に勤務していた。

だが、9月ごろに「IT関連の会社で働く」と語り、突然辞めたらしい。容疑者とみられるインターネット交流サイトの書き込みには「IT企業に内定頂けました。10/1から働き始める」と記されていたとの事。

容疑者は夏頃から女性と同居。カラオケ店を辞めて困窮した上、女性に対してはIT企業に勤務し収入があるように装う必要があったため、空き巣を繰り返して家賃などの生活費に充てていた可能性があるとの事。
事件直前には知人に「金がない」などとこぼしていたらしい。

3)窃盗容疑で逮捕された容疑者(22)が、現場周辺で相次いでいた空き巣事件に関与したことを認めているらしい。

4)捜査関係者によると、容疑者は金を引き出す際、直前に購入したニット帽とマフラー、セーターなどで変装していたとみられるが、家宅捜索の際、自宅にこれらの衣類はなかったとの事。

5)容疑者(22)が、池袋駅(豊島区)前で現金を引き出した直後、近くのマージャン店に立ち寄ったとみられるらしい。
店が入居するビルの防犯カメラに容疑者とよく似た男が写っており、直前に量販店で購入した衣類を持っていなかったことから、警視庁高島平署捜査本部は付近で処分したとみて調べているらしい。

捜査関係者らによると、マージャン店は現金が引き出された池袋駅前のコンビニ店の東約200メートルの雑居ビルにある。容疑者とみられる男が、引き出し約10分後の11月21日午後5時10分頃、6階の店に向かう様子が防犯カメラに映っていたとの事。

6)容疑者には先月21日午後5時頃、池袋駅前のコンビニ店のATM(現金自動預け払い機)で、被害者の銀行口座から現金約26万円を引き出した疑いが持たれている。捜査関係者によると、現金が引き出される1時間前の同日午後4時前、被害者宅近くの路上を、前かごつきの自転車を押しながら容疑者が歩く姿が防犯カメラの映像に映っていた。同庁は今月1日の捜索で同種の自転車を押収しているとの事。

こんな所ですね。
色々と救いがありませんね。仕事しなければ収入が無いのは分かりきった事だし。
まだ、殺人については自供していないようですが、マージャンの話がホントならギャンブル依存症なのかな?

そのまま、カラオケ店で働いていればよかったのに・・・
ドコに人生の分かれ道があるのか分かりませんね。
一つの嘘をまた別の嘘でごまかす、でもお金は降ってこないからね。
女性にカッコつけたかったのかもしれないけど、やはり、人間正直に生きていくのが吉なんだろうね。

続報を待ちましょう。

参考リンク
東京都板橋区赤塚マンション主婦殺人事件その3(時系列情報)

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茨城女子大生殺害事件の謎!その21(報道番組の特集)

事件からまもなく9年ですがしばらく続報がありませんでした。
ところが、最近某TV局が特集番組を作るらしくこの事件の情報を予告編なのか本編なのか分かりませんが流しました。
今回はその報道内容の要点をまとめてみました。

1)死因は窒息死
2)腕に殴られた後、首などに刃物傷
3)衣服は身に着けていない

茨城県警捜査一課課長補佐の説明、
4)道路上に血痕はなかった。遺体のあった上部ののりめんに血痕があった。
車でどこからか運ばれた可能性が高い。

5)犯行時刻頃に付近で不審者な車の目撃情報あり、車の色や形は分からない
6)午前0時ごろ、ごろねしてた友人が女性が部屋を出る物音を聞く

7)散歩にいってくる と言うメモを翌朝発見

8)交際相手の男性の靴とダウンジャケットがなくなっていた(公開された青いジャケット)

9)自転車も駐輪場になかった
10)死亡時刻は午前0時から3時

11)自転車は電柱に立てかけられていたがライトをつける状態ではなかった

12)この場所で朝5時半くらいに白っぽいワンボックスが目撃されていた。
13)白いワンボックスから労働者がはくニッカボッカ風ズボンの二人の男が自転車を下ろして立てかけている所の目撃情報がある

こんな所です。
今回の報道で目新しい点としては
7)のメモの内容ですね。これまでの報道では「出かけてくる。遅くなる」だったのですが今回の報道では「散歩にいってくる」になっています。(文面は不明)

8)外出時の服装の上が水色のパーカーと以前報道されたけど、それは友人の物で一緒に友人の靴も無くなっている。(友人とは例のごろ寝君の事)
でも、靴はおかしいと思うけどな・・・だって女性と男性ではサイズが合わないと思うけど・・・
小柄な男性だったのか?大柄な女性だったのか?(これは報道された体格情報からは無いと思うけどな)

10)死亡推定時刻は午前0時から3時
以前の情報では食後4時間といわれていましたから、具体的な数字はいままで無かったと思います。

11)発見された自転車はライトが点灯する状態ではなかった。
12)13)白いワンボックスから自転車発見現場に自転車を下ろす二人の男の目撃情報がある。

今回の目玉はこの13)のニッカボッカ風のズボンを履いた2人の男って所だろうな。

やはり、自転車は偽装だったと言う事なんだよね。

これまでの報道で、遺体から2名分のDNAが検出されているし、コメントによる情報提供では警察は「ある職種の人達の行方を追っている」との情報もありました。

2名、ニッカボッカ風ズボン(これがある職種の人達を意味すると推測)と従来情報とも矛盾がありません。

この3年ほど目新しい情報も無かったので捜査本部も「やる気ないなー」と思ってましたが、3年ぶりの続報は「やる気」を感じさせてくれました。

ただ、できれば世田谷事件みたいに情報を整理して公開して欲しいと思います。

茨城県警のこの事件に関するホームページはこちらは
美浦村舟子地内における女性被害殺人・死体遺棄事件

蟹江の事件の例もあるのでDNAが残っていれば時間が経過しても犯人逮捕の可能性は高いですね。

犯人逮捕に期待しましょう。

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福岡県北九州市戸畑区知的障害義理の娘遺体遺棄事件

北九州市で、自宅に遺体を埋めたとして59歳の母親と35歳の長女が逮捕される事件が起きている。
遺体は同居していた40歳の義理の娘とみられ、虐待を受けていた疑いもあるらしい。

死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、北九州市戸畑区の看護助手・YK容疑者と長女のHM容疑者との事。

警察によりますと、9月の下旬ごろ、自宅の床下に女性の遺体を埋めた疑いが持たれているとの事。
2人とも容疑を認めているらしい。
遺体は、YK容疑者の義理の娘で知的障害を持っていたTさんとみられています。
以前、診察の際に打撲の痕が確認されていて、虐待を受けていた疑いもあるらしい。

近所の人の話では:「(Tさんが)ごめんなさい、すいませんと謝っている声はよく聞こえていた」らしい。
警察は、身元の確認を急ぐとともに死亡した経緯を調べているらしい。

容疑は、9月下旬ごろ、自宅床下に遺体を埋めたとしている。県警によると、YK容疑者は11月1日、「Tさんが9月30日ごろ家出して帰ってこない」と戸畑署に捜索願を出していたらしい。

Tさんが知的障害を抱えていたことなどから、2人に事情を聴いたところ、遺体を床下に埋めたと認めたらしい。

YK容疑者は、Tさんの実父(故人)と再婚しており、HM容疑者の子供2人を含む4人と住んでいたらしい。

2人は養女が行方不明になった後も養女の障害者年金を受け取っていたらしい。
Tさんには精神障害と知的障害があり、2か月で約13万円の障害者年金を受け取っていたが、行方不明になった後も2人が受け取っていたとみられているとの事。

Tさんの実父が生きていた時には仕方がないと思っていたのだろうけど、その父親も亡くなった後はTさんの面倒を見るのがおっくうになってきたのかもしれないね。

とりあえず、事件の詳細はまだ不明です。遺体遺棄を認めているらあしいが、死亡の原因は分かっていません。

ただ、自然死ならば突然死でもない限り死亡する前の段階で医師を呼ぶなり救急車を呼ぶなりするだろうね。

それなのに、家出を装うと言うのも不自然な点です。その上で遺体は人知れず自宅の床下に遺棄ですから、事件性が疑われますね。

父親はこんな未来を予測してYKと再婚した訳ではないだろう、多分、自分の死後も娘の面倒を見てくれると見込んで再婚したんだろうけど・・・
再婚するならそんな事も考えなくてはならないんだろうね。

続報を待ちましょう。

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2012/12/08

世田谷一家殺害事件再考その110(地蔵の方向)

時間が無いので手短に書きます。みなさん、コメントありがとうございました。
謎の地蔵の「六」の意味についてはみなさんのコメントにより「台座と本体の組み合わせを示す識別マーク」と言う事で私自身納得しました。
(この件については別途その109(謎の地蔵六の意味)に追記いたします)

ですが最後の疑問と言うか違和感がある点が一つあります。
それは、地蔵の設置方向です。

設置場所は宮沢さん宅の裏を流れる仙川沿いの川を隔てた遊歩道脇に「宮沢さん宅の方を向けて」地蔵が置かれていた。

ここが私としては疑問と言うか違和感があるところです。

地蔵に限らず、仏様、神様と言った物は基本的に正面から人が手を合わせて拝む事を前提に設置されていると思います。
仏壇、神棚、墓石など。

で今回の地蔵もそういった意味を持っているのだろうと考えると、その設置方向に疑問があるわけです。

川向こうの対岸なので、地蔵に正面から手を合わせようとすると川越しになります。
近くから手を合わせると、今度は地蔵の背中を拝む事になる。

私の感覚だと警察に関わらずにそっと、地蔵を設置して亡くなった被害者を弔うと言うのであれば、同じ場所に設置するにしても、地蔵は現場の反対向きに設置します。
これならば、地蔵を正面にみてその奥側に現場がある状態になりますよね。
地蔵に手を合わせると同時に現場にも手を合わせる事ができる。

しかし、この地蔵は反対を向いています。
私なりにその理由を考えると、「この地蔵に手を合わせる事は2度とない」と設置した本人が考えているからなのかな?と推測しています。

つまり、この現場には「2度と戻らない」と言う事なのかなと・・・
「私はもうここにこないけれど、お地蔵様どうか亡くなった人達を救ってください」と言うようなイメージかな。

もし、事件に関係の無い人が設置したとしても、もしかしたら、いずれここにもう一度来る事があるならば、地蔵と現場に手を合わせるだろうと言う事で反対向きに設置するのではないだろうか?

単純にそういった「拝む」と言う固定観念が無い若年者や外国人などが設置したと考えればこれも疑問でもなくなるわけですけどね。

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