大阪府泉佐野市点滴チューブ切断傷害事件
12月7日(金)、大阪府泉佐野市の泉佐野優人会病院で入院していた50代の女性患者の点滴チューブが切断される事件が起きている。
女性は血液が逆流して出血しており、府警が傷害容疑で捜査しているとの事。
病院関係者らによると、12月7日(金)午後7時ごろ、病室を訪れた男性職員が女性のシーツに血が付いていることに気付いたらしい。
鎖骨付近に刺していたチューブが、鋭利な刃物とみられるもので切られていたとの事。
午後5時半ごろ、看護師がたんの吸引をした際は異常はなかったらしい。
病院が8日、府警に相談したらしい。
女性は09年から入院し、意識不明の寝たきりの状態らしい。
病室には別の患者2人が入院しているが、自力で動けないらしい。
こんな事件ですね。
やはり、点滴のチューブを切断している点が判断に迷う点ですね。
殺害する事が目的だったのだろうか?それとも事故?
女性は意識不明の寝たきりだから、殺害する事は簡単にできたでしょう。
でも、チューブを切断すると言う不確定要素の多い方法を選択してます。
意識不明の患者なので定期的に病院スタッフが患者の様子を確認しているはずです。
そのあたりを見ると殺害が目的では無いように思えます。
あるいは、「死んでもかまわない」と言う未必の故意はあったかもしれませんね。
この場合は、動機は分かり易いですけどね。
事故の可能性もあるけど・・・病院スタッフがそんなミスをする事は考えにくいでしょう。
だから、病院が警察に相談したんだと思います。
だとすると、見舞い客が何か意図せず、チューブを切断したと言う事故かな?
まー、意識不明で入院中でも患者の髪が伸びるので髪を切ろうとして、誤ってチューブを切ってしまい、気づかなかったと言う可能性かな?
でも、それなら、見舞い客の来院記録が残っているだろうな。
あるいは、単純に「嫌がらせ」「愉快犯」と言う可能性もあるかもしれません。
短時間に病室に侵入しチューブだけ切断して知らん顔で騒ぎの様子を見ている。
まー、本人も同室の患者も動けないので部屋の外から来た人間がチューブを切断した事は間違いないでしょうね。
続報を待ちましょう。
2012/12/20追記
女性患者の点滴チューブが切断された事件で、女性と同じ2階の病棟で昨年10月、寝たきりだった別の女性入院患者=当時(78)=が左腕を骨折するけがをしていたらしい。大阪府警はこの女性のけがの経緯についても詳しく調べるとの事。
府警や同病院によると、女性は全身の筋肉が徐々に動かなくなる難病「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」の患者。昨年10月に家族に「腕が痛い」と訴え、整形外科がある別の病院の診断で左上腕を骨折していたことが判明したらしい。
女性は自力で体を動かせず、会話もできない状態らしく家族によると、わずかな顔の表情などで意思表示をしており、特定の病院スタッフに腕を引っ張られたのかという問いかけに、肯定する反応を示したらしい。
女性は今年5月、病状が悪化して死亡。府警は家族や病院職員から事情を聴き、当時の状況を捜査しているとの事。
同病院は「スタッフに尋ねると暴行は否定した」と説明しているらしい。
まー今の所、二つの事件が同一人物によるものかわかりませんが、同一人物による物と仮定して、犯人は正常な状態では無いのだと思います。
責任能力は有りでしょうが、普通に考えて、こんな事をして良いとは思わないでしょ?
つまり、自分自身が気付かないままに、ストレス発散的な行動を行っているんですよね。
相手が意思を伝えられず、自分の犯行がバレないと言う安心感もあるかもしれませんが・・・
問題は犯人自身がメンタルを病んでいると言う事です。
このまま放置すれば、もっと酷い事件やあるいは自傷自殺などを行う可能性があります。
なので、まずは、カウンセリングを受けてみたら良いのではありませんか?
もし、犯人がこの記事を読んでいたら、カウンセリングを受ける事を強く勧めますね。
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コメント
寝たきりの方に鎖骨付近の点滴なら、中心静脈への点滴ですね。
腕の点滴と比べ針も血管も太いため、逆流量もそれなりにあったと思います。発見までの時間が長かったら、血液が固まりにくい状態だったら…と思うとゾッとします。
骨折の件と同一人物ならエスカレートしてますし…。ASKAさんと同意見です。少し休んだりカウンセリングを受けたりして欲しいです。
投稿: つれづれ | 2012/12/23 12:39