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2013/01/30

北海道札幌市豊平区子供2人一家心中事件

1月26日(土)午後9時5分ごろ、札幌市豊平区のマンション一室で、この部屋に住む無職女性(38)と小学5年の次女(11)、同2年の三女(8)が血を流して倒れているのを知人男性が発見し110番通報する事件が起きている。

3人は病院に搬送されたが、次女は右脇腹を刺され死亡が確認。女性と三女は腹部に重傷。女性は駆け付けた警察官に「娘2人を包丁で刺し、自分も刺した」と説明したらしい。

同署によると、女性は娘2人と3人暮らし。知人男性は午後8時過ぎに女性から「ごめん」と電話を受け、駆け付けたらしい。
女性は精神的に不安定で通院歴があるらしい。

女性は昨年7月に「自分を傷つけてしまうかもしれない」と警察に通報したらしい。
警察官が付き添って病院に行ったらしい。

市児相によると、亡くなった次女は1月7日、友人宅に駆け込み、「お母さんがご飯を作ってくれない」「夜帰ってこない」「一緒にいるのが嫌だ」などと訴えたらしい。
無職女性から「次女が家出した」と届け出を受けた札幌豊平署が児相に連絡。翌8日に、児童福祉司が女性と次女に面談したが、女性は、次女が訴えた内容をほぼ認め謝罪し、指導にも素直に従ったため、一時保護しなかったらしい。

その後、同署は10日付で「不適切養育の疑いがある」として正式に児相に通告。見守り活動が始まったとの事。

女性は17日に、自ら児相に電話し、「今回、こうした騒動になって反省しています。今は状況は落ち着いています」と報告したらしい。
児相は24日、予告なしの訪問を試みたが、一家は不在だったらしい。
17日の電話のやり取りが最後となったとの事。

市児相の相談判定課長は「面談も電話対応も落ち着いており、すぐに親子を強制的に分離する必要は無いと判断したらしい。こうした事態になり大変残念。捜査の状況を見守りながら対応を検証したい」と話しているとの事。

こんな事件ですね。
まー難しい所なんだろうと思います。
外見で症状や状態が分かるような病気ではないでしょうし、そもそも、児童相談所が通院歴の事を把握していたのか?も分かりませんし。

次女は11歳小5なのである程度の事は理解していたかもしれないですが・・・
「一緒にいるのが嫌だ」ってここがポイントなのかな?
具体的な話はしていないのですが・・・どんな所が嫌だったのか知りたいですね。

それ以外は「ご飯を作らない」、「夜帰らない」はそれ自体で暴力などに直結する物ではないので確かに危険性は低いようにも見えますね。

が一転して刃物で刺すと言う行動になってしまってますね。
一方で駆けつけた警察官に「娘2人を包丁で刺し、自分も刺した」と説明しているので、まったく正気で無いと言う事でもないんですね。

とすると、病気や通院歴の影響は無いかもしくは限定的なのかもしれません。

38歳無職で子供2人を養育って・・・生活保護って事なのかな?
もし生活保護を受給していたなら、厳しくても生活に困るような事は無いでしょうから、借金でもあったのか?
それとも、健康面とか何か将来を悲観するような悩みでもあったのだろうか?

通院歴と言う事でそちら方向に考えてしまいそうですが、今の段階ではそうとも言い切れない所がありますね。

続報を待ちましょう。

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