ASKAの事件簿

続報です。
容疑者の親族には借金があり、容疑者自身も、生活を切りつめるなどしていたほか、親族の借金に悩んでいたということで、警視庁が関連を調べているらしい。

容疑者は「生活が苦しくて心中するしかないと思った」などと話しているということだが、その後の調べで、容疑者の家族が持つ銀行口座には、残高がほとんどなく、自宅に残っていた現金は、数千円ほどだったことが新たにわかったらしい。

町田署の調べに対し「（自分の息子と）一緒に暮らすのは嫌だが１人では生きていけず、死ぬしかないと思った。孫を父親のもとに残しておくのはかわいそうだと思った」などと供述していることが分かった。孫を殺害後に自殺を図ったが、死に切れなかったという。

町田署は１７日、殺人容疑で容疑者を送検し、息子との折り合いの悪さなどから将来を悲観して孫の殺害に及んだとみて、さらに追及するらしい。

同署によると、容疑者は新聞販売店従業員の息子と女児との３人暮らし。印刷関係の仕事を営んでいたが、受注の先細りなどで昨年１２月にやめて無職となった。事件当時の所持金も数千円で、生活に困窮していたとみられる。また、家族は今月末に転居する予定だったが、口論が絶えなかったらしい

容疑者と次男は約５年前から家計のやりくりなどをめぐって度々言い争いになっていたらしい。

新聞販売店で働く次男は趣味の車にカネをつぎ込み、借金があったらしい。容疑者も昨年１２月、経営していた印刷会社を業績悪化で閉め、借金をしたらしい。
自宅の家賃十数万円が支払えなくなり、今月末には引き払うことになっていたとの事。

容疑者は「次男の妻に女児を預けることも考えたが、別れたくなかった」と供述しているらしい。
「生活が苦しく、自分が先に死んだら孫がどうなってしまうかと…」動機を話しているらしい。