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2013/02/23

静岡県伊東市八幡野の干物販売店殺人事件その2(妄想)

昨年12月19日の事件発覚から2ヶ月が過ぎましたが、目立った続報もありませんね。
今回はこの事件についてのいつもの妄想を書いてみます。

この事件の特徴として、被害者が冷蔵庫に閉じ込められていたと言う点があります。
死因は失血死でしたが・・・・

このあたりに犯人を考える手がかりがあるのでは?と考えています。

とりあえず、事件のおさらいからすると
干物店の冷蔵庫から女性社長(59)と男性常務(71)が遺体で発見されました。
刃物で傷を負い、冷蔵庫に閉じ込められる形になっていました。
レジの現金が消え、被害者2人の携帯電話の履歴が消された可能性がある。
刃物は犯人が持ち込んだ物らしい。

時系列
12/18 17:00 終業後も2人は残業をしてたらしい。
12/18 夜   店の前で男性二人が口論になっている所の目撃情報あり。
12/19 08:30 出勤した従業員が冷凍庫の中で2人の遺体を発見。

遺体の状況
死因:出血性ショック死
傷の状態:首、その他複数の傷がある。
遺体は冷凍庫に隠されていた。

現場の状況
店内、冷凍庫内に血痕あり。店外には血痕が無い。

とこんな感じですが、この冷蔵庫に閉じ込めたと言うのがポイントですね。
冷蔵庫の外にはそれほど血痕が無いようなので、被害者が自分で冷蔵庫に入ったのでしょう。つまり、冷蔵庫に入った時には被害者は自力で動く事ができたのでしょう。
だけど、結局、失血死なので自由に動けたのはそう長い時間では無かったと思います。

この短時間でも被害者が「自由に行動できた」と言うのが重要だと思います。
犯人は被害者を閉じ込めていて、そのまま放置すれば翌朝には凍死している可能性もあるし、その場で2人を殺害する事も無いと判断したんでしょうね。
あるいは、殺す必要も無いと考えたかもしれない。(死亡してしまっても良いと言う未必の故意はあったでしょうね)

何が言いたいか?と言うと、
被害者が閉じ込められた冷蔵庫の中にダイイングメッセージを残しているのでは?と疑っています。

長時間冷蔵庫の中に閉じ込められれば凍死する可能性がある事は被害者も予測できたはずです。
もし、自分達が死亡しても、犯人は逮捕してもらいたいと思うのが人情じゃないかな?

もちろん、逆に死に直面してパニックになり何もできずに亡くなった可能性はありますが・・・

もし、残っていれば、重大な手がかりになります。
警察はそれを見逃さないでしょう。

しかし、残っていなくてもそれを許した犯人の行動にも犯人像を考える手がかりがあると思います。

例えば、犯人がもし顔見知りで被害者に身元が知られているなら、犯人もダイイングメッセージを残されるとかなり困った事になりますよね。

「誰々が犯人」とか「誰々に殺された」なんて書かれれば当然、警察も捜査するでしょうから。

ここは4つの場合に分かれるかな。

1)ダイイングメッセージを後で消す事ができると考えた。
2)覆面などして身元を隠しているので、ダイイングメッセージは残せない。
3)もともと、顔見知りでは無いのでダイイングメッセージは残せない。
4)初めての殺人あるいは強盗で犯人は頭が真っ白で何も考えていなかった。

とこの4点ぐらいでしょうか。

この中で1)は犯人にとってリスクが高すぎて普通では実行できないでしょうね。
これだと、現場に再度戻らなければならないか、または、死亡するまで待つ事になりますからね。最初から殺す予定なら、冷蔵庫に閉じ込める必要がありません。

なので可能性としては2)と3)、4)の可能性が高いと思います。

補足する情報として、携帯電話の履歴があります。
携帯電話の履歴を消す必要があるのは、犯人にとってそれが不利な事だからですよね。
それを考えると、顔見知りになるのですが、2)に矛盾します。でも4)の場合は有りです。

しかし、流しの場合は携帯電話に細工をする必要がありません。もともと連絡なんてしていないのですから・・・すると、これは顔見知りに見せかける為の偽装かもしれませんね。

でも、そんな偽装を思いつくだろうか?そもそも、偽装の必要がないんだよね。
あるとしたら、周辺で窃盗や強盗を繰り返している場合かな?

つまり、後で逮捕された時に備えて「この事件は自分の犯行ではない」と印象付ける為の工作と言う所ですね。

このあたりの事を考えると、私としては「流し」の犯行の可能性が高いかな、と考えています。
顔見知りだったら、やはり殺害してしまうと思うんですよね。
もし、逃げられたりしたら、自分の犯行を証言されてしまいます。もし、覆面で身元を隠せたとしても、怨恨ならトラブルとして捜査線上に浮かんでくるでしょう。

流しの窃盗か強盗だった。
金目当てだから、被害者を殺す必要は感じていなかったので冷蔵庫に閉じ込めて、その間に逃走できれば良かったし、死亡してもかまわないと思っていた。
しかし、店内の照明は点灯していたはずだから、窃盗犯なら侵入しないだろうね。
最初から強盗目的?あるいは帰ろうとして照明を消した直後の偶然の犯行?

この場合は、この現場だけでなく周辺の窃盗、強盗事件の現場の情報も手がかりになります。

目撃情報の「店の前での口論」がちょっとなんとも言えないんですけどね。
口論していたから顔見知りとは限らないけど・・・
何かのトラブルで口論となり、カッとなって刺した。強盗に見せかける為に現金を盗んだ?
でも、それだと、殺害する事が目的ではなかったから、色々と現場に証拠を残している可能性が高いですね。

いずれにせよ、「ダイイングメッセージ」が残っていれば、重要な手がかりになります。

犯人逮捕に期待しましょう。

参考リンク
静岡県伊東市八幡野の干物販売店殺人事件
静岡県伊東市八幡野の干物販売店殺人事件その3(一審判決)

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コメント

店内と冷蔵庫内にのみ血痕があったとすると、被害者らが自ら冷蔵庫内に入った(逃げた)可能性は高そうですね。

二人は最初に冷蔵庫の外で犯人に襲われ出血し、慌てて逃げる(身を隠せる)場所を求めて冷蔵庫の中に負傷したまま逃げ込んだのかな?と。(身を守るためにトイレに逃げ込むような感じで)

流しだとすると、大人二人が入れるような業務用の冷蔵庫の扉が閉まった状態でそこに存在してても、冷蔵庫であるとは直ぐに判らない可能性もあるので、わざわざ開けて中に入るようには促さないような気がします。

で、難を逃れるために二人が冷蔵庫内に入って扉を被害者ら自身で必死に閉めて防御した。

犯人は被害者たちがかなり負傷してるのは判っていたので、このまま冷蔵庫内にいれば、いづれ死亡するだろうと判断し、扉を開けて出てこれないように(生き延びられて足がつくのを恐れて)扉の前をテーブルで塞いだ(確かそういう状況でしたよね?)。

被害者は負傷により、その扉を開けて出てくるまでの体力もなく、庫内で絶命...

と言う風に私は妄想しましたが...

ただ気になる点が1つ。

旧型のものはわかりませんが、比較的新しい業務用の冷蔵庫には、扉が何かの拍子にピシャリと閉まってしまった時用に必ず内側から開けられるようになっています。(事件現場の冷蔵庫がその仕様になっていたのかは不明ですが)

犯人が冷蔵庫の扉をテーブルで塞いで被害者らが扉を開けて出てこれないようにして逃走したのは、もしかしたら

「業務用の冷蔵庫は内側から開けられる」

事を知っていた人物なのかも知れないなぁ、とも感じました。事件現場の冷蔵庫がそうなっているかどうかに関わらず。

投稿: K | 2013/02/24 16:03

被害者が冷蔵庫内に逃げたってのは不自然ですよね。
だって 冷蔵庫に入ってもそれ以上の逃場なんてないから。

投稿: joker | 2013/02/25 13:20

冷蔵庫に一時的に逃げて、犯人が去るのを待つ…って可能性はあとは思いますけどね。

現場室内がどういう構造かはわかりませんが、仮に出入口が一ヶ所でそこに犯人が立ち塞がっていたら冷蔵庫に逃げるかも知れないですしね。

投稿: K | 2013/02/25 16:16

勿論、その可能性はありますね。
もう1つは犯人の指示で冷蔵庫に入った可能性。

投稿: joker | 2013/02/25 19:04

冷蔵庫に隠れることはかなりのリスクありです。かりに一時的に入っても、凍死する前に出たでしょう。

投稿: 凍死する | 2013/02/25 20:53

この記事を書いて4日ですが、タイムリーに別件で逮捕の報道ありますね。

静岡・伊東市に住む60歳の男が、失業手当をだまし取ったとして逮捕されたらしい。
男は、2012年に2人が殺害された干物店の元従業員で、警察は殺人事件との関連も慎重に調べる方針。
捜査関係者によると、男は2人が殺害された干物店に2011年まで勤務していて、その後、別の加工会社で働く際に、殺害された社長と口論したことがあったという。
警察は、干物店を辞めた経緯や事件当日の行動など、殺人事件との関連を慎重に調べる方針との事。

事件から2ヶ月ですから、捜査はある程度進んでいるでしょうが・・・別件ですか?・・・ちょっと弱い印象ですが・・・続報に注目しましょう。

投稿: ASKA | 2013/02/27 12:12

元従業員が容疑者として逮捕されたようですね。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/3035061881.html?t=1370343456197

投稿: | 2013/06/04 19:59

逮捕されたのは、殺害された社長と金銭トラブルを抱えた元従業員だった。

捜査本部が店の関係者など広範に捜査を進めた結果、2年前に失業保険の手続きで社長とトラブルになっていたd男性容疑者(60)が浮上。

金銭目的の犯行とみて逮捕に至った。ただ、容疑者は容疑を否認しているとの事。

捜査本部によると、容疑者は平成21年5月から翌年10月まで干物店に勤務していた。しかし退職後の23年6月に、社長と失業保険の手続きに関連して店内で激しい口論を起こした。店の関係者が伊東署に通報後、署員が店に来て、2人をなだめたらしい。

トラブルはその場では収まったものの、その後、容疑者は23年7月から10月にかけて複数回にわたって、失業給付金計約40万円をだまし取るために職業安定所に虚偽申請。今年2月と3月に、詐欺容疑で伊東署に逮捕されていた。

捜査本部では、容疑者が詐欺容疑で逮捕されたときから、店の関係者として社長らの殺害についても任意で聴取していたが、容疑者は一貫して殺害についての関与を否認し続けていた。

容疑者が事件に関与していることを示す物的証拠を得るため、慎重に捜査を進めてきた。捜査本部は「証拠資料の分析や聞き込みなど所用の捜査を進めて逮捕に至った」とし、凶器発見の有無については明らかにしていないが、動機の解明など起訴に向けた詰めの捜査が重要となるとの事。

最初からトラブルは把握していたって事ですね。

投稿: ASKA | 2013/06/05 12:29

静岡地検沼津支部は26日、強盗殺人容疑で伊東署に逮捕された同市大原、同店元従業員で無職の男性容疑者(60)を強盗殺人の罪で起訴した。裁判員裁判の対象となる。

静岡地検によると、被告は「身に覚えがない」と一貫して容疑を否認。犯行に使った凶器は発見されていないが、次席検事は「客観的証拠を積み重ねて確信にいたった」として、強盗殺人の罪を認定した。

客観的証拠を積み重ねて確信にいたった・・・それって状況証拠の事なのかな?

公判の行方に注目しましょう。

投稿: ASKA | 2013/06/27 11:53

事件から3年9ヶ月、初公判です。

元従業員で無職男性被告(64)の裁判員裁判の初公判が9月20日、静岡地裁沼津支部で開かれ、被告は犯行を全面的に否認し、無罪を主張した。裁判長が「(起訴内容に)間違っていることはあるか」と尋ねると被告は「全て。金も取っていないし、殺害もしていない」と述べたとの事。

起訴状などによると、被告は12年12月、殺意を持って同店経営者の女性=当時(59)=と従業員の男性=当時(71)=の首などを刃物で突き刺すなどして殺害し、女性が管理する現金約40万円を奪ったとされる。

検察側は冒頭陳述で事件当日の目撃情報などから、被告は午後7時15分から8時前まで店に滞在して犯行を行い、動機は現金を奪うためだった-と主張。さらに、被告が当日着用していたトレーナーやズボン、運転していた車の背もたれなどに女性のものとみられる血液などが付着していた-とも指摘した。

事件直後、奪われた現金とほぼ同額を使ったり預金したりした
1)アリバイ工作していた
2)同店退職をめぐって女性とトラブルがあり、犯行動機があった

などと説明したとの事。

対して弁護側は、被告は再雇用を頼みに午後7時すぎごろ訪れ、男性の車も確認できたため店内に入ると、2人が血まみれの状態で冷凍庫の前で座っているのを発見した-と説明。
「被告は大変驚き、怖くなって立ち去った。滞在時間は10分たらずだった」と反論。
「被告は2人の返り血を浴びておらず、けがもしていない。着衣などから検出されたのは、女性のDNAではない」とも述べたとの事。

弁護側は「現場目撃者はおらず、凶器も発見されていない。被告を犯人と裏付ける直接的な証拠は、何もない」と主張。さらに、
A)妻と共働きをしていて金に困っていなかったが、転職先の勤務時間が長く同店への再就職を希望していた
B)自分が犯人と疑われるような状況にあれば、アリバイ工作することはよくある。アリバイ工作自体が、犯人と決める証拠にはならない

などと主張した。

冒頭陳述の最後に検察側は「被告は否認し目撃者もいないので、状況証拠による事実認定が必要になる」と話し、弁護側は「検察官は被告が犯人であると具体的に立証できない。被告は無罪」と訴えたとの事。

今後の公判で証人尋問や証拠調べを行い、10月21日に結審、11月24日に判決が言い渡されるとの事。

被告は初公判で、これまでの「店には行っていない」という主張を「再就職を頼みに店に行ったら、2人が血を流して冷凍庫の扉に寄りかかっているのを見て、怖くなって逃げ出した」と変えた。弁護側が冒頭陳述の中で述べたとの事。

弁護人は「最初は自分が疑われることを恐れて、行っていないことにした」と説明したとの事。

こんなところですね。
あれれ・・・当初の報道内容に食い違いがありますね。
遺体は冷凍庫の中で発見されたのではないのかな?

被告の証言だと、「冷凍庫の前に座っていた」となってますね。

検察側は「状況証拠による事実認定」が必要と言ってますから、物証は無かったんですね。
女性の血液と見られた血痕からはDNAは出てないと言う事ですか・・・

まーでも、知り合いが血まみれでいたら、警察か救急車ぐらい呼ぶと思いますけどね・・・

公判の行方に注目しましょう。

投稿: ASKA | 2016/09/21 18:01

強盗殺人の罪に問われていた元従業員男性に
死刑判決です・・・。

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2923170.html

投稿: 名前忘れた | 2016/11/24 20:08

名前忘れたさん、こんばんは

コメントありがとうございます。死刑判決ですね。
本文記事も追加更新しています。

投稿: ASKA | 2016/11/24 20:25

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