群馬県大泉町3歳女児餓死事件?
2月18日(月)群馬県大泉町のアパートに住むフィリピン国籍の女性(37)宅で次女(3)が死亡しているのが発見される事件が発生している。
女性は2月9日から帰国中で、自宅には中学生の長女(14)と次女だけだったらしい。
県警が遺体を司法解剖した結果、死因は餓死の可能性もあり、保護責任者遺棄の疑いもあるとみて女性から事情を聴く方針との事。
大泉消防署によると、18日午後7時ごろ、長女から「妹が倒れている」と110番があったらしい。
消防隊員が駆けつけると、洗面台近くでパジャマ姿の次女が油まみれで倒れており、すでに死亡していたとの事。目立った外傷はなかったらしい。
県や中学校によると、女性は3人暮らしで生活保護を受けていたらしい。
食料や生活費などは残されており、姉が食事を作っていたらしい。
母親はこれまでも2人を残して帰国することがあったが、その際は施設に入れたこともあったとの事。
姉が12~14日に体調を崩して欠席したため、姉が通う中学校では14日と18日夕に家庭訪問を実施したらしい。
姉は女児について「知人の家に行っている」と答えたため、一人暮らしをしていると判断した同校は県東部児童相談所に通報したらしい。
長女は18日も登校しており、帰宅後に通報したらしい。
とこんな事件なのですが・・・何か変。
通報は18日19時頃、中学校の家庭訪問は18日夕方にもあった。
長女が帰宅後に発見して通報しているはずだから、中学校の家庭訪問時には次女は現場に居なかったのか?
家庭訪問の後に家に戻って来て、19時までに餓死した?
そんな短時間には餓死しないと思うのだが・・・
しかし、いずれにしても、3歳の子供の面倒を14歳に見させて帰国してしまう神経も理解できないけどね。
3歳の次女も連れて帰国すればよかったのでは?と思うのですが、どんな事情があったのかな?
続報を待ちましょう。
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コメント
これまでも…って、長女が学校の間はどうしていたんでしょうか。3歳を1人にしたら家はぐちゃぐちゃ、ご飯だってまともに食べられないでしょうに。
子供だけの生活と早くわかっていたら、児相は何か手を打てたかもしれませんね。
また、生活保護でもフィリピンと往来できる資金があるなら、何かやりようがあったのではないでしょうか。
子供だけにしなければよかったと言うのは簡単ですが、事情があったのかもしれません。
けれど、親しい人や学校や近所の人に事情を話して様子を見に行ってもらうだけでも違う結果になったのではないかと思ってしまいます。
投稿: つれづれ | 2013/03/03 22:57
1つ、気になったのが
>油まみれ
灯油を引っくり返したのか、サラダ油で遊んだのか…
家庭訪問で臭いがなかったならサラダ油?
餓死には関係ないかもしれませんが。
長女の心のケアが必要と思います。
餓死までの数日、弱っていく妹を彼女は見ていたはずなので…。
投稿: つれづれ | 2013/03/03 23:08
フィリピンに帰国して不在だった母親が09年11月にも当時0歳だった女児を知人に預けて帰国し、1年以上連絡が取れなくなっていたことがあったらしい。
当時小5だった姉(14)も自宅に放置されていた。、県は2人を施設から母親の元に帰した後の対応が適切だったか検討するらしい。
関係者などによると、母親は1週間ほどで日本に戻る約束で女児を知人に預けたが戻らず、知人が自宅に女児を帰そうとしたところ、別の知人が子供が2人きりになると気づき児童相談所に連絡したらしい。
09年12月に児相が2人を保護し、母親と連絡が取れなかったため施設に入所させたらしい。
母親は1年以上たって2人を引き取りに来て、連絡が取れなかったのは「病気の治療のため」と説明したらしい。
病気ってどんな病気だったのか?
いくらなんでも、自分の子供を知人に預けて1年以上も連絡しないなんて考えられないね。
たしかに、この母親に子供を任せて大丈夫か?ってのは判断が必要だったと思いますね。
で・・・今度はどうするの?
次女は死亡したけど、長女がいますよね?
続報を待ちましょう。
投稿: ASKA | 2013/03/05 12:26
この様な話を聞くとどうしても同級生を思い出します
私の同級生(男子A)は中学時代に両親が離婚してアパートに一人放置され電気ガス水道が全部止められた状態で生活していました
この長女と同じ14歳でした
Aの担任は母親に何度も説得していましたが引き取られる事ないまま卒業式しました
新聞配達をしながら家賃を払っていたそうで給食費や修学旅行の費用は先生たちのカンパ等で処理していたそうです。
「親に逢いたいか?」と聞くと「会いたくない」と言ってました
捨てられた事を恨んでいるのだと思います
この事件の長女も将来が可哀想です
投稿: みるる | 2013/03/06 18:29
県警捜査1課と大泉署は6月1日、母親の無職、女性容疑者(37)=フィリピン国籍=を保護責任者遺棄致死容疑で逮捕した。
関係者によると、死亡した次女の体重は昨年4月より約3キロ減っており、長期にわたる育児放棄(ネグレクト)があったとみられる。
容疑は、次女に必要な食事を与えず発育不良にした上、自宅に放置したままフィリピンに帰国し、2月18日に餓死させたとしている。同21日に日本に戻り、県警が事情を聴いていた。「私に責任がある」と容疑を認めているとの事。
県警などによると、次女の体重は昨年4月の保育園入園時は13.4キロで、3歳児の平均12~18キロ内だったが、司法解剖時は10.6キロしかなかった。
当時長女(14)と3人暮らしで、次女の世話は長女に任せることが多かったらしい。
マルセロ容疑者は2009年11月にも姉妹を残してフィリピンに帰国。当時0歳だったミオちゃんは知人に預けられ、長女は1人で自宅に残された。予定を過ぎても容疑者は戻らず、同12月に児童相談所が姉妹を保護、次女は乳児院に入所した。
2年近くたった11年秋に容疑者が2人を引き取りに現れ、長女は同年11月に養護施設を出た。次女は母親になつかなかったため、面接や外泊を重ねた上で、12年4月に引き取ったとの事。
しかし、次女は入園した保育園に通わなくなり、同7月に退園。容疑者は同8月から生活保護を受け始めた。同月の3歳児健診では、次女の体重は保育園入園時に比べて既に1キロ以上減っていたとの事。
容疑者は昨年10月下旬~同11月上旬にも次女を知人に預けて帰国。
しかし、容疑者は無職なんすね。
てっきり仕事をしていて、育児放棄になってしまったのかと思いましたが、無職で、生活保護を受けていて、それで育児放棄ですか・・・お金には余裕は無いでしょうが、時間はあったはずですから・・・
子供はもうどうでもよくなってしまったんでしょうね。
連絡もなしに1年以上子供を放置するなんて、やはりおかしいですよね?
そのあたりを考えると、子供を戻すべきではなかったのかもしれませんね。
戻した後も定期的なチェックが必要なんでしょうね。
子供だけで暮らしているなんておかしいですよ。
それを知ったら、児相も行動を起こしたと思います。
近所のお付き合いとかは無かったのか?
14歳の長女はSOSを出さなかったのか?
やはり、難しいのでしょうか・・・・
投稿: ASKA | 2013/06/03 11:56
刹那過ぎてやりきれんわ…
どうして預けないんだ?
施設に入れて行方眩ませばせめて命を奪う結果にならなかったのに…
長女責める気にはならんけど、学校の先生や友人に家に小さい子がいて母親いなくなりどうすれば良いか分からないとか言えなかったのかね…
投稿: カイ | 2013/06/03 23:13
県警は7月2日、保護責任者遺棄致死罪で起訴された女性被告(37)=フィリピン国籍=の中学3年の長女(15)を同容疑で前橋地検に書類送検した。同罪は高齢者や幼児などを保護する責任を放棄して死なせた場合に適用され、年齢制限はない。
捜査関係者によると、送検容疑は被告が2月9日にフィリピンへ帰国する際に、亡くなった妹の面倒を見るように頼まれたが、適切な保護をせずに妹を餓死させたとしている。被告は帰国する際に、自宅に現金約1万円とカップ麺などを残していたが、長女は現金を自分の飲食や遊ぶ金などに使い、妹への食事を満足に与えていなかったとの事。
つまり、妹が餓死していく様子を毎日見ていたと言う事なんですね。15歳とは言え、食べさせなくては生きていけない事は理解していたはずです。
母親が育児放棄している事は理解していたはずなので、母親の責任にして自分も責任を放棄してしまったのかな?
長女だって、母親がいればこんな事はしなかったでしょうから、長女に責任がまったく無いとは言えないけど、責められるべきは母親なんでしょうね。
投稿: ASKA | 2013/07/02 23:59
前橋地検は7月23日付で、保護責任者遺棄致死罪で起訴されたフィリピン国籍の母親(37)の中学3年の長女(15)を保護責任者遺棄致死の非行内容で前橋家裁に送致したとの事。
投稿: ASKA | 2013/07/25 11:53
大泉町の自宅アパートに当時3歳の次女を残して帰国し餓死させたとして、保護責任者遺棄致死罪に問われたフィリピン国籍の母親、女性被告(38)の裁判員裁判の判決公判が2月6日、前橋地裁であった。
裁判長は「犯行は偶発的なものではなく、被告人の育児放棄の延長線上でなされた」として、懲役7年(求刑懲役8年)を言い渡したとの事。
裁判では、被告が当時14歳の長女に次女の世話を任せたことが「置き去りによる遺棄」に当たるかどうかが争点とされた。
裁判長は、事件当時の次女の状態について「栄養の摂取不足などで、身体的にも精神的にも発育不良状態。手厚い監護が必要だった」と指摘したとの事。
中学生の長女は授業や部活があったことなどを踏まえ、「次女が病気にならないなどの十分な世話することは到底期待できなかったことは明らかだ」と結論付けたとの事。
弁護側の「知人に食べ物の援助を頼むなど、適切な保護をしていた」という主張には、あくまで長女に対する援助を依頼していただけで、知人には次女の存在を伝えておらず、「適切な措置をとっていたとはいえない」と断じたとの事。
また、量刑理由では「誰よりも自分を愛し、守ってくれるはずの母親に置き去りにされ、誰にも看取られることなく静かに息を引き取った次女の気持ちを思うと哀れというほかない」と被告に訴えかけたとの事。
判決によると、被告は昨年2月9日、栄養の摂取不足などにより発育不良にある次女の保護を、当時14歳の長女に任せただけで、適切な保護の手段を講じないままフィリピンに帰国し、同月18日ごろに次女を餓死させた。
まー当然の判決だと思いますね。
卵が先か?鶏が先か?と言う事もありますが、普通に考えて、母親が子供二人を置き去りにしてしまった事が、この事件の根本原因だと言うのは、誰の目にも明らかでしょう。
この事件を防ぐには?と考えると、難しい面はあると思います。
子供を連れて、母国に帰ればよかったとも思いますが、多分それはできない事情があったんでしょうね。
(事情があると思いたいです。)
日本なら、誰かが助けてくれると言う「甘え」があったのかもしれません。
しかし、それなら、それで、ちゃんとしかるべき所で言えばよかったのだと思います。
14歳の長女に3歳児の子供の面倒を押し付けてしまうあたり、もう責任を放棄してますね。
残された14歳の長女はどうすればよかったのか?
結局、ここは、「誰かに話す」と言う事なんだろうと思います。
近い所では、「先生」でしょうね。あるいは「友人」とかね。
しかし、長女は発覚直前に家庭訪問で「次女は知人の家に行っている」と話してますね。
この時には、もしかすると、次女は既に亡くなっていたのかもしれません。
それで、本当の事が言えなかったのかな?
それは、置いといても、長女は以前にも知人に預けられたが放置されて、小5の時に姉妹は児相に保護されている。
その時の記憶は長女にもあったはずですよね。
その時の体験が嫌で、また同じ事になると思って、誰にも相談できなかったのかな?
その一方で、3歳の妹の面倒を見るのは大変だと思うんですよね。
だから、誰かに相談したいと言う思いはあったと思うけど、結局、誰にも相談する事なく、最悪の事態になってしまった。
長女も孤立していたのかな?
そういえば、長女の世話を頼まれた母親の知人がいましたね。
その知人は次女の事は知らなかったとしても、長女の一人暮らしをどう思っていたのかな?
外部の人間がこの子供だけの生活を察知する事はできなかったのかな?
でも、親が居ないなんて事を想定するような状況って無いよね?
しかし、書類の提出関係はどうしてたんだろ?学校関係とか、児童手当の現況確認とか、生活保護に現況確認は無いのかな?
それに、次女の健診とか・・・家賃は口座振込み?
結局は不審な点は見つからなかったんだろうな。外部の人間が察知するのは無理なのかな?
投稿: ASKA | 2014/02/07 19:47