福島県二本松市油井小6長男殺害事件
3月23日、小学6年の長男を殺害したとして、福島県警二本松署は23日、同県二本松市油井(ゆい)、無職女性容疑者(33)を殺人の疑いで逮捕する事件が起きている。
発表によると、容疑者は22日午前6時頃、アパート2階の自宅で、長男を殺害した疑い。
首には絞められたような痕があった。同日午後8時5分頃、同署に「子供を殺した」と出頭したらしい。同署員が、寝室の布団に横たわっている長男を発見したとの事。
容疑者と青空君は2人暮らし。渡辺容疑者は出頭するまでおよそ半日あった点について「殺害後、自宅から外に出た」などと供述しているらしい。死に切れなかったらしい。
同市教育委員会によると、22日は同小の卒業式で、欠席の連絡はなかった。教頭や担任教諭が電話をかけたり、自宅を訪問したりしたが、会えなかったとの事。容疑者は昨年4月頃まで牛乳配達をしていたらしい。
容疑者(33)が同署の調べに「生活に不安を感じていた」などと供述しているらしい。同署は同24日、容疑者を送検したらしい。
捜査関係者らによると、容疑者は数年前に夫と別れた後、殺害された長男と2人で暮らしていたが、約1年前に仕事を辞めた後は、定職に就いていなかったらしい。
同市によると、生活保護などの公的支援を受けておらず、同署などは経済的不安が事件の一因となった可能性もあるとみて、詳しく調べているとの事。
こんな事件ですね。
1年前に仕事を辞めてからの生活費はどうやって作っていたのかわかりませんが、33歳で健康ならば仕事はあったと思うので、仕事ができないぐらい、思いつめてしまった状態だったのかもしれませんね。
もしかすると、ウツ状態だったのかもしれませんね。(このあたりは続報を待たなければなりませんが)
でも、もしそうなら、長男の生活にも変化があって、何か周囲に話していてもおかしくないですけどね。がんばって家事だけはこなしていたのかもしれませんが。
誰か相談できる人が近くに居なかったのかな?
無くなった長男のご冥福をお祈りします。
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コメント
二本松市で昨年3月、長男=当時(12)=を絞殺したとして、殺人罪に問われた母親の同市、無職女性被告(34)の裁判員裁判判決公判は28日、福島地裁で開かれ、裁判長は懲役3年、執行猶予5年、保護観察付き(求刑懲役5年)の判決を言い渡した。
殺人罪の裁判員裁判で、執行猶予判決は県内で初めて。
判決理由で裁判長はうつ病による責任能力の評価について「愛情を持って長男を育てており、日ごろの行動と犯行にはずれがある。うつ病の影響があった」としながらも「物事の善悪を判断することはある程度できた」と認定した。
犯行経緯について「生活環境の変化や経済的困窮への不安から及んだ。特段悪質性が高いと言えないが身勝手」と断じた。
「長男と孤立した生活を送り、精神的に追い詰められた」などの事情を酌み、社会内での更生を相当としたとの事。
やはり、うつ病の影響があったんですね。
投稿: ASKA | 2014/03/01 15:56