大阪市東住吉区不倫女児殺人事件
大阪市東住吉区に住民登録がある女児(6)が出生直後から行方不明になっている事件が起きていた。
両親が児童手当を不正受給したとして詐欺容疑で逮捕されている。
受給を継続するため、両親が女児と暮らしているとする虚偽の「現況届」を毎年、大阪市に提出していたことも判明。府警はだまし取った手当の総額が93万4千円に上るとみて裏付けを進めているらしい。
府警によると、女児は平成18年5月11日に同市内の病院で生まれ、同17日に退院した。
両親は府警の調べに退院直後に女児が死亡したと説明。一方で出生届と児童手当の申請書は19日に提出されており、両親が当初から手当の詐取を目的にしていた可能性が高いらしい。
女児が不明になった経緯について、父親は一時殺害を認めていたが、現在はあいまいな説明に終始しているらしい。
母親も「愛知県の海岸に遺棄した」との供述を変遷させており、府警は慎重に調べているとの事。
大阪府警は2月26日、母親の女性容疑者(35)(詐欺容疑で逮捕)が借りていた兵庫県尼崎市瓦宮のアパートの一室から乳児の遺体を発見したとの事。
府警は女児の遺体とみてDNA鑑定で確認を進める。死体遺棄罪の公訴時効は3年で、遺体が遺棄された時期や死亡の経緯も調べるらしい。
部屋は2階建てアパート1階の1DKで、女性容疑者が2008年10月から借りていた。大量の荷物があり、物置として使っていたとみられるが、昨年11月からは知人の30歳代の男性が1人で暮らしていたらしい。
男性は「遺体のことは知らなかった」と話しているらしい。
府警は、女性容疑者らの周辺捜査でこの部屋の存在をつかみ、26日朝から殺人容疑で捜索していたとの事。
兵庫県尼崎市のアパートで見つかった女児とみられる遺体は新生児だった可能性が高いことが2月27日、大阪府警の司法解剖で分かったらしい。
アパートを借りていた母親(35)=詐欺容疑で逮捕=は「夫の子ではなかったため、出産直後に殺害した」と話しており、府警は遺体をDNA型鑑定をして裏付けを進めるとの事。
夫(53)=同=は逮捕当初、「自分が娘の顔に服をかぶせて殺害した」と供述していたが、「妻をかばうためだった」と関与を否定していることも新たに判明したらしい。
府警によると、アパートで発見された遺体は損傷が激しく、司法解剖でも死因や性別は分からなかった。骨の大きさなどから新生児とみられ、一見して分かるような外傷はなかった。死後2~10年が経過しているらしい。
遺体はポリ袋で何重にも包まれたうえ、スポーツバッグに入れて押し入れに遺棄されていたとの事。
捜査関係者によると、母親はこれまでの調べに、平成18年5月の出産直後に女児を殺害したと説明。「中絶するつもりだったが、できなかった」と話した。
母親は20年10月にアパートの賃貸契約を結んでおり、府警は遺体が女児と確認されれば、移動した時期によっては死体遺棄罪(公訴時効3年)を適用できるとみて調べているとの事。
府警に対し、当初は「中絶できずに出産し、直後に死亡した。夫に相談すると『どうにかしておけ』と言われたので、愛知県内の海に流した」と話していたらしい。
無職の母親(35)=詐欺容疑で逮捕=は大阪市内の超有名進学校を卒業し、実家周辺では評判の優等生だったらしい。
女児の両親と家族ぐるみで付き合っていた知人男性は、母親について。一家とともに長野県白馬村などにスキーに出かけることもあったが、母親は子供たちがゲレンデで食べるためのおにぎりを握ってくるなど、非常に子供思いに見えたらしい。
一方、親類女性によると、母親はほとんど家を空け、同容疑で逮捕された父親(53)に息子の子育てを押しつけた状態だったらしい。
さらに、女性は「母親は風俗店で働いて金を稼いでいた」とも証言。父親は清掃のアルバイトで収入は多くなかったとみられるが、母親のインターネット交流サイトには、沖縄旅行や東京ディズニーランドで遊んだときの様子などが多数書き込まれていたらしい。
平成23年11月以降はほぼ毎月、どこかに旅行に出かけており、ほとんどが家族ではなく友人と一緒だったとの事。
親族女性は「とにかく家にいないで遊びほうけていた。同じ女性として母性が感じられなかった」と話しているらしい。
女児の殺害を否定していたが、一時、殺害を認め、動機について「夫の反対を押し切る形で出産した」ためと供述していたらしい。
さてこんな事件ですね。
一見するとしょうもない事件に見えますが、色々考えると奥の深い事件だと思います。
何が悪かったのか?
色々突っ込み所はあるんですが・・・
・作らなければ良かった・・・と言っても人間間違いはありますからね。
・産まなければ良かった・・・ここはポイントだと思いますが、生まれる前に夫の子供でない事が分かっているのだから、産む事には別の意味があったんでしょう。不倫相手に結婚を要求するとかね。でも、結局不倫相手はそんな事、完全無視って事で当てが外れたと言う事で、生まれた子供の扱いに困ってしまったのかもしれません。
自分の都合で作って産んで、都合が悪くなって殺害、遺棄では、あまりに身勝手と言うほかありませんけどね。
・そもそも、不倫する事が問題
やはり、ここに行き着くかと思うのですが、実は本質はもっと別の所にあるのではないか?と私は考えています。
派手に旅行などにも行っているし、夫も不倫には気付いていたかもしれません。
だけど、それを許した。あるいは黙認した。それには理由があると思うのです。
経済的には妻の収入に頼らなければならず、生活を守る為に妻の不倫を黙認したとした可能性がありますよね。
それを見越して不倫を楽しんでいた妻がいるとすれば、この夫婦は互いに依存する関係となっていたのではないか?と言う事です。
妻は風俗店で働いていたと言う報道もありますが、真偽は分かりませんが、夫がそれを許さなければそんな仕事はできないでしょう。
なので、最初は生活を支える為に風俗を始めたのかもしれません。(結婚する前から風俗に勤めていた可能性もありますね。それに、生活を支える為だけなら風俗でなくても良かったと思います。借金でもあったのかな?)
そこが負い目になって夫婦の立場が逆転してしまったのかもしれませんね。
問題は生活を支える為だった当初の目的を見失って、不倫を楽しむ事が目的のようになったとしたら、そこがこの事件の最大の原因なかもしれませんね。
ただ、そうなった理由が分かりません。
もともと、心に強い囚われがあったのか?それとも性格(人格)に問題があったのか?
あるいは、何かきっかけになる出来事があったのかもしれません。
この事件を防ぐには?と言う点では、こんな状態になっても離婚をしなかった夫は家庭を守る事を優先したのでしょうから、そこを前提にすると、妻の側を変えるしかないと言う事になるのですが・・・
しかし、その反面、夫の収入が多ければ、妻がそんな仕事をする必要もないわけで、妻だけが一方的に責めるのもちょっとなと思う所もあります。
ただ、この不景気でそんな夫婦は他にも沢山あると思います。
それらの夫婦はそれでも、夫婦が家族を中心に考えているから崩壊しないんでしょうね。
犯罪をするか?しないか?と言うのは最後は本人の気持ち一つと言う事なんでしょうね。
続報を待ちましょう。
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コメント
容疑者は「夫の子供ではなく、夫と中絶を約束していた。娘を家に連れて帰れず、殺すことを選んだ」と容疑を認めているらしい。
逮捕容疑は2006年5月17日夜から18日未明の間に、大阪市阿倍野区の公衆トイレ内で女児の首を手で絞めて窒息死させたとしている。女性容疑者とともに女児の児童手当を詐取したとして逮捕・起訴された夫(53)も一時、殺害を認める供述をしたが、府警は、妻をかばったもので実際の関与はなかったと判断し、立件を見送ったらしい。
府警によると、女性容疑者は同11日に市内の病院で女児を出産。6日後に退院したが、女児を抱きかかえたまま市内を徘徊(はいかい)した上、公衆トイレに駆け込んで殺害し、遺体をバッグに入れて自宅に持ち帰ったとみられる。「最後まで娘が生きていける方法がないかと必死に悩んでいた」と供述しているらしい。
容疑者は01年に夫と結婚した。女児の出産直前、妊娠に気付いた夫に女児が夫の子でないことを説明。夫が中絶を求めたため、「子供はおろす」と約束したという。女性容疑者が直後に入院したため、夫は「妻は中絶するために入院したと思っていた」と話しているらしい。
普通に考えて、妊娠3ヶ月目ぐらいには自分で異変に気づくと思うんですよね。
そこからざっと半年以上の時間的猶予があると思うのですが、その間にどうするか決断できなかったんだね。
結局出産するまで何もできていない。
直前に夫に妊娠を気づかれたと言う事なので妊娠自体も夫に内緒にしていたわけですよね。
さすがに、10ヶ月間妊娠に自分自身気づきませんでした?ってのは言い訳できないでしょ?
もし、夫が妊娠に気づかなかったら、子供はどうするつもりだったのだろう?
すでに堕胎できる時期を過ぎていると思う。
結局、子供を生む事になるが、いままで妊娠を秘密にしてきた以上、子供生まれました。なんていまさら言えるわけがないと思うけど・・・
だから、夫が妊娠に気づかなかったとしても、生まれた子供は家に連れて帰れないだろうな。
結局のところ、最後まで決断できなかった理由は何なんだろうね?
夫との生活を選ぶなら当然、中絶か、夫の子供と偽って出産する以外に方法が無いと思う。
(出産した後に発覚した場合、更に問題は大きくなるだろうな)
子供の父親との生活を選ぶなら、出産できる可能性が高いが、反面、夫とは離婚するしかないだろうな。
そのどちらも選べなかったと言うのはどんな理由なんだろうね?
投稿: ASKA | 2013/03/10 15:29
自分はこのような親が確実に出てくるだろうと予測していました。
子供手当搾取出るだろうなと
保健指導も健康診断も義務であって強制ではないので
発覚が遅れたでしょう
子供たちが可哀想です
投稿: みるる | 2013/03/13 09:05
出産直後に女児を殺害し、その後も生存を装って児童手当をだまし取ったとして、殺人と詐欺の罪に問われた無職、女性被告(36)の裁判員裁判の判決が4日、大阪地裁であった。裁判長は「積極的に金銭を得る意欲までは認められない」として、懲役5年(求刑・懲役10年)を言い渡したとの事。
判決によると、被告は2006年5月11日、夫(54)=詐欺罪で有罪確定=以外の男性の子である女児を出産したが、中絶を約束した夫に隠すため、約1週間後に大阪市阿倍野区内のトイレで女児を絞殺。さらに夫と共謀して06年10月~今年2月、女児が生きていると装って児童手当計93万4000円を詐取した。
公判で弁護側は、詐欺罪について「だまし取る故意はなかった」と無罪を訴えたが、裁判長は「区役所に請求書を出せば手当が支払われるとの認識はあった」として退けた。
さて、判決は5年ですか・・・
あらためて見ると、やはり5年って短いような気がしますね。
詐欺の部分は量刑にはいっていないとして。
もし、見知らぬ無抵抗の成人を殺害したとしたら、5年じゃすまないと思います。
やはり、子供だからなのかな?
被告については、身勝手に生きてきた代償がこれだったと言う事でしょうね。
結局、子供を何の為に生んだのか?そのあたりは分かりませんでしたね。
これからの人生は本人次第と言う事なんでしょうね。
投稿: ASKA | 2013/10/04 21:43