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2013/04/26

神奈川県横浜市港南区6歳女児虐待遺体遺棄事件

4月23日、神奈川県警は横浜市港南区日野、建設作業員、男性YR(28)と茨城県小美玉市幡谷、無職、女性YI(30)の両容疑者を死体遺棄容疑で逮捕したと発表する事件が起きている。

女性容疑者の供述に基づき、横浜市磯子区峰町の雑木林で4月21日、女性容疑者の長女とみられる女児の遺体が見つかったとの事。

女性容疑者は移転を繰り返していたとみられ、複数の公的機関が、子供の養育などを巡って調査するなどしていたらしい。

逮捕容疑は昨年7月ごろ、遺体発見現場の雑木林の土中に、女児の遺体を埋めたとしている。県警捜査1課によると、両容疑者は当時6歳だった長女の遺体を埋めたと認めているらしい。

県警などによると、女性容疑者は昨年4月時点で、神奈川県秦野市に住民登録していたとの事。
今年2月、小学1年生に該当する年齢の長女について「所在が確認できない」と市が秦野署に相談。市は女性容疑者と電話で連絡を取り合っていたが、面会は拒まれ、同月28日に行方不明者として届け出たらしい。3月11日を最後に女性容疑者とは電話連絡が取れなくなったとの事。

県警の捜査員が今月21日、茨城県の現住所で女性容疑者を発見し事情を聴いたところ、「遺体を埋めた場所まで案内できる」と供述したらしい。
供述した場所の付近から4~8歳くらいの女児の白骨遺体が見つかり、県警は22日早朝に女性容疑者を逮捕。女性容疑者の供述から、23日に男性容疑者も逮捕したとの事。

遺体を埋めたとみられる昨年7月時点で、男性、女性両容疑者は横浜市南区のアパートに居住していたとの事。
同月3日、アパート付近住民からの「子どもの泣き声がする」との110番を受けて訪ねた警察官が、女性容疑者の居住を確認し、次女(4)が屋外で裸足になって泣いているのを見つけた。長女とみられる女児と男性容疑者も一緒にいたらしい。

県警南署は2日後、横浜市中央児童相談所に「虐待の恐れがある」と通告したらしい。児相が次女と、長女への虐待の有無を調べていたが、今年1月、児相から南署に「長女の所在確認ができない」と連絡があったとの事。

女性容疑者は、茨城県では次女と生後4カ月の長男と暮らしていたらしい。
子供2人にけがは見当たらないという。長女と次女は、男性容疑者の戸籍上の実子ではないらしい。

遺体を埋めたとされる昨年7月当時、両容疑者は横浜市南区のアパートで当時6歳だった長女、女性容疑者の次女(4)と暮らしていたらしい。

県警によると、男性容疑者は「(長女が)言うことを聞かず、(女性容疑者から)『代わりにしかってよ』と言われ、殴ったり蹴ったりした」と供述しているらしい。
女性容疑者も暴力を振るっていたと話しているとの事。

男性容疑者は、夜に暴力を加えた直後、長女がぐったりしたため病院に連れて行くことを提案したが、女性容疑者に「連れて行かなくていい」と言われたと説明したとの事。
「夢に(長女が)何回も出てきて、うなされて眠れなかった。はき出したくてもはき出せなかった」と述べているらしい。

女性容疑者は「男性容疑者が殴ったら死んだので、夜になってから埋めに行った」と供述したらしい。雑木林の土中に遺体を埋めたのは「7月22日」と説明している。遺体は男性容疑者の車で運び、途中の資材置き場においてあったスコップを使って埋めたとの事。

死体遺棄容疑で逮捕された母親の無職、女性容疑者(30)と元同居相手の建設作業員、男性容疑者(28)は、インターネットのコミュニティーサイトで知り合って同棲(どうせい)を始め、1カ月ほどで事件に及んだ。この間、次女(4)への虐待も発覚。本来就学しているはずの長女は小学校に通っていなかったとの事。

男性容疑者は調べに対し、女性容疑者が「言うことを聞かない」などと怒り、長女に手を上げていたと説明。「『代わりに叱って』と言われ、暴行した」と供述しているらしい。
「(長女が)次女からものを取り上げるなど意地悪をやめないので、注意するために暴行した」とも供述しているらしい。

一方、女性容疑者は「男性(容疑者)が主導し、自分は従属的だった」と主張。さらに、「自分も男性容疑者から暴力をふるわれて逆らえなかった」とDV被害を訴え、遺体の遺棄についても「逆らえなかった」と話し、互いに責任を押しつけ合うような供述をしているらしい。

女性容疑者と同居していたというある男性は県警に対し「感情の起伏が激しく、(子供を)たたいたりすることがあった」と証言しているらしい。

県警によると、男性容疑者は「(長女を)風呂場に連れて行き、水を張っていた浴槽につけた。体をばたばたさせ、泣いていた」と供述したらしい。
「母親から長女は水が嫌いだから風呂場に連れて行ってと頼まれ暴行した」とも供述しているらしい。

その際、死体遺棄容疑で逮捕された母の女性容疑者(30)=茨城県小美玉市=も水をかけたり、たたいたりしていたと話し「先に手を出したのは女の方だ」と話したらしい。
さらに男性容疑者は、暴行後に風呂場を離れたところ「バタン」と音がして、風呂場に戻ると長女が倒れていたと説明。病院に連れて行こうとしたが、女性容疑者が「連れて行かなくていい」と主張してリビングに寝かせたという。翌朝に長女が死亡したとしているとの事。

一部報道では
男性容疑者は、暴行後、長女が冷たくなって息をしていなかったため、「病院に連れて行った方がいい」と言ったが、女性容疑者に「(連れて行かなくて)いい」と言われたと説明しているとの事。

こんなところだけど、まず情報を整理しよう。

事件発生当時、死亡した6歳長女は4歳次女、と母親の女性容疑者と男性容疑者の4名で暮らしていた。
昨年
4月    長女は小学校に通うはずだったが1度も登校していない。
6月    女性容疑者が千葉県松戸市から神奈川県秦野市内に住む男性の家に引っ越してきた。
6月末頃  男性容疑者の住む横浜市南区のアパートに転がり込む形で同棲を開始
07月03日 虐待を疑い、近所の住民が通報、県警が屋外に締め出されていた次女を発見
07月05日 警察から児童相談所に次女への虐待の疑いの通告
07月13日 児童相談所がアパートを訪問、長女には会えず、その後長女の未就学に気づく
07月21日 夜に両親が長女を暴行虐待
07月22日、朝、長女死亡、夜に遺体を遺棄
08月   男性容疑者と女性容疑者が同居を解消(この事件のせいで別れたんでしょうね)
10月12日 児童相談所がアパートを訪問したが、すでに退去していた。
その後、女性容疑者はコミュニティーサイトで知り合った別の男性宅を転々としていた。

長女の暴行の理由は長女が言う事をきかないから躾の為に叱った。
容疑者二人で暴行したところ、死亡、男性容疑者が病院へ連れて行く事を提案するが、女性容疑者が拒否、翌朝、死亡した為、夜に遺体を遺棄した。

ただ、暴行後、長女が冷たくなって息をしていなかったため、「病院に連れて行った方がいい」と言ったが、女性容疑者に「(連れて行かなくて)いい」と言われた。とあるので、「息をしていなかった」「冷たくなった」事をこの二人は知っていたわけですから、そのまま放置すれば死亡する事は予想できたでしょうね。

その意味では「未必の故意」(死亡してもかまわない)と言う思いがあったのかもしれません。
その場合、殺人罪も該当するかもしれませんね。(今の所逮捕容疑は、死体遺棄です)

しかし、記事を書いていて涙がこぼれそうになりますね。
6歳の子供を「水風呂に沈める」なんて、ちょっと想像できません。それも水が嫌いだからあえて、水風呂に沈めるなんてね。

6歳で一度も小学校に通った事が無い、それでは友達も居なかったと思います。住所を転々としているから通わせる事もできなかったのかもしれませんが・・・
幼稚園や保育園は通っていたのかな?小学校よりお金がかかるから幼稚園や保育園も通ってなかったのかもしれませんね。

死亡した長女は生まれから死ぬまでに間に「楽しい」とか「幸せだ」とか感じた事があったのか?

ただ、虐待され死亡する為に生まれてきたのだとしたら、あまりに不憫です。
(涙をこらえる事ができません)

捜査中の段階で事件の原因を語るのは、まだ早いかもしれないけど、今出ている報道からみると、あまりに女性容疑者(つまり母親)に生活力がありませんね。
仕事も無いし、住むところすらない、ネットで知り合った男のところへ、子供連れで転がり込む生活を転々としている。

押しかけられた男のほうだって、母親はともかく、子供と同居なんて内心では望んでいないのではないかな?
男の側は母親(と言うよりその体)だけが目当てでそれ以外に興味は無いんじゃないの?
それを母親も分かっていて、「子供も一緒にいいでしょ?」と言えば、男は「いいよ」と建前として答えるだろうな。

当然、母親にしても、そんな生活では子供が邪魔で疎ましく思っていたかもしれませんね。
子供さえ居なければ、一緒になってくれる男がいるかもしれないという思いはあったかもしれません。

そういった背景がこの事件の下地になっていたのかもしれません。
そして、やはり経済的な問題や将来への不安など母親には日常的にストレスも大きかったでしょうね。

そこでつい、虐待の快感に飲まれてしまったのかもしれません。その時点で母親ではなくなっていたのかもしれませんね。
弱いものを支配する、虐待する快楽は本能に直結していますからね。
(詳しくは参考リンクの書籍を参照願います)

そこへ加えて、男性の側にも問題があったんでしょうね。
普通なら逆に虐待を注意する所です、しかも、「息をしていない」なんて明らかに命の瀬戸際にいる長女を目の前にしても、母親の「いかなくてよい」と言う言葉で病院へ連れて行く事を簡単に断念しています。

もちろん、そこで虐待が発覚する事を恐れた可能性もあります。でも、もともと自分の子供でもありませんから、あまり関心が無かったという事なんでしょうね。

もし、死亡すればどうなるか?を考えれば、ここは絶対に「心臓マッサージ」と「119番通報」ですよね。
長女が倒れた時点で心臓マッサージと119番通報していれば、助かった可能性が高いと思います。

互いに責任をなすりあうような供述をしているようですが、捜査そして裁判の行方に注目しましょう。
供述については、どちらも自分の罪を軽くする為に嘘を言う事も考えられますから慎重に検証が必要ですね。

出産育児は免許制にするべきとのコメントが以前ありましたが、この事件をみるとそれが必要かと思わされますね。

残った次女はこの後、幸せに暮らせると良いですね。そこは関係者にお願いします。

最後に亡くなった長女のご冥福をお祈りします。

2013/05/10追記
死体遺棄容疑で逮捕された母親の女性容疑者(30)が、長女に暴行を加えたことを認める供述をしているとの事。
元同居相手の男性容疑者(28)=同容疑で逮捕=は既に長女への暴行を認めている。
捜査本部によると、女性容疑者は長女に暴行したことがあると供述。「殴る蹴るという虐待がばれると思ったから児童相談所には(長女と面会させずに)ごまかし通した」と話しているらしい。

男性容疑者の供述によると、2人は昨年7月21日、当時同居していた横浜市南区のアパートで、長女と妹とDVDを観賞したらしい。その際、長女に足を踏まれたことに女性容疑者が怒りだし、風呂場で長女にシャワーの水を掛けたとの事。

同容疑者に頼まれた、男性容疑者は浴槽の水に長女の顔をつけるなどしたとの事。2人が居間に戻った後、長女が風呂場で倒れたらしい。

翌22日に「あいりの目が動かず、死んでしまったと思った」(女性容疑者)ことから、2人は遺棄を決意したとの事。
場所は、男性容疑者が幼少期にカブトムシを捕りに行った横浜市磯子区の雑木林を選んだらしい。

長女が倒れた直後に病院に搬送しなかったことについては、2人は捜査本部に対し、それぞれ「相手が止めた」と食い違った説明をしているとの事。

女性容疑者は逮捕当初、長女に対する暴行について自ら語り出すことはなかったが、その後の捜査本部の調べに「頭や頬を4、5回たたいた」「口で言っても聞かないときに手や足が出た」と供述したとの事。

「長女に『(女性容疑者の両親に当たる)おじいちゃん、おばあちゃんと一緒にみんなで暮らそう』と言われると頭にきた」とも話しているらしい。

長女は誕生直後から2011年6月まで茨城県にある女性容疑者の実家で育てられており「長女が(茨城に)帰りたいと言うので腹を立てた」らしい。

長女が小学校に入学していなかったことについて、女性容疑者は「あまり気にしていなかった」と供述したらしい。

横浜市中央児童相談所は長女と一度も面会できなかったが、「殴る蹴るなどの虐待を長女がぽろっと話してしまうのではないかと恐れていたから」と理由を説明しているとの事。

男性容疑者が、「(昨年7月21日の)午後11時から午前4時半まで暴行した」と供述しているとの事。

捜査本部の調べに対する男性容疑者の供述では、昨年7月21日夜、女性容疑者が長女に足を踏まれたことに立腹、頭をたたいて風呂場で水をかけたらしい。
男性容疑者も暴行に加わった後、居間に戻ったが、口答えをしたため男性容疑者が再び風呂場で蹴ったところ、頭をぶつけてけいれんが始まったらしい。

2人は同22日昼ごろまでに、長女の死亡を知り、その夜に遺体を埋めたといい、「捕まりたくなかった」と供述しているとの事。
昨年9月末に別れる際、男性容疑者は女性容疑者に事件を口止めしたらしい。

詳細を知ればしるほど、酷い事件だと思う。(涙が出ます)
痙攣した時に救急車を呼んでいれば、助かったかもしれないのに・・・
そのまま放置ですからね。

無くなった長女は母親の実家でおじいちゃん、おばあちゃんと暮らしていた時が一番幸せな時間だったのかもしれませんね。
そりゃあ、死ぬほど虐待される場所になど居たいとは思わないでしょうから、子供ながらに精一杯、母親を気遣って遠まわしに言ったのでしょうね。「虐待されない、実家で暮らしたい」と・・・

この男にしろ母親にしろ、「親」としての責任や「愛情」など微塵も持ち合わせていなかったんでしょうね。もはや人生の重荷でしかなかったのかな?

こんな酷い事件をどう防いだら良いのか?と考えたいけど・・・
母親に問題が有りすぎて、ちょっと打つ手が無いよね?根本的に母親から引き離す以外にこの事件を防ぐ事は出来なかったと思いますね。

なにしろ、足を踏まれた程度で死ぬほど暴行してしまうし、あげく、痙攣して意識不明になっても救急車も呼ばない。

そして小学校に通わせずとは、子供の将来をどう考えているのか?ホントに疑問です。

亡くなった長女だって生まれた時には周囲から祝福されたと思うんですよね・・・
たった6年間でどうしてこう変わってしまったのか?
それとも、最初から望まれない妊娠だったのかな?
 

参考リンク
あなたの中の異常心理

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コメント

生活保護は受けていなかったのかな?
生活保護があれば、男に頼らずに生活できたように思うけど・・・

投稿: ASKA | 2013/04/27 00:38

女性容疑者は両親から女児を引き取った平成23年6月から常習的に虐待をしていたとの事。女児が祖父母の家での暮らしを楽しそうに話すたびに、「いらだち、ストレス、嫉妬心から、殴る蹴る、風呂に顔を沈めていた」との事。
さらに「しつけというものではなかった。娘に私が一番と分からせるため、刃向かわせないための暴力だった」と供述しているらしい。

女性容疑者の供述によると、女性容疑者はこれまでにも金のありそうな男を携帯電話の掲示板で見つけては、その男の家に転がり込んでいたとの事。
「男に飽きたり男に金がなくなったら、次の男にくら替えしていた。子供のことなど考えず、とにかく自分の自由のある生活を選んでいた」との事。

公判の行方に注目しましょう。
しかし、相手は6歳なのに、刃向かわせない為の暴力って・・・逆効果じゃないのかな?

投稿: ASKA | 2013/05/28 11:54

死体遺棄と暴行の罪に問われた母親の女性被告(31)の初公判が4月21日、横浜地裁であった。

被告は罪状認否で、「(長女が)死んでしまったことで頭がいっぱいで、よくわからないまま遺棄現場に行った」と死体遺棄罪について無罪を主張、暴行罪は一部否認した。

検察側は冒頭陳述で、「男性被告が遺棄を持ちかけ、女性被告も了承した。男性被告が穴を掘った際、女性被告は懐中電灯で穴を照らしていた」と指摘した。

神奈川県警は女性被告も傷害致死容疑で再逮捕したが、横浜地検は「激しい暴力を振るったのは男性被告」と判断し、暴行罪で起訴した。

どうなんだろう、公判の行方に注目です。

投稿: ASKA | 2014/04/25 22:06

足を踏まれたことに激怒した女性被告は浴室であいりちゃんに暴行を加えた後、男性被告に「代わって」などと依頼。
男性被告はあいりちゃんの両手首をひもで後ろ手に縛って逆さづりにし、頭を浴槽内の水中に沈めたり上げたりする「水責め」などを繰り返した。

さらに、浴室内に倒れたあいりちゃんの背中を強く蹴りつけ、頭を浴槽の側面に打ち付けさせた。女性被告は、その様子を見ていたという。

一方、弁護側によると、以前にも男性被告があいりちゃんの手首を縛り正座をさせていたことがあったため、女性被告は注意しないまま目を離した。
その後、居間で携帯電話のゲームなどをしていたが、あいりちゃんが男性被告に浴槽内の水に何度も沈められてせき込んでいるのを見つけ、「やめて」と叫んだ。だが男性被告は無視して暴力を続けたという。

女性被告は、ぐったりしたあいりちゃんを居間に移動させて介抱したものの、救急搬送はしなかった。その理由について、「両被告がこれまでの虐待や暴行が発覚するのを恐れた」とする検察側に対し、弁護側は「女性被告が『救急車を呼ぶべよ』と提案したが、男性被告に拒否された」と主張した。

ちょっと唖然とするね。
何かが行き過ぎたとかそんなレベルではないでしょ?
水責めなんて、普通では6歳の子にそんな事できませんよ。
その後の展開はどちらかの被告が嘘を言っているんでしょうが、水責めの話は事実でしょうね。

親としてか、人間としてか、分からないけど、何かが欠けているんでしょうね。

投稿: ASKA | 2014/04/25 22:17

同じような死亡事件が多くて唖然としますね。それでもなお何も是正できない私達大人もまた社会人としての資格を問われているように感じます。親になったときのネガポジ両方の男女脳現象とその対処法の教育が全くなされていない。これも専門家による思春期教育が寛容かと。
愛していることを認識した上での躾は有効だし子供を存えさせますから^^(躾、躾でロボットを作るべきという意味ではないです)

投稿: トモナガ | 2014/04/26 10:57

傷害致死と死体遺棄の罪に問われた横浜市港南区、建設作業員男性被告(29)の裁判員裁判で、横浜地裁は6月20日、懲役8年(求刑・懲役10年)の実刑判決を言い渡した。

裁判長は「執拗で非情な犯行。幼い命を軽視した身勝手な態度は厳しい非難に値する」と述べた。

判決によると、被告は2012年7月22日、当時住んでいた同市南区のアパートで、同居していた女性被告(31)(死体遺棄、暴行罪で公判中)の長女の右肩付近を蹴り、頭を浴槽の壁に打ち付けるなどして死亡させ、遺体を同市磯子区の雑木林に埋めた。

被告は傷害致死罪について「(長女を)蹴った際に力は加減していた」として暴行と死亡との因果関係を否認していたが、裁判長は「遺体の状況などを総合判断すると、被告の暴行で死亡に至ったと考えられる」と結論付けたとの事。

懲役8年ですか・・・
たしかに、この事件で死刑とか、無期懲役とかは無いだろうと頭では理解していますが・・・
これほど、残酷で非情な殺人事件が懲役8年というのは、感情的に軽いと感じてしまいますね。

投稿: ASKA | 2014/06/20 21:08

八井被告28歳?懲役八年?それで反省するのか?罪を償った事になるのか?コイツは再犯するぞ…すぐに死刑執行するべきだ!母親は死刑決まりだろ?

投稿: 父親 | 2014/06/21 09:25

暴行と死体遺棄罪に問われた母親の女性被告(32)=茨城県小美玉(おみたま)市=に対し、横浜地裁は9月5日、懲役2年(求刑・懲役3年)の実刑判決を言い渡した。裁判長は「自己保身のための不自然で不合理な弁解に終始し、反省の情を見いだせない」と指摘したとの事。

判決によると、被告は12年7月21日、横浜市南区のアパート居間と浴室で、女児の顔を平手でたたき、シャワーの水をかけるなどの暴行を加えた。その後、当時同居していた建設作業員、男性受刑者(30)=傷害致死と死体遺棄罪で懲役8年が確定=が暴行を続けて女児を死亡させ、共謀して同市磯子区の雑木林に遺体を埋めた。

弁護側は、居間では暴行しておらず、死体遺棄罪についても「指示に従っただけ」と無罪を主張したが、判決は被告の供述を信用できないとして、受刑者の証言に基づき事実認定したとの事。

懲役2年ですか・・・
この事件は何が原因だったのか?と考えると、私は母親の罪はそれほど軽く無いのではないか?と感じてしまいます。
確かに、最終的に死亡に至る暴行は男性容疑者(懲役8年)による物かもしれない・・・
だけど、その原因を作ったのは、娘に足を踏まれて激怒した母親ではないのか?
更に言えば、ネットで知り合った男性の家を転々とするような生活に原因は無かったのか?
と感じてしまうわけですね。

女性は男性に比べて、社会的には弱い存在なんだと思います。いろんな意味でね。
だからこそ、女性はちゃんと自立した生活ができるように、若い時から慎重に生き方を選ばなければならないのだと思います。
しかし、誰もが、思い通りの人生を歩めるわけでもないので、予定外に人生を踏み外す人もいるでしょうね。
そうなってしまうと、なかなか、軌道修正が難しいのかもしれません。

投稿: ASKA | 2014/09/06 00:43

一審判決でしょうか?確定かな。こういった事件の都度ASKAさんが触れた社会状況のことを私も考えてしまいます。

19年代「日本のファーストフードにはピチピチの乙女がおる!」と外国人は驚き、一つの観光名所でした。英国等ではファーストフードの店員などは生活の為に「やらねばならない人(財産や特別な職能のない中高年・経産婦等)」がやるもので。雰囲気暗かったです^^;日本のは明るかった。が、その裏で死んでいった幼い命も多かったと思います。

かと言って私は、学生や生徒さんの職場がなくなるのも嫌だし、より高い集客率を企業が望む権利もあると思うので。。むしろ働くのに年齢制限をもうけないでほしいとさえ。
とくに今の男児はあるべき闘争心を幼児の頃から否定され、去勢され、良く生きる意欲を失い、弱ければ犯罪者、それより強ければニート。そんな事態よりは闘争心が生きているうちに社会の厳しさと戦うのを楽しむほうがはるかに楽しい

結局。私などでは二極論しか思い浮かびません。追いつめられた親を全員、今すぐ殺すか生かすか。後者が好きなので後者に努めてはいます。
因に子を殺す親は沢山いますが、自分より先に子が死んで心底嬉しい母親は一人もいないと思います。理想論ではなく生き物の本能的な話で。

投稿: トモナガ | 2014/09/08 13:10

刑が軽すぎて唖然とします。
自分の子供に対する傷害致死は一般の傷害致死より重い刑を課しても良いぐらいなのに…。だって、小さい子は無条件で親(または親代わりの人)を愛し慕い信頼していますよ。本能的に。だからダダをコネたりもする。その親に暴行を受けているんじゃ逃げられません。こんな酷い犯罪は無い。それなのに、なんなの?この軽さは?
法律の改正を望みます。そして、児相と警察の積極介入で、この最悪な状況を改善して頂きたいです。

投稿: まーぷる | 2014/09/09 18:02

青臭いな…(-_-)

投稿: | 2014/09/09 19:21

いやはやまーぷるさんの様に冷静な方がこのようにお嘆きとは。 児相の危機察知・対応向上や学園(保護施設)の充実化急務ですね!以前よりだいぶ防犯にも努めてくださってる公ですが、更に仕事しないと何もしていないと言われかねません^^;幹部にはなりえない母親の自立支援、生活に十分な雇用の創出も急務ですね(って昔言ったような^^;)

平時ではなく危機時、航空機では子を助けるために親が先にエアマスク(?)をつけるよう指示されますよね(T_T)苦しんでいる子供の前で。無慈悲な!でもきっと逆では結果が悪くなるからなんでしょう。

記事のような危機家庭も同じ。選挙権の無いおとこの子が女児のエアマスクになり得るとはちょっと…。親はシングルであろうとなんだろうと頑張ってほしい。

投稿: トモナガ | 2014/09/10 17:33

前述訂正→建設業男性は20を過ぎていたんですね><女性に「逆らえなかった」と言うからてっきり…失礼しました

投稿: トモナガ | 2014/09/10 17:50

>刑が軽すぎて唖然とします

この事件とは関係ないですが自転車に乗った通りすがりの女子高生に馬乗りになって滅多刺しにして殺害した岡崎の事件の犯人は懲役15年くらいの刑になったような気がします。自分は引きこもりで(10年以上)としていますが14年目です。自室での14年と刑務所での14年は時間の感覚が違うのかもしれませんが喉元過ぎれば何とやら・・・・です。前者にしても後者にしても「思い出す時間の長さは大差」ないでしょう。例えば5年間をAとBが別空間で過ごしたとしてAとBは1年360日×5年を思いだすわけではないでしょう。

独自解釈かもしれませんが刑罰というのは不平等性によるものですよね?被害の不平等性を測り刑を科す。つまり年数によって「元を取る」という判断なのでしょう。そのように考えますと自分はあの事件で15年が妥当だとは到底思えないです。個々の事件では其々に事情がありますから其処は考えなくてはなりません。その場合に不平等な結果にもなります。ただ「通り魔」的な犯行はどうなのでしょう?被害者は何の落ち度もなく無残にも殺されるのです。回復不可能なので死刑でも元は取れません。だからと言って15年はあまりにも短すぎるのではないか?と思います。今回の事件では2年ですね。あまりにも短いです。この14年の引きこもり生活で数多の虐待死事件を見てきましたが概ね10年以下の懲役で終わっていますね。別の記事で人権を軽視するようなことを言った自分に指摘する資格はないかもしれませんが「人様の命を何だと思っているのだ」と裁判官に言ってやりたいです。激昂時はともかく平静時は常にこんなふうに思っております。

投稿: ヒキコモーリ (10年以上) | 2014/09/12 01:31

>ASKAさんへ
>生活保護は受けていなかったのかな?生活保護があれば、
>男に頼らずに生活できたように思うけど・・・

以前に某掲示板で今回の事件とは関係ないですが「受給の仕方がわからない馬鹿なのだろう」と言っていた人が多々いました。「わからない」それはあるのかも知れませんが日本は政府・個人共々そういう制度があることを知識として教えていないです。他の場所ではニュースを元に「日本はIQが高い=他国は馬鹿」等と言っていますが「そんなIQの高い日本人が生活保護申請の仕方がわからない」は話になりません。他国は低IQなのに申請の仕方がわかるとでも言うのでしょうか?ありえません。

そもそも何よりも日本は「受け取ること」それ自体を善しとしていません。GDPに於ける生活保護の割合は僅か0.6%でこれはOECDで最低の数字です。オマケに民間による援助もないので常にジリ貧で回しています。日本は自助の国やら言って威張っている人がいますが自分には「随分と人に冷たい国だな」と思わずにはいられません。

投稿: | 2014/09/12 01:47

ほんに無策は冷たいですよね。

現在、日本で生活保護を貰いやすいのは「暖かい協力的な血縁者がいる者(堂々と「自分には援助意思がないので保護してやって欲しい」と役所員に言ってくれる血縁者たち)」「親身な弁護士を雇える程度の余裕のある者」「しばらくは仕事が休める程度の貯金がある者」「コネのある者」それと「制度を悪用することに慣れている犯罪組織」でしょうか。。

追いつめられたシングル親などは何日も役所に通うよりワープアを選ぶしかないでしょう。加えて名無しさんがおっしゃる通り状況を鑑みない自助礼賛。結果、精神的・肉体的過労等から異常な犯行に至る、という流れが見受けられます。

改善策として、今、いくつかの市区町村では公のソーシャルワーカーさんの活躍が目立ってきましたね。ただ法のエキスパートではなくあくまでも応援団です。それでも暖かい応援者がいることで助かる幼い命があったのも事実。J.K.ローリングの大人向けヒット作でも触れられていましたね^^

投稿: トモナガ | 2014/09/14 06:30

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