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2013/06/21

神奈川県横浜市瀬谷区阿久和東女子大生刺殺事件

6月20日(木)午後11時45分頃、横浜市瀬谷区阿久和東のマンションで、4階に住む大学1年、女性(19)が腹などを刺され、2階の階段踊り場に倒れているのを母親(43)が発見、119番する事件が起きている。

被害者は約2時間後、病院で死亡が確認された。被害者の上には、同市内に住む別の大学1年の少年(19)が覆いかぶさるように倒れ、腹や胸から出血していたとの事。
男も病院に運ばれたが、命に別条はないとの事。

捜査関係者によると、2人は高校の同級生で、交際中だったという。発表によると、2人の近くには血の付いた果物ナイフのようなものやカッターナイフなど複数の刃物が落ちていたとの事。

3階の階段踊り場に大量の血だまりがあり、2階踊り場まで血痕が続いていた。同署は3階踊り場で刺されたとみているらしい。

母親が4階の自室にいたところ、女性の声で「助けて」という声を聞きつけ、駆けつけたらしい。同署には、被害者からストーカー被害などの相談は寄せられていなかったとの事。

通報の直前、現場付近の住民は、男女が言い争うような怒鳴り声を耳にしていた。
午後11時半すぎたくらいですかね。そうしたら女の人の声がしたので、女の人は『キャー』と言って、『もうやめて』、『やめて』と、何回も叫んでいる感じでした」と話したらしい。
その直後、悲鳴を聞いて駆けつけた被害者の母親が、踊り場付近で血まみれになっている娘の姿を発見したとの事。

現場は相鉄線希望ヶ丘駅から南西に約1・5キロの住宅街。

同署によると、被害者は腹や背中を多数刺され、顔も切られていた男は腹と胸に刺し傷があった。2人は男が上になる形で折り重なるように倒れていた。

神奈川県警瀬谷署は21日、殺人容疑で交際相手の横浜市旭区の大学生の少年(19)を逮捕したとの事。

被害者は、飲食店でアルバイトをしていたが、バイト仲間には「男性と別れたい」などと話をしていたとの事。
また、その悩みは、母親にも打ち明けられていたとの事。

こんな事件ですね。
事件後1日しかたっていないので、あまり情報がありません。
とりあえず、ポイントだけ整理しておくと

1)犯行時刻は23時45分頃、多分、被害者の帰宅を待ち伏せしていたのでしょうね。
2)現場に複数の刃物が落ちていた。
3)被害者は腹、背中を複数刺されていた。
4)3階踊り場に大きな血だまり、2階まで血痕が続き、被害者は2階踊り場で発見。
5)逮捕された交際相手の少年も腹と胸に傷があったが命に別状なし。
6)被害者は周囲に「男と別れたい」と話していた。
7)発見の直前、男女の口論の声を周辺住民が聞いていた。

こんな感じですね。
1)から4)の内容からすると、殺意まんまんで待ち伏せしてたんでしょう。
6)と7)の直前の口論から「別れるなら、お前を殺して俺も死ぬ」と言う感じなのかな。

まー珍しい事件じゃないですね。
男女関係のもつれで殺人事件が起きるのは、世界共通なんでしょう。

ただね、被害者も容疑者も19歳ですよ。3ヶ月前は高校生です。
別に男女交際が悪いと言うわけじゃないけど、なぜ、そうなっちゃうのかな?
別れたいと思う方は仕方がないと思うんですが・・・なぜ、「別れるなら殺す」になっちゃうんですか?

別れたく無いと言う気持ちも分かるけどね・・・だからと言って、脅して無理矢理、交際を続けてもそれってただの「自己満足」でしょ?
何の意味も無いよね?

結局のところ、この19歳の少年の心の中には被害者との交際以上に大切な物って無かったって事なんだろうね。
将来の夢とか希望とか、そんな物が何もなくて、ただ、目の前の交際相手の事だけが人生の全てになってしまったんだろうね。

だから、別れるなら、生きていても仕方が無いって事になってしまったのかな?
あるいは、他の男に盗られたくないと言う感情もあったのかもしれないけど・・・

昔から恋は盲目とも言いますから、仕方が無い面もあるかもしれないけど・・・
この少年が将来の夢とか持っていたら、この事件は起きなかったのかな?

なにしろ、19歳ですから、まだまだ、これから素敵な出会いだって十分にあるわけでしょ?
そこまで、思い詰める必要は無いと思うのですが・・・・

ドラマや映画、漫画とかですばらしく素敵な物語があるけど、現実の恋愛なんてそんな絵に描いたような物ばかりじゃないんだよね。
男女交際については少し慎重すぎるぐらいがちょうど良いのかな?と思います。

続報を待ちましょう。

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コメント

横浜市瀬谷区で2013年6月、交際相手だった女子大生=当時(19)=を刺殺したとして、殺人などの罪に問われた少年(19)の裁判員裁判の判決が2月18日、横浜地裁であり、裁判長は「救命措置も施さず、強固な殺意に基づく執拗(しつよう)な犯行」として、求刑通り懲役5年以上10年以下の不定期刑を言い渡したとの事。

裁判長は、「仲直りできないことに絶望したという動機は身勝手で短絡的」と批判。
けんかの原因も被告の浅はかな言動が原因と非難したとの事。
さらに「被害者は19歳ですべての可能性を奪われた。痛ましいとしか言いようがない」と述べ、少年法が定める不定期刑の上限が相当としたとの事。

裁判長は判決言い渡し後、少年に「被害者の冥福を一生涯祈り続けてほしい。それが課せられた使命」と語り掛けたとの事。

5年以上10年以下と言う判決です。
長くても10年後(29歳)で早ければ5年後(24歳)で社会復帰するわけですね。
少年だからしかたがないのでしょうが、殺害された19歳の少女は生き返られないですから、やはり、ちょっと軽いのでは?と思わなくもないですね。

多分、遺族の方は納得できないでしょうね。

その反面、死刑になるような事もないでしょうから、いずれ社会復帰するのもしかたがないと思います。
社会復帰するにあたり、ちゃんと反省して更生する事ができるのか?そちらの方が問題かもしれませんね。

投稿: ASKA | 2014/02/19 01:01

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