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2013/06/07

茨城県境町塚崎就寝中男性殺人事件その2(容疑者逮捕)

6月6日、県警捜査本部は境町山崎、アルバイト店員、男性容疑者(24)を殺人容疑で逮捕した。
容疑者は、同町内のレンタルビデオ店ので働く被害者の妻(37)の同僚だった。

「交際するためには、被害者が邪魔だと思った。私が刺したのは旦那さんです」と、容疑を認めているとの事。

逮捕容疑は5月27日午前2時15分ごろ、被害者宅に侵入し、就寝中の被害者の胸などを刃物で刺して殺害したとされる。

容疑者の自宅近くで、供述通り凶器とみられる果物ナイフのような刃物が発見され、事件時に使用したとみられる車からは血痕が見つかったとの事。

被害者の妻が「ストーカーのような行為を受けていたらしい。
買い物に行くと容疑者がいた」などと証言したことから浮上。容疑者は電子メールで交際を要求したが、妻は「夫がいる。交際できない」などと何度も断ったらしい。
警察にはストーカー被害相談をしていなかった。容疑者は、被害者とは面識がなかったとみられる。

容疑者が凶器のナイフについて、「自宅から持って行った」と話した上で、「午前1時過ぎにアルバイトを終えて被害者の家に行った」などと話しているとの事。

容疑者は、現場からバンタイプの自家用車で逃走したとみられているが、その後の調べで、容疑者が事件後の6月4日、この車を中古車販売店で売却し、新しい車に買い替えていたとの事。

中古車販売店の店員は「(容疑者に)『被害者の奥さんと職場が一緒なんですよね?』と話をしたら、『そうなんですよね。お巡りさんと取材の方とかが来ていました。(犯人は)誰なんでしょうね? 誰なんでしょうね?』と話していたらしい。

押収された車からは、被害者のものとみられる血痕が見つかったとの事。

捜査関係者によると、容疑者は事件前日の5月26日夕方から深夜まで勤務。27日午前1時過ぎに勤務先を出たが、メールを送ったのの前後の時間だったとの事。
その後、車で約3キロ離れた被害者宅へ向かい、同2時15分頃、寝室で寝ていた被害者を刺殺したとみられる。

事件から2、3日後、被害者の妻が警察に対し「犯人かもしれない男がいる」と話したことが逮捕のきっかけだったらしい。

容疑者による妻へのストーカーまがいの行為を把握した警察は、容疑者の周辺を慎重に調べたうえで、5日から事情を聴き始めた。容疑者は当初は否認していましたが、6日、容疑者の車の中から発見された血痕などについて質問を始めたところ、「私が殺した」と犯行を自供したとの事。

容疑者と被害者の妻は、6年前からアルバイト先の同僚だった、勤務時間は、妻が日中で、容疑者が夜勤だったため、会うことは少なかったらしい。ただ、去年あたりから容疑者が好意を持ち始め、妻に会うために早めに出勤したり、メールやつきまといのような行為が始まりましたが、容疑者は「交際には至らなかった」と供述しているとの事。

交際を断っていた妻も警察に相談するほど深刻に捉えてはいなかったようで、容疑者の妻への好意には職場の同僚も気づいていなかったらしい。

こんな所かな。
ポイントを整理しよう。
1)逮捕されたのは殺害された男性の妻(37)の職場の同僚男性(24)だった。

2)容疑者は被害者の妻に交際を申し込んだが、妻は夫がいるから交際できないと何度も断った。

3)容疑者は被害者の妻に対してストーカーまがいの行為を行っていた。

4)凶器は容疑者の供述した場所から発見された。自宅から持ち出したらしい。

5)犯行時に使用した車を事件後に売却していたが、その車から被害者の物と思われる血痕が発見された。

6)事件当日1時過ぎに仕事を終えて被害者の妻にメール、その後車で被害者宅に向かう。

7)動機は被害者の妻と交際する為に、被害者が邪魔だったから。

容疑は濃厚ですね。
発見された刃物が犯行に使われた凶器だと断定され、車から発見された血痕が被害者の物と断定されれば、物証は十分だし、容疑を認める自白証言もある。

人が人を好きになる事はもう本能みたいな物なので、頭でこの人はダメと思っても、なかなか気持ちを打ち消す事は難しいとは思いますが・・・

だからと言って、その障害になる夫を殺害すれば、交際する事ができると考えるのは間違いですね。
確かに、妻は交際を断るのに「夫がいるから交際できない」と言う言い回しで断っているようですが・・・
(この点は精神鑑定があれば何か問題が指摘されるかもしれませんね)

この妻の回答は常識的でもっともな回答です。
夫婦関係や家族関係を壊してまで容疑者と交際する理由は、妻には無いでしょう。
もし、夫が居なかったとしても、子供がいますから、子供の将来を考えても24歳アルバイトの容疑者との交際と言うのは考えにくいでしょうね。

報道では「ストーカーまがいの行為」があったと言う事ですが、思考パターンはストーカーその物じゃないかな?
結局、どんな手段を使っても「好きな人」をそばに起きたかったと言う事でしょ?

それから、計画性についてですが
刃物を持って仕事に行き、仕事を終えてから被害者宅に向かい、寝室に侵入して、犯行、妻に気づかれそうになって、慌てて逃亡してます。
どうやら、焦って玄関の靴を履かずに手に持って走って逃走したんでしょうね。
一見すると計画的に見えるけど・・・私としては、リスクが高すぎると思うんですよね。

最大の疑問は犯行場所です。妻が寝ている寝室で、夫を殺害すると言うのが理解できません。
もし、夫が気づいたら確実に騒ぎとなり、妻も目を覚ますでしょ?
その時、顔を見られれば、一発で身元確定ですからね。
その場合、口封じに妻を殺害する事もできない。なにしろ、その妻と交際する為に夫を殺そうとしているわけですからね。

だから、もし、運よく夫を殺害する事ができても、妻に目撃されれば、夫を殺害した意味がなくなります。
「目撃した妻が黙っていてくれる」とは容疑者は思っていないでしょう。
なにしろ、目を覚ましそうになった妻に気づいて、一目散に逃げ出していますからね。

このあたりを考えると、ホントに計画的な犯行なのか?もし、計画的な犯行だとしても、かなり支離滅裂な計画だったのではないか?と思います。

容疑者の思考がかなり硬直していて、猪突猛進と言う印象ですね。

ただ、責任能力は有りなんだろうと思います。

続報を待ちましょう。

参考リンク
茨城県境町塚崎就寝中男性殺人事件
茨城県境町塚崎就寝中男性殺人事件その3(一審判決16年)

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コメント

みなさん、今晩は
この事件について、何人かの方からコメントをいただいています。
意図するところは分かるのですが、まだ公開は控えたいと思います。
容疑者は逮捕されています。もしそうなら、その話がでるでしょう。
公開はそれからにします。

投稿: ASKA | 2013/06/07 21:36

なんで家の場所を知っていたのでしょうか?まあ、住所を知る術くらいあったかもしれませんが、なんで家に入れたんでしょう?秘密に合鍵でも作ってたんでしょうか、まさか無施錠だったとは思えないし…。

巻き込まれた被害者の方がすごくお気の毒です。ご冥福をお祈り致します。

投稿: りさりん | 2013/06/08 00:40

続報なかなか上がってきませんね。
容疑者が黙秘しているのでしょうか。
被害者家族のためにも早期の全容解明を期待ですね。

投稿: ルパン | 2013/06/14 02:45

茨城県境町の民家で就寝中の男性を刺殺したとして、殺人罪などに問われた同町山崎、無職男性被告(25)の裁判員裁判で、被告とアルバイト先で同僚だった、男性の妻(37)の証人尋問が18日、水戸地裁であった。

弁護側は「妻が犯行を主導した」と主張したが、妻はこれを否定し、「被告は人に罪をなすり付けようとしている」と述べた。

検察側は冒頭陳述で、被告は男性の妻に一方的に恋愛感情を募らせ、「夫がいなくなれば交際できると考えた末の犯行で、妻と意思は通じ合っていない」と訴えた。

とこんな所ですね。
公判中なのであまり書かない方がよさそうですが・・・
疑問点を書くと

1)逮捕後の供述には共謀の事を話していないのはなぜか?

2)共謀した計画的犯行なのに、どうしてこんなに杜撰な計画なのか?

3)そもそも、容疑者逮捕のきっかけは妻の証言だったが、容疑者が逮捕され共謀が発覚して困るのは妻のはず、その妻が自分に不利な証言をするのか?

投稿: ASKA | 2013/11/18 23:57

仮に共謀での犯行ならば、容疑者は単独犯であると主張し好きな妻をかばうのではないかと思うのですが。
それとも、取調べで極刑を恐れるがあまり容疑者は妻に対しての恋愛感情を失ってしまったのでしょうか。
短絡的で筋が通っていない稚拙な犯行だったのでしょうね。

投稿: ルパン | 2013/11/19 05:55

みなさん、こんばんは
さて、何件かコメントをいただいていますが、妻との共謀を疑う内容については、影響が大きいので公開を控えています。

とりあえず、私の見解を書きますと・・・
被告人の狂言と言うか、偽証なんろうと思います。

2千万の保険金を受け取ったと言う話がありますけど、それは偶然だと考えています。

理由は、死亡時受け取り金額が2千万と言う金額が少なすぎると思うからです。

一般サラリーマンの年収が5百万だとして、2千万では4年分の年収にしかなりません。

アルバイトの被告人の収入だけではとても、家族の生活を支えられないでしょう。

そう考えれば、死亡する事が決まっているのに、2千万の保険金は安すぎるんですよね。
1億ぐらいないと、将来が不安でしょう。

2千万と言うのは亡くなったご主人の収入に見合った掛け金から出た数字なんだろうと思います。

つまり、事件とは関係ないと考えています。

では、なぜ、こんな証言をしているのか?
と言うと、それは、被告人が「どうして自分はこんな目にあっているのか?」と考えているからだと思います。

自分がこんな事になっているのは、「被害者の妻の責任」だと思っているんでしょうね。

で、2つの可能性があると思います。
1)原因は妻にあるのだから、自分の罪は軽いはず。
その為には、妻が首謀者でなければならない。

2)こんな事になった原因は妻にある、その逆恨みで妻に濡れ衣を着せて、道連れにしようとしている。

私は2)の方が可能性が高いかな?と考えています。
いずれにせよ、多分、真相は被告人本人からは出ないと思いますね。

もしかすると、時間が経過して、真相を話すかもしれませんが、それは判決が出た後でしょうね。

とにかく、事件時に妻からナイフを渡されて「逃げて」と言われた。なんて具体的な証言をしてますから、証言に矛盾が出れば、この一連の証言の信憑性も疑われる事になるでしょうね。

判決を待ちましょう。

投稿: ASKA | 2013/11/20 01:15

バイト先で被告は、奧さんに少し優しくされたかね。若い男で恋愛経験がなかったのかもしれない。デートしたかもしれんが、一方的にのめり込んだのかな。女性の火遊びも気を付けてほしい
危険だ。

投稿: # | 2013/11/20 13:33

被告はマザコンなのかな?一回りも上で40前の人妻に何を求めたのだろうか?

投稿: 怪傑丸 | 2013/11/20 23:53

被告は 妻の共謀説が噓だったら 3日前の10分間の会話の中の内容を(亡き者にして欲しいと勝手に思った)と言わずに(殺して欲しいと言われたと)決定的な自己防衛の為そこまで噓をつくのではないのでしょうか? 勝手に思ったという言い方は真実を言っているような気がします。

投稿: koneko | 2013/11/21 14:29

裁判官の「妻から殺害を指示された事があるのか?」の問に
被告人は「ありません」と答えてます。 共犯や共謀の可能性は低いと思います。 他の可能性ならあるかもしれません。

投稿: joker | 2013/11/21 16:43

水戸地裁は被告人の単独と認定、懲役16年の判決。(求刑18年)

投稿: joker | 2013/11/22 17:22

ニュース等々で口頭尋問の内容を聞いてみると言葉の意味の捉え方の違いからの犯行のようですね。

稚拙と書き込みましたが、相手の話を聞き取る力の低下がこの事件の一番のポイントなのかもしれないですね。

妻が殺人をほのめかすようなことを言ったとしてもそれを現実に実行してしまう倫理観の欠如もポイントですね。

下手なことを軽々しく言うこと、書くことはできない世の中になったということでしょう。

投稿: ルパン | 2013/11/22 18:24

長い間苦楽を共にしてる嫁にとって、バイト先がある意味の息抜きだったのかな? 愚痴の一つをこぼしたばかりに真に受け止められた印象がある。夫婦も子供が出来ると振り回される事ばかり、一歩引くゆとりが彼女には足りなかったかも。

投稿: 怪傑丸 | 2013/11/22 18:46

妻はいわゆるバツ3。
被害者は妻の4回目の結婚相手で、加害者との出会いは、妻と被害者が結婚する前だそうです。
妻が自分の香水を加害者へ贈ったとか、親しげな様子などは、その結婚以前のことなのかな・・・
妻と加害者の、過去のそんな関係・妻の属性が犯行への布石となっているのかもしれませんね。

夫が刺殺されている、そのすぐ隣で寝ていたのに気が付くのが遅かったことや、玄関の鍵が開いていたこと、生命保険に加入したのが最近であることなどで、さまざまな憶測を呼びましたが・・・

一応、判決が出ましたね。
妻の共犯は否定されましたが、妻の言動が加害者の誤解を育んだ、という解釈になるのかな?


投稿: シェリ | 2013/11/22 20:12

×3ですか…子供も何人かいたようですが連れ子なんですかね?
兄弟も父母違いだったりして…
保険加入も直前みたいだし共犯疑われても仕方なさそうですね、
被告は上告するでしょう。

なんとなく歳の割に男好
きな印象が強い嫁ですが そんな嫁を選んだ事が被害者の一番の落ち度ですかな。

投稿: 怪傑丸 | 2013/11/23 05:35

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