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2013/07/02

世田谷一家殺害事件再考その115(アートフラワーと染料のメモ)

時々、事件のキーワードで検索を掛けたりするのですが、今回、久しぶりに染料で検索をかけると興味深い物がヒットしました。
「アートフラワー」と言う物が趣味としてあるようです。
簡単に言うと、造花を作る事らしいですね。

重要なのは、このアートフラワーを作成する過程で、布や紙などの素材を「染料」を使って染色するとの事。
そして、染色後に染料を固定する工程もあるわけですね。

検索すると使用される染料に「ローダミンR」が通販で販売されていました。
他にも10色セットで染料が販売されていたりもしました。

これまでの疑問として
1)なぜ染料なのか?
と言う素朴な疑問がありました。染料は顔料とは違い、科学的に不安定で色落ちしやすい物です。
だから、着色するなら染料ではなく顔料になるはずでしょ?と言う疑問がありましたが、このアートフラワーでは元々染料を使うので、この疑問が解消されます。

2)なぜ、3種類もあるのか?
発見された染料が3種類、赤系統2種類に紫で良く似た色の染料でした。
ここも疑問のあるところで、同じような似た色を使う場面が想像できませんでした。
しかし、アートフラワーとなると、花びらの微妙な色の違いを表現すると言う意味では有りですよね。

いくつかの疑問は解決されたけど、逆に染料の使用目的がアートフラワーだとすると否定的な材料も出てきますね。

A)もし、泰子さんかみきおさんが趣味としてアートフラワーを行っていたとしたら?
ある程度の期間、趣味としてアートフラワーを作成したいたのならば、家の中に作品があるはず。さらに親しい友人などには作品をプレゼントしたと思う。(作れば作るほど作品は増えていきますからね)
だとしたら、かならず、その話題は周囲の人に伝わると思うんですよね。
秘密にするような趣味じゃないですからね。

可能性としては、「はじめたばかり」と言うのはあるかもしれません。
でも、その場合でも「入門書」などが部屋にあったり、だれかに教わったりしていると思うんですよね。
そのあたりの情報が無いので、趣味としてのアートフラワーは否定的になってしまいますね。

それに、趣味の場合のもう一つの疑問がなぜ、同じような3色の染料なのか?が新たに疑問として出てきます。
花を作るなら、赤や紫だけでなく、黄色や緑も必要でしょ?と思うわけですね。

B)演劇の小道具としてアートフラワーの手法が使われた?
みきおさんが演劇関係の活動をしていて、舞台の小道具の作成にアートフラワーの手法が使われた可能性はあると思います。
舞台の小道具の場合だと、例えば、桜吹雪の「花びらだけ」が必要な場合なら、色が同じような色だけでも良いわけで、趣味として考えた場合の疑問が解消されます。

この場合、ガレージの引き出しも染色時の作業台として使用されたと考える事ができますね。使用後は他に染料が移らないように、ガレージにしまった。

だけど、この小道具説にも大きな疑問があるわけです。
そもそも、みきおさんは演劇についての活動を行っていたのか?と言う疑問があります。
染料が報道された当初から、演劇関係と言うのは推測されていたわけですが、肝心の演劇の活動をしていたと言う情報がさっぱり出てきません。

もちろん、「報道されないだけ」と言う可能性はあるのですが・・・
でも、演劇と言えば複数の人間が関係しているはずですよね、もしみきおさんが関係していたのなら、複数の人間がその情報を持っていると考えて良いと思うのです。

でも、みきおさんは直接は関係なくて、「小道具の担当者の一人だけが、みきおさんにアドバイスを求めた」と言う場合も考えられるかもしれませんね。
ただ、その場合でも、みきおさん自身が家族や友人に話したり、前日までつけていた日記に書かれていたりしそうなんですよね。

とりあえず、今回のアートフラワー説の収穫は「一般人でも複数の染料を使用する事がある」と言う点ですね。
かならずしも、印刷関係の人だけが複数染料を扱うと言うわけではないと言う事が分かっただけでも良かったと思います。

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コメント

116のモナザイト関連は後にして、あえてAの疑問点を解決するという方向で妄想してみます。

A-1. ご夫婦のどちらかまたは両方が趣味にしていた場合
A-2. 趣味ではないが作る機会があった場合
に分けると…。

A-1で家に作品がないか少ししかないとすれば、始めたばかりという他に「多忙のためあまり作れない」というのがあります。
かたや外資系経営コンサルタント会社社員、かたやフランチャイズ式学習塾の経営者ですから、家庭との両立を考えるとあまり自分の時間がないというのもありそうですよね。
ただASKAさんの仰るように、染料が赤や紫だけというのは不可解です。 しいて言うならその色が好みだったってくらいでしょうか。

続いてA-2
趣味以外でもアートフラワーを作る機会はあるかもしれません。
例えば、「何らかのイベントの際の装飾」とか…。
これならイベント前にしか作る事はないですし、家に作品がない事も頷けます。
しかも、赤と白(染料未使用)だけでも充分装飾としての機能は果たしてくれます。

その関連で思いついたのが、「コサージュ」です。 この場合、緑の茎や葉の部分がなくてもいいですし、イベント参加者の胸飾りなら、大抵持ち帰りますからね。

長々と妄想失礼しました。

投稿: OZONE | 2013/07/04 04:24

入江杏さんアートフラワーされてるようです 出典「この悲しみの意味を知ることができるなら」195ページ

投稿: 事件解決を望む者 | 2013/09/08 19:25

疑問.1 何故あの様な一家全員を惨殺したのか。
疑問.2 何故多くの証拠品を残したか。
疑問.3 当日の家の状況や隣家の人の状況を何故分かっていたのか。推理するとチョンの同性愛者で情報は塾の子供達からか?

投稿: NAPOLEON | 2014/05/01 03:17

玄関の標札のネームの色合いがマフラーに似てる気がします。あれもシリコーンの入ったスプレー使うと思います。
2000当時なら、趣味では無く仕事にしてる人が結構いたと思います。

投稿: 10 | 2014/05/02 01:16

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