世田谷一家殺害事件再考その116(染料とモナザイトのメモ)
染料の検索に引き続いて、モナザイトの検索も行ってみました。
目新しい発見はありませんでしたが、染料とモナザイトはひょっとして繋がっているのか?と言うあたりがありました。
まずは、染料についてですが、正確には蛍光染料です。
ここでも、なぜ「蛍光染料」なのか?と言う疑問がありました。前回は舞台や演劇の小道具と言うあたりが引っかかりましてそちらで検索していくと、ブラックライトを使った。蛍光発光の演出がヒットします。
それで「蛍光染料」が結びつきます。
それに、現場の家の中で染料が発見されたのが唯一、ガレージの1箇所だけから発見されたと言うのも妙な場所です。
これも「蛍光発光」を確認する為だと考えると、暗いガレージが暗室のようになり一番都合が良いと言う事にも気づきます。
で、問題はモナザイトなのですが、基本的にこの事件の中では忘れられた存在ですね。
おそらく、捜査本部もモナザイトから犯人にたどり着けるとは考えていないかもしれません。
だけど、蛍光染料と一緒に考えると、モナザイトは繋がっているかもしれないと言う事に気づきました。
蛍光塗料や夜光塗料はモナザイトのような放射性物質が使われています。
そして、蛍光塗料にはローダミンなどの蛍光染料が使われます。
だから、犯人(染料を持ち込んだ人間)は蛍光発光や蛍光塗料などを扱う人間と考えると、繋がってきますよね。
ついでに、もう一つ「チタン酸バリウム」も繋がりそうな感じです。
「チタン酸バリウム」で検索するとほぼ、電子部品のコンデンサの材料、センサーや圧電素子と言うキーワードがヒットします。この方面で追いかけたのが
「世田谷一家殺人事件ー侵入者たちの告白」なんですが、捜査本部は「スケートボードの滑り止めのグリップテープが削れた物」の可能性を指摘しています。
これは、祖師谷公園のハーフパイプに集まった、スケートボーダーとみきおさんにトラブルがあったと言うあたりから導き出した物だと思います。
でも、これは「本質」じゃないですよね?
スケートボードの滑り止め(外国だとグリップテープ、日本国内ではデッキテープといわれているようです)に「チタン酸バリウム」があるのであれば、その滑り止めを使った物なら、スケートボードでなくても良いわけです。
だから、滑り止めテープを使っている所なら何でも良いわけですよね。
例えば、「舞台の滑り止め」に使われたテープと考えても良いわけです。
かえって「舞台」に固執してしまうのも、なんだかなと思うのですが、ジグソーパズルでハマりそうなピースを探していたらそれが「舞台」だっただけで、もしかすると別のピースもハマるかもしれません。
他の木の葉や鳥の糞とか砂とかも「舞台」と言う角度で見ると繋がりそうに見えてくるのが不思議です。
舞台の上では「何でも有り」に見えるからんでしょうね。
と言っても、全て「妄想」ですけどね。
次はこのあたりを踏まえて、日記の謎から新しい仮説を考えてみる予定です。
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コメント
全部は読んでないので既出でしたらすみません。
ガレージには犯行当日には犯人が入った形跡はなく、ガレージの染料は、同犯人が犯行日以前に侵入した事を裏付ける証拠である、といった事が、無限○廊には載っていました。
そうだとしたら、前もって計画してたんでしょうか
投稿: りさりん | 2013/07/06 08:29
りさりんさん、こんにちは
私は、計画性をうかがわせる要素は無いと思います。。
かろうじて、計画性があるかも?と思うのが泰子さんの塾の月謝の現金が入る時期だった事ぐらいかと思います。
あとは凶器を用意していたから計画的と言うのも、強盗に入るなら当たり前のように思えますし・・・
ガレージの染料が事件以前に犯人が入った時の物としても、それが事件の動機に直接関係するかも分からないと思いますね。
投稿: ASKA | 2013/07/06 17:30
ASUKAさんこんばんは。
なるほど。
重箱の隅をつつくような推理になってきていますね。初動捜査のミスも事をややこしくしていますね。
ASUKAさんの推理、興味深く拝見させていただいています。これだけ膨大な推理、情報ですから、どこかにきっと犯人への糸口がありそうな気がします。
応援してますので、これからも頑張って下さい。
投稿: りさりん | 2013/07/07 23:56