児童虐待が起きる4つの要素
厚労省は「子ども虐待対応の手引き」の中で、同省の「健やか親子21検討会報告書」から引用して、次の四つの要素がそろっていることを指摘している。
(1)多くの親は子ども時代に大人から愛情を受けていなかった
(2)生活にストレス(経済不安や夫婦不和、育児負担など)が積み重なって危機的状況にある
(3)社会的に孤立し、援助者がいない
(4)親にとって意に添わない子(望まぬ妊娠・愛着形成阻害・育てにくい子など)である
とのこ4点が指摘されているとの事。
1)は子供の時の出来事なので大人になってから何かできる事では無いでしょう。
だけど、自覚があるなら、注意しようと言う事はできるかもしれませんね。
だけど、2)、3)、4)は自力でなんとかなりそうな気がします。
2)はちょっと微妙な気もするけど、他のストレスの原因をちゃんと対応できればストレスを元から解消できる可能性があるし、ストレスを発散する合法的な方法を見つける事もできるかもしれません。
とは言え、夫婦間の問題などはこじれる事も多いし、経済的な問題については具体的な解決策が見つけ難いと言うのもあるかもしれませんね。
3)と関連して誰かに相談するのが良いと思います。例えば社会的な救済方法などがあるのに、その存在を知らないとかと言う事はあるかもしれないですね。
4)は難しい面もあるでしょう。産むまで気づかない問題はしかたが無いと思います。
だけど、望まない妊娠なんて、産む前から分かっている事でしょ?
良く考えて産んで欲しいし、そもそも、妊娠を望まないならば避妊するべきです。
かと言って、それは全てでは無くて、犯罪被害の結果とか、事故的な物もあるかもしれません。
それに、産んだ時は望んでも、その後に心変わりしてしまう事もあるかもしれません。
最後は、産むと決めたら、「どんな事があってもちゃんと育てる」と言う覚悟を持って欲しいと言う事なのかな。
でも、周囲の協力が必要なのも間違いありません。苦しい時は誰かに相談しましょう。
相談するだけでも、かなり心が軽くなると思います。
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