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2013/07/08

宮城県気仙沼市新城小学校猫の首なし死骸事件

7月5日(金)、午前8時5分頃、気仙沼市の新城小学校で、登校してきた児童と親が校舎の玄関近くに置かれていたネコの死骸を見つける事件が起きている。

ネコは首を鋭利なもので切断されていてるとの事。

気仙沼署や新城小によると5日朝、学校の敷地内で頭のない猫の死骸が見つかり、警察に届けた。猫は生後4カ月ほどの雌で、鋭利な刃物で首を切られていたとの事。

新城小では7月1日(月)にも、敷地内の花壇で犬の死骸が見つかっているが、外傷はなく、同署は関連がないか調べるとともに、パトロールを強化するらしい。

こんな事件です。
宮城県の小学校の時間割を見ると
朝は8:25までに着席して8:30が始業かな。
下校は16:30、16:55で学校も閉まるのかな。

時系列にすると
7/1(月) 時間不明 敷地内の花壇で犬の死骸が発見、外傷無し。
7/5(金)08:05頃 校舎の玄関付近に首の無い猫の死骸を生徒と父兄が発見。

1日の犬の死骸が今回の事件に関係するか分からないけど、関係すると仮定して考えた方が良いだろうね。

そうすると、1日の犬の死骸の情報が分かりませんが、平日の昼間に犯人が犬の死骸を運び込むのは目立つしリスクが高すぎますよね。
そう考えると、
A)前日の日曜の夜から、月曜の早朝にかけて、犬の死骸を放置したと言う場合。
B)学校周辺に毒の入った餌などを仕掛けておいて、それを食べた野良犬が最終的に学校に入り込んで花壇で死んだ場合。

この二通りが考えられますね。
これについては、警察の捜査の結果を待つとして・・・

問題はそれに続いて
5日(金)の朝の児童の登校に合わせて、校舎の玄関付近に首無しの猫の死骸を放置した事をどう考えるか?です。

この2件が同一人物による犯行だとするならば・・・エスカレートしてますね。
最初は花壇だったし、犬も外傷が無かった。児童が見てもそれほど大きなショックは無かったかもしれません。

しかし、2件目は明らかに児童に対する悪意を感じますね。首の無い猫の死骸を見れば、見た児童はショックを受けるでしょう。そして、それを狙って玄関付近に放置していると考えるのが自然でしょうね。

1日から5日まで5日しか時間が経過していない。
最初の犬の場合は報道もされていないので事件性は弱かったから、教職員は様子を見ると言う判断だったのかな?

で5日の首無し猫はどうみても事件性が強いから大騒ぎになった?

逆に言うと、1日の最初の犬の時、犯人はもっと騒ぎが大きくなる事を期待したと言う事かな?

で、もっと騒ぎを大きくする為に5日には事件性を強めた首無しの猫を必ず発見される玄関付近に放置したと・・・(あるいは、犬である程度騒ぎになったので、2度目は更にその上を狙った場合かな)

こう考えると騒ぎを起こしてそれを見物したい愉快犯の可能性もあるかと思うけど・・・

あの「酒鬼薔薇」事件の時も小学校でしたからね。
やはり、注意しなければなりません。

愉快犯にしろ、快楽目的にしろ、これで終わるとは限りませんから。
しばらくは注意しましょう。

一つ気になったのは、この二つの事件、どちらも同じ小学校で起きてますね。
ただの偶然?それとも理由があるのかな?

現場の航空写真と地図をみると、意外に郊外と言うか比較的人の少ない場所ですね。
東の方にはもっと人の多い場所もあると思うのですが・・・
やはり、この場所には理由があるんでしょうね。
この地域で人が集まって騒ぎになりそうな場所はこの小学校ぐらいなのかな?
それとも、他に理由があるのか?

続報を待ちましょう。

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