北海道三笠市精神科医刺殺事件
8月21日(水)午前11時すぎ、北海道三笠市の市立三笠総合病院から「患者が刃物を持って暴れている」と道警三笠署に通報する事件が起きている。
署員が駆け付けると、診察室で医師が血を流して倒れており、間もなく死亡が確認されたとの事。
同署は殺人未遂容疑で同市の職業不詳の男(55)を現行犯逮捕し、容疑を殺人に切り替えて殺害の経緯などを調べているとの事。
道警によると、死亡したのは同病院精神神経科の医師(53)=同市本郷町=で、包丁で胸など数カ所を刺されていた。
男は精神疾患で同病院に通院しており、診察室で問診を受けていたとの事。
死亡した医師に切り掛かるのを見た女性看護師が助けを呼び、男性看護師2人が包丁を奪って男を取り押さえ、署員に引き渡したらしい。
こんな事件ですね。
詳しい事が分かりませんね。
患者がどんな患者だったのかも分かりません。
逮捕されたのは職業不詳の男性で55歳・・・早期退職でもしていないなら、十分働ける年齢だと思います。
通院歴が長いのかな?
メンタル系の病気は治療に時間が掛かる事が多いようですからね。
精神科医の職場が結構、危険と言うのは以前読んだ
精神科ER 緊急救命室 でも書かれていました。
この本の4章のタイトルに書かれていたのが「狂気か、正気か、病気か、性格か」
なので、この事件の場合も病気の影響なのか?それとも、別の理由なのか?そのあたりの見極めが難しいと思います。
凶器の包丁は容疑者自身が持参したようなので、家を出る時、あるいは途中で包丁を購入した時には犯行を決意していたのか?と思いますが・・・・
しかし、正常な判断の元に犯行が行われたのであれば、何か犯行を決意する理由があったのだと思います。
元々、患者にとって医師は病気や怪我を治してくれる存在なわけで、感謝される側のはずなんですよね。
なので、その期待が裏切られたら、それが殺意に繋がったりするかもしれません。
さらに病気の影響を受けているかもしません、関係被害妄想とか自殺願望とか(この場合は間接自殺を狙ったと言う事になるかな)なので、捜査は慎重に行う必要がありますね。
殉職された医師のご冥福をお祈りいたします。
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コメント
私の生まれ育った故郷で、祖母が精神科に入院しておりお世話になっていた先生でした。ニュースをみて悔しくてたまりません。
55歳の男をなんとしても起訴してほしいです。
人口が少なく、10時に消灯するような平和な町です。
こんな人間がこの世界からこの町からから消えてくれることを願います。
どんな精神疾患があったにしろ、失われた命は戻りません。許せない
投稿: きゅーぴー | 2013/08/23 00:07
向精神薬で攻撃性が高まったから起きたのです。単剤治療という国際的に最低のルールに従うことさえ拒否する日本の精神医療では予測も防止も不可能です。これからも同じような事件が続くでしょう。
投稿: まる | 2013/08/25 18:35
きゅーぴーさん、まるさん、今晩は
薬の副作用と言う話は他の事件でも出ていましたね。
今の所、続報もありませんが、動機が知りたいですね。
投稿: ASKA | 2013/08/26 21:00
私は、事件のことはニュースとネットからの情報しか知らないのですが、被害者の先生は、面倒見の良い、穏やかな先生だったそうですね。ご冥福をお祈りいたします。
この犯人、絶対に起訴してほしいですが、また精神疾患が理由で、お決まりの責任能力なんたらの壁があるのでしょうね……
精神疾患が、有ろうが無かろうが、殺人をやらかしたのだから、きちんと裁いてほしいですね。
投稿: 蒼猫 | 2013/08/31 10:09