千葉県市川市元交際相手女性殺人事件
11月27日(水)16時半ごろ、千葉県市川市八幡(やわた)2の歩道で女性が刺されたと110番通報する事件が起きている。
女性は同市大洲2、無職、女性(22)で、腹部を刃物のようなもので刺されており、病院に搬送されたが約2時間後に死亡したとの事。
県警は殺人事件として市川署に捜査本部を設置、現場から逃げた男の行方を追っている。
県警によると、被害者の刺し傷は1カ所とみられるが、現場付近から凶器は見つかっていない。男は20から30歳ぐらいで、身長170から175センチのやせ形。黒いニット帽をかぶり、フードのついた黒い上着とジーンズ姿だった。
被害者は3歳の娘と交際相手の男性(35)との3人暮らし。
27日は男性と車で娘を保育園に迎えに行った後、JR本八幡(もとやわた)駅前の宝くじ売り場の前で娘と並んでいたところを刺された。娘にけがはなかった。男性は車内の運転席で待っていたとの事。
男性は「男が走り去るのを見た後に振り返ると(被害者が)腹部を押さえてうずくまっていた」と話しているといい、男は無言で刺したとみられる。被害者はこの男性と婚姻届を出す予定だったとの事。
現場は本八幡駅から北東約200メートルにある大通り沿いの繁華街。
事件直後に刃物を持った男が駅につながる階段を駆け上がる姿が目撃されている。
県警は27日夜、記者会見を開き、被害者本人が9月24日に市川署を訪れるなど9月以降に計4回、主に被害者側から20代の元交際相手との復縁トラブルや30代男性との金銭トラブルについて、相談を受けていたことを明らかにしたとの事。
それによると、同月24日午後には元交際相手の男性が被害者の当時の自宅に来たことで警察官が駆け付けるトラブルにもなっていた。県警は2人のトラブル相手の男性からいずれも事情を聴き、口頭で注意していた。その後、被害者から相談はなかったとの事。
事件発生後、この元交際相手の男性とは連絡が取れていないとの事。
県警は28日、元交際相手で職業不詳の男性容疑者(23)=同県松戸市稔台=を殺人容疑で逃亡先の東京都八丈町(八丈島)で逮捕し、捜査本部のある市川署に移送したとの事。
容疑者は「間違いありません。罪を償います」と容疑を認めているといい、同本部は復縁がかなわなかったことが殺害動機とみて調べを進めるとの事。
また、容疑者の供述に基づき現場から約1キロ離れた場所で凶器とみられる血の付いた包丁(刃渡り約20~30センチ)が見つかったとの事。
司法解剖の結果、被害者の死因は右側腹部を刺されたことによる失血死と判明したとの事。
逮捕容疑は、27日16時半ごろ、市川市八幡(やわた)2のJR本八幡駅前の歩道で、刃物で被害者の右脇腹を刺し、殺害したとしている。
容疑者は調べに対し、「包丁はあらかじめ用意し、事件当日はタクシーを利用して駅まで行った」と供述しているとの事。
捜査関係者によると、容疑者は保育園の近くから乗車し、その際に「あの車に付いて行ってください」と運転手に話しており、計画的に殺害の機会をうかがっていたとみられるとの事。
さらに、このタクシーには、知人男性も同乗していたことが、新たにわかり、警察は、この男性からも事情を聴いている。
容疑者は被害者と10代から交際し、約2年間同棲。しかし、別れた約2週間後の9月24日に実家にいた被害者の元に押しかけて復縁を迫るなどトラブルを起こし、駆けつけた市川署員から「今度押し掛ければストーカー行為になる」と口頭で注意を受けていたとの事。
県警は事件後、先祖の墓があり、親族が住む八丈島に立ち寄るとみて警視庁に依頼、捜査員を28日朝から待機させていたとの事。
午前9時前、東京・竹芝桟橋から到着した大型客船内で14人の乗客の身分確認を実施し、提示を受けた国民健康保険証で容疑者と判明したため、警視庁八丈島署に任意同行したとの事。
同島の関係者らによると、容疑者は小学校の途中まで八丈島に住んでいたが漁師だった父親が亡くなってから島を離れたとの事。
1カ月前までは土木作業員をしていたというが、27日夜、島の友人に「八丈島に向かう」と連絡があったとの事。
職場では、精神的不安定な状態だったとの事。
千葉・松戸市内で、母親や妹らと暮らしていたという容疑者は、事件の1週間前にも、自宅近くで、「彼女に振られた」などと触れ回っていたという。
事件直前はかなり不安定だったのかな?
動機としては供述のなかで、「被害者にふられたことによって恨みを募らせていった」というような話をしているとの事。
こんな事件ですね。
まず、時系列は
10代から被害者と容疑者は交際し、約2年間同棲していた。
09月10日頃 被害者と容疑者が別れる。その直後に別の男性と被害者が同居を始める。
09月24日 被害者の実家に押しかけ、被害者に復縁を迫るが警察が口頭で注意していた。
その後、容疑者が実家に押し掛けたため、交際相手の男性(35)とJR本八幡駅付近に引っ越し、住民票に閲覧制限をかけていた。
10月下旬頃 容疑者はこの頃まで土木作業員をしていた。
容疑者が被害者の実家近くで、「女を取られた」などと騒ぎを起こし、近所の住民に通報された。
11月20日頃 容疑者は自宅近くで、「彼女に振られた」などと触れ回っていたという
11月27日 16時半ごろ、宝くじ売り場に娘と並んでいた、被害者を刺す。凶器は事前に準備し、娘の保育園からタクシーで後をつけて、犯行を実行している。
11月27日 夜、容疑者が島の友人に「八丈島に向かう」と連絡する。
11月28日 大型客船の中で乗客の身分を確認し、容疑者を確認した。
警察が28日朝、ヘリコプターで先回りし、28日午前8時45分、フェリーが到着したところで、身柄を確保した。
別れたのが9月10頃かな、2週間後に復縁を迫っている。
そして、結構時間が過ぎて、2ヵ月後の11月27日に犯行を実行ですね。
色々と情報が不足している状況なので、なんとも言えない部分があるのですが、被害者女性の交友関係が気になりますね。
10代の頃から容疑者とは交際していたようですが、子供の父親は容疑者と言う報道はありませんね。
被害者は現在、無職(22歳)なので、多分、出産からこれまでも無職だったのだろうと思います。
9月から2年前まで、容疑者と同棲していたので、子供と被害者自身の生活費は容疑者が負担していたのだろうと推測しています。
容疑者は23歳ですから、この同棲中も土木作業員をしていたとして、経済的には厳しい状況だっただろうと思います。
別れたと言う事ですが、離婚と言う事では無いようですから、結婚はしてないんでしょうね。(籍は入れていない?)
どんな理由で容疑者と別れる事になったのか不明ですが、容疑者と別れた直後に別の男性に一目ぼれして同居すると言う都合の良い偶然は無いでしょうね。
このような状況だけ見てしまうと、容疑者側からすれば、「裏切られた」と言う感情が出てきても不思議ではないかもしれませんね。あるいは、「浮気をしていた」とか「二股かけられた」と言うような感情があったかもしれません。
事実婚と言う選択があるので、籍を入れていない事については、なんとも言えないのですが、これについても、いつでも別れられるような準備と言う見方もできますね。
一般的に、女性が自由に人生を生きる為には自立する事が必要なんだと思います。
自立して生活できるから、自由な人生を生きられる。
逆に、自立できなければ、生活する為に妥協しなければならない事が出てくる。
例えば、結婚や同棲して男性に生活を援助してもらうとかね。
こんな事を考えると、女性が子供を作るのは自立してからにした方が良いと思いますね。
逆に男性が子供を作るなら、「育てる覚悟ができてから」が良いと思います。
容疑者と別れた理由が知りたいですね。
続報を待ちましょう。
| 固定リンク
コメント
しかし又この手の事件か…防ぎようがないしなぁ…でも気のせいか、市川市での事件が多くありませんかね…あと、茨城県、愛知県も…ご冥福を御祈り致します。
投稿: あいよんもん | 2013/11/30 22:55
5月21日の被告人質問。被告は「(被害者に)『結婚する気も子供をつくる気もない』と言われ、ショックだった」と述べ、何度も自殺を図ったとの事。
直接の動機については「自分の子のように感じていた長女に誕生日プレゼントを渡したかったが、会わせてもらえず、殺そうと思った。行動を止められなかった」と説明した。
事件後、フェリーで八丈島(東京)に向かったことは「大好きな父の墓があり、罪を犯したことを謝ってから(警察に)出頭しようと思った」と述べ、逃走の意図を否定したとの事。
子供に会えないから、その原因の母親(被害者)を殺そうと思ったと言うのは、私としては違和感のある所ですね。単純に自分の子供でもないのに、そこまで執着するかな?というところです。
若い時からの付き合いのようなので、過去に執着してしまったのかもしれませんね。
あるいは、現在の自分に対する不満の裏返しで、過去に執着してしまったのかな。
判決に注目です。
投稿: ASKA | 2014/05/23 22:17
道端の女を無理やりレイプしまくるケダモノみたいな獰猛な男もいる
投稿: 奈良孝雄 | 2019/07/02 10:00