東京都大田区田園調布中一女子営利誘拐事件
11月6日(水)午後5時ごろ、東京・大田区の路上で、帰宅途中の中学1年の女子生徒(12)が誘拐される事件が起きている。
女子中学生は無事保護された。
女子中学生宅には6日夜、現金2000万円を要求する電話があり、母親が警察署に通報。
女子中学生は通報の約45分後、同庁府中署員が停止させた不審な車の中にいるのが見つかり、保護された。手足を縛られていたが、けがはなかったとの事。
警視庁捜査1課は7日までに、監禁の疑いで会社員H田(43)=埼玉県加須市栄=、無職M城(24)=沖縄県宜野湾市新城=の両容疑者を、身代金目的誘拐容疑などで無職T場容疑者(23)=沖縄市桃原=を逮捕した。
H田、M城両容疑者の逮捕容疑は6日午後5時ごろ、大田区田園調布の路上で、1人で歩いていた女子中学生に道を尋ねるふりをして車で連れ去り、午後7時50分ごろまで車内に監禁した疑い。
T場容疑者は監禁容疑に加え、同6時50分ごろ、公衆電話から中学生宅に身代金要求の電話をかけるなどした疑い。
同課によると、この車は埼玉県久喜市で借りられたレンタカーで、盗品のナンバープレートに付け替えられていた。
府中署(東京都府中市)の前で検問していた署員が盗難ナンバーに気付いて停止を求めたところ、後部座席の裏に横たわっていた女子中学生を発見し、車内にいたH田、M城両容疑者を現行犯逮捕した。
T場容疑者は7日夜に神奈川県内のコンビニ前で発見され、身柄を確保された。
H田容疑者らは誘拐した女子中学生の携帯電話で自宅の番号を調べ、「娘は預かった。あすの夜7時までに2000万円用意しろ」などと電話していたとの事。
T場、M城両容疑者は友人同士で、いずれも沖縄から1週間ほど前に上京し、仕事を探していたとの事。
2人は主犯格とされるH田容疑者が事件当日、インターネットのサイト上に書き込んだ投稿を見て、H田容疑者と連絡を取り合ったということで、実際に3人が初めて顔を合わせたのは事件直前のことだった。
H田容疑者は22年前から大手の運送会社に勤務している。
周囲とトラブルもなく、まじめだったということで、犯行当日も埼玉県内にあるコールセンターに出勤し、「ほかの事業所を回る」と、上司に許可をとった上で外出していた。その後、連絡が取れなくなった。
その後、闇サイトの書き込みをスマートフォンで見て応じてきた、T場 容疑者(23)らと午後4時ごろに会ったが、これが3人の初めての顔合わせだったとの事。
この1時間後には、犯行に及んでいることから、警視庁は、場当たり的な犯行とみて、調べを進めている。
取り調べに対し、H田容疑者らは「借金の返済に困ってやった。田園調布の子どもの家は金持ちだと思った」などと供述しているほか、「女子生徒を連れて、ひと気のない山の方に行こうと思った」とも供述しているとの事。
H田容疑者(43)が事件当日の6日、誘拐に使われたレンタカーを出勤途中に実名で契約した上、埼玉県白岡市の勤務先を抜け出して事件を起こした。
レンタカーは盗品のナンバープレートに付け替えられていたが、H田容疑者がこのナンバーについて「人から預かったものだ」と供述しているとの事。
警視庁捜査1課は、レンタカー店の記録から身元が特定されないよう偽装したとみている。
こんな事件ですね。
営利誘拐なんて最近じゃ殆ど聞かない事件です。前回聞いたのは・・・
2006年6月の21歳女子大生の誘拐事件だったかな。
まー、銀行強盗と同じように殆ど発生しない事件になっていくと思います。
営利誘拐は犯罪者側も警察側も難しい事件だと思います。
(詳しくは書きませんが)
今回は偶然にも盗難車のナンバーを使って、それを検問の警察官が気付いて、被害者を確保できたと言う幸運に恵まれましたが、偶然に見えて、その実、ちゃんと検問し、盗難車のナンバーを把握していたと言う基本的な警察の仕事ぶりが評価されても良いかもしれませんね。
主犯の43歳会社員は仕事もあるのに、犯行を思い立ったわけですが、あまりにも杜撰ですね。
ターゲットも選定せずに、田園調布の家は金があると言う短絡した発想。
さらに、仲間も闇サイトで募集して応募した人間2人を初対面で仲間にし、わずか1時間後に出たとこ勝負で犯行を実行です。
朝にはレンタカーを借りているし、盗難車のナンバーも用意しているので、計画的にも見えますが、やっぱり全体としたら杜撰です。
私としては、なぜ、こんな杜撰な出たとこ勝負の犯罪を実行しようとしたのか?と言う事が気になりますね。
43歳、会社員と言うと、家庭や子供もあったでしょうね・・・
動機が「子どもの教育費など将来のために金が必要だった」と言う事なんですが、今日、明日の生活に困ると言う事には思えないですね。
他には「借金の返済に困った」と言う事を言ってますから、こちらが本命かもしれません。
サラ金、闇金といったたぐいなのか、執拗な取立てでメンタルに問題でも起きていたのかな?
まー業務の方は問題なくおこなっていたのであれば、責任能力に問題は無いでしょう。
あとは、「もうだめだ」と人生にギブアップして自暴自棄になっていたのかもしれませんね。
共犯の沖縄の2名も会って、打ち合わせした、そこでは「誘拐」の話があったでしょうから、それを知った上で共犯になっているので、こちらも、人生に絶望していたのかもしれません。
要求した金額が2000万です。当然、分け前の話も出たでしょうが、3で割ると割り切れないでしょ?
主犯格のH田容疑者が1000万、残りを2人で500万ずつ分けるぐらいの話だったのだろうか?
H田被告の借金は1000万ぐらいあったのかな?
続報を待ちましょう。
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コメント
事件発生から3時間あまりのスピード逮捕は3月に盗まれたナンバーに付け変えてレンタカーを走行してたみたいですね。
3月から計画してたのか、他にも余罪があるかは解りませんが ネットで知り合った即席の犯人グループでしたから誘拐された女子中学生がそのままなら今頃 酷い仕打ちか殺害されてた可能性は高いですね。
無事に見つかってよかった。
投稿: 甲南 | 2013/11/09 00:22
ホントに良かったですね。府中でトラップされないと、西に向かっては多摩川べりとか山間部になるから、嫌な事件になっていたかもしれません。でも怖い思いをしたのは間違いないです。厳しく罰してほしい。
投稿: 明智 | 2013/11/09 13:08
犯人達は最初から中学生を殺害して金を貰う計画だったみたいですね。
ナンバープレートを取り換えたのはNシステムを警戒していたのか?
投稿: | 2013/11/09 18:19
盗難届の出されているナンバープレートでN下通ればどうなるか、
普通なら判ると思いますが、重大犯罪に慣れていない大半の人にとっては意外と冷静な判断というのは出来ないという例でしょう。
様々な事件で犯人が謎の証拠残しをするのも、
捕まってみれば裏を掻くためどころか、案外手落ちだったりなどありますから。
投稿: だ | 2013/11/11 11:03
確かに、盗難したナンプレの使い方を知らないアマチャンの仕業ですな。
投稿: # | 2013/11/11 21:07