大分県ネグレクト虐待女児性的虐待事件
12月30日、大分県中央児童相談所(児相)は県内の女児(6)が親類の男(27)から性的虐待の被害にあったとの情報を把握しながら、事実確認をしていなかったと発表した。情報把握後も被害が続いていた。
女児は母親にネグレクトされており、同児相は「女児を母親から離したうえで、性的虐待の事実確認をしようとしたが、母親の同意が取れなかった。結果的に女児に申し訳ない」と陳謝したとの事。
児相によると、今年5月に関係者からネグレクトの通報を受け、女児を一時保護した。
保護最終日の7月3日に、母親の知人が「(女児が)4歳のころ性的な虐待を受けていると聞いた」と通報。
しかし、児相は「幼く具体的な供述は困難」などとして女児を帰宅させたとの事。
この知人は7月16日にも「数日前に性的虐待を受けたのを目撃した人がいる」と通報したが、児相は母親と連絡が取れなかったとの事。
8月8日になり、ネグレクトを通報した関係者が「児相の対応に問題がある」と県警に相談。
県警からの連絡を受け、児相は翌9日に女児本人から話を聴いた。
女児は9日にも親類の男からわいせつな行為をされたと説明。
県警が強制わいせつ容疑で男を逮捕した。
母親は性的虐待を知りながら放置していたとの事。
こんな事件ですね。
ちょっと、児童相談所の対応が問題になっているようですが、言い訳に無理があるような気がしますね。
4歳の頃の話だけど、状況を考えれば現在の被害状況を確認するのは、現在6歳ならできると思います。
7月にも性的虐待の目撃情報があるわけだから、迅速に対応するべきだったでしょう。
8月になって警察に通報されて、やっと対応してその結果、「やっぱり性的虐待ありました」ではちょっと、情けないといわれても仕方ないと思いますね。
ただ、問題の本質は児童相談所の対応とは別の所にあるので、そちらの議論は今後、再発防止策を含めて、専門家の人達に考えてもらいたいと思います。
この事件も多分、母親のネグレクトがなければ、発生しなかったと思います。
普通の家庭なら、子供が被害に遭えば、子供から家族へ「こんな事されました」と報告されるだろう。
そうなれば、親なら誰でも「許さない」って事になるはずです。
それは、一般常識の範囲と言っても良いはずで、今回の犯人だって分っていた事でしょう。
犯人がこの女児を狙ったのは、誰でも良かった訳ではなく、母親にネグレクトされているこの女児だからこそ、狙った訳ですよね。
女児に対する猥褻事件も沢山ありますし、この事件が特別と言う訳でもないと思いますが、ただ、犯行のハードルは犯人にとって、他の子供に比べて低かったと思います。
親類だから、女児に近づいても周囲が不審に思わないし、決定的な証拠がなければ、犯人も捕まらないと思ったんでしょうね。その上、母親はネグレクトで女児に関心がなかった。
犯人は27歳ですが、本来なら掛かるブレーキが掛からず、欲望を抑えられなかったんでしょうね。
しかし、一番責められなければならないのは、やはり、ネグレクトしていた母親でしょうね。
母親がネグレクトしていなければ、この事件は起きなかったと思います。
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コメント
こんにちは。ネグレクトするんだったら何故産むのでしょうか…産んでから脳に支障がでたのでしょうか…いつからどんな形で母親が虐待や放棄をしていたかわかりませんが、この男が4歳位から性的虐待をしていたらしいが、それ以前から性的虐待していたなら女児は何をされてるかわからなかったはず、でも6歳と言えば一年生で、何と無く分かってくる年齢と同時に通報で発覚で逮捕。出所してから女児に近付かない処置をしなければならない!!困ったのは母親、精神的な病は中々治らないから女児を戻す訳にもいかないので、可哀想だが引き離して何等かの対応をしてもらいたい。そうして立派に社会にでた女の子もいるのだから。今は幼いから性的虐待を虐待だと思ってないかも知れないので、これからは周囲で優しさを沢山女児に与えてあげてほしい。心に傷が残らない人生を歩んでもらいたい(>_<)
投稿: あいよんもん | 2014/01/01 12:27