東京都足立区梅田ストーカー殺人未遂事件
2月12日午後11時15分ごろ、東京都足立区梅田の路上で、「刃物で刺された」と女性から消防に通報する事件が起きている。
警視庁西新井署員や救急隊が駆け付けたところ、通報した近所の50代女性が右腹部を1カ所刺されており、病院搬送された。
重傷だが、命に別条はないとの事。
刺したのは女性の元交際相手で足立区在住の40代の男とみられ、同署は殺人未遂容疑で逮捕状を取った。
警視庁西新井署は13日、殺人未遂容疑で、東京都足立区栗原、職業不詳、男性容疑者(49)を逮捕した。
ストーカー・DV対処チームによると、「復縁を迫ったら拒絶され、気付いたら刺していた」などと供述しているとの事。
容疑者は事件後の13日午前11時過ぎ、栃木県那珂川町の親戚宅にいるところを、警視庁から連絡を受けた同県警の警察官に取り押さえられた。
女性は、西新井署に2013年7月から5回にわたり、ストーカー相談をしていた。
被害に遭った女性が警視庁に相談をしたのは、容疑者から「殺すぞ」とメールで脅されたことからだった。
2013年12月には、カッターナイフを手にした容疑者が、女性の前に現れ、「許してくれなかったら殺すぞ」などと復縁を迫ったとの事。
この時、警視庁は女性に対し、脅迫事件として取り扱うことを勧めたが、女性が、口頭での警告にしてほしいと要望した。
そのため、警視庁は、ストーカー規制法に基づき、容疑者に口頭で警告し、「もうやりません」とする誓約書を書かせていた。
調べに対し、容疑者は「『友達に戻りたい』と言ったら、『もう無理』と断られた。
脅かすために包丁を出した。気づいたらおなかを刺していた」と供述しているとの事。
こんな事件ですね。
どうなんでしょう?やはり、警察の勧めに沿って、脅迫事件としていたら、この事件は防ぐ事ができたのかな?
2013年12月の事だから、同年5月に警察庁は、ストーカー行為を繰り返す加害者に対し、専門機関で治療を受けるよう促していく方針を決めている。
だから、もしかすると、それで、治療への動きが出てきたかもしれないけど・・・
具体的にはまだ、機能してないのかもしれませんね。
それが、無くても、数ヶ月とか数年とか、社会から隔離する事ができる。
その時間で、容疑者側に何らかの心境の変化を期待する事もできるかもしれませんね。
被害者としては、いずれ刑務所から出て、報復される事を恐れたのかもしれません。
しかし、結局、復縁しない限り、ストーカー行為は続くし、エスカレートしていくかもしれません。
だとしたら、一度、厳しい手段を取ってみるのも、何かの変化の切っ掛けになるかもしれませんね。
専門家の方の意見を伺いたいです。
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コメント
と思っていたら、
http://disktopaska.txt-nifty.com/aska/2013/10/post-dd28.html#comments
こちらの「ともなが」さんのコメントで強行に出るのも効果ありと実体験でのコメントいただいてますね。
とはいえ、相手の性格や思い込みの深さにもよると・・・
迷ったら、専門家に相談するのが良でしょうね。
投稿: ASKA | 2014/02/14 21:58
たしかにこの場合は脅迫で逮捕されていれば殺人未遂にすぐには発展しなかったでしょう。
私も刃物ではないですが夫から脅迫→殺人未遂の被害の経験があり、殺人未遂ではなく警察からの夫への接触は通さずにDVで接近禁止の処理をしました。その後接近禁止期間を過ぎて電話があった時点で警察からストーカーの処理になると警告し夫は怖がってもう手出ししませんでした。殺人未遂で逮捕されるのを恐れたからでしょう。子どももいるので夫が逮捕されると当時は子どもにデメリットだと私は考えていました。
けどこの事件の犯人は警察の警告さえ無視。恐れより殺意が上回っていたんです。そこまでの危険人物であるかは事件が起こらないと誰にもわからないですね。非親告罪の脅迫の証拠があれば逮捕することに決めるべきだとこの事件でわかります。
投稿: 夫が脅迫→殺人未遂→ストーカー | 2014/02/16 15:51
夫が脅迫→殺人未遂→ストーカーさん、こんにちは
そうですね、事件が起きてみないと、どのレベルの事件になるのか分からないのが、対応の難しい所ですね。
実際、家族間だと相手が逮捕されると、こちら側が困る事もありますよね。
なので、安全な方向に考えた方が間違いが無いと言う事なのかな?
でも、それだと、逮捕されてこちらも困る?
結局は何を優先するか?って事になるんでしょうね。
投稿: ASKA | 2014/02/17 12:01
警察の判断で命のために隔離(逮捕)する。とせねばいけないですね。家族が躊躇してもし犠牲になったら警察も責められます。
当時警察の方より、この頃はDVが増えていて理由は男性が幼稚になっているからだと指摘を受けました。
携帯電話の利用も相手をコントロール下におけているかのように錯覚しやすいようです。
自分の家の都合をここで暴露してしまうと、DV頻発→夫が借金の肩代わりを私に迫って脅迫→断り続けると激情して殺人未遂→親子で避難→保護命令→ストーカー(警察入る)→被害は止む
実際振り返って脅迫の時点で被害届けを出して逮捕してもらえていれば良かったです。
投稿: 夫が脅迫→殺人未遂→ストーカー | 2014/02/17 14:27