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2014/03/01

東京都アンネの日記破損事件

東京都内の複数の図書館でアンネの日記とその関連書籍が破かれる事件が起きている。

事件の発覚は1月25日、東京の練馬区立光が丘図書館の利用者から「本を借りようとしたら破れていた」と訴えがあったこと。同図書館で注意を促したところ、続々と見つかり、2月27日現在、都内8自治体と横浜市の計40図書館で310冊が被害に遭っていた。

「本がひしゃげるほど強い力を加えた跡があった」と図書館の館長は話す。いずれの被害でもページの下半分が数ページから30ページも手で引きちぎられるように破られ、強い力で本がひしゃげていたものもあった。「男性の力でないと無理」との見方も。破られた部分は残っておらず、持ち帰った疑いがあるとの事。

都内では、山手線の西側を走る西武新宿線、西武池袋線、中央線などの沿線に被害が集中。
被害の多くは1~2月に確認されたが、記録を見直したところ、豊島区で昨年2月と5月に3図書館で被害があったとの事。

狙われた本は、同じ図書館でも、場所が離れた複数のコーナーに置かれていた。「地球の心はなに思う」などとタイトルに「アンネ」の語句がなく、すぐに関連本とわからないものもあるとの事。

こんな事件です。
図書館の本を人知れず破いても、それ自体で何か経済的報酬を得られるような行為でありませんね。
だけど、40の図書館で310冊も破るには、自分では気付いていないかもしれないけど、それで精神的報酬を受け取っているんでしょうね。

なので、最初は何か目的や理由があったのかもしれませんが、今では当初の目的や理由は薄れて、手段が目的になってしまっているのかもしれません。(ストレス発散やスリルを楽しむとかね)

アンネの日記やそれに関連する書籍のみを狙っている事にも、ホントに意味があるのか?も犯人に聞かないとわかりませんね。
何か思想的な物があるのか?それとも、単純に最初に成功したのがこの「アンネの日記」だったとか、そんな理由かもしれません。

問題は今後の展開ですね。
精神的報酬を得る為に行っているならば、依存症状態です。簡単に止める事はできません。
しかし、騒ぎが大きくなり、図書館での監視も厳しくなるでしょう。
その為、犯人はこれに代わる方法を考えるかもしれません。
最近では図書館だけなく、一般書店でも本が破られたのは、警戒が厳しい図書館を避けたのかもしれません。
しかし、書店での犯行もこの先は警戒されるでしょう。

そうなると、次は地方へ拡散するか、または、まったく別の行為に精神的報酬を求めるか?と言う方向に展開されると思います。
地方と言っても、経済的、時間的な問題もあるので、東京近県になるでしょう。埼玉、千葉などの図書館や大型書店では警戒する必要があると思います。

心配されるのは、代替え行為に何を選ぶか?ですね。
それが、犯罪行為だと色々と影響が大きいです。
放火や動物虐待などにエスカレートすると危険な方向に進むかもしれません。

犯人逮捕に期待しましょう。

2014/03/14追記

器物損壊容疑などで再逮捕された無職の男(36)=東京都小平市=が同書について、「アンネ・フランク自身が書いたものではないと主張したかった」という趣旨の供述をしていることが分かった。

アンネの日記をめぐっては、これまで別人による創作ではないかとの論争が欧州で繰り返されたが、退けられている。

ユダヤ人迫害に関する展示をしているホロコースト記念館(広島県福山市)によると、オランダの国立法科学研究所などは1980年代に、インクや筆跡の鑑定結果から本人の著作と結論付けており、裁判でも複数回「真作」との結論が出ているとの事。

男は逮捕前に、豊島区や新宿区の大型書店に「アシスタントとゴーストライターは違います」などと書かれたビラを無断で貼り付けていたとされる。警視庁杉並署捜査本部は男の主張が事件の動機解明につながる可能性があるとみて、自宅にあった書籍やパソコンなどを詳しく調べているとの事。

器物損壊容疑などで再逮捕された東京都小平市の無職の男(36)が本から破り取って捨てたとされる紙片は、文字の判読が困難なほど細かくちぎられ、複数の場所に捨てられていたとの事。

捜査本部は男が証拠の隠滅を図ったとみて調べている。

男は本を破ったり、書店に不審なビラを貼ったりした際に手袋を着け、防犯カメラを意識した行動もしていたとみられる。

捜査本部は、男が指紋などから捜査が及ぶことを警戒していたとみる一方で、不可解な供述もしていることから、精神鑑定などで刑事責任能力の有無を調べるとの事。

こんな所ですね。
本人が書いたものじゃない事を批判する為にこんな、犯罪を行ってしまったのかな?
批判するだけなら、他にも法を犯さない方法があったと思うけどね。
逮捕されないと言う自信でもあったのか?
でも、それだけでは普通にリスクが大きすぎるよね?
リスクに対してメリットが何も無いんじゃない?(ただの自己満足だけでしょ?)

それで、犯行声明でも出すなら、その意図が世間にアピールできただろうけど、この事件から、「本人が書いたものではないから」と言う批判のメッセージを受け取れる人は限られているでしょ?

メンタルの問題は疑われますね。

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コメント

この事件に関して興味深い考察をされている方がいらっしゃいますね。
https://www.youtube.com/watch?v=EWFuHd-j4C4
自分もこのサイモン・ウィゼンタール・センターの反応が早いなと感じていたので、ああやっぱり・・・と思いました。

投稿: ひろ | 2014/03/04 19:39

ひろさん、こんばんは

youtube見ました。確かにこの様な見方もできますね。
この事件で経済的な利益があると思わないので、メンタルの問題に結びつけて考えたのですが、もっと大きな視点ではこれで、経済的利益を得る可能性があるわけですね。

日本でも図書館利用のモラルが低下していると言う話はここ数年で出ていたますが、今回の事件はそれはとは明らかに違いますからね。

広範囲、そして、犯人に結びつく証拠も残さない手口、組織的な犯行と考えてもおかしくないですね。

図書館にも防犯カメラを設置しなければならない時代になったのかもしれませんね。

とりあえず、私としては謀略説とメンタル説の両方、有りかなと思います。

投稿: ASKA | 2014/03/04 21:26

東京地検が近く、器物損壊容疑などで逮捕された無職の男(36)=東京都小平市=を不起訴処分にする方針であることがわかった。精神鑑定を実施したところ、「犯行当時は心神喪失状態にあった」と判断されたため、刑事責任を問えないと判断した。

捜査関係者によると、男は容疑を認めたが、意味不明な言動が多く、地検が鑑定留置を申請。2カ月にわたって精神鑑定が行われていた。

やはり、メンタルでしたか・・・
人に危害を加えるような事にならなかったのは不幸中の幸いと言う事だったのかな。

投稿: ASKA | 2014/06/20 00:08

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