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2014/05/09

北海道札幌市北区ガスボンベ爆弾事件その4(模倣犯?)

4月30日に4月3日の事件のガスボンべ爆発事件の容疑者が逮捕されたのですが、その後も同様の事件が起きています。
5月4日(日)午前8時半ごろ、北海道石狩市親船(おやふね)町の道警札幌北署石狩駐在所で、玄関フードのガラスにひびが入り、近くに破裂したカセットこんろ用ガスボンベなどが散乱しているのを、駐在所の男性警部補が発見する事件が発生。

同署によると、ガラスのひびは約20センチ。カセットボンベ1本と一部が溶けた着火剤十数個、半透明のポリ袋の燃えかすがあったことから、着火剤を同封してカセットボンベを加熱し破裂させたとみられる。

警部補が5月3日午後6時に周囲を確認した際は、異常は無かったとの事。

5月6日(火)午前7時半ごろ、札幌市北区新川3の18の大型書店「コーチャンフォー新川通り店」で、店舗出入り口のひさし部分(高さ3メートル)にカセットこんろ用ガスボンベの先端部分が突き刺さり、下にくぎ(長さ約3.5センチ、太さ約1.5ミリ)1000本以上が散乱しているのを清掃業者の男性が見つけ、同店を通じて北海道警札幌北署に通報する事件が発生。

同署によると、書店出入り口の周囲には溶けた固形燃料が入った缶(直径約10センチ、高さ7センチ)も残っていた。
白いポリ袋の切れ端が見つかっていることから、くぎとボンベをポリ袋に同封して加熱、破裂させたとみられている。
近くの駐車場には未使用のボンベ1本もあったとの事。

5月6日午前0時半ごろに書店従業員が出入り口付近を確認したが、異常はなかったという。現場はJR札幌駅から北西約7キロの住宅街。

容疑者逮捕後にもこの2件の事件が起きている。
時系列を更新すると

1月27日(月)09:40頃 札幌北署駐車場でガスボンベが爆発、ワゴン車の一部が焼ける。

2月はじめ       新聞社に次の犯行を予告する内容の犯行声明が届く

2月20日(木)17:20頃 新川2の大型量販店「MEGAドン・キホーテ新川店」の2階靴売り場で商品の靴などが燃え た。

2月20日の事件の直後  道警に犯行声明が届いた

3月18日(火)16:30頃 屯田8のスーパー「イトーヨーカドー屯田店」立体駐車場3階で、ボンベが爆発。

3月27日(木)18:00頃 同所のホームセンター「ジョイフルエーケー屯田店」の男子トイレでボンベが爆発。

4月03日(木)23:45頃  北区の北海道警の警察官舎で爆発、ガスボンベ3本が破裂、長さ2センチの釘が約100本見つかる。

4月08日(火)     FNN北海道文化放送のキャスターに手紙が届く

4月30日 4月3日の事件の容疑で女性容疑者(51)が逮捕される。

5月04日(日)8:30頃 道警札幌北署石狩駐在所で爆発の痕跡を発見。

5月06日(火)7:30頃 札幌市北区新川の大型書店で爆発の痕跡を発見。

こんな感じですが・・・やはり、容疑者逮捕後の2件の事件は少し違和感がありますね。
私の感じる違和感としては

1)犯行が消極的
 逮捕前の事件は全て、爆発時刻が分かっている、つまり、爆発が起きた時に周囲の人間が気付く場所と時間帯で行われているのに、逮捕後の2件では、爆発に誰も気付かない場所と時間帯で起きている。
これは、容疑者逮捕後の2件では犯人が逮捕されない事を優先した為に目撃されない場所と時間を選んでいるんでしょうね。

2)犯行声明が無い
 最初の犯行声明は1件目の警察駐車場の爆発の直後に送付されているので、この段階で事件に関係ない人間が便乗して犯行声明を送付するのは難しいでしょうね。通算3回も犯行声明や文章をだしている犯人が、容疑者逮捕後の2件では全く犯行声明を出さないのは違和感としか言いようが無いですね。

警察も模倣犯と見ているようですが、私もこの意見に賛成ですね。
犯行方法が報道されているので、模倣しようとすれば、誰でも模倣可能です。

ただ、気になるのはこの模倣犯の目的です。
容疑者を冤罪とする為だとしたら、ちょっと片手落ちというか、少し偽装が足りないでしょうね。
逮捕のリスク回避を優先しているので、どうしても達成したい目的があるわけでもなさそうです。
警察の捜査をかく乱して、面白がっている程度の愉快犯というところかな?

事件の行方に注目しましょう。

参考リンク
北海道札幌市北区ガスボンベ爆弾事件その3(容疑者逮捕)

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コメント

5月20日(火)午前10時20分ごろ、北海道石狩市浜益区柏木の道警札幌北署柏木駐在所で、住宅部分の玄関付近に、破裂したカセットこんろ用ガスボンベ1本とくぎ(長さ約2センチ)1000本以上が散乱しているのを駐在所の男性巡査長(28)が発見する事件が起きている。駐在所に損壊はなく、けが人はいなかったとの事。

同署によると、ボンベがあったアスファルトは黒く焦げ、ボンベの底にはジェル状の着火剤が付着。くぎは約3メートルの範囲に散らばっており、付近には白いポリ袋片もあったとの事。
ボンベを現場で加熱して破裂させたとみられる。巡査長は19日は休みだったが、同日午前9時ごろ、周辺を確認した時は異常がなく、20日午前7時ごろ、駐在所内を確認した際にも異変はなかったとの事。

釘は3mの範囲にしか散らばってないと言うのはそもそも、ガスボンベの爆発力はその程度の物なんだよね。
つまり、効果は無いと言う事だろう。それでも使っているのは、模倣犯だからなんだろうか?

ただ、今回の事件は犯行時間が7時から10時20分までの間と言う事になるから、この前の2件に比べて、少し犯行は積極的になっているかもしれませんね。

投稿: ASKA | 2014/05/20 23:48

札幌市北区で相次いだカセットコンロ用ガスボンベの爆発事件で、現住建造物等放火罪などに問われた同区の主婦の女性被告(53)の裁判員裁判の初公判が2月15日、札幌地裁であった。

罪状認否で被告は爆発事件について、「私はやっていない」と述べて起訴事実を否認したとの事。

起訴状によると、被告は2014年1月27日~同4月3日、同区の北海道警官舎や札幌北署駐車場、量販店など計5か所でボンベを爆発させ、官舎玄関の窓ガラスなどを壊したとされる。被告はコンビニ店で万引きしたとして窃盗罪にも問われており、起訴事実を認めたとの事。

検察側は冒頭陳述で、「同署での窃盗事件の取り調べで恨みを募らせた腹いせの犯行」と動機を説明。
14年4月28日の捜索では、犯行で実際に使われたボンベの種類などを記したメモや、犯行声明文を書くのに使ったゴム印やノート本体などが自宅の押し入れから発見されたと指摘したとの事。

やっと、公判が始まったようですね。
爆発事件については否認しているようです。
検察側の証拠がどの程度、犯行を立証する事ができるのか?にかかっているかもしれませんね。
とりあえず、報道された証拠としては
1)事件当日、現場付近の防犯カメラに容疑者に似た人物や車が映っていた。

2)容疑者自宅から犯行声明に使われたと思われるカタカナの定規、ゴム印が押収された。

3)容疑者自宅から事件の日付、ボンベのメーカー、北署員と同じ名前が書かれたメモが押収された。

4)事件現場で発見された物と同じ、着火剤、固形燃料が押収された。

5)容疑者が別の事件で文書に書かれた署員から事情聴取を受けた事があった。

犯行声明に指紋やDNAが残っていれば、決定的かもしれませんが、それはなさそうですね。

公判の行方に注目しましょう。

投稿: ASKA | 2016/02/15 18:07

激発物破裂などの罪に問われた無職の女性被告(53)=札幌市北区=に対する裁判員裁判の判決公判が3月11日、札幌地裁であり、裁判長は懲役18年(求刑・懲役20年)を言い渡したとの事。

公判では状況証拠の評価が争点となり、裁判長は「被告が犯人であると強く推認させる複数の事実がある」と判断したとの事。

検察側は被告の自宅から押収された犯行声明文と同じ文字のゴム印や封筒のほか、五つの事件で使用されたボンベの本数や種類などを詳細に記したメモなどを証拠として提出。
被告は捜査段階から一貫してガスボンベ事件への関与を否認し、「何者かが被告の自宅に(メモなどを)投函した」として無罪を主張していた。

直接的な証拠はなかったが、裁判長は「重大事件に関する不審物が投函されたのに警察に通報せず、家族にも相談しなかったのは不自然。犯人以外は知り得ない事実をメモに記載している」と指摘。
動機についても「警察官らに対する恨みによるものと認められる」と検察側の主張を全面的に認めたとの事。

量刑理由について、裁判長は「極めて危険性の高いもので、周辺住民を大きな不安に陥れた」とした上で、「警察に対する恨みは今なお根深いことがうかがえる。再犯の可能性も認められ、長期間の服役が相当」と述べたとの事。

被告弁護人の弁護士は「主張が伝わらず残念。量刑は驚くほど重い。今後(被告)本人と話し合って控訴するかを決めたい」と話したとの事。

判決によると、被告は14年1月27日~4月3日、札幌市北区の札幌北署駐車場や量販店などでガスボンベを破裂させ、建物や車両を損傷させたとしている。また、13年11~12月には同区のコンビニエンスストア4店で年賀はがき計約1900枚を盗んだとされるとの事。

さて、判決は懲役18年(求刑・懲役20年)ですね。
まー、爆破するボンベの周りにネジ釘を配置するなど、殺傷力を増加させる細工をしてますし、たまたま、被害者が出なかっただけで悪質度は高いですからね。
もし、被害者が出ていたら、もっと思い量刑になったんでしょうね。

詳細が分かりませんが、被告は自宅から押収されたメモを何者かが自宅に投函したと主張したんですね。
そりゃあ、無理な言い訳でしょう。

後付けで言い訳を考えたのでしょうね。

もし、素直に認めていたら、少なくとも判決理由の「警察に対する恨みは今なお根深いことがうかがえる。再犯の可能性も認められ、長期間の服役が相当」の「再犯の可能性」とか「根深い恨み」とかが無くなって、もっと軽い量刑になったのかな?

それから、知らなかったのですが、年賀はがきを1900枚も盗むとは、転売目的だったのか?それとも、当たりの商品が欲しかったのか?

多分、控訴するでしょうね。
続報を待ちましょう。

投稿: ASKA | 2016/03/11 21:41

この事件 私にはどうも腑に落ちません。
まず五十代の女性と爆弾の取り合わせに違和感を感じます。たとえ素人っぽい爆弾でも作るのは大変な手間だと思います。誰かが作り方を教えてくれたとしても、私だったら面倒くさいし疲れるからやりたくないです。中高年女性だったら大抵そうじゃないかしらね。
こんなこと、爆弾作りが好きな人でないと無理。
家族の中に作る人がいたら可能かもしれないけど、警察は彼女が自分で作ったと思っているんですよね。その時点でかなりおかしい。
万引き癖のある女性が取り調べに逆怨みを募らせたとしても、女性なら他にいくらでも仕返しの方法を思いつくと思います。重い刑事罰に当たらない 誰も怪我しない お金もかからない方法を。(具体的に書くと誰か実行するといけないので書きませんが)
爆弾は無いわ。
証拠と言われている物も、カセットコンロのボンベなんてどこの家庭にもありますよ。
犯行メモの存在も、とっても変。もし犯人ならどうしてそんな物をとって置くの?とっくに捨てているはずです。このメモの筆跡鑑定はきちんとしたんでしょうか?
投函…警察がそんなコトするわけないと思いたいけど、昔はやってましたよね。捏造。
今の警察は全国的には仕事がとても丁寧になってきた…冤罪を生まないように努力しているのかな という印象がありますが、コレはやってしまったのかなぁ…何が何でも容疑者を逮捕しないとと追いつめられて。
冤罪の匂いがプンプンする事件です。

投稿: まーぷる | 2016/03/12 18:09

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