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2014/05/16

東京都国立市古美術店強盗殺人事件

5月3日(土)20時50分ごろ、東京都国立市中1の古美術店「孤董(ことう)館」の事務所内で、経営者の男性(73)=八王子市長沼町=が胸から血を流して倒れているのを妻が発見し、110番する事件が起きている。

被害者は現場で死亡が確認された。商品のつぼなど7~8点が無くなっていた。

警察によると、妻が午後8時10分ごろ、被害者に電話したがつながらなかったため店を訪れたところ、店の奥の事務所内で、胸や腰から血を流してあおむけに倒れているのを見つけた。
出入り口に鍵は掛かっておらず、凶器は見つかっていない。

殺害時刻とみられる3日午後5~6時ごろ、店の前に止めたワゴン車に、つぼを運び込む男の姿が複数の通行人らに目撃されていた。

車内に別の人物がもう一人いたとの情報もある。
警視庁立川署捜査本部は、男らが被害者を殺害して骨董(こっとう)品を奪い、車で逃走した可能性があるとみて周辺の防犯カメラの解析などを進めている。

警視庁立川署捜査本部は5月14日、群馬県みなかみ町小仁田、陶芸家、男性(66)と妻でパート従業員の女性(49)の両容疑者を強盗殺人容疑で逮捕した。
捜査本部によると、男性容疑者は「金を借りに行ったが、交渉がうまくいかなかったので持参した刃物で刺した」、女性容疑者は「私は殺していない。夫が財布や骨董(こっとう)品を取ってきた」と供述しているとの事。

逮捕容疑は5月3日午後4~5時ごろ、国立市中1の古美術店「孤董(ことう)館」の事務所内で、被害者の胸や腰を刃物で刺して殺害し、商品のつぼや現金約6万5000円が入った財布などを奪ったとしている。
5月14日に自宅を家宅捜索し、奪われたつぼや短刀など十数点を押収した。

捜査本部によると、被害者は3日正午前に八王子市の自宅から車で外出し、同市内で短刀などを買い付けて同3時過ぎに店に着いた。同4時過ぎ、妻との電話で「客がいるからまだ帰れない」と話していたが、同5時ごろから電話に出なくなったため、この間に殺害されたとみられていた。

男性容疑者は10年ほど前から被害者と付き合いがあり、これまでに20回前後、被害者に焼き物を買い取ってもらったことがあったとの事。

容疑者2人が住む借家の大家によると、2004年8月に入居した当初は家賃は月5万円だったが、次第に滞納が目立つようになった。数年前、男性容疑者の求めに応じて3万円に引き下げたが、約2年半前から一切支払われなくなったとの事。

男性容疑者は「犯行に使った刃物は自宅近くの畑に埋めた。財布は現金を抜いて、同じ畑に埋めた」と供述し、警視庁が14日、畑を捜索したところ、刃物が見つかったとの事。

こんな事件ですね。
防犯カメラの映像、供述した場所から凶器の発見、奪われた壺や短剣などの押収と言う事からみて、容疑はカタイのかな。

家賃の滞納状況や、壺や短剣など現金化しなければならないような物まで盗み出している点からみて、経済的な困窮が犯行動機なんでしょうね。

2年半前から家賃を一切払っていないので、その頃から経済的に困窮していて、あちこち借金などしたんでしょうが、結局行き詰って、犯行を計画したんでしょう。

当日は100万円の借金を申し込んで被害者に断られて、持っていた刃物で刺殺。
財布と骨董品を盗んだと。
容疑者は66歳ですか。

陶芸家とか芸術家って難しい仕事だと思います。
結局、その芸術を買ってくれる人がいないと収入が無いって事ですからね。

生活に困っていたと言うのは分かるのだけど、生活保護とかは受けられなかったのかな?
借金が膨れて、生活保護だけでは生活できなかった?
色々な状況は考えられるけど・・・・
妻はパートの仕事をしていたので、妻の収入で生活していたんでしょうね。

どうなんだろう、夫婦で会話はあったのだろうか?
この事件が計画的な物だとして、夫は妻に計画を打ち明けていたのだろうか?

妻は知っていて共謀したのか?それとも、知らずに現場に居合わせただけなのか?
これまで、妻のパートの収入で生活できていたのなら、この事件を起こさなくても、これからも生活できたはずです。
なので、妻のパートの収入だけ生活できない状態になってしまった場合は共謀した可能性はあるかもしれないですね。
今の段階ではなんとも言えないので、続報を待ちましょう。

まー、この容疑者だって、こんな事になると思って、陶芸家を選んだわけでは無いと思います。
一時期は陶芸家で生活できると思っていたんでしょうね。妻のパートの収入を計算していたかもしれませんが。

このあたりを考えると、やはり「人生設計」って必要なんだと思いますね。
あるいは、決断かな?陶芸家では生活できないと思った所で、安定した仕事に転職する決断が必要なのかな?

お金に困って強盗殺人なんてありふれた事件です。
だけど、そうならない為にどうするか?って事は結構、奥が深いですよね。

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コメント

最近の若い人でも好きな事続けたいあまり婚期が遅くなる傾向ありますよね、または結婚してからの生活の見通しつかないから一緒になれないとか…

好きな陶芸続けたいなら独身貫くのも芸術家のあるべき姿と思いますがどうなんでしょう?

盗らぬ狸の皮算用

いつか日の目を浴びると信じて努力する事は素敵な志ですが

夢見る女子高生と
いつまでも学生気分から抜け出せないのは違います。

芸術はいい加減な物で、
食えないアーティストによる贋作も絶えないのが現実です、中には本物より優秀な作品も多いそうですよ、世界的に見ても本物の画作が世界に四点あるなんて話ですから。

自己保身の為に捏造なんて誰も見たくありませんから。

投稿: 湖南スタイル off | 2014/05/20 22:34

66歳の陶芸家…この年まで陶芸家として活動しているのだから、作品が順調に売れていた頃もあったでしょう。80年代は30代…。私は陶芸家の知り合いはいませんが、以前知り合いの知り合いの骨董屋さんと話した時、"バブルの頃はバカみたいにドンドン売れたよー" とおっしゃってました。
単に生活が苦しくて犯罪に手を染めてしまうとしたら、もっと地味なやり方もあったと思います。どんな人か知らないから言い切ることは出来ないが、元々犯罪傾向は無い人が、心に何かを鬱積させて爆発させてしまったように見える。かつては才能もあって順調にいっていた人が年をとるに連れ経済的に困窮してくるのは相当辛いコトだと思います。自分は落ちぶれたのに、相変わらず羽振りの良い知り合いへの嫉妬の感情がどす黒く渦巻いていたかもしれません。

投稿: まーぷる | 2014/05/21 12:37

私が前回書いたコト少し違ってたみたい…。二年以上も家賃滞納しているのに、大家さんが来ると謝るどころか恫喝して追い払ってたとか。その図々しさたるや十分犯罪的…。

投稿: まーぷる | 2014/05/27 12:53

東京都国立市の古美術店で昨年5月、店主=当時(73)=を刺殺し骨董(こっとう)品などを奪ったとして、強盗殺人と銃刀法違反の罪に問われた陶芸家男性被告(67)の裁判員裁判の判決が2月23日、東京地裁立川支部であった。

裁判長は「生命尊重の念が全く感じられない犯行」などと述べ、求刑通り無期懲役を言い渡したとの事。

弁護側は「かっとなって刺した。品物はもらった」と傷害致死罪の適用を求めたが、裁判長は「心臓がある左胸を刺したのは強固な殺意があったから。財物の贈与も考えられない」と退けたとの事。

判決によると、被告は昨年5月3日、店内で店主の左胸などをくり小刀で刺して殺害。現金約8万4000円のほか、骨董品19点約107万円相当を奪った。

1人殺害で無期懲役ですね。
よほど、悪質と言う判断だったのかな?
「品物はもらった」と言うのが「嘘」で悪質と言う事みたいですね。

確かに、19点も無償で提供するなんて、ちょっと考えられませんね。

その弁護方針も被告人と弁護人の相談した合意の結果だと思うのですが・・・

もし、素直に認めていたら、無期懲役では無く、もっと量刑は軽くなったのかな?

現在67歳で、15年だと82歳、20年なら87歳。
いずれにしても、一生刑務所ですね。

投稿: ASKA | 2015/02/23 18:03

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