宮城県仙台市宮城野区2歳児虐待死事件
6月13日、交際相手の娘の2歳女児に暴行しけがをさせたとして、宮城県警捜査1課と仙台東署は、傷害容疑で仙台市宮城野区苦竹の建設作業員、男性容疑者(32)を逮捕する事件が起きている。
容疑を認めているという。女児は入院先の病院で6月12日に死亡し、同課などは傷害致死容疑も視野に捜査する。
死亡したのは容疑者の交際相手の長女。
女児は死亡しており、司法解剖の結果、頭を打ったことによる低酸素脳症が死因と判明した。
顔には複数のあざもあった。県警は、容疑者が女児に暴行を繰り返した疑いがあるとみて、死亡との関連を調べる。
逮捕容疑は6月4日午後7時~5日午前1時の間、長女の両頬を両手でつかみ、皮下出血を負わせた疑い。
同課によると、母親は仕事などの際、同容疑者に長女を預けることがあり、6月4日も同容疑者の自宅に預けていた。
9日未明、自宅でぐったりしていたため、母親(20)が仙台市の病院に入院させた。12日未明に死亡し、病院が県警に通報したとの事。
こんな事件ですね。
交際相手の子供を預かっている間に虐待して死亡や重症と言う事件が多いです。
交際相手が父親や母親になれる人物なのか?そのあたりも見極めてから、交際して欲しいですね。
亡くなった女児のご冥福をお祈りします。
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コメント
2歳の女児を暴行し、死なせたとして宮城県警は6月23日、女児の母親と交際していた仙台市宮城野区苦竹、建設作業員男性容疑者(32)を傷害致死の疑いで再逮捕した。
発表によると、容疑者は8日午後5時半~午後11時45分頃、自宅で預かっていた交際相手の女性(20)の長女の頭部を拳で数回殴る暴行を加え、急性硬膜下血腫による低酸素性脳症で死亡させた疑い。長女は9日未明に体調が悪化し、12日未明に死亡した。
調べに対し、容疑者は「いたずらを注意したが、聞かなかったので殴った。死亡したのは暴行が原因ではないと思う」と供述しているという。
容疑者は4日夜~5日未明、長女の頬をつねって軽傷を負わせたとして6月13日に傷害容疑で逮捕されたが、仙台地検は6月23日、処分保留としたとの事。
頭を殴ったと言う証言が重要ですね。
殺意が無いなら傷害致死で起訴するのかな?
投稿: ASKA | 2014/06/24 01:09
交際相手の長女=当時(2)=にけがを負わせて死亡させたとして、傷害致死罪に問われた仙台市宮城野区苦竹(にがたけ)の無職、男性被告(33)の裁判員裁判の判決公判が2月16日、仙台地裁で開かれ、裁判長は懲役9年(求刑懲役10年)を言い渡したとのこと。
判決理由で、裁判長は「母親を説得し、自ら進んで被害者を預かり、抵抗できない被害者と2人だけの状況で暴行を加えたことは卑劣というほかない」と指摘したとの事。
公判では、被告側が「いたずらをやめさせようとしただけで日常的に暴行していない」と主張し、減刑を求めていた。この点について、裁判長は「解剖医の証言によれば、数週間から数カ月間にわたり、多数回、頭部に外傷を負っている」とした上で、「被害者の母親や曽祖母の証言も併せると、遅くとも平成26年2月ごろから被害者の頭をたたき始めている」と認定したとの事。
「暴行の事実関係を正直に話さず、不合理な言い訳を繰り返しており、責任逃れの態度としかいえず、反省しているとは認められない」と退けたとの事。
被告は「暴行はしつけのためだった」とも弁解していたが、裁判長は「被告の接し方をみても被害者に愛情を持っていたといえず、しつけの程度をはるかに越えている」と判断。「わずか2歳6カ月の命を奪った結果は重大。傷害致死の中で重い方の部類に属する」と、罪の重さを厳しく指摘したとの事。
判決によると、昨年6月8日午後5時半ごろから11時45分ごろまで、被告は交際相手の長女が思い通りにならず立腹し、自宅で長女の顔面を強打するなどの暴行を加えて急性硬膜下血腫などの傷害を負わせ、12日午前3時半ごろ、低酸素脳症で死亡させたとの事。
公判では、検察側が求め、弁護側も同意した女児のけがの部位の写真を地裁が証拠採用せず、イラストが使われた。裁判員の精神的負担への配慮とみられる。
さて、一審判決は懲役9年です。
当時2歳だから、言うことを聞かないといっても、仕方がないと思います。
それに対して、暴力を振るっても、良くはならないと思います。
むしろ、メンタル面に悪影響が残るでしょう。
無抵抗の子供を支配する事に溺れてしまったのかな?
事件と向き合ってほしいですね。
投稿: ASKA | 2015/02/17 23:56