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2014/07/09

兵庫県神戸市長田区長田天神町猫死骸遺棄事件

7月8日(火)22時15分ごろ、神戸市長田区長田天神町にあるマンションの2階で、帰宅した男性会社員(20)から「自宅の玄関近くの通路に目をくりぬかれたネコの死骸がある」と110番通報する事件が起きている。

警察によると、猫は生後ほぼ2、3か月。
体長約30センチの黒ネコで、ほかに目立った傷はなく、首輪はついていなかった。
両目をえぐられ、片方の目を口に押し込まれた状態で横たわっていたとの事。
マンションの玄関はオートロック。
同署は現場に血痕がないことから別の場所から持ち込まれた可能性もあると見ているとの事。

17時ごろから22時ごろまでの間に捨てられたとみられ、警察はマンションの防犯カメラの映像などを捜査しているとの事。

こんな事件ですね。
一見ショッキングな事件なのですが・・・ちょっと違和感があるかな。

ASKAの感じる違和感
1)目立った外傷がない?
 目を抉り出されているだけでもショッキングだけど、それを狙ったのであれば、他にもできる事があるんだよね。
 なぜ、それだけで終わりにしたのか?

 他に外傷が無いのは、猫が死んでから、目をえぐった可能性もあります。
 流石に生きたままなら猫も暴れるでしょうし、この方が作業しやすいけどね。
 だとしたら、虐待が目的ではない可能性がありますよね。
 嫌がらせ、脅し、警告とかね。黒猫と言うのも意味があるかも?

2)遺棄場所がマンションの通路?
 騒ぎを起こすつもりならもっと、騒がれる場所があったはず。
 マンションの通路って事はそのフロアの住人しか猫の死骸を見る事はない。
 しかし、狭い通路だから、必ずそのフロアの住人が気づく事にはなるけど・・・
 発見した人物を狙った嫌がらせ?って可能性もあるかな。
 でも、それなら、もっと分かりやすく、玄関の前に置くだろうな。

3)犯行時刻が早い
 犯行時刻が17時から22時と言う時間帯が早い気がする。
 犯人も当然、目撃されたくないはず。それなのに、この時間帯と言うのが少し疑問のあるところ。

 平日のこの時間帯なら、仕事や学校の帰りの住人と出くわす可能性が十分あるよね?
 犯人はこの時間帯でも目撃されない自信があったんだろうね。
 あるいは、猫は外から放り込まれた可能性もありますね。2階ぐらいなら、届くでしょう。

 それから、死後の経過時間が出てないけど、猫は既に死んでいて、その死骸を利用しただけかもしれない。
 しかし、猫が犯人によって殺されたのだとしたら、その時間帯は当然、遺棄した時間よりも前になる。

 と言う事は、もしかすると、昼間に猫は殺された可能性もある。
 その場合、平日の昼間に犯人はそんな事ができる人物と言う事になるけどね。

なぜ、猫なのか?と言うのもあるけど、普通に野良猫を捕獲するのが簡単だし、費用も掛からないと言う事かな。

ASKAの事件簿の記録では神戸市長田区の動物虐待事件はこれが2件目、1件目は昨年3月にウサギ殺し事件がありました。
このウサギ殺し事件は4ヶ月程度で7、8匹の死骸が見つかっていると言う事なので、これも気になります。
また、北区ですがひよどり台で猫の惨殺事件が3件起きているのもが気になりますね。

このマンションとその周辺の住民の方は注意された方がよいと思います。
参考リンク
兵庫県神戸市長田区滝谷町ウサギ惨殺事件
神戸市北区ひよどり台猫惨殺事件3件目

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コメント

悪質なものや連続的なもの等はそれなりに関心を集めているだろうから、ネットで寄付金を募るなどして、警察との協力の下、事件解決に結びつく情報の提供に対して私的懸賞金をかければいいと思います。悪用されることには注意が必要ですが。
警察は情報が増えて事件解決が促進されるし、地域住民の監視の目も増して、新たな事件も起きにくくなるメリットがあると思います。

投稿: M | 2014/07/13 12:43

長田署は8月11日、動物愛護法違反などの容疑で、同区の無職、男性容疑者(42)を逮捕した。「生きた状態で投げ込んだが、殺してはいない」と供述しているとの事。

逮捕容疑は7月8日午後9時35分ごろ、同区長田天神町のマンション駐車場でネコを殺し、死骸を2階の渡り廊下へ投げ込んだとしている。

同署によると、マンションの防犯カメラに、容疑者が何かを廊下に投げ込む様子が写っていたとの事。

容疑者逮捕ですね。
生きた状態で目をエグリだしたんですね。
しかし、目的は何だったのかな?

投稿: ASKA | 2014/08/12 11:06

無益な殺生は勘弁して欲しい

相手を虐める事で優越感に浸りたい種人が対象物を人から
より弱い愛玩動物に移行それらにしか捌け口を見い出せないように思う。

星 新一さんのショートでこんな話がある、題名は忘れたが
とある夏の日に交番に自首の相談にきた男の話があった、毎年蒸し暑い中苛立つ彼は小さな虫を殺す事でその場を乗りきり、
翌年も同じ虫で試したが効き目は無く
より大きな昆虫に変えたら爽快感を得れた、
段々とコツをつかみ前の年から夏の為に準備するようになった、対象も虫から小動物に移行した…呆れ顔の警官に最後に
昨年結婚した事を告げる…。

投稿: トンテキ | 2014/08/13 00:36

トンテキさん、こんにちは
やっている本人は気付いているのか?いないのか?わかりませんが・・・

自分の中で満たされない物があるんでしょうね。
「いじめ」もそうですが、「動物虐待」なども、自分より弱い物、反撃されない物を虐待する事で精神的快感に浸っているのでしょう。

より強い快感を求めて、虐待行動はエスカレートしていく。

しかし、一方でその虐待行為によって、自分自身のメンタルにも目に見えないダメージを残しているんですけどね。

その事に気付いた時は「事件」になった時かもしれませんね。

投稿: ASKA | 2014/08/17 10:53

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