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2014/08/16

栃木県佐野市少女段ボール遺体遺棄事件

8月4日午前11時20分ごろ、栃木県佐野市仙波町の県道そばに不審な段ボールが捨てられているのを、近くの会社の男性作業員(47)が見つけ、会社を通じて県警佐野署に通報する事件が起きている。

同署で調べたところ、中から女性の遺体が見つかった。

同署によると、女性は推定20~30代。目立った外傷はなく、衣服を着ていた。遺体は傷みが進んでおらず、死後、あまり日数が経過していないとみられる。同署は5日午前中に司法解剖する予定

敷布団にくるまれて段ボール箱に梱包(こんぽう)され、死後3日程度経過しており、目立った外傷はなかった。司法解剖したが、死因は特定できていない。

8月5日夜に容疑者の一人で男性Iが出頭。
県警によると、I容疑者は「事件のニュースを見て、逃げ切れないと思った」と5日夜、1人で警視庁新宿署に出頭、7日に逮捕した。

「報酬目当てで(遺棄を)手伝った。少女とは面識がなかった」などと供述している。
捜査関係者によると、I容疑者は県警に対して、インターネット上での職探しを通じて知り合ったK容疑者から仕事を持ちかけられて越谷市内のアパートに行ったと説明。「(梱包の際に)遺体だとわかっていた」とも供述しているとの事。

特別捜査班は8月8日、死体遺棄容疑で、住所不定、無職、I容疑者(45)を逮捕し、住所不詳、職業不詳、K容疑者(30)を指名手配したと発表した。

栃木県警は8月12日、死体遺棄容疑で指名手配していた住所不定、職業不詳、K容疑者(30)を逮捕した。県警によると、「間違いありません」などと容疑を認めているとの事。

逮捕容疑は、知人のI容疑者(45)と共謀し、埼玉県出身の職業不詳、女性(16)の遺体を敷布団でくるんで段ボール箱で梱包(こんぽう)し、8月3日夜、同市仙波町の県道沿いの斜面に遺棄したとしている。

K容疑者は行方をくらませていたが、12日午前10時半ごろ、東武鉄道大宮公園駅(さいたま市大宮区)近くの路上で、タクシーに乗って現れたところを捜査員が確保した。所持金は約4万5千円で、変装などはしていなかったとの事。

遺体は埼玉県出身の女性(16)と判明。
埼玉県北本市内で母親と姉の3人で暮らしていた。

埼玉県内の児童自立支援施設に入っていたことについて、以前同級生だった別の女子生徒の母親は「家庭の事情があり、よく考えてのことだったと思う」と述べたとの事。

被害者は中学2年の後半から姿を見せなくなり、担任の先生から「被害者は転校した」と告げられたという。この時期に施設に入ったとみられる。

捜査関係者によると、被害者は平成24年9月に埼玉県内の児童自立支援施設からいなくなり、母親らが行方不明者届を埼玉県警に提出していた。その後、埼玉県内で接客の仕事などに携わり、客だったK容疑者と知り合ったとみられる。

とりあえず時系列
2012年9月 被害者が埼玉県内の児童自立支援施設から失踪。その後、接客の仕事に携わり、客だったK容疑者と知り合う。
2014年
8月
1日   死亡と推定(4日に発見され、死後3日と推定されている)
3日夜  遺体を梱包して栃木県佐野市仙波町の県道沿いの斜面に遺棄
4日昼前 不審な段ボール箱を発見し通報、遺体を発見。
5日夜  遺棄を手伝ったI容疑者(45)が出頭。
7日   I容疑者を逮捕。
8日   K容疑者を指名手配。
12日   K容疑者を逮捕。

こんな事件ですね。死亡の経緯などはこれからの報道を待つしかないですが・・・
被害者女性は16歳、2年前に施設から失踪したとの事ですが、14、15歳の少女とは言え、生活する為には、誰かに援助してもらうか、それとも、自分で仕事をして稼ぐしかないわけで・・・その年齢で仕事ができる場所って限られてきますよね。

当たり前の事だけど、赤ちゃんから、お年寄りまで、誰だって、その日、その日を食べていかなきゃならい。
その食べさせてもらえる環境を自ら放棄するなら、今度は自分で食べていく環境を作らなきゃならないって事なんだよね。

続報を待ちましょう。

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コメント

冷夏の今年はいろんな凶悪事件が多い気がします。
私の知る限り倉敷の女児誘拐事件に始まり、長崎の女子高生殺害事件、新潟の連続レイプ殺人(逃走含む)、愛媛板女子高生コンクリ事件とこの段ボール事件、みなさん若い女性が標的になんですよ。
若い女性にはそれだけの魅力があるんですね、気を付けないと。

投稿: トンテキ | 2014/08/16 20:54

トンテキさん、こんにちは

冷夏の影響かどうかわかりませんが、多分、社会的に凶悪事件の敷居が低くなったような気がしますね。

女性が性的暴力の対象になりやすいのは、古今東西昔から変わらない事でしょう。

日本は豊かになったし、社会的にも成熟して女性が社会的に活躍する事も多くなったけど・・・

その反面、社会全体が危険に鈍感になっているのかもしれませんね。

あるいは、社会の規律(法律ではなく)が緩んできているのかもしれませんね。

自由と安全のバランスをどうとるのか?と言う事になるのでしょうね。

投稿: ASKA | 2014/08/17 11:16

最後の部分は「自己責任」と言っているような気がしなくもないです。突き放すような(?)・・・。

母親の知人が施設へ預けたことを「よく考えてのことだったと思う」と述べてますが子供には何の関係もない話ではないでしょうか。自分は施設で暮らしたことはないのですがTV等で見る限りでは自由が全くないように映りました。それと施設で暮らしたことのある女性の市議会議員曰く同じ施設の女性はレイプされていたらしいです。まあ場所によって程度は全く違うのでしょうが施設という見ず知らずの人の中に急に放り込まれるのは自分なら堪ったものではないです。絆(糸)というのは言い換えれば「命」だと思うのです。豊川で起きた事件では引きこもりの男がインターネットを解約されたことで自暴自棄になり一家を惨殺しました。聞くところによると通販で数百万円を浪費していたらしいので解約は無理もない話しだと思いますが事件の理由は明白ですね。不安それに伴う将来への悲観。最後の綱であった「ネット」。それを断ち切られた焦燥感。少女の場合は強い憎しみでしょうか?疎覚えですが施設へ預けられる前は家族仲が良かったようです。表面的なことなので信じるのもアレなのですが施設へ預けたことが事件への端緒となったことは間違いないですね。「致し方のない事情といえど」です。

投稿: ヒキコモーリ (10年以上) | 2014/09/11 23:53

追伸。自分が何かから断ち切られるのなら必死で暴れるかな(?)と思います。だからこそ親はそういう場所へ連れて行かないのかもしれません。自分は成人で力もありますので手に負えないのかもしれません。そこの部分では少女とは全く違います。「どちらが良い」等とは申しませんが今回の件では女性であることで抵抗性を持てなかったのだと思います。仮に自分が施設に預けられたら褒められた行為ではないですが誰かに八つ当たりして発散していたのかな(?)と思います。何処かへ行くほどの勇気も度胸もないので自分が王者とでも言うかのように他者を虐げていたかもしれません。他者事情によって不遇の立場に追いやられた者が今度は赤の他人を不遇の立場に追いやる。・・・・・正に負の連鎖です。自分はこうやって頭の中で解っていても止めようとは思いません。何故か現実(リアル)な事になると途端にドライ(冷徹)になってしまいます。「幼さ」が根本理由なのかもしれません。

投稿: ヒキコモーリ (10年以上) | 2014/09/12 00:20

「日本は豊かになった」これは本当でしょうか?・・・・個々人に感覚の差があり何より事件の話とは関係ないのですが自分にはそうは思えません。例えば幸福度調査なるものがありますが日本は80位前後だったような気がします。数年前に中国に抜かれましたが2位の経済大国であった日本に住む日本人が思う「幸福」が80位前後というのはどうなのでしょうか?物質的には豊かでも精神的には全く豊かではないのではないでしょうか?満たされない気持ちが充満しているのではないでしょうか?日本は自殺者も多いです。元々自殺に寛容(尊重=無視)というのがありますが精神的な貧しさが関係しているように思えます。自殺理由の6割が病気によるらしいです。病気と聞くと他者は一様に「癌」やらの病気を思い浮かべるらしいのですが精神病も多々含まれていると聞いたことがあります。

社会の制度的な犠牲者を叱責して自殺へ追い込むことによって日本の平和が保たれているのではないか?と感じます。そういう意味で「日本人は本当に賢いな・・・・」と飽きれながらも何処か感心(寒心)しています。

投稿: ヒキコモーリ (10年以上) | 2014/09/12 02:32

>施設という見ず知らずの人の中に
>急に放り込まれるのは自分なら堪ったものではないです。

偏見を助長させるようで申し訳ないのですが施設はプライベートが全くないですよね?多感な時期には辛いと思います。「自尊心を持ちすぎ」「甘い」と言われればそれまでですが何を言われようと辛いわけです。実は数年前に2週間ほど母方の祖母と一緒に暮らしました。今は老人ホームに入居しています。陰口のようで申し訳ないですが一緒に暮らすのは苦痛でした・・・・。本当に嫌な言い方ですが「異物」としか思えませんでした。ただ母にも祖母にもそのような態度は取りませんでした。嫌な気持ちになった時は「母さんの母親なのだから・・・」やら「お婆さんも一人の人間なのだから・・・」と考えておりました。そんな二十歳を過ぎた自分ですら苦痛なのですから子供も苦痛・・・・と言いたいところですが自分が子供すぎるだけかもしれません。人によって受け止め方が大分違いますからね。ただ子供の場合は絶対的に経験が少ないので大人よりも対処に苦慮すると思います。

今後はどうなるかわかりませんが自分も引きこもった当初は情緒不安定で家庭内暴力(顔は殴りませんでしたが7割~8割ほどの力で殴り時にはテーブルにある皿を全て散らばしたり時には包丁を突きつけたり)していました。今にして考えて見ますと何時殺されてもおかしくない状態だったように思えます。そんな自分ですが学んだのか?それとも狡猾になったのか?今でも怒鳴り散らかすことがあり偶に物に当ってしまいますが一時期と比べればかなり治まりました。経験則ということでしょうか。

投稿: ヒキコモーリ (10年以上) | 2014/09/12 03:05

栃木県佐野市で8月、段ボール箱に入れられた少女の遺体が見つかった事件で、死体遺棄などの罪に問われたいずれも住所不定、無職、男性K(30)、男性I(45)の両被告の判決が11月26日、それぞれ宇都宮地裁足利支部であった。
裁判官はK被告に懲役2年6月、執行猶予5年(求刑・懲役2年6月)、I被告に懲役2年、執行猶予5年(求刑・同2年)を言い渡したとの事。

判決によると、両被告は8月3日夜、埼玉県松伏町の当時K被告が住んでいたアパートから、同県北本市出身の女性(16)の遺体を段ボール箱に入れて乗用車で運び出し、佐野市仙波町の県道脇に捨てた。

検察側によると、被害者女性はK被告から譲り受けた向精神薬を過剰摂取して死亡した。
執行猶予を付けたことについて裁判官は「犯行を認め、反省の態度を示している」としたとの事。

死亡したのは薬の過剰摂取と言う事ですね。
では、なぜ、過剰摂取したのか?については分からないままですね。

亡くなった少女のご冥福をお祈りします。

投稿: ASKA | 2014/11/26 21:12

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