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2014/09/15

兵庫県加東市木梨中学高校猫死骸遺棄事件

9月3日午前8時5分頃、兵庫県加東市木梨にある市立社中学校で、部活動の練習をしていた男子生徒がグラウンドの中央付近に盛られていた砂の中から、誰かが持ち込んだ可能性のある、死後相当期間の経った、猫とみられる小動物の死骸を発見する事件が起きている。

また午後0時半頃、30mほど離れた場所で、体育の授業中に別の男子生徒がその死骸の一部とみられる足や尾を発見した。
死骸は皮をはがされたような状態だったということです。午後0時55分頃、校長が社警察署に猫らしき動物の死骸が見つかったと通報したとの事。

この中学校ではおととし8月と去年の7月に切断された猫の死骸が見つかっていて、これで3年連続となったほか、400mほど離れた県立社高校でも去年までの2年連続で夏に猫の死骸が見付かっているということ。
警察は何者かが動物を傷付けて放置したとみて動物愛護法違反容疑で調べると共に、合わせて5件の事件に関連があるとみて警戒を強めているとの事。

まずは時系列
9月3日(水)
08時5分頃 中学校のグランドの中央付近で砂に埋められた猫とみられる死骸を生徒が発見
12時頃   30m離れた場所で足や尾を発見、皮を剥がされた状態だった。
12時55分頃 校長が警察所に通報

同じ中学校でおととし8月と去年7月に切断された猫の死骸が見つかっている。
これで3年連続、400mはなれた高校でも、去年まで2年連続で夏に猫の死骸が見つかっている。

さて、妙な事件ですね。
とりあえず、私の疑問を今回も書いてみると
1)死骸を埋める理由が無い。
 これがいたずらで発見させる事が目的なら、埋めてしまうえば、もしかすると発見されないかもしれないんですよね。
 なので、必ず発見させるなら、埋めない方が良いわけです。

2)同じグランドに足や尾を埋める理由も無い。
 これが、いたずらで、より効果的にターゲットを驚かそうとしたのなら、折角、分けて別々に遺棄しているのに30mしか離れていない同じグランドに遺棄する理由が無いと思う。
 効果的に使うなら、もっと別の場所に使うのかな?と思うわけです。
 野球のマウンドとホームベースみたいな、場所として意味がある場合があれば別ですが・・・

3)夏にしか、事件が起きていない。
 これが一番の疑問です。動物虐待の動機は色々あるでしょうが、連続した犯行には、犯人の依存的状態の結果の場合がありますよね。
 つまり、ストレス発散とか、支配される側が、動物を支配する事により支配する側になろうとしたりとか、あるいは、純粋に暴力を楽しんでいる場合なども考えられますが、どれも、精神的な報酬を受け取っています。
虐待行為によって、快感を感じてしまうようであれば、その快感を求めて、どんどん、犯行周期は短くなっていくだろうと思うわけです。

その間隔が1年、年に一度、夏場だけと言うのは長すぎると思います。

更に、間隔が長いので別人による別別の犯行の可能性も考えられますよね。
しかし、それなら、どうして同じような犯行になってしまうのか?と言うのも疑問です。

とりあえず、私の考える可能性としては
A)動物虐待事件に見えるが単純に周辺学校への「嫌がらせ」の場合。しかも、夏場のみ発生しているのは、夏休みが関係しているのか?

B)宗教的儀式の可能性
 今のところ、宗教儀式を連想するような情報がありませんが、発生が夏場のみというのが、儀式を連想しました。
この場合は別々の人間が毎年、代わる代わる似た犯行を行う事が説明できます。

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