大阪府東大阪市2歳女児虐待事件
10月9日、次女(2)に暴行し、頭の骨を折るなどの重傷を負わせたとして、大阪府警は父親の住所不定・無職男性(37)、母親(22)(大阪市生野区)両容疑者を傷害容疑で逮捕する事件が起きている。
次女は重傷を負っていたにもかかわらず、両親は治療を受けさせていなかったとの事。
体に複数のあざがあり、府警は日ごろから虐待されていたとみて詳しい経緯を調べる。
発表では、2人は今年3~4月、次女の頭に暴行を加え、硬膜下血腫などの重傷を負わせた疑い。男性容疑者は「事実ではない」、女性容疑者は「ブランコから落ちたり、路上で転倒したりした」といずれも容疑を否認しているとの事。
今年4月、府警布施署に「次女が虐待されているのではないか」という情報提供があった。
警察官が自宅を訪れたが、両親が次女との面会を拒否したため、府警は府東大阪子ども家庭センター(児童相談所)に通告した。
児相は、児童福祉法の規定に基づき、次女を職権で保護した。
児相職員らが次女の体のあざを確認し、すぐ病院に運んだ。病院で精密検査を受け、頭の骨を折る重傷を負っていたことが分かったとの事。背中や足には殴られたような複数の打撲痕もあった。命に別条はないとの事。
父親は次女が保護された後、別の事件で逮捕され、実刑判決を受けて収監中だったとの事。
両親の知人によると、家族は約4年前からこのマンションで暮らしていたが、事件が発覚した後に引っ越したとの事。
捜査1課などによると、次女は生後間もない2012年3月に頭のけがが見つかり、病院に約1カ月間保護された。いったん帰宅したが同年6月に右腕を骨折し、今年2月末まで再び児童福祉施設などに保護されていた。両親は当時、府警に「授乳中に落ちた」などと説明していたとの事。
こんな事件ですね。
まー、虐待の有無はこれからの捜査をまつ事として、
自分の子供が頭蓋骨骨折するような怪我をしていて、気付かない親は居ないと思いますけどね。
捜査の行方に注目しましょう。
| 固定リンク
コメント
東大阪市内で次女(2)に暴行して重傷を負わせたとして、大阪地検は10月30日、父親の無職、容疑者(37)を傷害罪で起訴した。共犯として逮捕された母親(22)はこの日付で不起訴(容疑不十分)にした。
起訴状によると、被告は今年4月10~11日ごろ、次女の頭に暴行し、硬膜下血腫や眼底出血などの重傷を負わせたとされるとの事。
でも、ここからが難しいですよね。
検察側は事件を立証できるのか?がポイントですね。
事件の行方に注目しましょう。
投稿: ASKA | 2014/10/30 21:44
次女(2)に暴行し、重傷を負わせたとして傷害罪に問われた父親の住所不定、無職男性被告(37)の判決で、大阪地裁は12月25日、懲役2年6月(求刑・懲役3年)の実刑を言い渡したとの事。
裁判官は、日常的な虐待があったとし、「身を守るすべのない幼児への一方的で卑劣かつ危険な暴行。次女には後遺障害の可能性があり、心身の成長への影響は大きい」と述べたとの事。
判決によると、被告は4月10~11日、当時暮らしていた大阪府東大阪市のマンションで、次女の頭を壁や扉に打ちつけるなどし、硬膜下血腫や眼底出血の傷害を負わせたとの事。
傷害容疑で逮捕された次女の母親(23)は不起訴(嫌疑不十分)になっているとの事。
父親は実刑判決ですね。日常的な虐待を認定してますね。
捜査1課などによると、次女は生後間もない2012年3月に頭のけがが見つかり、病院に約1カ月間保護された。いったん帰宅したが同年6月に右腕を骨折し、今年2月末まで再び児童福祉施設などに保護されていた。両親は当時、府警に「授乳中に落ちた」などと説明していたとの事。
そして、4月に虐待の可能性について「通報」があった事で今回の事件が発覚しました。
頭蓋骨が骨折しながら病院にも連れていっていませんし、後遺症などが出て障害でもでれば、更に酷い虐待があった可能性もあります。
この通報がなかったら、最悪の事態も考えられました。
「たった一本の電話で救える命がある」と言う事を証明するような事件でしたね。
こんな事件もあります。怪しい、おかしいと思ったら、やはり「通報」しましょう。
それで、救える幼い命があるかもしれません。
投稿: ASKA | 2014/12/25 22:09