11月29日(土)午前7時15分ごろ、浜松市東区子安町の民家敷地内で、静岡県警浜松東署員が、倒れている女性を発見する事件が起きている。
女性は死亡しており、近所に住む介護士、女性(50)と判明した。
首の前側に刃物で刺されたとみられる傷があったことから、県警は殺人事件と断定し、同署に捜査本部を設置した。
捜査本部によると、被害者は28日(金)21時過ぎ、情報誌を住宅の郵便受けに入れるアルバイトに自転車で出かけたとの事。
帰りが遅いことを心配した家族が付近を捜索したところ、午後11時半ごろに現場近くの路上で被害者の自転車を発見。
29日になっても被害者が帰宅しないことから同署に行方不明者届が出され、同署員が同日朝、自宅から500メートルほど離れた住宅の玄関先で被害者の遺体を見つけたとの事。
凶器は見つかっていない。被害者は情報誌を持った状態で倒れており、着衣に乱れはなかった。遺体が発見された住宅には当時、1人暮らしの70代女性がいたが、事件には気づかなかったとの事。
県警の調べで、被害者の携帯電話や財布が現場周辺に残されていたとの事。
財布には現金が残っていたとの事。
午後10時過ぎ、帰宅が遅いことを心配した夫(52)が携帯電話に連絡したが、応答がなかった。同じころに「女性の悲鳴を聞いた」との近隣住民の証言があり、県警は民家に配布中、襲われたとみている。
現場周辺や女性の衣類に引きずられた跡がないとの事。
浜松東署の捜査本部は女性が発見された民家の敷地内で何者かに襲われ、殺害されたとみて捜査している。
捜査本部は同日、女性の遺体を司法解剖し、死因を失血死と発表した。首前面の刺し傷が致命傷という。捜査関係者によると、傷は気道や頸動脈まで達しているとみられる。
もみあった形跡はないという。凶器はまだ見つかっていないとの事。
捜査本部によると、女性が死亡したのは情報誌配布のアルバイトのため外出した28日午後9時から、女性の乗っていた自転車を家族が発見した同11時半ごろまでの間とみられる。
付近の住民が同9時半ごろ、現場付近で情報誌を配布する女性を目撃している。同10時半ごろには立て続けに2度、「ギャー」という悲鳴や「助けて」との叫び声が聞こえたとの証言があり、捜査本部は事件との関連を調べている。
女性の遺体は敷地内の植え込み付近で、体の右側を下向きに倒れていた。近くにはバッグがあり、携帯電話や財布、情報誌が残されていたという。
民家から東に約50メートルの路上には女性の自転車が置いてあった。
捜査本部は引き続き現場検証や住民への聞き込みを行い、女性のトラブルの有無などを調べる方針。
現場の民家のポストに女性が配布していた情報誌が入っていたとの事。
浜松東署の捜査本部は女性が情報誌を投函して敷地から出ようとしたところを襲われた可能性があるとみて、詳しい状況を調べている。
捜査本部によると、女性は敷地入口と玄関の間の庭に倒れていた。ポストは玄関脇に設置されている。
さて、こんな事件ですね。
まずは時系列
28日
21:00過ぎ アルバイトの為、自転車で家を出る。
21:30頃 現場近くで情報誌を配布する被害者の目撃情報あり
22:00過ぎ 夫が被害者の携帯に電話するが、応答なし
22:30頃 「ギャー」「助けて」と言う悲鳴を聞いた証言あり
23:30頃 夫が被害者の自転車を発見、その後、29日になって行方不明者届が出される。
29日
07:15 倒れている被害者を発見
発見現場
被害者の自宅から500m離れた民家の敷地入口と玄関の間の庭に倒れていた。
女性の自転車は遺体発見現場から50mの路上に置いてあった。
遺体が発見された住宅には当時、1人暮らしの70代女性がいたが、事件には気づかなかった。
現場の民家のポストに女性が配布していた情報誌が入っていた。
遺体の状況
女性は敷地入口と玄関の間の庭に倒れていた。
女性の遺体は敷地内の植え込み付近で、体の右側を下向きに倒れていた。
近くにはバッグがあり、携帯電話や財布、情報誌が残されていた。
着衣に乱れは無かった。
死因と傷
死因は失血死。
首前面の刺し傷が致命傷、傷は気道や頸動脈まで達しているとみられるとの事。
もみあった形跡はない。凶器はまだ見つかっていないとの事。
こんな感じかな。
犯行時刻は最後の目撃情報の21:30頃から、自転車が発見された23:30までの間とみているか・・・
死亡推定時刻が出ても良いのだけど・・・微妙な感じですね。
傷の状況からすると、被害者の前に立って、刃物を振り下ろしたと言う所だけど・・・
防御創が無い理由が気になる。普通なら反射的に手でガードすると思うけどな・・・
夜だし、暗くて隠れていて不意を突かれた?
後ろ、または横から首に振り下ろしたとするなら、被害者に気付かれずに、防御層が無い事も説明できるかな。
一方で22:30頃の悲鳴をどう解釈する?
悲鳴を上げたのなら、犯人を目撃したのでは?
あるいは刺された後と考えれば矛盾が無いか?・・・
でも、悲鳴は2度だから、2度目は防御しそうなんだけどね・・・
この悲鳴が事件に関係が無いと言う可能性もある。
犯人はこの時間、この場所で刃物を持って被害者を襲ったのは間違いない。
刃物を用意していたのだから、計画的な犯行と言う見方もできるけど・・・
被害者はこのアルバイトは毎日行うのかな?それとも、決まった曜日に行うのか?
そして、時間は決まっていたのか?
このあたりの情報が無いので、計画的に被害者を襲ったのか?は今の段階では判断できる材料が無いかな。
しかし、計画的な殺人事件の犯行現場に選定するにはちょっとリスクが高いように思う。
現場の民家には家人が在宅中だった。70歳だから、灯りが消えて就寝中と言う判断ができるかもしれないけどね。
しかし、犯行時に被害者が起きているいるのか?寝ているのか?はその時にならなければ、判断できないのでは?
いつも、この時間に家人が就寝していたと言う情報を持ってないと、ちょっと犯行場所に選定できないのでは?
逆に、偶発的な犯行だとすると・・・
1)性的暴行目的
2)強盗、窃盗、ひったくり目的
しかし、これに対しては
1)着衣の乱れが無い
2)財布が盗まれていない
と言う事で否定する材料はある・・・が、それも必ずしも否定材料にならない場合がある。
つまり、1)や2)の目的で襲ったが、「悲鳴」をあげられてしまった為、焦った犯人が刺してしまった場合ですね。
あと、動機を考えるヒントになりそうなのが、「遺体が移動されていない」と言う点です。
もし、遺体が発見された結果、犯行を疑われる人物なら、事件を隠蔽するはずです。
しかし、この事件では、遺体は隠されていないので、少なくとも、遺体発見から犯行が疑われるような人物の犯行ではないかもしれませんね。
とは言え、これすらも、「あわてて逃げた」とか「怖くなって逃げた」と言う可能性があるので、結局、今の段階では、「何も言えない」と言う所ですね。
続報を待ちましょう。
参考リンク
静岡県浜松市東区子安町女性介護士殺人事件その2(流れと動機)
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