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2015/01/31

愛知県名古屋市77歳女性殺人事件その4(ターゲット)

まずは、続報です。
1)警察の取り調べに対し女子学生は「中学の頃から人を殺してみたかった」などと容疑を認めた上で、人を殺して達成感があったという趣旨の供述をしているとの事。また、女子学生のものとみられるツイッターには、犯行当日、「ついにやった」と書き込まれていた。

2)捜査関係者や知人によると、女子学生は昨年12月7日の事件当日、友人に「大家と家賃の交渉をするので、部活を休みます」と連絡。その後「休学することに決めた」と伝え、同月中旬からは音信不通になっていた。女子学生は実際には事件翌日から東北地方の実家に帰省。今月26日に名古屋に戻り、27日に逮捕された。

県警が女子学生の金融機関口座を調べたところ、まとまった額の預金があった。生活に困窮していた様子はないとの事。

3)女子学生の自宅からノコギリが見つかっていたとの事。
警察は、女子学生が女性を殺害後に、遺体を切断しようとした可能性もあるとみて、慎重に調べを進めている。

4)捜査関係者によると、女子学生が書いたとみられていたツイッターは本人のものと確認された。

5)被害者(77)について「たまに会うだけの人なので、やりやすかった」という趣旨の話をしているとの事。

こんな所ですね。
子供の頃から考えていて、それをついに実行したのだから、達成感はあるでしょうね。
それで、行為自体には悪い事をしたと思っていない。

その一方で、被害者には申し訳ないと謝罪しているし、「たまに会うだけの人なので、やりやすかった」とも話している。

殺人衝動を抑えられない人は基本的に「誰でもよい」になる。犯行を行いやすい人なら「誰でもよい」わけで、同居する家族、や親友と呼べる存在すら、時にターゲットになってしまう。

今回の事件では、そういった存在も選ぶ事ができたのだけど、しかし、「たまに会う人」を選択している。

もしかすると、宗教の勧誘を受けたのは偶然かもしれないが、その後の接触はターゲットを確保する為だったのかもしれないね。
学生である彼女の人間関係の中で、ターゲットとして都合の良い人物はそんなに多くなかったと思う。

だけど、ネットなどを使えば、初対面の人間を誘い出すとか、それこそ、過去の事件を研究してれば、都合の良いターゲットを探す事はそれほど、難しくなったと思うけど・・・

以前は「子供の頃から」だったけど、「中学の頃から」に変わりましたね。

凶器の手斧も中学の頃に入手したとしてますから、「中学の頃」と考えて良いのでしょうね。

毒殺は女性に多いと言う話があります。
毒を使えば、女性でも腕力が必要ないからですね。血も出ませんし。
薬物に興味がありながら、今回はそれを使う事もしていない。

やはり、「手斧」が彼女にとって、重要な意味があるんだろうね。

そして、ターゲットは「誰でも良い」わけではなく、ちゃんと、「選定」したように見えますね。
この部分については、正常な判断力があったと思います。

続報を待ちましょう。

参考リンク
愛知県名古屋市77歳女性殺人事件その3(続報)
愛知県名古屋市77歳女性殺人事件その5(快楽殺人?)

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2015/01/30

和歌山県紀の川市10歳長男虐待事件

小学生の長男(10)にライターの火を押し付けてやけどを負わせる虐待をしたとして、和歌山県警岩出署は1月29日、傷害容疑で、同県紀の川市、母親のパート従業員、女性容疑者(32)を逮捕する事件が起きている。

「間違いありません」と容疑を認めているとの事。

逮捕容疑は平成25年10月上旬、自宅で当時小学3年だった長男の尻にライターの火を押し付けて、やけどを負わせたとしているとの事。

容疑者は「息子の好き嫌いが直ったと思ったが、嫌いな食べ物を捨てていたので、ライターの火を近づけた」と供述しているとの事。

同署によると、1月7日夕、男児は家族からの119番で意識不明の状態で病院に搬送された。
男児の体に複数のあざがあることなどから、病院から小学校などを通じて警察に連絡があったとの事。
同署が両親らから事情聴取した結果、虐待が発覚したとの事。

男児は現在も意識が戻っておらず、逮捕容疑以外に虐待があったかどうかなど、さらに詳しく調べを進めている。

和歌山県の児童相談所は2013年、「長男が家から閉め出されている」との通報を受け、容疑者の自宅を訪問していたとの事。

こんな事件ですね。
火を見せて、脅かすぐらいはやる人もいるでしょうが、実際に火をつけて火傷させてしまうのは、躾けとしてはやりすぎでしょう。

が・・・問題はそこじゃない。この火傷の傷害容疑は別件ではないけど、別件で、本命は1月7日の傷害容疑でしょうね。
何があったのか?

続報を待ちましょう。

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愛知県名古屋市77歳女性殺人事件その3(続報)

まずは続報です。
1)女子学生は調べに対し、「洋間で殴りつけた後、浴室に運んだ」と供述しており、浴室からは被害者の血痕が見つかっているが、洋間やキッチンには見当たらないことから、県警は女子学生が血を拭き取った可能性があるとみて調べるとの事。

2)県警によると、事件の現場となった女子学生のアパートからは、薬品用とみられる容器が中身の入った状態で複数押収された。業務用消毒液なども含まれているもようとの事。

タリウムは殺そ剤などに使われる金属で、摂取すると嘔吐(おうと)や筋力低下を招く。
一方、女子学生が卒業した東北地方の私立高で12年、同級生だった男子生徒が体調を崩して入院し、病院が「特殊な物質が体内に入ったことが原因とみられる」と判断していたとの事。

高校の説明では、同級生は視力や筋力が落ち、病院が地元の県警に通報。14年に特別支援学校に転出したとの事。

医学的な見地から、第3者が、薬物などを摂取させた疑いがあったことから、警察が傷害事件として捜査。
しかし当時は、容疑者特定には至らず、男子生徒は、視力が回復しなかったことから、特別支援学校への転校を余儀なくされた。

県警は学校関係者らから事情を聴くなどしたが、体調悪化の原因になったとみられる薬物は学校で見つからず、容疑者は特定されていないという。

3)同級生によると、女子学生は、東北地方の実家から中学校に通っていた頃、「毒に興味を持っている」と話し、インターネットなどで毒キノコや化学薬品を熱心に調べていた。自宅には複数のビーカーが転がっており、「自分で作った薬品をハムスターにかけた」とも話していたとの事。

また、ハサミやカッターをポケットに入れて持ち歩いていた。猫の脇腹にハサミを突きつけ、「中身を見てみたい」「しっぽを切りたい」と話したこともあったとの事。

女子学生は中学の卒業文集に「いままでありがとー! いつかまた会おうゼ! 忘れんなよ」と書いた。自身のことを「おれ」と呼ぶなど個性が強かったというが、優しい一面もあり、友達の悩み事の相談に乗ることもあったとの事。

4)今回、逮捕された女子大生は、自らのツイッターにも、たびたび薬物についての書き込みをしていた。
女子大生は「薬局での品物取り寄せは日常茶飯事よ」と書き込んでいた。
中でも、何度も登場するのが、強い毒性を持つタリウム。

「例えば、硫酸タリウムの半数致死量は1g(成人男性)だろ? で、未開封の硫酸タリウム瓶には25g、つまり約13人分の生命が入ってるわけだ! それだけで神秘じゃないか」との書き込みのほか、硫酸タリウムを購入したことや、素手で触ってしまい、タリウム中毒のような症状が出たことなども書かれていた。
「ギ酸タリウムの妄想をして息が上がっていた高2の春」といった書き込みもあった。
同級生が視力の低下などで入院したのは、まさに女子大生が高校2年の6月のことだった。

5)愛知県警は女子大学生の部屋から過去の殺人事件などに関する本を複数押収したとの事。

6)女子大学生は事件発覚の前日の1月26日、宮城県の実家から自宅アパートに戻り、被害者の遺体を1か月半余り放置したままの部屋で一夜を過ごしていたとの事。

7)被害者が所属していた宗教団体によると、昨年9月、被害者が女子学生のアパートを勧誘で訪問し、知り合ったという。関係者は「ドアを開けてくれる人も珍しいのに、女子学生は最初から興味を持って話を聞いてくれたようだ」と話す。

関係者の話では、被害者は何度か訪問を繰り返し、12月初めごろには「女子学生から携帯電話番号を教えてもらった。これからは、いつでも会うことができる」と喜んでいたという。同月7日に団体の勉強会に女子学生を伴って参加。その後、招き入れられたアパートで殺害されたとみられるとの事。

被害者の知人によると、被害者は夫と長男の3人家族で、専業主婦だった。関東出身で、約30年前、転勤した夫と一緒に名古屋に転居してきた。知人は「とても温和で家族思いな人だった。老後は夫婦で好きなことをしようと話していたと聞いた。家族がとても気の毒だ」と話したとの事。

8)女子学生は県警に「事件を起こしたことは悪いとは思っていないが、(被害者が)私のターゲットになったことは申し訳ない」と話しているとの事。

こんな所ですね。
高校時代の毒物事件の話もしてますよね。
これも、もし、罪を軽くしようと考えたら、話す必要のない事ですよね。
高校時代の事件は結局、当時、犯人は特定されてませんからね。

あえて、自分に不利になる事も話している。
その一方で被害者に対して「申し訳ない」との謝罪の言葉も出している。
これは、相反する行動なんですよね。
もし、罪を軽くする為に謝罪したのなら、毒物事件の話をする必要は無いし、罪を重くするなら、謝罪の言葉も不要です。

なので、ここは作為的な行動ではなく、そのまま、本心を話しているんだろうと思います。
部屋に残した薬物にしても、遺体が発見されれば、当然、部屋の中も調べられる事は予想できたはずです。
事件発覚までに処分する事もできた。それは凶器の手斧も同じです。
遺体についても同じです。部屋に戻って一晩を過ごしてますから、その時間で遺体を隠す事もできたでしょう。
なので、罪に対して裁きを受ける覚悟はあると思うんですよね。

そして、「事件を起こしたことは悪いとは思っていない」と話していますね。

なので、彼女にとってこの事件を起こす事に正当な理由があるんでしょう。
しかし、それ自体は、彼女は意識していないかもしれません。
子供の頃から「人を殺してみたかった」と話してますから、その理由(目的)は子供の頃に強く思った事なんでしょうが、時間の経過とともに、手段と目的がすり替わったのかな?と推測しています。

続報を待ちましょう

参考リンク
愛知県名古屋市77歳女性殺人事件その2(続報)
愛知県名古屋市77歳女性殺人事件その4(ターゲット)

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2015/01/29

愛知県名古屋市77歳女性殺人事件その2(続報)

続報です。
1)複数の知人によると、被害者は12月7日午前、昭和区での宗教団体の勉強会に、女子学生を連れて参加。勉強会は昼ごろに終了したが、女子学生が「いろいろ質問したいことがある」と話し、被害者と昼食に行ったという。県警は2人が同日午後3時ごろにアパートに着き、直後に事件が起きたとみているとの事。

関係者の一人は同日午後9時ごろ、警察から事情を聴かれ、その後に女子学生のアパートを訪問。女子学生は被害者の行方について「3時半ごろに帰りました」と話した。女子学生に変わった様子はなかったとの事。

2)調べに「人を殺してみたかった」「誰でもよかった」「小学生のころから人を殺してみたかった」などと供述。
県警の調べに対しては「宗教への勧誘がうっとうしかった」などと話しているという。女子学生は被害者殺害後、夜行バスで実家に帰省していた。

3)県警千種署は28日午前、女子学生を名古屋地検に送検した。

4)女子学生は、凶器に使ったとみられるおのについて「人を殺したくて中学生の頃から持っていた」と供述している。

5)「おので殴っても生きていたのでマフラーで首を絞めた」と説明している。

6)捜査関係者によると、女子学生は「友達に毒を飲ませたら、学校をしばらく休んだ」などと供述しているとの事。母校の東北地方の私立高校教頭は「毒を飲ませたかどうかは把握していないが、(女子学生の周囲には)目が見えなくなった同級生はいる」と答えた。別の関係者は「同級生の男子生徒が毒を盛られ、その後失明したと聞いている」と話しているとの事。

7)警察官が今月27日午前9時40分ごろ、大学生と一緒にアパートに入り、風呂場の洗い場で横たわった状態の被害者を見つけた。首に被害者のものとみられるマフラーが巻かれたままだった。大学生が「凶器として使った」と説明している手おのも、室内にあったかばんの中に残されていた。犯行を自ら隠そうとした痕跡は乏しかったとの事。

8)28日午後、殺害された被害者の司法解剖の結果が発表されました。死因は頸部、つまり首を圧迫されたことによる窒息死だった。また、その前に頭部を殴られたことも死因に関係している可能性があるとの事。
被害者の頭と首の骨は折れていた。
頭には傷が6カ所あり、うち3カ所は骨折だった。抵抗したときにできる特有の傷などはなかった。
 室内にあったキャリーバッグから手おの(長さ約37センチ)が見つかっており、おのの刃以外の部分で殴られた可能性が高い。
部屋の中や凶器に付いた血痕をふき取った形跡があるとの事。警察は証拠隠滅のための行動だった可能性もあるとしている。

9)同課によると、浴室で見つかった被害者の遺体は黒っぽい上着を着たままで、靴は玄関にあった。女子学生が茶を出すなどした形跡はなく、本人の供述や現場の状況から、室内に入れて数十分以内に殺害し、浴室に運んだとみられるとの事。

さて、こんなところですね。
ちょっと微妙なのが、凶器の使い方ですね。
凶器は「手斧」と言う事なのですが、実際は斧としてではなく、鈍器として使って、頭蓋骨骨折を負わせているけど、致命傷にはならずに、最後に被害者のマフラーで絞殺している。

凶器の手斧自体は中学の頃から持っていたと言う事は3年以上前から持っていたと言う事なんですよね。
殺傷力を考えるとと斧として刃の部分で殴ると言うのが一番強力だと思うけど・・・
容疑者はそうではなく、刃では無い部分で殴っている。
その結果、頭蓋骨骨折はしたけど、致命傷にはならず、仕方なく、被害者の首に巻かれていた、マフラーで絞殺した。

どこまで、計画的だったのかは判らないけど・・・
被害者を自宅に招き入れた、その直後の犯行なら、ある程度の計画性は疑えわれるわけですが・・・

その一方で、トドメの準備はしていなかった。マフラーで絞殺したのは偶然ですね。
さらに、殺害後の工作はほぼ、なにもしてないようですね。
玄関に被害者の靴を置いたままだし、凶器の手斧も部屋のキャリーバッグに入れたままでした。
まー、遺体自体が浴室に放置したままなので、隠蔽工作には関心が無いように見えます。

凶器が手斧と言うと、2007年9月の京田辺警察官殺害事件で寝ている父親を娘が手斧で殺害する事件が起きていますね。
その時の凶器選択の理由はギロチンから来ているようです。
ざっと7年前、この容疑者が中1の時か・・・関連があるのか・・・
また、この京田辺警察官殺害事件のときはアニメ、「ひぐらしの鳴く頃に」が最終回放送を中止しています。
このあたりの影響も気になる所ではありますね。

今のところ言える事は、殺人と言う行為自体にはすごい興味を持っているが、しかし、それ以外については、関心が薄いと言う事が言えると思います。
供述も素直に話しているようですね。普通なら都合の悪い事は話さないと思いますね。

それに、殺人行為自体にも、合理的な判断と言うよりはなにかの「こだわり」があるように見えます。
今回の凶器についても、特に「手斧」である必要がありません。

あるいは、より犯行を確実な物にするなら、薬物などを飲ませてからの犯行でもよかったわけですが、そういった事もしていませんね。

なので、「手斧」を使う事に意味があるように見えますし、殺人自体も何かの目的を達成する為の手段だったのかもしれません。結局、手段が目的にすり替わったしまったように見えますが・・・

続報を待ちましょう。

参考リンク
愛知県名古屋市77歳女性殺人事件
愛知県名古屋市77歳女性殺人事件その3(続報)

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2015/01/28

愛知県名古屋市77歳女性殺人事件

1月27日午前9時40分ごろ、名古屋市昭和区のアパートの一室で、愛知県警千種署員が女性の遺体を発見する事件が起きている。
県警によると、遺体は先月から行方不明になっていた同市千種区の女性(77)とみられる。
同署は現場の状況などから、殺人事件として捜査を始めたとの事。

県警によると、遺体はアパート1階にある部屋の風呂場で見つかったとの事。
遺体には損傷があり、室内に血痕があったとの事。

女性は昨年12月7日から行方不明になっていたとの事。
女性は毎週日曜に外出し午後3時半ごろ帰宅する習慣だったが、帰宅しなかったため、不審に思った夫(81)が当日夜に千種署に届け出ていたとの事。

捜査員が行方を捜したところ、被害者と最後に会っていた人物として女子学生が浮上。2人は事件当日に近くの宗教施設で会い、その後、2人で女子学生の部屋に向かったとみられる。

1月27日に署員が、女子学生と接触。部屋に入ったところ遺体を見つけたとの事。

愛知県警捜査1課と千種署は、この部屋に住む名古屋大学の女子学生(19)が殺害を認めたため、殺人の疑いで緊急逮捕した。女性は同市千種区春里町2の無職、女性(77)で、女子学生を宗教団体に勧誘したことをきっかけに知り合ったばかりだったとの事。

調べに対し、「人を殺してみたかった」と供述しているとの事。

逮捕容疑は昨年12月7日昼ごろ、アパートの1階の自室で、被害者の頭を手おので殴るなどして殺害したとしている。
被害者の首にはマフラーが巻き付けられており、県警は女子学生がおので殴った後、首を絞めた可能性があるとみて、28日に司法解剖をして詳しい死因を調べるとの事。

女子学生は翌日から実家に帰省していたが、1月26日夜に名古屋に戻ってきたため、27日朝から同署で事情聴取。
その際、部屋を見せることを拒んだため、署員らがアパートまで同行し、被害者の遺体を発見したとの事。

部屋は1Kで、被害者は浴室の洗い場に衣服を着たまま倒れていたとの事。
頭には殴られたような痕が複数あった。凶器とみられる手おのが室内から見つかり、部屋には複数の血痕が残っていたとの事。

女子学生のものとみられるツイッターに事件当日の昨年12月7日、「ついにやった」と書き込まれていたとの事。
2日前には「名大出身死刑囚ってまだいないんだよな」との書き込みもあったとの事。

ツイッターでは、大阪教育大付属池田小学校乱入殺傷事件や神戸・小学生連続殺傷事件など計10件以上の殺人事件について、事件発生日などに事件に触れる書き込みがあったとの事。

一方で、昨年11月には「神様が悪ふざけで自分を作ったとしか思えない」などの記載も。書き込みは昨年4月以降に続いていたが、事件当日以降は、今月21日まで途切れていたとの事。

知人らによると、女子学生は、名古屋大学内の部活動でムードメーカーとして活躍していたとの事。
普段は静かだが、感情の起伏が激しい一面もあったとの事。
薬品の知識を周囲に力説することがあり、「ハムスターを購入して、自分で作った薬品を投与して効果を試した」と周囲に話していたとの事。

女子学生の東北地方の実家の近隣住民らによると、女子学生は両親と妹の4人家族で、数年前に新築の一軒家に引っ越してきたとの事。

こんな事件ですね。
とりあえず時系列
2014年
11月   「神様が悪ふざけで自分を作ったとしか思えない」と書き込み。
12月05日 容疑者の物と思われるツイッターに「名大出身死刑囚ってまだいないんだよな」と書き込み。
12月07日 被害者が行方不明となり、夜に夫が届け出る。
同日   容疑者の物と思われるツイッターに「ついにやった」と書き込み。
12月08日 容疑者が実家に帰省
2015年
01月26日 容疑者が名古屋に戻った為、事情聴取、部屋で遺体を発見、容疑を認めた為、緊急逮捕

遺体の状況
容疑者のアパートの浴室の洗い場で遺体を発見。
遺体は服を着たまま倒れていた。
頭には殴られたような痕が複数あった。
被害者の首にはマフラーが巻き付けられていた。

死因は司法解剖で調べる。

現場の状況
凶器とみられる手おのが室内から見つかり、部屋には複数の血痕が残っていた。

今のところの供述では、動機は「人を殺してみたかった」との事。
最近ではこの動機も驚くほど、珍しい物ではなくなってしまいましたね。
2004年5月の豊川主婦殺害事件も動機は「人を殺したかった」で65歳主婦をめった刺しに刺殺する事件が起きています。
最近では例の佐世保の女子高生殺人も同じ理由でしたね。

なので、時々、誰でも良いから「人を殺してみたい」と言う、強い殺人衝動を持つ人間が生まれると言う事なのだと思います。

今回の事件に戻ると。
犯行場所が容疑者の自宅で遺体はそのまま、放置している。
被害者も容疑者と接点がある人物であり、失踪当日の足取りを追えば、最後に会っていた人物として、警察がたどり着く事は予想できますね。

さらに言えば、犯行翌日に実家に帰省したけど、遺体は放置したままだから、事件の隠ぺいになるわけでもなく、急に姿を消した事で、不審に思われるような状況になっている。

つまり、「人を殺してみたかった」と言う動機に対して、ストレートに実行しただけと言う印象ですね。

逮捕されない為の方策は何もしていませんね。
なので、欲望を実行しただけで、逮捕されないと言う事まで考えていない・・・
説明が難しいのですが、正常な人間なら当然、逮捕されない事と目的を実行する事は両立させるはずなんですよね。
それができていないので、メンタルに問題がある可能性があると思います。

ツイッターにも当日の「ついにやった」は無いですね。

容疑者の人物像としては、部活動のムードメーカーと言った表の部分と、過去の殺人事件にも関心を示しています。
さらに「ハムスター」での薬品の動物実験などもしており、動物虐待も続けていた可能性がありますね。

過去の事例、例えば、タリウム女子高生とか会津母親殺人事件などもあるけど、短期間で容疑者の犯罪性向が作られたわけではないので、この事件でも、数年前から何かの理由で殺人衝動が育てられてきたのかな?と推測しています。

あるいは、間接自殺を狙った可能性もありますが・・・それだと、動物実験は関連が無いですね。

続報を待ちましょう。

参考リンク
愛知県名古屋市77歳女性殺人事件その2(続報)

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2015/01/24

世田谷一家殺害事件再考その134(みきおさんの人物像)

被害者の事を考えてもそれで、犯人にたどり着けるとは言えないのだけど、スリッパのDNAの事もあるので、みきおさんの思考、趣味、嗜好などを考えてみたいと思います。

みきおさんについての報道はかなり少ないのですが、少ない報道を列挙すると

・みきおさんは亡くなる前日まで、日々の行動と出費を細かく日記に付けていた。

みきおさんの父親の証言
・みきおさんが勉強する姿は見たことがないが、1浪後に東京大学に合格。だが、趣味の演劇に没頭して2度留年。6年目、「そろそろ卒業せい」という良行さんの言葉を受け入れた。

金銭への執着が少なく、その後もアルバイトで生計を立てた。「このまま好きに生きるのかな」と半ばため息をついていると、泰子さんがお嫁に来た。

経歴情報
みきおさん(四四)は、都立戸山高校から東大農学部を昭和五十七年(1984)に卒業した後、テレビアニメの制作にも携わったほか、テレビのクイズ番組の出題も担当したことがあったという。

 その後、米国系のコンサルティング会社に就職し、マーケティングコンサルタントを担当。数年前に外資系の大手デザイン会社に移り、企業イメージ統合戦略を任されていたという。アニメ関係者の団体の会員登録は続けていた。

宮沢みきおさんは、英国系コンサルタント会社に勤務し、企業のイメージを変えるCI(企業イメージ確立戦略)の専門家として活躍していた。

1986年 自己啓発セミナーで知り合った、泰子さんと結婚(夫30歳、妻27歳)
1987年 米国系コンサルタント会社に入社してCIの仕事をする(31歳)
1988年 泰子さんが某有名化粧品会社を退社(29歳)
1989年 泰子さんが東急線目蒲線奥沢駅前に姉と共同で学習塾を開設

1990年 自宅購入(宮澤さん夫婦が泰子さんの母親や姉夫婦と共同で約一億五千万で購入した中古住宅。)
(以前は中古住宅と報道されてましたが、入江さんの本では、建てた、設計した。とあるので、新築と思われます)

1990年 自宅に学習塾を開設(89年の塾とは別のようだね)
1992年 隣家に住む姉夫婦が事業の為英国に移住。隣家には母親が1人で暮らすようになる。    
1992年 長女誕生
1992年 奥沢駅前の塾を隣家1階に移す
1994年 長男誕生
1996年 みきおさん、共著だがインターネット関係の本を出版
1997年 外資系の大手デザイン会社に移り、企業イメージ統合戦略を任されていた。
2000年 8月広島国際アニメーションフェスティバルの運営に参加
2000年 12月事件により家族4人が死亡(44歳)妻(41歳)長女(8歳)長男(6歳)

週刊誌の報道
・事件の前、別の会社へ「役員格」でヘッドハンティングの話があり、定時後に頻繁に新会社のミーティングに参加していた。
・みきおさんは周囲が残業する場合でも、残業しなかった。

入江さんの本
・事件前の12月はみきおさんは仕事で帰宅が遅かった。
・写真が趣味、ライカのコレクションがあった。
・子供用のPCを用意して子供にPCを触らせていた。
・頻繁に家族旅行をしていた。
・机の上の本が曲がっていても気になるような几帳面な性格
・使っていたPCはマッキントッシュ
・家の設計はみきおさん

報道されている情報はこんな所かな。
これ以外にみきおさんの人物像を考える手がかりなんですが、私はみきおさんが設計したと言う家にあると思います。
入江さんの本では、建てた、設計したとありますから、新築でみきおさんが基本レイアウトを設計したのでしょう。
その設計思想にみきおさんの人物像が表れていると思います。

あの家はユニークと言うか、一見すると変わった構造になってますが、かなり考えられた家だと思います。
あの家が変わって見える原因は家の左右で分割されて、床の高さが違うと言う事でしょう。
では、なぜ、そんな構造になっているかと言えば、その原因は1階のガレージにあります。

ガレージは車が入る高さがあれば良いので、通常の部屋よりも、天井を低くする事ができます。
その為、家の左右で2階の床の高さに差ができているわけです。
しかし、みきおさんはそれを上手に使い、狭い空間を有効に活用する為にガレージの上にあたる3階部分にあたるロフト部分を夫婦の寝室にしたのだと推測しています。

そして、一番広く使える、2階部分に生活の場を設定したのでしょうね。
リビングとキッチン、ダイニングを一つのフロアに置き、子供部屋、風呂、トイレ、洗濯室を配置してます。

1階にリビングを設定した場合に、子供部屋は2階になってしまうので、そのあたりを嫌ったんでしょうね。

正直なところ、子供二人の子育てをするには、少々この家は狭いと感じます。
実際にガレージがなければ、子供部屋か応接室ぐらいは、もう1部屋、作る事ができたはずです。
それでも、ガレージを優先する理由がみきおさんにはあったんでしょうね。

時系列では、結婚が86年で家を購入したのが90年、92年に長女が誕生です。
結婚した段階でふつうに子供を作る事は想定していたと思います。
だから、車は子供の育児の為に必要だと考えたのかもしれません。
・・・が、車を所有するなら、別にガレージが必須と言う事でもないですよね。
実際、ガレージの前の部分に車1台ぐらい止められそうにも見えます。
(報道写真では事件発生時、車はガレージの前に止めてありますね。)
他にも、近くに駐車場を借りる事もできたでしょう。

それでも、ガレージを作ったのは、「車」に思い入れがあったのかな?と想像しています。
乗っている車も外車でシトロエンみたいですね。
経済的な事やメンテナンスの面を考えれば、国産車の方が良いと思いますけど、「シトロエン」を選択したのも、「こだわり」なのかなと推測しています。

たまたま、友人や知人から安く入手する事ができたと言う可能性もありますけどね。

そもそも、都市部だと公共交通機関が発達しているから、自家用車が無くても、それほど困らないでしょう。
礼君の事があるから、車での移動の方が問題が少ないとも言えるけど、礼君が生まれる前に家を設計してますからね。
車も家を購入した時点かそれ以前に所有していたんでしょう。

車については、このぐらいにして、家の事に話を戻すと、
この家については、泰子さんはあまり、歓迎していなかったのではないか?と推測してます。
・玄関を開けると、直ぐにみきおさんの書斎になっていますが、主婦としては、目隠しが欲しいのかな?と
・小さい、子供が居るので、階段からの転落事故の可能性を考えると、生活の場が2階と言うのも、抵抗があるかと

1階に玄関から階段までの廊下を作ってしまうと、その分、部屋が狭くなってしまうので、廊下を作らずに部屋の中を通路にした方が部屋が広く使えるとの判断でしょう。

階段の転落についても、当然考えたでしょうが、そこは子供用のゲートを使え事故を防げるとの判断でしょうね。

で、最後に寝室をロフトにするのは良いのですが、ハシゴでの上り下りは、若い内は良いけど、年を取ってからは厳しいと思います。

そのあたりを考えると、みきおさんは、あまり長い期間、この家に住む事は考えていなかったのではないか?と推測しています。
子供が成人すれば、寝室を子供部屋に移す事ができるかもしれません。それは20年ぐらい先ですし・・・
その前に子供が二人いるので、中学生ぐらいになれば、子供部屋をもう一つ欲しいと言うのもあったかもしれません。

祖師谷公園の整備計画はずっと以前の昭和18年に決まってますし、それを考えると、引っ越しは織り込み済みだったのかもしれません。

家の設計は全体として、ガレージを使う前提で設計しているが、それをカバーする為に空間を有効に活用する設計になっていた。

最後にまとめてしまうと
1)みきおさんは、基本的に几帳面だった(日記がそれを物語っている)

2)理系で合理的な判断を好む人だと推測しています。(家の設計思想)

3)趣味は多彩で、演劇、アニメ、カメラ、パソコン、パソ通(インターネット)そして車も好きだと推測してます。

4)趣味に対しては、お金と時間を掛けるタイプと推測しています。
 その反面、興味の無い事にはお金は掛けない(父親のお金に執着が無いの証言)

5)97年に一度転職しており、更に事件直前にもヘッドハンティングの噂がありますね。
この話が本当なら、上昇志向が強いのか、あるいは、家族や趣味の為により高い収入が欲しかった可能性がありますね。
他には、純粋に「やりたい仕事」だった可能性はあります、収入より「やりたい事」を優先した可能性もありますね。

しかし、疑問なのは入江さんの本にある12月は帰りが遅かったと言う事なんですよね。
みきおさんの仕事に対する報道の中に同じ職場の人が残業するような時でも、みきおさんは残業はしなかったと言うのがあります。
自分の担当じゃないからと言う、「割り切り」なのかもしれないし、仕事をしながら、子供二人を育ている泰子さんへの配慮で家事や育児を手伝う為だったかもしれません。

その一方で12月は帰りが遅かったと言うのが、例え、転職の為の打ち合わせといってもね・・・
当然、まだ転職してないから、転職先から残業手当や通勤手当が出るはずも無いですし・・・
もともと、残業しない人なら、転職前の打ち合わせで1ヶ月も、打ち合わせする事ってあるの?
と言うのが疑問なんですよね。

むしろ、みきおさんは、趣味の為に遅かったのではないか?と言う疑問さえ出てきます。
周囲には趣味で遅くなるなんて事は言えるはずもありませんから、「仕事で遅くなる」と話すしかないと思います。

しかし、もう一つ、入江さんの本でみきおさんは「仕事の帰りにタクシーを使う」事もあったと記載されています。
東京の会社で、終電後まで仕事した時、帰宅にタクシーを使うと、タクシー代を会社に請求できるとかと言う話は聞いた事がありますね。
でも、その場合は仕事じゃなきゃダメなので、趣味なら終電に間に合うように帰ると思うんですよね。
そう考えると、あまり残業しないと言う話は、そもそもが誤報なのかな?と言う疑いもあります。

そもそも、ヘッドハンティングされるなら、それなりの実績と実力が必要ですから、毎日定時で帰っていてそれほど評価されるような実績が残せるのか?と言うのもありますよね。
だけど、外資系だと能力を重視するので、残業が多いのはあまり評価されないと言う話も聞きますけどね。

子供の教育についても、それなりに熱心だと思うのですが・・・そのあたりは情報がありません。
しかし、趣味が多彩なので、仕事に趣味とかなり忙しい人だったのではないかと思いますね。

みきおさんの交際範囲としては、やはり、仕事よりも趣味の人間関係が広いと思いますね。

性格的にトラブルがあるとしたら、理系の合理的な判断が誤解されて逆恨みするような事があるかもしれないですね。
経済性とかスケジュールを優先して、それが他の人間の不利になるような事とか、感情を刺激するような事とか・・・

色々、考えてきたのですが、全ては私の妄想です。
なので、みきおさんの友人、知人の方に「本当はこんな人でした」と情報をいただけると助かります。

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2015/01/21

世田谷一家殺害事件再考その133(ハンカチの滑り止め)

入江さんの本を読んでからなのか、最近、以前よりも疑り深くなっているように思います。
その影響かわからないけど、今回は「ハンカチの滑り止め」について考えてみたい。

このハンカチの滑り止めとは、現場から発見された犯人の物と思われる黒色のハンカチ2枚の内の一枚が
・返り血を防ぐ為
・刃物の握りが滑らない為
などに使われたのではないか?と言われている事です。

で、私は最初に報道された時から、違和感がありました。
単純に考えて、「返り血」は無理でしょ?と言うのは、みなさんも感じるところだと思います。
返り血を防ぐには、ハンカチは小さすぎるし、何しろ、軟らかい物だから、形状が固定できない。
それでは、返り血は防げないでしょう。

もちろん、「犯人がどう考えるか?」が問題だから、犯人がそう考えれば、それは「有り」なんですけどね。
ただ、犯人も私と同じような感覚なら、返り血を防ぐ事はできないだろうと考えたと思います。

で、もうひとつの「滑り止め」についてですが、ここは二つの場合に分けます。
1)計画的犯行の場合
 怨恨が動機の場合では、計画的に犯行を行う場合があります。例えば、山形民家襲撃事件ではブラック忍者ソードと言われる、大型の刃物(全長70センチ、刃渡り45センチ)を用意してますが、事前に加工して改造しています。
"凶器は刃体を手入れし、さやを一部改造。柄の部分にはひものようなものを巻き付け、滑り止めの工夫も施していた。"

最近の例ではAKB握手会殺人未遂事件ですね。
この事件でも、犯人は自宅ののこぎりにカッターナイフの刃を貼りつけるという改造を加えた。
こちらは柄に手を加えたわけでは無いですが、事前に切れ味を試したりしたようです。

もし、この世田谷事件が計画的な物で、犯人が柄が滑ると考えたのなら、事前に凶器に滑り止めの加工をすると思うんですよね。

2)咄嗟に思いついた場合
無計画な犯行だったとして、事件直前に咄嗟にハンカチで滑り止めにする事を考えるだろうか?
ここが最大の疑問ですね。私はあるかもしれないと思います。

でも、その場合でも、わざわざ、ハンカチに穴をあけるか?と言うのが疑問ですね。
咄嗟に思いついたのであれば、切れ目など入れずに、そのまま、柄を包むように巻きつけて、反対側を手に握り込めば、同じ効果になったはずですよね。

それから、1)2)共通ですが、そもそも「滑り止めにならないのでは?」とも思います。
刺突する場合にハンカチが支えになるけど・・・もし、そうなら、ハンカチの切れ込みには、張力が加わり、切れ目が広がっていると思いますが、どうでしょう?

それから、刺す時はいいけど、抜く時はまったく役に立たないし、むしろ、布地が滑らない?と言う気もしますね。

これらの事から、私はこのハンカチは「滑り止め」や「返り血を防ぐ物」では無いだろうと考えています。

では、このハンカチは何に使われたのか?と言う所なのですが・・・
私が考える、候補としては

A)手の傷の手当の為の包帯の代わり
 犯人は手を怪我したと言われています。(犯人の血液が残っているから怪我をしただろうという事ですが、どこを怪我したのかは実際は不明です)
そこで、生理用ナプキンで傷の手当をしたとも言われているわけですが・・・手を怪我していると言う事は犯人は片手で治療しなければなりません。

犯人は手の親指側を怪我した為、親指全体を覆うようにして、手にハンカチを巻きつけ、更に、固定する為にもう一枚のハンカチを帯状にしてその上から縛った。
これだと、2枚のハンカチをそれぞれ、説明できますね。

B)凶器の包丁を隠す為
凶器の包丁は全長約30センチです。もし、例のヒップバッグに犯人がこの包丁を入れて持ち歩いたとしたら、ヒップバッグに包丁は入りきらないでしょう?
刃の先端を表に出す事はできないでしょうから、犯人は柄の部分をヒップバッグの口から突き出した形で持ち運んだと思われます。

さすがに、包丁の柄を剥き出しにするのは、いろいろと問題があると犯人も考えただろうと思うわけです。
この為、柄の部分にハンカチを巻きつけて、隠し、更に香水を付けて、包丁だと思わせない為の心理的トリックを仕掛ける。
もう1枚の包丁は3角にして刃の部分に巻きつけて、包丁全体を隠す。
2枚のハンカチがどちらも「黒」だった理由は、包丁を1枚の布で包んだように見せる為かな?(と言うか、包丁に見せない為の偽装ですね)

ただ、盲点としては、あのヒップバッグは犯人の物では無い場合もありますね。
犯人は別のバッグなどに包丁を隠して持ち歩いたかもしれません、その場合はハンカチで隠す必要は無いでしょうね。
あるとしたら、職質された時の言い訳かな?

このハンカチの滑り止めも、「犯人が特殊な人」に感じる一つの理由かもしれません。
普通の人ではこんな、滑り止めは思いつかないでしょうね。
しかし、滑り止めでは無いと考えれば、それほど、特殊な人とは感じなくなりますね。

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2015/01/17

世田谷一家殺害事件再考その132(逆転の発想)

この事件での大きな謎は2つですね。
・長時間滞在の謎
・多数の遺留品の謎

長時間滞在の謎については、昨年末の情報でPCの誤動作の可能性が指摘されて、犯人の未明逃亡説が急浮上してきました。
この結果、長時間滞在の謎は解決されるように見えるのですが、実は、この二つの謎は密接に関係しています。

早期逃亡説を考えた場合に障害になるのが、犯人が多数の遺留品を残した理由が説明できない事にあります。

一方、長期滞在説の場合はこの点の説明が容易です。
翌朝、10時頃のネットワーク接続が犯人のものだとすれば、ちょうどその頃に隣家の親族が現場を訪問しており、このタイミングで犯人が慌てて、遺留品を残したまま現場から逃亡したからと言う説明がかなりの説得力を持つと感じます。

そこで、逆転の発想なのですが、「ほんとうに遺留品は犯人の物なの?」と考えてみるわけです。
仮に現在、犯人の遺留品とされている物の幾つかが、実は宮澤さん一家の所持品だとしたらどうなるのかと考えてみます。

1)帽子、手袋、マフラー、エアテック(上着)
 入江さんの本によると、みきおさんはタクシーで帰宅する事もあると記載されていました。
それは、みきおさんはマイカー通勤ではなかったと言う事ですよね。
電車バスでの通勤ならば、駅やバス停までの徒歩移動や待ち時間などを考えれば、帽子、手袋、マフラー、エアテックをみきおさんが所持していたとしても不思議では無いと思います。

特にエアテックのポケットから見つかった、「三浦半島の砂」は宮澤さん一家が2年前に旅行していたとの情報もありますから、みきおさんの物なら不自然ではありませんね。

2)ヒップバッグ
 一見、疑問を挟む余地がなさそうなのですが・・・これも、みきおさんの所持品と考ええも不思議ではなさそうです。
みきおさんの趣味はカメラでライカのカメラのコレクションがあると言う事を考えると、使っていたのはデジカメではなさそうです。カメラが趣味なら撮影時にヒップバッグを使う事も普通に思います。

 それに、ヒップバッグが現場に残されていますが、ヒップバッグの中身は残っていない事をどう考えるのか?と言う点が説明できません。
ヒップバッグの中にいろいろな物質などがあって、犯人が普段使用している物だと思うわけですが、私ならティッシュやハンカチ、ウォークマン的な物など小物を入れて持ち歩きそうです。

しかし、それらしい物と言うのはハンカチ2枚と凶器の包丁だけですよね。
この包丁の事も気になるので、それはまた別の機会に書きます。

もし、このヒップバッグがみきおさんの所持品なら同じ染料がガレージから出た事も説明できますね。
(しかし、ラグランの染料は説明できませんから、犯人も染料を使う人と言うのには変わりがありません)

だけど・・・このヒップバッグから発見された毛髪のDNAは現場に残された犯人のDNAと一致している事を考えると、やはり、ヒップバッグは犯人の物の可能性が高いでしょうね。
しかし、犯人が家捜しした時に偶然、犯人の毛髪が入ったと言う可能性は否定できないようにも思えます。

3)エアテック
 長期滞在説で犯人は慌てて逃げたから、上着も着ないで逃げたと言う説明になるわけですが、本当にそうなの?
と疑問に思う点があります。

 入江さんの本で事件発見時に「部屋が冷たかった」と言う記載があります。これは1階の事ですね。
冬なのでエアコンを宮澤さん一家が使っていた事は疑う余地がありません、しかし、冷たかったと言う事はエアコンが切られていたと言う解釈ができます。

そうだとしたら、エアコンが切られた寒い部屋で、犯人は上着も着ないでPCを使っていた事になります。

私にはこちらの方が不自然に思います。
なので、長期滞在説の場合は犯人は上着を着てPCを操作中に親族の訪問があったので、上着を着て逃げたと考えた方が自然に思えますね。
入江さんの勘違いの可能性もあるわけですが・・・

 一方の早期逃亡説の場合は、そもそも、慌てて逃げる理由が無いので遺留品を残して逃亡する理由がありません。
まー、殺人事件を起こしてしまって、慌てて逃亡と言うのは一般的にあるわけですが、この事件では殺害後に家捜ししてますから、慌てて逃亡したとは思えないですね。

もしも、これらの遺留品が犯人の物でなければ、犯人は包丁とハンカチとヒップバッグを持って現場に現れ、犯行後に包丁とハンカチ、ヒップバッグだけを現場に残して逃亡したと考えられます。

そうすると、長期滞在の謎と多数の遺留品の謎が早期逃亡説で説明できる事になりますね。
特異な事件が普通の事件になるわけです。

この事件では一家全員が死亡していて、現場に残った物が本当に犯人の物なのか?は難しい判断だったと思います。

だけど、現在の鑑定技術なら繊維に付着した皮膚片からですらDNA鑑定できるので、帽子、手袋、マフラー、エアテックも鑑定により科学的に犯人の物かどうかを判断する事ができると思います。

その鑑定の上で警察はこれらを犯人の物と判断したと思いますが・・・

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2015/01/15

YouTube軽犯罪少年事件

ここ数日、ニュースで話題の事件です。
概略としては、商店で万引きしたり、お店の商品にツマヨウジや硬貨を差し込むなどの動画をYouTubeに投稿して問題になっているとの事ですね。

どうやら、本日15日の時点で、警察は19歳の少年を特定して逮捕状を請求するようです。

投稿者名のプロフィルには、「博多駅で通り魔を犯すとYouTubeに動画をUPして警察に捕まった」などと記載されており。警察は声や店の防犯カメラの映像から、平成25年6月に、ネット上で殺人予告をしたとして威力業務妨害容疑で逮捕された少年の犯行とみて調べていた。

主に殺人事件などの凶悪事件を扱うASKAの事件簿としては、掲載するような事件でもないのですが、気になった事をメモしておきます。

19歳で、当然、これをやった結果、どうなるかぐらいの事は分かっています。
それでも、やっちゃうんですね。
この部分を、「どうしようもないヤツ」とか「ダメ人間」、「悪いヤツ」とか思う人が多いかもしれませんが、私はそうは思っていないです。

どちらかと言えば「カワイソウな人」とか「病んでる人」と感じてます。

どうなるか分かっていて、悪い事と分かっていて、やってしまってますよね。
この部分は、警察に対する反感と言う面もあるかもしれませんが・・・普通ならわざわざ、手がかりを残したりしませんよ。

報道の内容をみると、逮捕される事を覚悟でやっているように見えます。

自暴自棄なのか、あるいは自分の将来に関心がないのかな。

本人は逃亡したり、合理的な行動をしているので、責任能力に問題は無いのですが、結局、分かっていてもやってしまう点が問題で、「病んでいる」と感じる部分です。

こんな事しても、何の利益も無いですから、普通ならやりませんよね。
注目を集めたいとか、承認されたいとか言う、無意識な欲求でもあったのかな?

しかも、前に一度、逮捕されてますから、反社会的な部分も大きいかもしれないですね。

まー、逮捕は時間の問題ですが・・・容疑者が自殺するような事にならないように、慎重に逮捕して欲しいと思います。

動機などはそれからですね。

続報を待ちましょう。

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2015/01/12

世田谷一家殺害事件再考その131(ハンカチと香水)

昨年末に香水の話題がコメントにありまして、そういえば、今まで香水についてはあまり、時間をかけて考えてないなと思い、今回は、香水について考えてみます。

香水と言うのは、現場に残された2枚のハンカチの内、包丁を包んでいたと思われる1枚に香水(フランス製 「ドラッカーノワール」)が付いていたと言う物です。

事件の現場には、2枚の黒色ハンカチ(無印良品)が残されていました。
1枚は、中央付近に約3センチの切り込みがあり、他の部分をその切り込みに通して袋状にし、そこに包丁の柄を差し込んで、滑り止めにしたと思われます。
もう1枚は、三角形に折られ、両端が絞ったような跡があり、覆面として使った可能性があります。

コメントには「移り香」と言うのもありましたが・・・ちょっと違和感があるのが、2枚のハンカチの1枚にしか香水がついてないな点です。
もし、タンスにしまっていた時に移り香がついたとしたら、同じハンカチは同じタンスにしまったはずで、もう1枚に香水がついていない事が説明できません。移り香なら2枚とも香水が付いていたと思います。

なので、犯人はなぜか2枚の内1枚には意図的、あるいは無意識に香水を付けたのだと思うのですが・・・

さらに、犯人の他の遺留品には香水が付いていません。
つまり、沢山の遺留品が残されているが、その中で香水が付着していたのはこのハンカチ1枚だけと言う事なんですよね。

そこで、調べてみるのですが、香水の基本的な使い方ってどんなの?

付ける場所(女性の場合)
1)うなじ
2)肩、腕
3)手首
4)肘、腕
5)もも、ひざ
6)足首
7)胸
8)腰、背中、お腹

男性だと、首筋とか手首になるかな。

では、ハンカチに付ける場合はどんな場合かと調べると
アレルギーや肌が弱くて、直接、肌に香水を付けられない場合にハンカチに付ける場合があるようです。
体に近くて温度が高くなりやすい部分にハンカチをしまっておくと香水に含まれている揮発性のエタノールは、体温が高い場所ほど揮発するので、良く香ります。

同じ理由で下着や服に付けるのもあるけど、服は直射日光でシミになるので、注意が必要との事。

ここまで調べて、疑問なのは犯人はこの香水のついたハンカチをどこに持っていたのだろうか?
犯人が香水本来の使い方をするなら、暖かい場所になるけど、犯人の服装の中でポケットがあるのは、上着のエアテックとズボンのポケットになると思う。

上着のエアテックからは香水が付いていたとは報道されていない。
ズボンは発見されていないが・・・ズボンのポケットだったのか?

ヒップバッグからも香水は出ていないから、ヒップバッグに入れて運んだわけでもなさそうです。

そうすると、2枚の黒色のハンカチは別々にして持っていたと言う事なんだろうね。
確かに、同じポケットに2枚入れておくと、出しにくいからね。

ただ、ヒップバッグは微妙ですね、冬で温度が低いし、ヒップバッグに入れていたとしても、短時間ならヒップバッグからは香水が出ないかもしれない。でも、2枚とも同じように使うなら、2枚とも香水をつけていたはずだから、やはり、香水のついた1枚は普段、犯人が普通にハンカチとして使っていた物なのかな?

香水の使い方としてはどうなのか?
ポケットに入れている状態で匂うようにするなら、それなりに強めに香水を付けいていたとしたら、それで手を拭いたりすると、手にも香が付いたりする?
香を安定して匂わせたいと言うなら、香水用のハンカチは香水専用として、普段はポケットに入れたままにするかな?

で、この方向で考えると、犯人ってどんな人なの?って事なんですが・・・
香水を使う動機は
A)自分のイメージの演出
B)臭い消し
C)自分自身のテンションUP
D)仕事的や立場的に必要

ざっとこんな所でしょうか。
普段着であるので、D)は消去してもよさそうです。
B)の臭い消しとしてなら、もっと他の部分、上着などにも使いそうですよね。

そうなると、A)かC)と言う所かな?
A)はもし、宮澤さん宅を犯罪以外の目的で訪れるなら有りだと思います。
C)は、自分の気持ちを盛り上げたい時にハンカチを出すと言う使い方なので違和感は無いですね。

A)の自分のイメージの演出の為と言うのであれば、第一印象でイメージを作りたい人って事なんだろうけど・・・
役者やアーティストとか、単純に女性にモテたい人?

C)については、普段は無いと思うけど・・・デートの時なら有りかな?
まさか、匂いで殺意のスイッチが入るなんてサイコな事は無いと思うけど・・・

いずれにしても、これから、殺人事件を起こす人には見えないけどね。
でも、その時には凶器の包丁を持っていたんですよね。

当日、現場周辺で、若い男性とすれ違いに、香水の匂いがしたなんて事を思い出したのなら、犯人の目撃情報につながるかもしれませんね。

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2015/01/11

兵庫県姫路市勝原区下太田2ヶ月次女虐待事件

生後2カ月の次女の頭を強くつかんで重傷を負わせたとして、兵庫県警捜査1課と網干署は1月6日までに、傷害の疑いで、姫路市勝原区下太田の会社員男性容疑者(23)を逮捕、送検する事件が起きている。

送検容疑は昨年12月14日午後10時半~同50分ごろ、自宅の居間で次女の頭を強くつかむなどして、外傷性くも膜下出血などの重傷を負わせた疑いとの事。
容疑者は「泣きやまなかったから」と容疑を認めているとの事。

同課によると当時、自宅には妻と長女もいたが入浴中で、居間にいたのは容疑者と次女だけだったとの事。
妻が次女の異変に気付いて病院に運び、一時は重体となったが、その後意識が回復したとの事。

病院から「虐待の恐れがある」と通報があり、網干署が12月17日、容疑者を傷害容疑で逮捕した。

同課によると、容疑者は加古川市に住んでいた2013年4月、生後2週間の長男を床にたたきつけ、脳挫傷などの重傷を負わせたとして逮捕されたが、起訴猶予処分となったとの事。
長男は脳に障害が残り、昨年11月に死亡したとの事。

神戸地検は1月6日、次女への傷害容疑は処分保留としたが、長男に対する行為について暴行罪で起訴したとの事。

こんな事件ですね。
昨年も生後2週の長男にも暴行して、脳に障害が残り、昨年11月に死亡している。
生後2か月と言う事は・・・昨年の1月とか2月に今回の次女の出産を決めたと言う事だと思うけど・・・
長男の事を考えると、ちゃんと育児ができるのか?と言うあたりは、夫婦での話し合いはできていたのかな?

しかし、自分で自分の事をどう考えていたのだろう?
今度は大丈夫と考えていたのだろうか?今度はこうならないようにしょうと言うアイディアはあったのだろうか?
妻が欲しいと言うから、ただ、生んだだけなのだろうか?

参考リンク(前回の事件)
兵庫県加古川市2ヶ月長男虐待事件

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2015/01/08

岡山県岡山市南区福浜町嬰児殺人遺棄事件

昨年12月12日に生まれたばありの子供を駐車場のゴミ箱に遺棄したとして母親の25歳女性を逮捕する事件が起きている。
死体遺棄の容疑で逮捕されたのは、岡山市南区福浜町に住む保育士・女性容疑者(25)

出産した乳児を殺害したとして、岡山南署は1月7日、殺人容疑で岡山市南区福浜町の元保育士、女性被告(25)=死体遺棄罪で起訴=を再逮捕した。
容疑を認め「私がやったことに間違いありません」「両親や友人にバレるのが怖くて捨てた」などと供述しているとの事。

12月8日、岡山市内にある病院から「赤ちゃんを産み落とした女性がいる」と通報を受けた警察が、岡山市南区のスーパーの前にあるゴミ箱から赤ちゃんの遺体を発見し、事件が発覚。

再逮捕容疑は先月7日午後5時45分ごろ、自宅浴室で女児を出産した直後に顔面にシャワーをかけたうえ、洗面器に乳児を入れ、お湯を満たして殺害したとしている。

容疑者は女児の遺体をタオルでくるんでポリ袋に入れ、翌8日朝に自宅近くの文具店のごみ箱に遺棄したとして、死体遺棄容疑で逮捕、起訴されていた。

同日午後、腹痛を訴えて岡山市内の病院を受診したことから事件が発覚したとの事。
独身で家族と同居していたが、周囲は妊娠に気づいていなかったとの事。

こんな事件ですね。
なんて言うか、こんな酷い事件も、珍しい事では無いんですよね。
日本全国で毎月のようにこんな事件が起きています。

結局は「望まない妊娠」と言う事なんでしょうね。
その理由にはレイプ被害などもの可能性もあるかもしれません。
あるいは、「望んだ結果」だけど、自分の思惑とは違い、相手が認めてくれないとか、そんなところなのかな?

25歳なので、どうすれば良いかと言うのも、本人は分かっていたと思いますし、何もしなければ、その時がくれば、出産する事になる事も分かっていたでしょうね。

それでも、その先を考えられなかったのだと思います。
追い詰められて、誰にも相談できなくて、結局、自分でどうにかするには、無かった事にするしかなかったんでしょうね。

分からないでも無いのですが、周囲の人は異変に気づきませんでしたか?
妊娠に気づいて、出産まで数ヶ月間の期間があると思います。
その間、かなり悩んでいたと思うのですが・・・交際相手は相談などされなかったのかな?

どうすればよかったのか?と言うと、色々と意見の分かれるところかもしれないですが・・・
やはり、一人で悩まずに、誰かに相談するべきですね。

親や友人に相談できなければ、電話相談などもありますから、まずは電話しましょうね。

たぶん、この様子だと、検診にも行ってないですよね、母子手帳も無い。
もともと、秘密だったかもしれないですけど・・・出産って母親にも生命の危険を伴うので、自宅で一人で出産してうまく出産できる方がかなり運が良い事だと思います。
下手をすれば、母子ともに死亡する事だってあったでしょう。

望まない妊娠 相談 で検索すると沢山でてきますね。
公的な物だと、女性健康支援センター、児童相談所、保健所、市町村保健センター、福祉事務所、婦人相談所などを妊娠等に関する相談窓口として考えられているようです。

亡くなった赤ちゃんのご冥福をお祈りします。

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内燃機関エンジニア説

今回は、あるリクエストがあって、この「内燃機関エンジニア説」を考えてみる事にしました。

「内燃機関の製造・テストにヒップバック内のガラスビーズ、チタン酸バリウム、ローダミンB、シリコンが使用されます。このことから犯人は車のエンジニアの可能性があります。」
と言うのが発想の原点のようです。

私がググッた結果ですが

遺留品のガラスビーズは直径50マイクロメートル 5,6粒
金属の表面研磨材として、球形のガラスが使われる事がある、粒子径は10から250マイクロメートル
ピストンなどの表面処理(ウェットブラスト)として使われる事がある。

チタン酸バリウム
急速燃焼を得るための内燃機関の点火技術に関する特許内に記述が見られる。
「CO2吸収セラミックとして、チタン酸二バリウムを挙げることができる。このチタン酸二バリウムは、550℃から750℃の温度域ではCO2を吸収し、800℃以上では吸収したCO2を放出する性質を持つため、比較的燃焼室の温度環境に適合する。」

ローダミンB
燃料気化時の雰囲気気体の速度分布を測定するのにローダミンBが使われるとの文献あり
黒色表面に黒色塗装をした場合の塗装の確認方法としての文献あり

シリコン
ピストンの表面の強度向上方法としてシリコンのショットピーニング処理に使うとする文献あり

確かに、それぞれ、エンジン(内燃機関)でググルとヒットはしますね。

だから、犯人像としての「内燃機関のエンジニア説」と言うのは有りかと思います。

ちょっとだけ違和感があるとすれば
ガラスビーズとシリコンは表面処理に使われる(サンドブラストとかウェットブラストとかショットピーニング等)のでカテゴリが同じだと思うのですが、チタン酸バリウムは表面処理には関係なさそう、しかし、もともとこのチタン酸バリウムと言う報道自体が誤報の可能性もある。
ローダミンも表面処理の確認方法として使われたとすれば、表面処理のカテゴリに入る

私としては、この説に説得力を持たせるとしたら次の2点の説明が欲しいですね。
1)宮澤さんのガレージのローダミンはどう説明するのか?
 単純に友人、知人と言うレベルではローダミン等の染料がガレージから出る事が無いのでは?
 ここを説明するなら、犯人と宮澤さんがローダミンを使って何かをしようとしたと言う事になると思いますが、それが何だったのか?ですね。

2)犯人が「内燃機関のエンジニア」や「表面処理の技術者や作業者」として作業用のヒップバッグや作業用のラグランシャツを仕事場以外に持ち出す事があるのか?

私の感覚だと、作業服など現場で汚れるような物は洗濯の時でも無いかぎり、職場の外には持ち出さないと思うんですよね。
汚れが酷い職場だと、社内にお風呂とかシャワーとかあって、仕事が終わったらシャワー浴びて着替えて帰るなんて事もあると思います。

どうも、この事件の犯人はラグランシャツやヒップバックを日常的に使っているように思います。
ラグランはインナーとして日常的に使っていたと考えれば違和感は無いですね。

問題はヒップバッグです。
アルバイトやアマチュアの趣味なら、有りだと思うけど・・・プロだと、そんな使い方するかな?
職場から仕事着のまま、現場に来たとしたら、上下作業着でその上に上着(エアテックジャンパー)を着てると思うんだけど。
それなら、残された、エアテックの内側にも同じような研磨剤が出そうなんだけどな・・・
あるとしたら、「自営業」なら自宅が職場と言う可能性ありますね。

とりあえず、このあたりは、コメントを待つことにしましょう。

ちなみに、まさかと思いますが、これは特定の人物を想定した説では無いですよね?

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2015/01/04

世田谷一家殺害事件再考その130(世田谷事件・喪失と再生の物語)

この悲しみの意味を知ることができるなら―世田谷事件・喪失と再生の物語

この事件を調べている人ならこの本の事は一度は聞いた事があると思います。
この事件の被害者の宮澤泰子さんの実姉で、事件当時、隣家に滞在していた入江杏さんの本です。

簡単に内容を紹介するとサブタイトルの通り、前半が事件で妹を亡くした時の経緯が入江さんの主観で書かれています。
そして後半が事件後、入江さん一家が立ち直るまでの経緯が入江さんの主観で書かれています。

主観で書かれていると書きましたが、事件の経緯については、捜査本部の聞き取りの内容のメモを元にしており、時間経過による記憶の改変の可能性はほぼ無いと考えて良いでしょう。

この事件の報道で沢山の情報がでていますが、私が思うにこれらの情報の内、3割程度の情報は誤報か誤報ではないが、間違ったニュアンスで報道されている情報だと考えています。
個別の情報は間違っていないが、他の情報との関係が伝えられていない為、受け取る側が情報と情報の関連を間違った推測で関連付けてしまっているような場合もありますね。

なので、この事件の情報をランク付けするなら
あ)警視庁のHPに掲載されている情報は確度Sランク、まず、間違いないでしょう。

い)関係者や付近住民の一次情報、確度ランクA、かなり信頼性が高い情報、入江さんのこの本はこれに該当

う)その他の報道情報、確度ランクB、誤報や誤認を含んでいる可能性が疑われます。

え)その他の噂等、確度ランクC、基本的に根拠が無い物で信用できない物がほとんどでしょうね。

入江さんのこの本は事件の資料としての価値は上述したように、Aランクです。
なので、この事件を調べようとか、推理しようとか思う人には一読をおすすめします。
この本の信憑性を疑う人もいるかもしれませんが、入江さんは、捜査関係者と犯人以外で現場に入った4人の人間の内の一人で、さらに、事件当時、隣家に滞在した被害者の実姉です。

つまり、捜査上の秘密を知る人物なので、当然、捜査本部から堅く口止めされているはずです。
その為、出版前に捜査本部が内容のチェックを行っていると私は考えています。
うっかり、捜査上の秘密を暴露されると困りますからね。
実際には、それに該当するような箇所も幾つかあると思うのですが・・・

あるいは、出版前に確認はされてなくても、出版後には確認しているでしょう。
事情聴取の内容と記載内容に齟齬は無かったと言う事でしょうね。

それでは、私が気づいた事件についての情報は最後にして、私の感想を書くと
この本は、多分、誰かに読んでもらう為に書いた物では無いと思います。後書きで入江さん本人も書いてますが、これは入江さん自身が悲しみを克服する為に書いた治療方法の一つなのだろうと私は解釈しています。

この為、自分の感情とか考え方などを自分の言葉で説明しているのですが、外国生活が長かったせいか、英語の言葉で説明しているのが特色でしょうね。
その他にも、いろいろと、引用や下敷きにして説明しています。

正直なところ、この本を興味をもって読める人と言うのはかなり限られると思います。
A)世田谷事件の資料として読む人
B)犯罪被害者や遺族の事を知りたいと思う人や支援したいと思う人
C)同じ犯罪被害者遺族の方
このぐらいかなと思います。

さて、それでは、内容について私が気づいた点を列挙しておきます。
詳細は本を購入して自分で確認してください。
1)事件通報時刻が午前10時50分頃(時刻情報は一度検証したいところですね)

2)入江さん宅にも車があった。(駐車場所が気になる)

3)宮澤さん一家の移転が遅れていたのは、礼君の事を考えての事だった。

4)午後6時半には宮澤さんの車は家に無かった。

5)みきおさんの趣味が写真

6)入江さん夫婦は耳栓をして寝るのが習慣

7)みきおさんは12月は仕事でずっと遅かった。

8)通報からパトカー到着まで10分足らず。救急車はそれより早く到着?

9)宮澤さん一家は経済的には楽ではなかった。

10)宮澤さん宅の設計はみきおさんだった。

11)1階にはPCが2台あった。

12)ライカのカメラのコレクションがあった。

13)現場は寒かった。

14)第一発見者の祖母は10分たらずの間に遺体全部を確認した。

15)ロフトの天井は低かった。

16)みきおさんは帰路にタクシーを使う事も多かった。

17)事情聴取で使われたのはポラロイドカメラで撮影された遺留品の写真だった。

18)元塾生が密葬に訪ねてきた(以前事件簿で記事にした元塾生の日記の裏付けがとれた)

19)泰子さんは事件前に公園に常夜灯の設置を求めていた。

20)入江さんは事件後にトラブルになるような事は無かったか調べていた。

21)入江さんはアートフラワーの教室も開いていた。

22)宮澤さん一家は礼君を連れての外泊や外出、外食を積極的に行っているように見える。

他にも幾つかありますが、詳細は別途記事にしたいと思います。

今、私はこの本をもっと早く読むべきだったと後悔しています。
この本が出版された事は知っていたのですが、多分、事件情報は捜査上の秘密として口止めされていて、それほど記述されていないと、勝手に思い込んでいました。

この本の情報を元に幾つかの点について再度、考えなおしてみる予定です。

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2015/01/03

神奈川県川崎市多摩区6か月長男殺人未遂事件

1月2日、生後6カ月の長男を殺害しようとしたとして、神奈川県警多摩署は、殺人未遂容疑で川崎市多摩区菅仙谷の無職、女性容疑者(37)を現行犯逮捕する事件が起きている。
同署によると、容疑者は子育てに悩んでいたとみられ、「自分がやったことに間違いない」と容疑を認めているとの事。

逮捕容疑は、1月2日午前、自宅で長男の首を絞めて殺害しようとしたとしている。長男は心肺停止状態で病院に搬送されたが、その後蘇生した。容疑者は夫(38)と長男の3人暮らしで、自宅にいた夫が119番通報したとの事。

こんな事件ですね。
現行犯逮捕となっているから、首を絞めている現場を夫が見ていると言う事でしょうね。
そして、本人も容疑を認めていると言う事なので、事実関係は疑問を挟む余地はなさそうです。

家族構成は夫(38)と長男(6か月)、女性容疑者(37)の3人家族。
年齢は夫38歳、妻37歳で比較的高齢です。
それ自体は特に問題ではなく、むしろ、10代、20代の夫婦に比べれば子育てには有利な方向なのかな?と思いますね。

子供も一人しかいないので、それほど、子育てに悩むような状況でも無いと思いますが・・・
詳細が判らないので憶測でしかないですが
1)産後ウツなどや育児ノイローゼを発症していたのか?
2)長男に障害などがあって、悩んでいたのか?

一般的に言えば、父親は仕事もあって、昼間、家に居ないし、その間、母親と子供の二人きりになってしまう。
周囲に相談する人がいなければ、孤立してしまうかもしれません。

続報を待ちましょう。

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2015/01/01

世田谷一家殺害事件再考その129(2014年年末情報)

2015年となりました。本年もよろしくお願いいたします。
(「おめでとう」は殺人事件や死亡事故をあつかつASKAの事件簿の性格から新年の挨拶にそぐわないと言う指摘がありまして、自粛しておりますので、コメントされる場合はそのあたりもご注意願います)

さて、例年、○○年年末情報としてまとめてきたので、今回もこの形式で再度、まとめてみます。
1)未明逃亡の可能性を認める
2)犯人の身長の幅を修正
3)民放の特番でFBIのプロファイルを行う
4)初動捜査のミスを認める

この4点ですね。
それぞれ、個別の記事となっていますので、詳しくはそちらを参照願います。

3)の特番でのFBIプロファイリングには賛否両論があるようです。
入江さんは批判的に受け止めているようですね。
事件から14年、現場の建物も老朽化を理由に取り壊しが決まったと言う噂も出ています。
今の時点での、番組作りとしてはこのような手法しかないのかな?と思います。

これまで何度も同様の番組はありましたし、毎年、年末には必ず、この事件は報道されて、情報提供を求めています。
同じ手法では注目されるような番組は作れないでしょう。

そうすると、「推理」を売りにするのが、番組として一番、注目を集めやすいでしょう。
しかし、そこにも問題があって、この事件の推理は百出するほど色々な物がでくるでしょう。
推理する人間によって、色々な推理がでてしまうので、番組としてまとめにくいので、それなら「FBIのプロファイリング」が番組として一番作りやすいと言う事なんでしょうね。

再度、この事件に一般人の注目を集めると言う意味では良い事だと思います。
この事件では犯人を逮捕する為の証拠はあるんです、問題は容疑者に通じる情報が必要なので、そこを発掘する意味ではさすがにTVと言うメディアは効果があると思います。

1)2)は結局のところ4)が原因のような気がします。
初動捜査のミスの記事で詳細は書いていますが、発生当時の捜査陣は指紋やその他、豊富な遺留品から犯人逮捕は時間の問題、正月明けに金融機関が動き出せば、犯人も動き、一気に事件解決と楽観していたのでしょうね。

その為に、色々と細かい検証がされていなかったのではないか?と推測しています。
この3年ぐらいの報道をみていくと、事件から数年でほぼ、固定した事件の全体像をひっくり返すような報道が続いています。
2012年の年末情報では、侵入口が2階風呂窓ではなく、玄関の可能性ありと報道されました。
さらに2014年の年末情報で、これまで、定説とされた翌朝10時頃まで犯人は現場にいたと言う情報を否定する、未明逃亡説の可能性が報道されました。

まー、犯人が逮捕されれば、そのあたりの細かい事は犯人に自供させれば済む事ですから、事件発生当初の楽観的な雰囲気ではそこに時間を割くよりも、容疑者抽出の為の地道な捜査に時間を掛けたのでしょうね。

ちなみに、玄関侵入説も犯人早期逃亡説もASKAの事件簿では2012年から考えていました。
それに触発されたかどうかはわかりませんが、捜査本部はそういった細かい所を再度検証されているのではないか?と考えています。

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