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2015/02/01

愛知県名古屋市77歳女性殺人事件その5(快楽殺人?)

続報です。
1)捜査関係者などによると、女子学生は中学生時代から地下鉄サリン事件などを調べていた。また、大阪教育大付属池田小殺傷事件(2001年)、秋葉原無差別殺傷事件(08年)を起こした男に共感を抱いていたという。自宅アパートからは殺人事件を扱った多数の書籍が押収されているとの事。

2)女子学生(19)の携帯電話に、遺体とみられる画像が残されていたとの事。
愛知県警は、女子大生が、殺害後、遺体を撮影した可能性があるとみて、画像の解析を進めるとの事。

3)愛知県警は31日、殺人容疑で逮捕した女子学生の宮城県の実家へ家宅捜索に入った。
 捜査関係者によると、家宅捜索は午前9時前から始まり、約5時間続いた。捜査員が段ボール箱を運び出すと、母親とみられる女性が捜査員に伴われて家から出てきた。女性はうつむき加減に車に乗り込んだ。

4)近所に住む60代の女性によると、11年ごろ、飼い猫が背中に白い薬品のようなものを付けて外から帰って来た。タオルで拭おうとしたが、取れなかったという。猫が背中をなめて薬品が口に入ると、嘔吐(おうと)を繰り返すようになった。動物病院に連れて行ったが、原因が分からないまま約10日後に死んだ。

また近所の獣医師によると、同年5月には近くの公園で血だらけの猫が保護され、動物病院に運ばれた。猫は裂傷を負い、右前足を複雑骨折しており、その日のうちに死んだ。

 獣医師は、交通事故ではあまり見られない外傷だったと指摘。「刃物のような物で、人為的に傷つけられた可能生もある」と話した。

 また近所の男性(42)は08年ごろ、女子学生の自宅から約100メートル離れた道路沿いで、2匹の猫が口から血を流して死んでいるのを見つけた。いずれも外傷はなかったという。その1年後にも、猫1匹が近所で同じように口から血を流して死んでいるのを見つけた。「事故で死んだのではないだろうと思った。気味が悪かったので今でも覚えている。近所の人たちも怖がっていた」と話していたとの事。

時系列で整理すると
2008年頃  実家から100メートルの道路沿いで、2匹の猫が口から血を流して死んでいた。外傷は無かった。
2009年頃  場所は不明だけと同様にねこ1匹が死んでいた。
2011年頃  家猫が背中に白い薬品を掛けられて、それをなめた猫が嘔吐を繰り返し、10日後に死んだ。
2011年5月 近くの公園で血だらけの猫が保護され、刃物のような傷と右前足が複雑骨折して、その日の内に死んだ。

現在彼女は19歳だから、
2008年は7年前で12歳頃。猫は薬物による死亡?あるいは、窒息?
2009年は6年前で13歳頃。猫は薬物による死亡?あるいは、窒息?
2011年は4年前で15歳頃。白い薬品、刃物による裂傷。

でも、死んでいたのは2008年と2009年の3匹だけなんだよね。
2011年の2匹は発見時に死んでは居なかった。
今の段階では容疑者の仕業とは言えないけど・・・私が思うに、快楽殺人の衝動を満たそうとしたのだとしたら、ちょっと不十分なのではないか?と思いますが・・・

さて、本題にはいろう。
携帯電話に遺体らしい写真が残っていた、もしかすると、ツイッターにでも投稿するつもりだったのかもしれないね。

今回の事件が快楽殺人だとすると、性的興奮との関連が疑われるのだけど、それは精神鑑定の結果を待たないといけません。

日本の過去の事件で快楽殺人と言われているのは
2006年の大阪姉妹殺人事件
 母親を殺したときの感覚が忘れられず、人の血を見たくなったと言う理由で若い姉(27)妹(19)を刺殺し、現金を盗んで部屋に放火した。2000年に母親(50)を金属バットで撲殺し少年院に入っていた。

2005年の自殺サイト殺人事件
 人が苦しむ姿に性的興奮を得る性癖があり、自殺サイトで目を付けた自殺志願者を誘い出し、次々に3人を自殺にみせかけて殺害した。殺害する様子をビデオテープに録画したりカセットレコーダーに録音していた。殺害時も何度も口を塞ぎ失神させ、蘇生しと言う事を何度も繰り返した。またこの事件以前にも50件以上の首絞め事件を起こしている。

1997年の酒鬼薔薇事件
 女児がハンマーで殴られ重症、女児が金槌で殴られ死亡、男児が絞殺され首が切断されて頭部が犯行声明と共に学校の校門に放置された。

1988年の宮崎勤事件
 4歳、7歳、4歳、5歳の女児が絞殺された事件。犯人は部屋に5000本を超えるビデオテープを所有しその中には被害者の遺体の映像などもあった。犯行声明や遺骨を遺族に送るなど異常な行動が目立つ

1971年の大久保清事件
 150に及ぶ女性に声を掛けて、うち10人以上と関係を持ち、その中の女性8名を絞殺、遺体を造成地などに遺棄する。遺体遺棄については天才的と言える。

これらとは別に加えるとしたら、会津母親殺人事件かな。
会津母親殺人事件
 泊りに来た、母親を殺人、解体した事件。
判決では不満等を発散させるため、死体写真や猟奇的漫画に接して興奮し、殺人・解体願望が芽吹くようになった。

ただ、今回の事件でちょっとピンとこないのは、ツイッターなどに、その殺人衝動や殺人犯への崇拝とか共感を書き込んでいるんですよね。
やはり、正常な感覚を持っていれば、そこは隠す所だと思うんですよね。
しかも、今回の事件では容疑者は大学で孤立していたと言う事でもなかったようですし・・・

どちらかと言えば、卒業文集に尊敬する人をグレアムヤング(毒殺魔)と書いた、タリウム女子高生に似ているかと思います。
タリウム女子高生の場合は、殺人衝動と言うよりは、知識を試してみたかったと言うような実験的感覚だったんですよね。

そこは、今回の容疑者の高校時代の毒物事件も、殺すつもりなら、殺す事もできたでしょう。
今の所、「殺すつもりだった」と言う話も出ていませんね。

今回の事件が快楽殺人だったかどうかの判断は、今の段階ではできないのですが・・・
私の印象としては、「殺人犯=かっこいい」的な容疑者の感覚があったのではないか?と感じています。
あるいは、殺人犯になる事で何かの効果や2次的な結果を達成する事を考えていたのかなと感じています。

参考リンク
愛知県名古屋市77歳女性殺人事件その4(ターゲット)
愛知県名古屋市77歳女性殺人事件その6(タリウム)

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コメント

続報です。
女子学生が愛知県外の実家にいた中学生の頃、カッターナイフやはさみを日常的に携帯し、「護身用に持っている」などと話していたとの事。

 女子学生は当時、殺人に興味を示す発言もしていたという。

 同級生らによると、女子学生は中学時代、カッターナイフやはさみを持ち歩き、同級生に見せていたという。女子学生は当時、様々な薬品に詳しく、実家の自室には毒キノコの図鑑があったとの事。

高校の同級生だった男子生徒が視力の急激な低下などを起こし、この生徒の体内から劇物のタリウムが検出されたことが地元警察の捜査で判明しているとの事。

投稿: ASKA | 2015/02/04 00:49

佐世保の同期生殺害事件現場の賃貸マンションも、こちらの事件現場の賃貸アパートも早くも「事故物件」サイトに記載されてしまいました。大家さんや同物件に住まわれてた(る)方々や、後片付けを急かされるご遺族、依頼を受けたであろう「特殊清掃」の方々も大変でしたでしょうね…

一度事件が起こると、被害者と本人のみならず、多くの人たちが大変な思いをします。

投稿: 博多明太子 | 2015/03/02 00:27

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