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2015/02/11

和歌山県紀の川市小5男児殺人事件その4(目撃情報)

まずは続報です。
1)被害男児のDNA型と一致する血痕が、殺人容疑で逮捕された容疑者(22)の自宅玄関から見つかった。
捜査関係者によると、男児のDNA型と一致した血痕は自宅くつ箱の扉から検出された。ほかにも自宅の数カ所から血痕や血液反応が出ており、鑑定を進めている。

2)押収した作業用ゴーグルのレンズ部分は、容疑者を任意同行した際にズボンのポケットから見つかっていたことが判明した。ゴーグルを頭に固定するゴム部分は、なたのような刃物3本が見つかった自室の衣装ケースの中から発見されたとのこと。
押収した刃物3本はいずれもカバーがついていた。事件前後の目撃情報では、殺害現場の空き地から逃走した犯人は顔にゴーグル、刃物にカバーをそれぞれ付けていたとの事。

3)現場の空き地から男児のものと思われる血がついたスケートボードが見つかっていたことも判明した。

4)捜査本部は8日、殺人容疑で容疑者を和歌山地検に送検した。

5)容疑者とみられる男が事件の1時間ほど前から、両手に大型の刃物を持って近所を歩き回る姿が目撃されていたことも判明。県警は、自宅前で遊んでいた森田君と遭遇し、事件が起きた可能性があるとみている。
県警によると、事件の約1時間前、近所の人が刃物2本を手にした容疑者らしき男がうろつく姿を目撃情報がある。

事件直前に、顔にゴーグルをつけ、左手に複数の刃物を持った容疑者に似た男が住民に目撃されていました。その際、住民が男に対して「どうしたんですか」と声をかけたところ、男は「迷惑はかけていません。何かあっても気にしないでください」と話していたとの事。

男は、その後、空き地の方へ行き、住民は何らかの悲鳴を聞いたとの事。

6)事件の約30分前には自宅前で、1人でスケートボードをして遊ぶ男児を見かけた人がいた。

7)捜査関係者によると、男児君は5日午後4時15分ごろ、自宅から数十メートルの空き地で襲われた。その1時間ほど前の午後3時ごろ、容疑者とみられる男が男児の自宅の玄関先からのぞき込むような行動をしているのを、近隣住民が目撃していたという。

同じころ、男児が家から外をうかがう様子も住民に目撃されていたという。紀の川市教委によると、男児は午後3時半ごろに帰宅したとみられている。

8)殺人容疑で逮捕された容疑者(22)の自宅から押収された刃物の刃の部分に削ったような跡のあるとの事。
これまでの簡易検査では、押収された刃物3本(刃渡り各約40センチ)からはいずれも血液反応が検出されなかったという。県警は、容疑者が事件後、刃物に何らかの手を加え、証拠隠滅を図った可能性もあるとみて調べている。

9)容疑者(22)宅から押収された刃渡り約40センチのなたのような刃物は、一般のホームセンターでは取り扱っておらず、店頭での入手が困難なものであるとの事、特殊な形状で殺傷能力が極めて高いタイプとみられる。

容疑者がインターネットを通じて購入した可能性が高いとして、和歌山県警岩出署捜査本部は、自宅から押収したパソコン2台の閲覧履歴を解析、入手経路の解明を進めている。

刃物は新しいものではなく、容疑者が以前から所持していたとみられる。

刃物は刃が大きく反り返った特殊な形状だった。刃渡りは約40センチで刃の厚さは約1センチ、黒い合成皮革のカバーも同時に押収された。

10)容疑者(22)。小中学校時代は友人関係が良好だったが、和歌山県内の工業高校を中退して以降、次第に引きこもりがちになったとの事。
校長は「本人は成績が上がらないと悩んでいたようだった」と話した。

容疑者は平成20年4月に同校に入学。校長によると、真面目な性格で問題行動はみられなかった。一方、小学校から続けていた剣道部に入ったが、ほとんど練習に参加しないまま1年生の7月に退部。秋ごろからは学校も欠席がちになり、2年生では半分を欠席したとの事。

「努力をしても成績が上がらない」。担任教諭が家庭訪問時、容疑者はそう打ち明けたとの事。学校でいじめに遭っていたとの報告はなかったとしている。

必要な出席日数に足りなかったことで3年生に進級できず、2回目の2年生になるとほとんど出席しなくなった。保護者との面談を重ねた上で22年7月末で退学したとの事。

11)住民によると、容疑者は以前からなたを持って周辺を徘徊していたとの事。
近所の人:「『なた』を持っていたのを1回だけ見た」「全長30から40cmぐらい、川にある竹やぶをバッサバッサ切ってたみたい」と話したとの事。

12)捜査関係者によると、事件直後の鑑識活動の結果、現場付近から男物らしい大きさの足跡が採取された。その後、容疑者を逮捕行した際に履いていたサンダルを鑑定したところ、大きさや底面のパターンなどが足跡と矛盾しないことが分かった。

13)容疑者について、精神状態を調べるための鑑定留置をする方向で検討が進んでいるとの事。
容疑者は身柄を移送される車両内でも、ほおを膨らませるなど不自然なしぐさをしていた。

捜査関係者によると、容疑者は7日未明の逮捕後、取調官との雑談には応じているが、取調官と向き合って座る机に急に上がり、胸を張って背筋を伸ばす仁王立ちのような姿勢で1時間近く立ち続けることがあったとの事。

14)押収された刃渡り約40センチの刃物3本が、狩猟や軍隊でも使われる「く」の字状のククリナイフのような形状だった。
ククリナイフは、平成20年の東京・秋葉原無差別殺傷事件でダガーナイフが使われたことを受け、有害な刃物として18歳未満への販売などが全国的に規制されている。容疑者が極めて危険性の高い刃物を所持していたことから、和歌山県警岩出署捜査本部は、強い殺意を持って犯行に及んだ可能性もあるとみて調べているとの事。

押収された刃物3本はいずれも刃体が湾曲した形状になっている。捜査本部によると、司法解剖の結果、男児の頭には鋭利な刃物でたたきつけられてできた筋状の2本の傷や、右胸から心臓まで届く刺し傷があった。

押収された刃物は切ったり突いたりすることができ、刃物の形状と傷の状況は矛盾しないとの事。

ククリナイフのような形状の刃物は3本の内1本との報道もある。

15)捜査関係者によると、事件当時、容疑者の家族は外出していたが、容疑者自身は「自宅にいた」と供述。「テレビを見るなどしていた」と話したという。また、「親が帰宅した後、多くのパトカーや報道機関のヘリコプターが飛んできて騒ぎになっているのを一緒に見ていた」との趣旨の話もしているという。

こんなところですね。
とりあえず、書いて置くと、事件報道には誤報が付き物です。しかも、後で誤報でしたと訂正報道される事もありません。

さてと、いろいろと情報が出てきましたね。
容疑者宅から被害者男児のDNAが出たのは、かなり有力な情報ですね。
とはいえ、DNAがどこから出たのか?が問題です。容疑者の身の回りの物なら、相当、強力な証拠になるでしょう。

目撃情報が出ていますね。
時系列を整理すると

5日
15:00頃 近所の人が刃物2本を手にした容疑者らしき男がうろつく姿を目撃。
     容疑者とみられる男が男児の自宅の玄関先からのぞき込むような行動をしているのを、近隣住民が目撃
15:30頃 男児が帰宅したと思われる
16:15頃 事件発生。

前回の記事では、計画性を否定的に考えていましたが、目撃情報が容疑者と同一人物なら、計画性も考えられますね。
ただ、もし、計画的だとしても、目的の実行のみを優先した物で逮捕されない事については、ほぼ無警戒だったと思います。
でも、直前に住民に目撃され、その上、声をかけられているんですよね。
つまり、目撃された事を本人が自覚している。普通なら、そんな状況で犯行は実行できないでしょう。
「逮捕されてもかまわない」と考えているなら別ですが、それなら、否認する理由がありません。

それから、容疑者の精神鑑定の話が出てますね。
取調べ中に机の上で直立不動になるなんてのは、確かに正常な状態には見えませんね。
それから、移送中の車の中で「頬を膨らませる」しぐさをしてますが、普通なら顔を隠すところです。
私は子供の頃の癖が出たのではないか?と考えています。
つまり、容疑者自身が「困ったな、誰か助けて」的な時のしぐさなのかな?と・・・

高校中退の件については、少し疑問がありますね。
工業高校の何科に進んだのかわかりませんが、通常、工業高校だと教科の半分は専門教科で普通教科は半分以下だと思います。
普通教科についても、普通科に比べて、圧倒的に授業時間が少ないので、それほど高度な部分までは進めない。
専門教科は製図や実験、実習などあるけど、それらは、普通にやっていれば、悪い成績にはならないと思います。
むしろ、実習などは努力すれば、評価される部分だと思います。
なので、「努力しても成績が上がらない」というのはちょっと、ピンときませんね。

不登校にはもう少し、別の事情があるのではないか?と思います。

ククリナイフについては、そんな事もあるかなと思います。
引きこもりでネットをしていれば、購入先はネットで注文と言うのは自然な流れだと思います。
容疑者が川で竹などを刃物でバサバサ切っていたと言う事なら、ストレス発散に振り回したいと言う事で大型の物を探したのかもしれませんね。
男の子は兵器とか軍事物が好きな子が多いですよね。

今の状況だと、容疑者の犯行だと断定されたとしても、その動機は本人の自供を待つしかなさそうです。
容疑者がアリバイを主張してますが、苦しいですね。
証明する事ができない。

もし容疑者の犯行なら、アリバイを主張したのは、咄嗟の言い訳かもしれません。
取調べに対して、論理的に反論するなら、これが一番です。
(証明できなければ、効果がありませんが)

もし容疑者の犯行なら、そう話したというのは、容疑者は追い詰められていると言う事でしょうね。

続報を待ちましょう。

参考リンク
和歌山県記の川市小5男児殺人事件その3(計画性)
和歌山県紀の川市小5男児殺人事件その5(物証)

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コメント

「努力しても成績があがらない」という部分は、見逃されていた極々軽度の知的障がいでもあったのかな、って気がした。

投稿: | 2015/02/11 10:23

住んでるところから決して遠くで起きた事件ではないので
とても気になっている事件です。

投稿: | 2015/02/13 11:25

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