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2015/03/28

世田谷一家殺害事件再考その137(残された指紋)

NHKの未解決事件の特番でこの事件で現場に残された犯人の指紋の場所が報道されました。
この特番の内容については、他にも色々、書きたい事があるので、順番にいきましょう。

現場に残された犯人の指紋は9カ所だった。場所は
1)2階リビングのテーブルに2カ所
2)2階キッチンに1カ所
3)2階トイレの前の廊下に1カ所
4)1階納戸の棚の天面に1カ所
5)1階階段降りたところの床に1カ所
6)1階机のみきおさん用PCに2カ所
7)1階机の子供用PCに1カ所

詳細については、NHKの特番を参照ください。NHKオンデマンドで有料で視聴できるようです。
(視聴料払っているので無料で公開して欲しいです)

あー9カ所も残っているんだ・・・と思う訳ですが、逆です。
9カ所しか残っていません。

もし、犯人が最初から素手で犯行を行ったのであれば、侵入した可能性のある、ドアや窓、荒らした家の中のあちこちに無数の指紋が残っているはずです。

しかし、実際には9カ所しか残っていません。
これは、犯人が事件当初は指紋を隠す為に手袋などの工作をしていたからだと思います。

後から、拭き取ったと言う可能性もありますが、それなら、分かりやすいPCの指紋を拭き取らないのが不自然ですよね。

襲撃時には手袋をしていたが、なぜか、事件後半で素手になってしまった。
それはなぜか?

その前に、どのタイミングで素手になったのか?なんですが・・・
2階に運ばれたと言う引き出しや、荒らされた棚などからも指紋は検出されなかったと言う事を考えると、一家を殺害後に家捜しを一通り終わったタイミングだと思います。

で位置関係から、カップアイスの容器が残っていたのが、2階リビングのテーブルと1階PC机です。もう1カ所浴槽にもあったようですが・・・
この事から、私は犯人はカップアイスを食べる為に一度素手になったのだろうと推測しています。
しかし、犯人の逃走経路と思われる、玄関ドアや風呂窓周辺からは指紋が出ていない事を考えると、やはり、カップアイスを食べた後は再度、手袋をして逃走したのだろうと思います。

なので、残された9カ所の指紋はその短い時間、犯人が素手だった時にうっかり残されたのだと考えています。

だから、犯人は指紋にも注意していたのだろうと思います。

・・・しかし、もし、犯人が手袋をして逃走したのだとしたら、現場に残された手袋は犯人の物では無い?
それとも、自分の手袋が汚れてしまった為にみきおさんの手袋を使った?

冬だから手袋をしているのは不自然じゃないし、手に怪我をしているなら、傷を隠す事もできるから、手袋をした方が犯人にとっては都合が良いような気がしますね。

現場に残された手袋が犯人の物で犯行時に着用していたのであれば、被害者の血痕が付着しているだろうし、犯人が手に怪我をしていたのなら、破れた痕があるはずですね。

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2015/03/27

兵庫県西宮市津門住江町遺体遺棄事件

兵庫県西宮市の川で人の両腕や体の一部とみられるものが相次いで見つかる事件が起きている。
腕には切断されたような痕があり、警察は事件の可能性が高いとみて捜査するとの事。

3月24日(火)、兵庫県西宮市の津門川で人の両腕が見つかりました。
腕は刃物などで切断されたような痕があり、現場の近くからはレンガと新聞紙が見つかっているとの事。

一方、26日(木)午後、腕が発見された現場から230メートル下流を捜索していた警察官が、新聞紙が付着した体の一部とみられるものを2つ見つけたとの事。
こちらも、そばにひもで縛られたレンガが置いてあったとの事。

司法解剖の結果、年齢や性別、死因などは不詳だが、腕の長さから身長140センチ台との事。
両腕は前腕部で、他に発見された二つの肉片の一方は太ももの一部と判明。身長140センチ程度の成人のものとの事。

捜査本部によると、
それぞれ10cm程度の大きさで、表面には新聞紙が付着していました。また、近くの川底ではひもで縛られた2個のれんがも見つかっているとの事。
新聞紙に覆われた肉の塊の一つには骨が付いており、太ももの一部という。もう一つの部位は不明。腕の肉は切断されていたが、断面が腐敗しているため、凶器の判別は難しいとの事。
いずれも死後に切断されるなどした可能性があるとの事。

捜査本部は、川底から見つかったれんがは、腕などを沈めるために使われたとみており、いずれも橋の近くで見つかったことから、橋から投下された可能性があるとの事。

捜査本部は、腕などの状況から、川に遺棄されて1カ月以内で、いずれも同時期に投下されたとみて調べているとの事。

これまで、肘から先の両腕のほか、10センチ程度の人体の一部とみられるもの2個が見つかっている。

人体の一部とみられるもの2個のうち、1つは足の付け根の部分とみられる。捜査本部は、DNA型鑑定で性別や、両腕と人体の一部とみられるものが同一人物のものかなどを調べるとの事。
また、腕の断面などから、死後に切断されたとみられるとの事。
2つの人体の一部には新聞紙が付着していたほか、周囲にひもでくくったレンガ2個が3組沈んでいたとの事。

こんな事件ですね。
整理すると
・発見されたのは腕の肘から先の部分、両腕分が川底から発見された。
・さらに下流から人体の一部と見られる10センチ程度の物体、2つが発見される。
・発見された遺体の一部の近くにはヒモでくくったレンガが発見されている。
・特に、10センチの物体の近くで発見されたレンガは3組あった。(2コの報道もある)
・遺体の一部には新聞紙が付着していた。
・レンガは橋の近くで発見されている。

第一印象で言うと、解体が細かすぎますね。
普通なら、ここまで小さくする必要は無いと思います。
まー、普通なら解体の手間と運搬の難易度のトレードオフになる。
しかし、それでも、これは小さすぎますね。

ここまで、小さいのなら、ゴミとして出しても良いぐらいです。
しかし、犯人はあえて、新聞紙で梱包して、レンガの重りを付けて、川に投げ込んでいる。
ここまで小さければ、重りを付ける必要も無いと思うけど、重りを付けてますね。

これは、遺体が人の目に触れる事を避ける為だと思うけど・・・
その反面、一目で人の手と分かる状態の前腕部も同じように遺棄してしまうと言う、ミスも犯している。

犯人は慎重に行動しているようで、ちょっと間が抜けているような印象ですね。

遺体の解体が運搬の為であれば、犯人は徒歩か自転車、バイクといった移動手段しか持たないのかもしれませんね。

運搬以外の快楽目的での解体だったとしても、運搬手段があれば、川に投げ捨てたりしないでしょう。

被害者の身元が分かれば、事件解決は意外に早いのが、バラバラ事件だったります。

今回は手がかりに「指紋」と「DNA」、「新聞紙」がありますね。
まずは、不明者リストとの照合でしょうか。
それから、残りの遺体の発見ですね。
どれも、同じようにレンガを付けて沈めているなら、レンガの数はかなりの数になるはです。
となると、他の川に掛かる橋の周囲の捜索も必要ですね。

ただ、ちょっと気になるのが、解体の細かさです。
これだけ細かい解体は、最近では島根の女子大生殺人事件ぐらいしか思い浮かびません。
しかも、西日本での事件です。
意外な展開もあり得るのだろうか?

続報を待ちましょう。
2015/03/27追記
でも、犯人の性格が違うから、島根事件と同一犯と言う事はなさそうですね。

参考リンク
兵庫県西宮市津門住江町遺体遺棄事件その2(窃盗容疑で逮捕)

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2015/03/21

福井大准教授院生女性殺人事件その2(不明な状況)

まずは続報です。
1)被害者(25)=同市=の携帯電話が事件直後から所在不明になっているとの事。
捜査関係者によると、被害者の携帯電話は自宅や所有する車内にもなかった。同容疑者と普段から連絡を取り合っていたとみられ、県警は通信記録を分析する方針との事。

2)被害者が死亡したと思われる現場(通称「一本橋」)で3か月ほど前から、夜1台の軽自動車が地元住民に目撃されていた。

「夜22時過ぎくらいから、この橋の手前に、1台の軽自動車が毎日のように停まるようになった。この辺りは日が暮れたら人通りもなくなる場所。2月の上旬頃、通りすがりにふと車の中を見てみたら、若い女性と、40代くらいの男性がいたんですよ。ずいぶん密着していた」と話しているとの事

そのわずか1か月後の3月14日、同じ場所で殺人事件が起きた。

こんな所ですね。
実は、ちょっと殺害の状況がよくわかりません。
今回はそのあたりを考えてみます。

まず、場所の確認
A)事件発生場所 福井県勝山市村岡町「一本橋」
B)容疑者自宅  福井県勝山市長山町2丁目
C)被害者自宅  福井県勝山市本町1丁目

位置関係は
B-A 間が1キロ以上離れている。(報道内容から)
B-C 間が約1キロ程度と推測(番地が分かりません)
A-C 間が約2キロ程度と推測(一本橋の正確な位置、番地が分かりません)

添付の地図を参照ください。(位置はアバウトです)
Photo

この位置関係を見ても不思議なのが、容疑者自宅よりも離れた場所で事件が起きている。目撃情報では3ヶ月前から夜に1台の軽自動車が目撃されている。
別の目撃情報では事件前日の夜、容疑者が自宅前に立っていたと言う情報があります。
あえて、自宅から離れた目立たない場所で会っていたと言う事なのかな?
(今の段階では、目撃された車が被害者の物とは断定できません)

この情報では、毎日、夜22時頃に自宅から離れた一本橋で待ち合わせていたと言う事なのかな?
で、一本橋で目撃された車は軽自動車1台だけだから、容疑者は徒歩で一本橋に移動していた事になりますね。

次の問題が状況なんですが・・・
あ)容疑者はスリッパ(サンダル?)だった。当日は積雪30センチ
い)容疑者は事件発生時、携帯電話以外の所持品を殆ど持っていない。
う)当日午前8時頃に通報
え)被害者は抵抗した痕跡がない。
お)被害者の携帯電話が事件後、不明となっている。

こんな感じですが・・・
毎日、夜22時頃に待ち合わせしていたとしたら、事件前日の夜は会っていたのか?
通信記録は携帯電話自体がなくても、通信会社に記録が残っているから、調べる事はできます。

当日の朝は待ち合わせをしているわけでは無いでしょうから、携帯電話で連絡が入ったんでしょうね。
で、慌ててスリッパ(サンダル)で現場へ向かったと言う事だろうと推測します。

容疑者の供述では当初は交通事故と供述している。

死亡推定時刻は発表されていませんが、例えば、前日の夜に死亡していたとしたら、死後硬直や体温低下などから、治療した医師は事故に疑問を出持つでしょう。

だから、死亡は当日の朝だろうと思いますが・・・

で、更に供述は、薬を飲んで苦しんでいた、殺してくれと頼まれたからと変わります。

当日の朝に殺害した点は矛盾しない訳ですが、薬を飲んでいたのかどうか?は司法解剖で分かりそうな気がしますけど・・・
その一方で抵抗の形跡が無いと言うのは、この供述に矛盾はしないように思えます。

ただし、被害者が抵抗しなかったのか?抵抗できなかったのか?によって状況は変わりますけどね。

それに、その薬にしても、本人が自分の意志で飲んだのかも不明です。
もし、本人が自殺を図って飲んだのであれば、相当な量を飲む必要があるはずで、それだけ飲んだら、意識不明になりそうなんですが・・・

逆に量が少なくて、苦しんでしまったとも考えられますね。

まー、薬物のオーバードウズ、死にきれず苦しんで、殺人を容疑者に依頼。
そして、殺人。結果、死亡原因を隠蔽する為に事故を偽装。
この流れでも、矛盾はしていませんね。

ただし、当日、被害者が自分で車を運転して現場に行ったのだとしたら、薬を飲んだのは現場に到着後のはずです。
・・・しかし、被害者自宅から現場まで約2キロなら、飲んでから車を運転して移動も可能ではあるかな?

いずれにしろ、供述の裏付けとして、車の中か、被害者の自宅に飲んだ薬の瓶などの痕跡が残っていると思うんですけどね。
それと、遺体から薬物の検出ですね。
ここが、ちょっと難しいと思いますが、大量に飲んでいれば検出できると思うけど・・・

それから、もし、被害者の携帯電話を容疑者が隠したのであれば、容疑者にとって都合の悪い事があったんでしょうね。
被害者が死亡した後、他の人間が携帯電話に保存された情報を見る事を想定したのか。あるいは、通話記録から、事故が起きたとする事に矛盾する情報があるとかね。

このように事件の流れについては不明な事が多いです。

続報を待ちましょう。

参考リンク
福井大准教授院生女性殺人事件
福井大准教授院生女性殺人事件その3(残る疑問)

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2015/03/17

福井大准教授院生女性殺人事件

3月14日、知人の大学院生の女性を殺害したとして、福井県警は、同県勝山市長山町2、福井大教職大学院特命准教授、男性容疑者(42)を殺人容疑で逮捕する事件が起きている。

逮捕容疑は3月12日ごろ、勝山市内の路上に止めた軽乗用車内で、東邦大大学院理学研究科博士前期課程2年、女性(25)=同市本町1=の首を絞めて殺害したとしているとの事。司法解剖の結果、死因は窒息死で、死亡推定時刻は12日早朝だったとの事。

12日午前8時ごろ、容疑者に依頼された妻から「交通事故を起こした知人の女性を夫が病院へ搬送している」と110番通報があったとの事。被害者は市内の病院に搬送されたが、死亡が確認されたとの事。

容疑者は当初、県警に「被害者が交通事故を起こしたのを発見し、助けるために搬送した」と説明していたとの事。しかし、捜査の結果、県警は容疑者が被害者と二人きりの車内で殺害したと判断したとの事。

東邦大や勝山市によると、容疑者は東邦大で非常勤講師を務めたことがあるとの事。

容疑者(42)が「(大学院生が)亡くなった経緯を知っている」と関与を認める供述をしている。

東邦大や福井大などによると、容疑者は東京大学大学院を修了した農学博士。九州大の博士研究員として、奄美大島の生物を研究対象にしていた。東邦大の非常勤講師として赤トンボなどの生態を研究していた頃、生物学を専攻していた学部生の被害者と知り合い、赤トンボに関する被害者の卒業論文を指導した。容疑者が2013年4月に福井大に移った後も、勝山市をフィールドに、2人で赤トンボの研究を続けていたとの事。

一方、東邦大によると、亡くなった被害者は、大学卒業時に同じ学部の同窓会から学業で活躍した学生に贈られる「功労賞」に選ばれている。この半年間は体調不良を理由に大学院を休学していたとの事。

容疑者は、勝山市内で妻と子供2人の4人で暮らしている。近所の女性は「(被害者は)容疑者の家で一緒にご飯を食べたりと、家族ぐるみの付き合いだったとの事。

容疑者(42)が、被害者が死亡した翌日の13日も、打ち合わせのため大学を訪れていたとの事。

捜査関係者によると、容疑者は当初、県警に「被害者から『車が雪でスリップして動けなくなった』と連絡を受けた。救出するため自宅から現場に徒歩で行くと、被害者が車内でぐったりしていた」と説明していた。自宅から現場までは1キロ以上離れている上、12日は数十センチの雪が積もっていたが、容疑者は携帯電話以外の所持品をほとんど持たず、スリッパをはいていたという。県警は救出を偽装したとみているとの事。

司法解剖の結果、被害者の首にはひもなどで絞められた痕がなかったことが分かり、警察では容疑者が手を使って犯行に及んだ可能性が高いとみて調べている。

県警勝山署と県警捜査1課などの合同捜査本部は15日、殺人の疑いで同容疑者を送検し、勤務先の勝山市教育会館などを家宅捜索した。送検容疑は12日朝、同市村岡町の路上に止めた被害者の軽乗用車内で、被害者の首を絞め窒息死させた疑い。

 近所の住民は「(容疑者が)11日の夜、そこに立っていたのはチラッとみた、帰ってきて立っていたのは見ました」と話した。

新たに動機について捜査関係者によると、容疑者は「被害者は死にたがっていた」「薬を飲んで苦しがっていたので助けた」「殺してと言われた」と供述していることが16日、新たにわかった。

被害者は昨年10月、体調不良を理由に千葉県にある東邦大学を休学し、福井に移住していた。

殺害された女性の首や顔には、抵抗したり争ったような痕がなかったことがわかった。
警察の調べで、被害者の首や顔、容疑者の手には、通常、首を絞められた際に抵抗してできる、ひっかき傷がなかったことがわかった。
また、被害者は、急激に強い力で首を絞められたのではなく、ゆっくりと絞められたとみられている。

時系列
3年前
東邦大の非常勤講師として赤トンボなどの生態を研究していた頃、生物学を専攻していた学部生の被害者と知り合う。
昨年10月 被害者が体調不良を理由に千葉県にある東邦大学を休学し、福井に移住。
3月12日朝。
午前8時ごろ、容疑者から連絡を受けた妻の110番通報で発覚した。
その後、被害者の車を運転し、病院に向かった容疑者は、通報を受けて駆けつけた警察官に、事故だと説明した。
しかし、車に傷がないことを不審に思った警察官が、任意で事情聴取した。
被害者は、午前8時半ごろ、死亡が確認された。

こんなところですね。
今の段階では何があったのか、推測の域を出ませんが、男女間のトラブルは遙か昔からありました。
そして、数々の事件も起きていますね。

本人はこんな事になるなんて事は夢にも思わなかったのでしょう。
だけど、男性と女性では考え方や感じ方が違うと言うのは知っておくべきだったのかもしれませんね。
最後に「全部話す」と開き直られた時、どうするのか、というのは男性の器量なんでしょうか?

続報を待ちましょう。

参考リンク
福井大准教授院生女性殺人事件その2(不明な状況)

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2015/03/15

神奈川県川崎市中1少年殺人事件その13(この事件を防ぐには2)

今回は加害者の視点でこの事件を防ぐ方法を考えてみます。

最初に書いてしまうと、この事件を根本的に解決するには、加害者側で対策しないと無理だと思います。
それは、被害者側で何を対策したとしても、それは、被害者が被害に遭わない方法であって、加害者が事件を起こさない方法では無いからです。
この為、被害者が他の人物に変わるだけで、事件を防ぐ事はできないと思います。

では、いつものように場合分けします。
1)事件当日
 この時点では、積極的に事件を防ぐ方法は無いと思います。事件直前に警察の職務質問を受けるとか、奇跡的偶然に賭けるしかなさそうです。現場を離れて戻った17歳少年が受け取った凶器のカッターナイフを川に投げ捨てるとか、強行な方法もありますが、殺すと脅されてはその指示に従うしかないでしょうね。

仮に、凶器のカッターナイフが無かったとしても、酒を飲んだ上に人気の無い場所での暴行では、歯止めは掛からなかったでしょうね。

被害者の母親が捜索願いを出すと言う事も考えられますが、今まで放置してますから、帰りが遅いから捜索願いを出すなんて時期はとうに過ぎてしまったでしょう。

2)1ヶ月前の暴行事件から事件前日まで
 この時期、被害者が18歳少年から酷い暴行を受けている事を知る人間はいましたし、現にそれに抗議する少年達もいました。
その意味では加害者に対して何らかのアプローチを行う事はできたと思います。

 しかし、どうやるか?ってのが問題ですよね。
実際に少年グループによる抗議で18歳少年が謝罪してますから、普通ならこれで、暴行が止まると考えてもおかしくありません。

だけど、18歳少年はこれに対して、逆に反発して、復讐心というか、そんなネガティブな感情を持ってしまいます。

なので、正攻法では18歳少年の意識を変革する事はできないのではないか?と私は考えています。
謝罪したのは、この人数を相手にしても、とても適わないので、反感を持ちながらも、保身の為に謝罪したんでしょうね。
もともと、自分が理不尽な理由で被害者を酷く暴行した事が原因なのですが、そういった事にも考えが及びません。

もう、この段階では、18歳少年の性格はかなり自己中心的で歪んだ性格だったと思います。
なので、この時期に何か方法があるとしたら、「次やったら殺す」ぐらいの脅しを掛けないと、多分、効果は無かっただろうと思います。

その一方で、この謝罪事件の時、その場に18歳少年の家族もいたのですが、何か18歳少年に対してアクションを起こしたのか?と言うのが疑問ですね。
抗議に来た少年グループの抗議に対しては、反発するかもしれませんが、家族からのアドバイスや注意ならば、そういった反発心は起きないかもしれません。

抗議の内容は家族も知っていたと思うのですが、事実関係を知った上で、18歳少年に対して、「暴行を止めろ」と言う注意をしたのか?知りたいですね。

もしかすると、注意したかもいれない。しかし、結果として暴行して殺人にまで発展してしまいましたから、効果は無かったんでしょうね。

この時期、18歳少年の家族が18歳少年に対してどう考えていたのか?知りたいですね。

3)幼少期から中学生を連れ歩くようになる前まで
 私が考える、この事件を防ぐ鍵はこの期間にしかないと考えています。
結局、中学生を引き連れて歩き、さらに万引きの強要までしてしまうなんて、反社会的な性格、弱い者を従えて、暴力と恐怖で服従させるような、歪んだ性格を矯正できるのはこの時期しかないだろうと思います。

性格の歪みの原因がはっきりしませんが、これまでも、問題行動はあったはずなので、その時、その時でケアしていれば、こんな状況にはならなかったと思います。

最近の状況では定時制高校にも通ってなくて、仕事もせず、アルバイトをしたり、しなかったりと言うような生活だったのは、「人生をあきらめてしまった」からなのかもしれません。
そのあたりで、自分の境遇に対する不満などもあったと思います。

しかし、それなら、それで、学歴に左右されないような仕事を選ぶ方法もあったと思います。
職人さんの世界とかなら、修行は厳しいでしょうが技術だけで身を立てる事もできたと思います。

この18歳少年に限らず、この手の人達って、自分で自分自身を「あきらめてしまっている」ように見えるんですよね。
そんな人間にアドバイスできるのは、家族か友人ぐらいしかないと思います。

いつの時期から、こんな、性格になってしまったのか?こんな心境だったのか?わかりませんが、小学校、中学校、高校、それぞれで、何度も、やり直す機会はあったと思います。

その時、その時で誰も助けてあげる事ができなかったと言うのが残念ですね。

参考リンク
神奈川県川崎市中1少年殺人事件その12(この事件を防ぐには1)
神奈川県川崎市中1少年殺人事件その14(家庭訪問)

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2015/03/09

兵庫県淡路島洲本市連続5人殺害事件

3月9日午前7時10分ごろ、兵庫県洲本市中川原町中川原の民家で、60~80歳ぐらいの男女3人が刃物で刺されるなどして死亡する事件が起きている。

近くの民家でも80歳ぐらいの男女2人が死亡しているのが見つかり、兵庫県警洲本署は現場近くに住む無職、HT容疑者(40)が事件に関与したとして、3人に対する殺人未遂容疑で現行犯逮捕したとの事。
凶器は見つかっていない。

兵庫県警や地元消防によると、民家などで男女5人が刺されており3人が死亡していた。残る2人も心肺停止の状態で病院に運ばれたが、まもなく死亡が確認されたとの事。

県警によると、HT容疑者は容疑を認める一方、「弁護士が来てから話す」と供述しているとの事。
亡くなったのは民家2軒の女性3人、男性2人で、いずれも60~80代の高齢者とみられる。

午前7時13分ごろ、HHさん方に住む女性(32)が近所の家に駆け込み、「お父さんとお母さんが刺された」と110番通報した。近所の人には「お父さんに逃げろと言われた」と話していたとの事。

HHさん方では屋内に女性2人、屋外に男性1人が倒れていた。周辺を調べたところ、南へ約100メートル離れた別の家でも、80歳ぐらいの男女が室内で倒れているのが見つかったとの事。

刃物による傷は一部の被害者では内臓にまで達していた。急行した同署員が近くの路上で血の付いた衣服を着ていたHT容疑者に職務質問したところ、「自分がやった」と事件への関与を認めたため現行犯逮捕したとの事。

 現場は淡路島中部で、洲本市役所から北西に約5キロ離れており、田畑が広がり、民家が点在する地域。
HT容疑者の自宅と被害のあった2軒の民家は半径約50メートルの範囲にある隣近所同士。近所の人によると、HT容疑者は引きこもりがちの生活をしていたとの事。

HHさんは母親と妻、娘との4人暮らしで家族は仲が良かったという。HHさんは町内会の役員も務めており、昨年11月に田畑をイノシシから守る柵を作った。別の農業の男性は「トラブルとは無縁の人で、事件に巻き込まれたなんて信じられない」と話したとの事。

HT容疑者とみられる人物が、インターネットの短文投稿サイト「ツイッター」にHHさんらを名指しし、一方的に中傷する書き込みを投稿していたことが分かった。「TH」と名乗り、HHさんの自宅の地図も掲載しているとの事。

ネット上のフェイスブックやツイッターでは、洲本市の現場近くに住む「HT」と名乗る人物が、現場周辺の住宅地図を表示したスマートフォンの画面を掲載した上で、「各地で、電磁波犯罪と集団犯罪を行っている」「集団ストーカー犯罪とテクノロジー犯罪の側です!」などと書き込んでいたとの事。

このほか、「HTの所有物のインターネットドメインを奪うのと、HTとHTの家族と親戚(しんせき)をいいなりにする為(ため)と、世界の人々への告発を妨害する為に、ギャングストーキングと電磁波犯罪を徹底して行っている」などと近所の住民を名指しで誹謗(ひぼう)中傷していたとの事。

県警は責任能力の有無や事件との関連を慎重に調べる。同容疑者には妄想性障害があるとの事。
警察は、精神疾患があるということを発表している。
容疑者については、2013年10月まで兵庫県明石市内の病院に精神疾患で入院していたこともわかっている。

HT容疑者を知る近所の人らによると、HT容疑者は中学校卒業後、自宅に引きこもりがちだったとの事。

逮捕されたHT容疑者の自宅は、2軒の被害者宅の向かいにある。容疑者の親はいずれの被害者家族とも親交があったとの事。

同じ地区お男性は容疑者については「どういう生活をしていたのか、全然知らない。顔を見かけたこともない」と話したとの事。

HT容疑者とみられる人物は、短文投稿サイト「ツイッター」に最近も1日10件前後を投稿。ほぼすべてで政府などを激しく攻撃していた。フェイスブックのプロフィル欄では、好きな言葉を「勧善懲悪」とし、「管理ネット代表」を名乗る。同名のウェブサイトも開設し、よく似た主張を展開していたとの事。

管理しているとみられるサイトから7日、複数のメールアドレスに宛てて「『電磁波犯罪とギャングストーキング』している人たち」とするリストが送りつけられていたという。中には、事件の被害者とみられる名前も複数あったとの事。

フェイスブックの「友達」リストには、兵庫県内の地方議員らが多数登録されていたが、そのうちの市議の一人は「面識はなく、記憶にない」と話す。書き込みからは、ほかの「友達」とも交流する様子はほとんどうかがえないとの事。

県警は9日午後、5人の身元を発表した。

HHさん(62)方で死亡した3人は、HHさんと妻HMさん(59)、HHさんの母HSさん(84)。
4人暮らしで、助かった長女(32)が別の民家に駆け込んで110番したとの事。

また、H毅(たけし)さん(82)方では、毅さんと妻H恒子(つねこ)さん(79)の2人が亡くなっていた。
毅さん方は50代の娘と30代の孫の男性との4人暮らし。娘と孫は事件当時、外出していたとの事。

こんな事件ですね。
まずは時系列
容疑者は2013年10月まで兵庫県明石市内の病院に精神疾患で入院していた。

07日
    容疑者が複数のメールアドレス宛に『電磁波犯罪とギャングストーキング』している人たち」とするリストが送りつけられていたという。中には、事件の被害者とみられる名前も複数あった。

09日
7:10 男が民家を襲撃して3人の男女が刺されて死亡。
7:13 逃げた女性が近所の家に助けを求め通報する。
    その後、隣の家の男女2人が搬送されたが死亡が確認された。

逮捕されたのは、被害者宅の隣に住む40歳男性容疑者、中学卒業後に自宅に引きこもり、
最近ではネットに近隣住民や政府などを一方的に誹謗中傷する書き込みをネットにしていた。

こんな感じですね。
引きこもりの人が事件を起こす事はそんなに、珍しい事では無いのですが、引きこもっているので、大抵の場合は同居する家族が被害者になる事が多いですね。

この事件では、家族では無く、近隣の住民が被害者となってしまいました。
ネットの書き込みなどをみると、関係妄想で逆恨みしてしまったように見えますね。

今回の場合は精神疾患の病歴があるとの事で、責任能力が問題になりそうです。

ざっと、1年半前に退院したようですが、その後は治療は継続していたのか?が気になりますね。
定期的な通院と薬が必要だと思いますが・・・

結果的に事件を起こしているので、治療はされていなかったか?もしくは、不完全な状態だったと言う事でしょうね。
容疑者本人が40歳だから、両親は60歳ぐらいでしょうか。
体力的に、容疑者を押さえつけるのは難しいと思いますが、近所でも、ネットの書き込みは問題になっていたようですから、周囲からそれが両親の耳にも入っていたと思うのですが、どうなんでしょう?

再度、入院とか通院しようと言う話はできなかったのかな?

続報を待ちましょう。

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2015/03/08

神奈川県川崎市中1少年殺人事件その12(この事件を防ぐには1)

まずは続報です。
1)逮捕された3人のうち、17歳の職業不詳の少年が神奈川県警川崎署捜査本部の調べに「被害者とはほとんど面識がなかった」と供述している。もう一人の17歳の無職の少年も被害者とのトラブルは確認されておらず、川崎署捜査本部は、リーダー格の18歳の少年が2人を巻き込む形で事件を主導したとみて調べを進める。

捜査関係者によると、17歳の職業不詳の少年は、被害者について「数回しか会ったことがない。『18歳の少年が連れて来る男の子』くらいの認識で、面識や付き合いはほとんどない」と供述。ともに逮捕された17歳の無職少年に関しても「18歳の少年の後輩で、見かける程度」と説明している。18歳の少年については「中学校の同級生で、あだ名で呼び合う仲」と話している。

18歳の少年も調べに「17歳の2人は事件当日を含め(互いに)2回しか顔を合わせたことがない」と供述。職業不詳の少年については「相談ができる中学校、(中退した)高校の同級生」、無職の少年に関しては「ゲームやアニメの話をする遊び仲間」などとそれぞれ説明、逮捕された3人で顔を合わせたのは昨年6月以来だったとの事。

2)18歳の少年は動機について「(自分が被害者を殴ったことを)別の少年グループに告げ口され、腹が立った」などと供述しているが、「被害者がなれなれしいので腹が立っていた」とも話しているとの事。

3)少年(18)が神奈川県警川崎署捜査本部の調べに対し「暴行に使ったカッターナイフを多摩川に捨てた」と供述している。少年は「被害者のスマートフォンも多摩川に捨てた」と供述しており、捜査本部は近く、多摩川を捜索するとみられるとの事。
 
捜査関係者によると、少年がカッターを捨てたと供述しているのは、殺害現場付近の多摩川。スマホを捨てたと供述している場所の近くとみられる。殺害現場からは血のついたカッターの折れた刃だけが見つかっていたとの事。

4)被害者のものとみられる衣服が焼かれた公衆トイレがある公園の近くで、被害者の自転車が見つかっていた。
捜査関係者によると、自転車は殺人容疑で逮捕された自称無職の少年(17)の供述に基づき発見された。衣服が燃やされたトイレのある公園の近くに放置されていたという。

5)無職の少年(17)が神奈川県警の調べに対し、「ごめんね、と謝りながら被害者のほおを切った」と供述している。この少年は被害者と普段から仲が良かったが、リーダー格の無職の少年(18)に脅されてやむなく従ったとの事。

捜査関係者によると、同じく逮捕された職人の少年(17)、被害者を含めた4人は2月20日未明に河川敷に向かった。18歳の少年は、被害者が特に慕っていた17歳の無職少年に「どこかに行っていいよ」と指示。この少年は近くのコンビニに1人で向かった。
18歳の少年は「17歳の無職少年には自分が暴行を強要した。この少年は悪くない」と供述しているとの事。

6)少年(18)が立ち会った6日の実況見分で、殺害現場として指し示された場所と、大量の血痕が残されていた場所が一致したとの事。

捜査関係者によると、大量の血痕は多摩川の護岸付近にあり、血痕が付着したカッターナイフも折れた状態で落ちていた。18歳の少年は6日の実況見分で、男子生徒の首をカッターで刺して殺した現場として、この場所を指し示したとの事。

こんな所ですね。
4人の人間関係がわかりにくいのでまとめると
18歳少年-A
職業不詳17歳少年-B
無職17歳少年-C
被害者少年-D
  A  B C
A - う え
B う - い
C え い -
D   あ お

あ:ほとんど面識なし
い:Aの後輩で、見かける程度
う:中学、高校の同級生であだ名で呼び合う仲
え:ゲームやアニメの話をする遊び仲間
お:結構、仲が良かった。

では本題です。
この事件を防ぐにはと考えるとやはり、大きく二つの視点で考える必要があると思います。被害者の視点と、加害者の視点です。
今回は被害者の視点で考えてみたいと思う。

私は事件は色々な条件が重なって起きると考えています。だから、その条件の一つでも外す事ができれば、事件は起きないと思っています。

では、時系列で考えます。
ア:18歳少年のグループへの参加
イ:暴行を受け始めてから当日、合流する前の段階
ウ:当日、合流後

ざっと、この3つの段階について考えます。
ア:18歳少年のグループへの参加する段階
基本的に被害者が主犯格の18歳少年のグループに入らなければ、この事件は起きなかったと思います。ただし、被害者が別の人物になるだけで、同様の殺人事件は18歳少年によって起こされた可能性はあります。それについては、加害者側の視点で考えます。

当たり前の事なんですが・・・簡単に考えてしまえば、2人が出会う事は偶然なので、それ自体を防ぐ事はできないと思います。問題は出会った後に18歳少年のグループに入ってしまった事です。

私はここに疑問があるんですよね。
地元の人間なら、18歳少年の噂は聞いた事があるはずだと思うんですよね。
多分、良い噂では無いはずで、例えば被害者の同級生や中学の上級生なら、「近づくな」とアドバイスしたと思うんです。

そして、被害者と18歳少年の出会いの経緯が不明なのですが、「公園で遊んでいて」とか、「ゲームセンターで遊んでいて」と言う事ならば、被害者は「1人で遊んでいたの?」と言うのが疑問なのです。

この出会いの時に、他に友人が一緒なら、その友人は「近づかない方が良い」とアドバイスしなかったのか?
逆に言うと、「被害者は1人で遊んでいたのではないか?」と考えてしまう訳です。

もし、被害者が1人で遊んでいたのであれば、それには理由があったのだと思います。
「友人が多く、誰にでも慕われている」と報道されている訳ですが、その裏で被害者には「心に足りない物」があったのかな?と疑問を持っています。

その「足りない物」を得る為にこの18歳少年のグループへ参加してしまったのではないか?と考えています。

それが何か?は分からないのですが、それを見つけれらるのは、家庭や学校だったのかな?と思います。

この最初のグループへの参加を阻止するのは、中学に入って、18歳少年に出会うまでの8ヶ月間が勝負だったんでしょうね。
その期間に被害者の心を真に理解できる人間は居なかったと言う事なのだろうと思います。
しかし、それは、簡単な事では無いでしょうね。

イ:暴行を受け始めてから当日、合流する前の段階
問題はここですね。
おそらく、顔を腫らしたり、学校に来なくなったり、目に見える変化があった時期です。
その意味で被害者を救出する可能性が一番高い時期だったと思います。
なので「学校に来ない理由」「顔を腫らしてアザだらけになった理由」を誰かに話しているのであれば、その人間がアクションを起こすべきだったのだろうと思います。

被害者自身はこの時「いじめられっ子」状態で、誰かに話すと「もっと酷い報復を受ける」とか、「親に心配させたくない」と言う心理状態だったのではないか?と思います。

この為、自分から助けを求めにくい状態だと思うんですよね。
ただ、それでも、親しい友人には理由を話していたようですから、それが、先生とか、母親に伝えられれば、周囲の大人がアクションを起こせた可能性があります。

一方で「顔を腫らしてアザだらけ」とか「学校に来ない」「家に帰らない」って言うのは普通じゃ無い状態なので、この状態が放置されてしまった事が、そもそも問題なのだろうと思います。

この約1ヶ月ぐらいの期間が救出できる最後のチャンスだったのかと思います。

ウ:当日、合流後
多分、合流してしまったら、18歳少年と顔を合わせてしまったら、もう、逃げる事は難しいでしょうね。
そうなれば、無抵抗に暴行を受ける以外に方法は無く。
偶然、誰かに発見されて、止めてもらう事、通報してもらう事を期待するしか無いと思います。

結局、一時的に逃げる事ができても、それは、その場しのぎにしかなりませんからね。

なので、私としては、被害者視点でこの事件を防ぐには、アとイでの対応が重要だったのだと思います。
アの「心の足りない物」が何か分かりませんが、18歳少年のグループへ入らなくても、「心が満たされる環境を作る事」と言う事になると思います。
それは、家庭だったり、学校だったりするでしょう。

イは警察沙汰にまでなって、警察官が被害者と会話するまでしていたので、もう少し、対応に配慮が必要だったのではないか?と思いますね。
13歳の話を聞いただけで、その親や学校には何も話しをしてないって、それで良いのか?
それ以上に被害者の名前も身元も確認してないのが、それで良いのか?

ってのがありますけどね。

そう言った、偶然の積み重ねが事件を生む背景なんだと思います。

参考リンク
神奈川件川崎市中1少年殺人事件その11(事件の流れ)
神奈川県川崎市中1少年殺人事件その13(この事件を防ぐには2)

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2015/03/06

神奈川県川崎市中1少年殺人事件その11(事件の流れ)

まずは続報です。
1)少年3人の供述が「被害者に暴行した」との内容でほぼ一致した。
捜査関係者によると、18歳の少年は「3人で暴行を加えた。自分が被害者を殺害した」と供述。「(事件に)巻き込まれた」と話していた17歳の職業不詳の少年は、「(18歳の少年から)『お前もやれよ』と言われ、暴行を加えた」と供述している。

17歳の無職の少年も「暴行に加わった」と話し始め、3人の供述内容は大筋で一致してきた。
しかし、無職少年は「18歳の少年が血を流して倒れている被害者の近くでナイフを持っているのを見て止めようとしたら、『殺すぞ』とナイフを突きつけられた。暴行が始まる前はコンビニエンスストアに行っていた」とも話しているとの事。

現場から最も近いコンビニまでは、道のりで500メートル以上ある。往復には時間がかかることに加え、遺体に切り傷や刺し傷のほか、多数の打撲痕も確認されたことから、捜査本部は暴行が一定時間、続いていたとみている。

2)捜査関係者によりますと、18歳の少年が被害者に暴行したことをめぐり被害者の知人らが自宅を訪れるトラブルがあったことについて、18歳の少年が「たくさんの人が被害者のために集まり、慕われていてむかついた」などと供述しているとの事。

3)捜査関係者によると、17歳の少年2人は「18歳少年から『服を燃やすから、燃やすものを買ってこい』『焼け』と言われ、燃やした」と供述しているとの事。

4)被害者が18歳の少年と知り合ったのは、昨年12月下旬ごろ。共通のアニメの話題で盛り上がるうちに親しくなり、グループの一員として深夜の大師公園などで遊んだり、ゲームセンターに出入りしたりするようになった。冬休みが明けると、学校には1日も通わなくなった。

 「生意気だ」。1月中旬、被害者は18歳の少年から激しい暴行を受け、目や頬が大きく腫れ上がるけがを負った。事件8日前の2月12日には、男子生徒から事情を聴いた別のグループの友人ら数人が男子生徒への暴力をとがめるために少年の自宅に押しかけ、家族が110番通報する騒ぎになった。

5)17歳の少年の1人は、「被害者の頬を切りました」と泣きながら供述しているが、この少年が、いったん現場を離れて、河川敷に戻ったあと、「18歳の少年に『お前もやれ、やらないとお前も殺すぞ』と言われ、カッターナイフで被害者の首を切りました」などと供述している。
また、この17歳の少年は、「18歳の少年から指示され、服を燃やすために、ライター用オイルをコンビニで買ったあと、被害者が乗ってきた自転車を別の近くのコンビニの裏に捨てた」と供述していて、警察は、この自転車をすでに押収しているとの事。
現場近くの防犯カメラには、少年らしき4人が自転車を押して河川敷の方向に向かう姿が映っていて、警察は、供述を裏付ける証拠とみて、自転車に付着物などがないか調べているとの事。

6)捜査関係者によると、被害者と仲がよかった無職の少年(17)が被害者を呼び出す際に、すぐ逃げられるように被害者の自宅の近くで会うことを提案したが、少年(18)に拒否された、という趣旨の供述をしているとの事。

7)少年(18)が神奈川県警の調べに、「いったん現場を離れていた17歳の少年を、LINE(ライン)で呼び戻し、事件に巻き込んだ」と供述しているとの事。

8)18歳少年は地元の市立中学に通っていた当時は「いじめられっ子」だったという周囲の証言がある。学校を休みがちで部活に入らず1人でいることが多く、いじめの対象になっていたとの事。

不良グループのパシリにされ、コンビニで万引きをさせられていたとする、かつての不良仲間の証言が紹介されている。年下の少年グループからも「カス」「クズ」と侮られていたとの事。

その一方で、自分より体格が劣ったり、気弱だったりする相手には「いじめっ子」の顔を見せ、暴力を振るっていた。夜間高校に進学した頃からは年下の少年らを従えるなどし、その中の1人に上村さんも含まれていたとみられる。前述の少年グループの1人は「容疑者とは縁切って、俺らと一緒に遊ぼうと誘ったが、結局来なかった。脅されてたんだと思う」と話していたとの事。

9)18歳の少年が「被害者のスマートフォンを川に投げ捨てた」と供述しているとの事。事件後、被害者のスマートフォンは見つかっていない。

10)18歳少年が事件前に被害者が自分の電話に出なくなったことやラインの反応が遅くなったことにも腹を立てており、周囲に「生意気だ」などと話していたとの事。

こんなところですね。だいぶ事件の経緯がわかってきました。
経緯をまとめると
昨年

12月下旬  18歳少年と被害者が知り合う。
      部の退部届けを出す。
1月    被害者は1月中から不登校。学校に行くなと脅されていた。家にも殆ど帰らなかった。
1月14日深夜 事件の1ヶ月前に18歳少年に殴られ、顔中アザだらけになる。
2月12日 被害者の友人が18歳少年宅で暴行について問いただし、18歳少年が謝罪する。
2月19日 
夜     少年3人は17歳少年宅で飲酒。
      少年3人は飲食店に移動。その時、LINEで被害者が17歳少年に連絡。
      合流場所を被害者の自宅近くを提案するが、18歳少年がこれを拒否
23:00頃  被害者が3人の少年と合流し、17歳少年宅で飲酒。

2月20日(金)
  その後 現場の河川敷に移動
  その後 17歳の少年の一人は現場から離れて、近くのコンビニに行く。
  その後 暴行が激化、全裸で多摩川で泳がせたりした。残った17歳少年も暴行に参加。
  その後 もう一人の17歳少年が業務用カッターを差し出す。
  その後 業務用カッターでの暴行が始まる。
  その後 18歳少年がコンビニにいる17歳少年をLINEで呼び戻す。
  その後 戻った少年が血を流し倒れている被害者をみて、暴行を止めようとするも、18歳少年に脅されて暴行に加わる。
02:00頃  被害者を殺害
  その後 遺体を見え難い草むらに蹴って転がし移動
  その後 被害者のスマホを操作して工作
  その後 被害者のスマホを川に捨てる。
  その後 被害者の自転車を現場から持ち去る。
  その後 18歳少年に命令されて17歳少年がコンビニでライターオイルを購入、被害者の自転車を捨てる。
03:00頃  被害者の服を公園の公衆トイレで燃やす。

06:00過ぎ 多摩川河川敷で遺体発見
21日(土)
午前中   遺体の身元を確認

こんな感じですね。断片的な情報を並べただけなので、多少前後する項目があるかもしれません。
少年3人と合流した時の状況も今ひとつ、はっきりしませんが、そこはあまり重要ではないでしょう。
23:00頃に合流があったと言うのは17歳少年の逮捕前の証言で、23時ぐらいに会って、23:30頃分かれたと言う証言を根拠にしていますので、ちょっと怪しいかもしれません。

動機としては
A)先輩を立てずにイラッとした。(自分の電話に出なくなったことやラインの反応が遅くなった)
B)たくさんの人が被害者のために集まり、慕われていてむかついた。
C)殴られたのを告げ口され、頭にきた。

動機としてはこの3つが現在、証言として出ています。
動機に入るのかわかりませんが、
D)酒に酔って「人を殺してみたい」と話す事もあった。
と言うのもありますね。

直接の動機はC)の「告げ口されて、頭にきた」なんでしょうね。
それ以前にもA)のような事で不満を募らせていたんでしょう。
その上で、他の多くの人間に慕われる被害者に妬む心もあったのだと思います。

結果として、被害者を暴行する為に過去い暴行現場に使った人気の無い河川敷に移動して、暴行した。
この段階では殺意は無かったのだと考えています。

ただ、なぜか、暴行がエスカレートしてしまいます。
このあたりは呉の少女殺害事件や児童虐待とも共通した物があると思いますが、暴行をしていくうちに、あるレベルを超えると、被害者を解放できなくなってしまうんですね。
暴行が発覚してしまうからなのですが、この事件でも同じ事が起きたのか?はちょっとわかりません。

その理由は、被害者が我慢強い事なんです。
普通、顔がぼこぼこになるほど殴られれば、やはり、先生や警察、親などに相談しそうな気がしますが、被害者はこの18歳少年を庇っているんですよね。
更なる報復を恐れたのかもしれませんが・・・

その点を18歳少年がどう考えていたのか?にもよるのかな?
もし、18歳少年が、「多少の切り傷ぐらいでは被害者は訴えたりしない」と考えていたのか?
それとも、もう一度、「知人に告げ口されたら、今度は謝罪ではすまない」と考えていたのか?
によるのかな?

最初から殺人を計画していたにしては、あまりにもズサンで幼稚ですし、凶器のカッターナイフも、自分が持っていたわけではないですから、共犯の17歳少年が偶然持っていた可能性がありますからね。

現場を離れていた17歳少年が戻ってきた時に暴行を止めていたら、死亡する事は無かった可能性もあります。
しかし、それを拒否して、17歳少年にも暴行を強要しているのは、共犯者にして口封じを狙ったのかもしれません。
あるいは、格下とみていた、17歳少年に反抗された事が衝動的に許せなかったのかもしれませんね。

私としては、警察よりも知人による報復を恐れた可能性の強いのかな?と思いますね。

動機は表面上、告げ口された事への報復なんでしょうが、その背景には嫉妬などの、暗い感情があったのかなと思います。
なので、「この事件を防ぐには」と考えると単純では無いんだろうと思いますね。

そのあたりは、時期をみて、書いてみたいと思います。

参考リンク
神奈川県川崎市中1少年殺人事件その10(供述3)
神奈川件川崎市中1少年殺人事件その12(この事件を防ぐには1)

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2015/03/05

神奈川県川崎市中1少年殺人事件その10(供述3)

時間が無いので手短に書きます。まずは続報です。
1)18歳の少年が取り調べで、「17歳の少年が遺体を蹴り、死角になる草むらまで移動させた」と供述しているとの事。

2)17歳の少年のうち1人は取り調べに対し、「一度、河川敷を離れ、戻ったら上村くんが血を流して倒れていた。18歳の少年をとがめたら、刃物を突きつけられ『殺すぞ』と脅された」と話している。

自称・無職の17歳の少年は「被害者と4人で河川敷に行った」「18歳の少年から離れるように指示されて移動した」と供述してきました。
事件が起きた時間帯に、この17歳の少年が河川敷近くのコンビニ店の防犯カメラに1人で映っていて、購買記録からおにぎりを購入していたことが分かった。
一方、18歳の少年は「河川敷に戻ってきたこの少年に被害者をカッターナイフで切り付けるように指示した」と供述しているとの事。

3)18歳の少年が「結果的に自分が(17歳の)2人を巻き込む形になってしまった」と供述しているとの事。

4)18歳少年は2012年1月。当時中学3年だった少年が口論になった相手を河川敷に連れ出し、約2時間にわたって殴り続けた事があったとの事。
現場は、被害者の遺体が見つかった河川敷の草むらだった。

暴行現場に駆けつけたという当時同級生の少年(18)は「相手の顔がパンパンに腫れ上がっても殴るのをやめなかった」と証言しているとの事。
神奈川県警川崎署捜査本部は事件当日も、少年が当初から被害者を暴行する目的で土地勘のあった場所に連れ出したとみて追及する。

5)17歳少年の友人の証言によると、被害者の遺体がみつかった直後に17歳の無職少年に会った際、突然、事件のことを話し始めた。逮捕された3人のリーダー格だった無職少年(18)の名前を挙げ、「見張り役を命令された」と語った。「とんでもないことをした」という趣旨の話もしていたとの事。

友人が「お前がやったのなら、自分で償え」と言うと、17歳の無職少年は無言のままだったとの事。

6)逮捕された17歳の自称・無職の少年が、「被害者の頬をカッターナイフで傷付けた」と供述している。主犯格とみられる18歳の少年と17歳の自称・職人の少年は中学の同級生で、関係性は対等とみられています。一方、自称・無職の17歳の少年は学年が1つ下だったとの事。

捜査関係者によりますと、自称・無職の少年は「カッターナイフを持った18歳の少年に、馬乗りで『お前も暴行しろ』と脅された」「怖くて被害者の頬をカッターナイフで切った」と涙ながらに供述しているとの事。これは18歳の少年の供述とも一致しているとの事。

7)捜査関係者によると、被害者は2月20日午前2時ごろに死亡したとみられる。その前の時間帯に、現場近くの防犯カメラには、被害者を含む4人が2台の自転車を押しながら河川敷方面に向かう姿が映っていた。被害者と争う様子は見られなかったとの事。

こんなところですね。
過去の集団暴行事件でも、殺人になるとは思わずに、同行した共犯者がいました。
東大阪集団暴行死事件では、主犯が仲間の報復の為にトラブル相手を拉致し、殺害してますが、共犯者の中には殺人まで行うと知らずに同行した者もいました。

まさか、殺人をするなんて思わなかったのでしょうが・・・
まー普段から暴力的だった事を考えると、いつかこんな事が起こっても不思議ではなかったのかもしれません。

気がつけば、殺人の共犯者、そういったリスクも考えつつ、友人は選んだ方が良いでしょうね。

参考リンク
神奈川県川崎市中1少年殺人事件その9(供述2)
神奈川県川崎市中1少年殺人事件その11(事件の流れ)

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2015/03/04

神奈川県川崎市中1少年殺人事件その9(供述2)

時間が無いので手短に書きます。まずは続報です。
1)事件前日の2月19日、18歳の少年は同じく逮捕された無職の少年(17)とゲームセンターで遊んでいた。2人はその後、同じく逮捕された自称職人の少年(17)の自宅に行き、3人で飲酒していたという。
この時、無職の少年(18)が「呼べば」と他の少年に言い、被害者が3人に合流した。

17歳の少年の1人は、「被害者から連絡が来て、『ヒマなんで会いませんか』と誘われたと話していたが、この少年は、被害者と会う際、一緒に主犯格の18歳の少年がいることを伝えていなかったとの事。。

事件のおよそ1週間前には、被害者が18歳の少年から暴行を受けたことについて、被害者の友人グループとトラブルになっていて、17歳の少年は、18歳の少年が被害者に対して怒っていたことを認識していたとの事。

2)18歳少年を知る女性は、「中学1年のころ、気の弱い男子生徒を理不尽な理由でボコボコにして、そこからだんだんと孤立していった」と話したとの事。

弱い者いじめをする姿が反感を買ったのか、同学年の友人は少なかったとの事。最近は常に2、3人の中学生を引き連れていたとの事。
「自分より弱い子を引き連れていたが、中学生らは怖がってうわべだけで付き合っていた」との事。

3)18歳少年は酒が入ると、その凶暴性は増したようだ。知人女性によると、酒に酔ってバイクに2人乗りし、歩いていた高齢男性の後ろから近づき、いきなり鉄パイプで殴って大けがをさせたこともあったとの事。酒に酔うたびに「人を殺したい」と口にしていたという。

捜査関係者によると、逮捕された17歳の少年の1人は神奈川県警の取り調べに、18歳の少年について「酒を飲むと手が付けられなかった。暴れ回って、止めると暴力の矛先が自分に向かってくることがあった」という趣旨の供述をしているとの事。

4)リーダー格だった18歳の少年の父親は2日、代理人の弁護士を通じてコメントを発表した。

この中で父親は、「私が息子に確認したところ、息子は『今回の殺害には関与していない』という話をしておりました」と記しているとの事。

少年に対しては「自分の知っていることは全て話し、真摯(しんし)に捜査に協力してほしいと伝えたい」としている。自身についても「警察には正直にお話しし、捜査に協力していく所存です」とした上で「ご迷惑をおかけして本当に申し訳ございません」と謝罪したとの事。

5)18歳少年は「カッターナイフは(同時に逮捕された職業不詳の)17歳の少年が持っていた」と話し、「一緒に逮捕された17歳の2人もカッターナイフで(被害者を)切った」と供述しているとの事。
18歳の少年が「業務用カッターナイフで切り付けた」と供述しているとの事。
遺体発見現場の近くでは、大量の血痕とともに折れたカッターナイフの刃が3枚見つかっている。

遺体には、顔や腕にカッターによるとみられる切り傷があったほか、首には切り傷と刺し傷があった。首の刺し傷は深く、県警は当初、複数の刃物が使用された可能性もあるとみていたが、刺し方によってはカッターでもできる傷口と判明した。これまでの調べでは、3人の供述から、カッター以外の凶器の話は出ていないとの事。

6)18歳の少年は殺害を認める供述を始めていますが、「17歳の少年2人もカッターナイフで被害者を切りつけた。1人は自分の指示だった」という趣旨の供述をしているとの事。

7)少年(18)が神奈川県警川崎署捜査本部の調べに対し「嫌がらせをするつもりで河川敷に連れ出したが、エスカレートして殺してしまった」との趣旨の供述をしているとの事。

8)少年(18)が神奈川県警の調べに対し、「17歳の職人の少年が遺体を蹴って転がした」と供述しているとの事。県警は供述の信用性を慎重に調べているとの事。

9)18歳の少年は、被害者に不満を抱いていたことについて、「先輩として立てていないので、イラッとするところがある」。

こんな所ですね。
動機については、色々な感情や不満などが関係したいたようですが、日頃から不満があって、その理由の一つが「先輩として立てていないので、イラッとするところがある」と話しているようです。

実際、どんな行動に苛立っていたのか、そのあたりが知りたいですね。

そして、河原に呼び出して暴行したのは、ただの嫌がらせだったがエスカレートしてしまったと・・・このあたりは予想通りでした。

凶器については、業務用の大型カッターナイフのようですね、あれなら、確かに人を殺す事もできそうです。

しかし、この時、このカッターを持っていなければ、殺害するまでに発展する事は無かったかもしれないですね。

18歳少年については、どうも子供の頃から弱い物イジメを行う傾向があり、最近では酒を飲むと暴力に歯止めが効かなくなるようですね。
その上、酒に酔って「人を殺してみたい」と話していたとの事。
ただし、この言葉がそのままの意味で使っていたのかは不明ですね。

単純に他の者を威圧する為に使っていた可能性もあると思います。

とりあえず、「友人は選びましょう」。
親や兄弟と違って友人は選べますから。

参考リンク
神奈川県川崎市中1少年殺人事件その8(自白)
神奈川件川崎市中1少年殺人事件その10(供述3)

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2015/03/03

神奈川県川崎市中1少年殺人事件その8(自白)

時間が無いので手短に書きます。まずは、続報です。
1)少年(18)が「他の2人も被害者への暴行に加わった」と供述していが、他の少年の供述内容と一致しない部分があり慎重に捜査を進める。

2)少年(18)が事件の8日前、被害者への過去の暴行をめぐって被害者の友人らとトラブルになった際、被害者が神奈川県警に「もう18歳の少年とは仲直りしたので大丈夫」と説明していたとの事。

18歳の少年は逮捕後の県警の調べに対し、このときのトラブルが殺害の動機だったと説明しているとの事。
18歳の少年は県警川崎署捜査本部の調べに対し、「殴られたのを告げ口され、頭にきた」とこの際のトラブルを動機として説明しているとの事。

捜査関係者によると、18歳の少年は事件が起きる約1カ月前の1月中旬、「生意気だ」と被害者を殴るなどの暴行を加え、目の周りに大きなあざができるなどのけがを負わせていた。

これを被害者から聞いた友人ら数人が、事件の8日前の2月12日に18歳の少年宅に押しかけ、謝罪を要求した。

この騒ぎの際、18歳の少年の家族が110番通報。駆けつけた県警川崎臨港署の警察官が被害者と電話で話し、被害者が「18歳の少年とは仲良くなったから大丈夫」と説明したため、その場は収まったとの事。

3)少年(18)が「被害者には取り返しのつかないことをした」などと供述しているとの事。
捜査本部によると、18歳の少年は、2月27日の逮捕直後、「事件当時は自宅にいた。今は話したくない」と説明していたが、翌28日夜になり「一晩寝て気持ちの整理がついた。話さなければならないと思った」と関与を認め始めたとの事。

4)18歳の少年は「被害者を裸にして多摩川で泳がせた。川から上がってきた被害者を、カッターで切ったり刺したりした。取り返しのつかないことをした」と全面的に認めたとの事。

5)事件発生の約1週間前、被害者の知人グループが上村への暴行を抗議するため、逮捕された18歳の少年宅に押し掛けトラブルになった際、110番で駆け付けた神奈川県警川崎臨港署員が、暴力を受けていた被害者からの聞き取りを電話で済ませ、名前も確認していなかったとの事。

同署や捜査関係者によると、署員は現場でグループと18歳の少年の双方から事情を聴いた上、暴行の有無などを確認するため被害者に連絡した。その際、自分の電話でなく、18歳の少年のスマートフォンから電話をかけたとの事。署員が話を聞いたところ、被害者が「仲直りしたから大丈夫」と答えたため、署員がグループに帰るよう指導し、その場を収めた。この時、署員は電話で被害者の名前を確認することをしなかったとの事。

被害者の友人らによると、被害者は暴行を受けたことを少年から口止めされ、「名前を出せばまた殴られる」などとおびえていた。18歳の少年がそばにいる状況では署員に被害を訴えることができなかった可能性もあるとの事。

6)逮捕された17歳の少年の1人が現場で18歳の少年にカッターナイフを貸し、凶器として使われた可能性があることも判明。捜査1課などは、18歳少年が被害者をカッターで脅し、服を脱がせた疑いもあるとみて調べているとの事。

こんなところですね。
どんな理由かは分かりませんが、18歳容疑者が容疑を認める供述を始めました。
全裸だった理由は殺害前に多摩川で泳がせたからだったようです。

結局動機は事件の8日前のトラブルが原因だったようですね。
しかし、そのトラブルの原因も自分で特に理由も無く、被害者をひどく殴った事を被害者の友人が確認と抗議した事にあるんですよね。

まー、本来なら、自分のやった事が原因なので、自業自得なのですが・・・
ここで、抗議にきたグループではなく、被害を話した被害者を更に暴行すると言うのは八つ当たりと言う物でしょう。

18歳で未熟と言う事なんでしょうが・・・しかし、私は性格の「ゆがみ」があるのかな?と思います。

本来ならグループの後輩なので、リーダーや先輩なら後輩の「面倒をみてやろう」的な雰囲気になっても良いはずです。

しかし、どうも、この18歳少年にはそういった意識が無いか、かなり希薄に見えますね。
もし、仲間意識があれば、簡単には酷い暴行なんてできないと思います。

その度重なる暴行によって、被害者はグループから抜けたいと考え始めるわけですよね。

「性格のゆがみ」以外には、何らかのコンプレックスや被害者に対する、無意識の嫉妬や「ねたみ」があるのかな?と考えています。

犯行に当たっては、犯行前に飲んだアルコールなどの影響などもあると思います。
あと、コメントにあった「若気の至り」「勢い」などもあったかもしれませんが、私はどちらかと言うと、「慣れ」とか「甘え」があったのかな?と思っています。

「慣れ」「甘え」と言うのは日常的に暴行をしていても、誰も18歳少年を咎めたり、注意したりする人間がいない事や、警察沙汰にもならない事。なっても、逮捕されるような事にならない事で、18歳容疑者は、「被害者を殴っても大丈夫」と言うような感覚になっていたのかもしれませんね。

動機については、別途考えてみたいと思います。

参考リンク
神奈川県川崎市中1少年殺人事件その7(供述)
神奈川県川崎市中1少年殺人事件その9(供述2)

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