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2015/04/30

神奈川県湯河原町女性殺人放火事件

4月21日6時頃、神奈川県湯河原町宮下の女性(66)方から出火、木造平屋建て約50平方メートルを全焼した。
県警小田原署によると、室内から女性の遺体が見つかり、額の右側に包丁のような刃物が刺さっていたとの事。
同署は殺人事件の可能性が高いとみて捜査している。

同署によると、この家に1人で住む女性と連絡が取れないといい、遺体は女性の可能性が高い。
遺体は、寝室のベッドの上で掛け布団を頭までかぶった状態で見つかり、頭には刃物が柄の部分まで刺さっていた。
家は施錠されていたものの、玄関の引き戸のガラスが割れていたとの事。
寝室はすすけた程度で、隣室の居間が燃えていたという。

近隣住民によると、女性は普段から車椅子やつえを使って生活し、早朝から夕方まで地元の障害者福祉施設に通っていたとの事。
現場はJR湯河原駅から南西約200メートルの商店街の一角。

県警などによると、住宅は施錠されていたが、玄関のガラスが割られて外側から鍵を開けられる状態だったほか、付近の路上で血痕も見つかった。
女性は寝室のベッド上であおむけの状態で発見。
長袖のニットとスパッツ姿で、着衣に乱れはなく、布団がかけられていた。リビング付近が最も激しく燃えていたとの事。

また、出火の約6時間前には、女性方から南東へ数百メートル離れたアパートの一室に男が押し入り、住人の男性会社員(61)を鉄パイプのようなもので2回殴り、頭部にけがを負わせて逃走する事件が発生。同署は傷害などの疑いで男の行方を追うとともに、2つの事件の関連を調べている。
襲われた男性によると、男は長さ50~60センチの水道管のようなものを手に「おまえを殺す」と脅された。

男は年齢が20~30代で身長約170センチ、口元をタオルのようなもので隠し、襲撃の際、「あんたから金は取れない」「地元の者だ」「世の中に恨みを持っている」などと話していたとの事。

男性によると、20日午後11時15分ごろ仕事を終え帰宅。帰り道、電信柱に隠れる男を見かけた。「変なヤツだな…」。不審に思いつつ自宅へ帰って数分後、長さ60センチぐらいの鉄パイプを持った男が侵入してきたとの事。

「お前を殺す」「どこの者だ? 誰にも言わないから帰れ」「地元の者だ」

制止する男性とこんな会話を交わしたという男。「俺は生まれてすぐ捨てられた」と自分の境遇についても口にしたが、突然、男性の後頭部などを鉄パイプで殴りつけてきたとの事。

「鉄パイプを奪おうと夢中だった」という男性は激しいもみ合いの末、何とか外に逃げ出した。男も追いかけてきたが、JR湯河原駅の方向へ立ち去ったという。男性は自宅に戻って110番通報したとの事。

司法解剖の結果、死因は頭蓋骨骨折などに伴う脳挫滅と判明した。

捜査本部によると、遺体は顔や頭に刺し傷や切り傷、殴打痕が十数カ所あり、頭蓋骨(ずがいこつ)が折れていた。傷は顔と頭にしかなく、抵抗した際に手や腕にできる「防御創」は確認されなかった。
頭や顔に十数カ所の刺し傷や切り傷があったほか、顔面に鈍器で殴られたような痕もあったとの事。

死亡推定時刻は、出火の約1時間前の21日午前5時ごろで、遺体に煙を吸った形跡はなかった。捜査本部は何者かが殺害後、屋内に火を放ったとみて、延焼の状況や現場の遺留品などを調べているとの事。

作業所の男性所長(55)は、前日の20日午後3時半ごろ、送迎車で帰宅する女性(66)を見送ったのが最期との事。

捜査関係者によると、防犯カメラは現場近くのパチンコ店に設置され、出火のあった21日早朝に女性方を出て、近くのJR湯河原駅方面に向かう不審な人物の姿が写っていたとの事。

同時刻ごろ、女性宅から立ち去る不審な男が目撃されていたことも判明。
30代くらいで身長170センチ程度、グレーのウインドブレーカー姿だった。捜査本部もこの情報を把握。出火の約6時間前に約350メートル離れた集合住宅で男性会社員(61)を鉄パイプで襲った男と特徴が似ており、関連を調べているとの事。

女性方の玄関や出入りの可能な窓は全て施錠されていた。
捜査本部は何者かが女性を殺害後に放火し、鍵を掛けて逃走した可能性があるとみている。

捜査本部は、遺体が見つかった寝室のベッド付近で血痕を採取するなど、遺留物の有無を調べているが、これまでに鍵は見つかっておらず、持ち去られた可能性もあるとみている。

また、同じ日に近くで起きた傷害事件で、男性会社員(61)を襲った男も「鍵を出せ」と要求していたことが新たに判明。捜査本部もこの情報を把握しており、関連を慎重に調べているとの事。

捜査関係者によると、防犯カメラに不審な人物が映っているのは、火災が発生する約1時間前の21日午前5時ごろ。玄関付近から黒っぽい人影が現れ、扉を閉めるようなしぐさをした後にJR湯河原駅方向に立ち去った。女性の死亡推定時刻とほぼ一致し、午前6時すぎに消防隊が現場に到着するまで人の出入りは確認されていない。夜間から未明にかけては黒一色で何も写っておらず、侵入した経緯の判別は難しいとの事。

この住宅の玄関や窓の鍵が全て施錠されていた。
捜査本部によると、自宅は玄関の鍵が掛かっていたほか、格子の付いている台所以外の窓は全て施錠されていた。玄関のガラス部分が一部割れていたが、消防関係者が消火活動の際に割ったとの事。

女性が通っていた福祉作業所の関係者は「女性は用心深くて常に施錠する習慣があった」とし、手伝いを頼まれて訪問した際も「扉をたたくと『誰?』と聞いてきて、名前を言うまで鍵を開けなかった」と説明している。

現場検証の結果、部屋の中から、女性のものとみられる現金が入ったポーチが見つかっていた。
また消火活動前に、室内に物色されたような形跡はなかったとの事。

血痕は遺体の見つかった寝室に集中していて、女性は寝室で殺害された可能性が高いことがわかった。

最も燃え方が激しい居間から灯油ストーブと灯油を入れるポリタンクが見つかった。警察は、犯人が灯油を居間にまき、火をつけた可能性もあるとみて焼け跡を詳しく調べているとの事。

遺体の額に刺さっていた包丁を鑑定した結果、柄や刃の部分から指紋が検出されなかったことも判明。捜査本部は証拠を残さないよう手袋などを着けていた可能性があるとみているとの事。

似た男が、湯河原駅構内の防犯カメラに、エスカレーターに乗って、ホームに向かう姿が映っていたことが、新たにわかった。

捜査関係者によると、女性が殺害されたと推定される21日午前5時すぎ、同駅のエスカレーターを上り、ホームに向かう男が構内の監視カメラに写っていた。下り線は同6時台まで電車がないことから、捜査本部は男が上り電車に乗り、立ち去った可能性があるとみている。カメラは上下線のホーム数カ所に設置されているが、男が電車に乗り込む姿を捉えた映像はないとの事。

女性宅の出火約1時間前には、玄関から立ち去り、同駅方向に向かう人影が付近の防犯カメラに写っていた。捜査関係者によると、同駅のカメラに男が写ったのは、この直後だった。女性宅と同駅は直線で約200メートル。

駅の映像は比較的鮮明で、男は若い人着という。

東海道線は午前5時台までは小田原や横浜方面の上り電車しか走っておらず、5時45分発の東京方面、宇都宮駅(栃木県)行き電車に乗った可能性が高いとみられているとの事。

遺体の額に刺さった包丁からは、柄や刃の部分から指紋が検出されなかったことも判明。事件の約5時間前に近くで起きた傷害事件では、男性会社員(61)を鉄パイプで襲った男が手に靴下をはめていたことが分かっており、捜査本部は、付近の公園で発見された鉄パイプを鑑定するとともに、2つの事件の関連を慎重に調べている。

遺体は額に包丁が刺さっていたうえ、顔などに十数か所の傷がありましたが、後頭部には目立った傷が無かった。

県警小田原署捜査本部は30日、DNA型鑑定の結果、女性は住人の女性と判明したと発表した。

こんな事件ですね。ちょっとまとめましょう。
*被害者
現場の一軒家に住む、66歳女性、足が不自由だと思われる。

*遺体の状況
顔面と頭部に複数の切り傷、刺し傷、鈍器で殴ったような痕、頭部に包丁が刺さっていた。
防御創はない。遺体は頭まで布団がかぶせられていた。

*死因
司法解剖の結果、死因は頭蓋骨骨折などに伴う脳挫滅。

*死亡推定時刻
出火の約1時間前の21日午前5時ごろで、遺体に煙を吸った形跡はなかった。

*その他
死亡推定時刻の1時間後の6時頃、出火、現場建物を全焼。
建物は出入り口が全て施錠されていた。
火元と見られる居間から、石油ストーブとポリタンクが見つかっている。
家の鍵は現場検証でも見つかっていない。
一方で、現金の入ったポーチが見つかっている。

*時系列
4月21日
5時頃:現場から出ていく人影を近くの防犯カメラに映っていた。死亡推定時刻も5時頃。
5時過:湯河原駅構内の防犯カメラに男の姿が映る。
6時頃:現場で出火、通報。
6時過:消防隊が現着

こんな感じですね。
疑問は色々ありますね。
1)用心深い被害者は多分、出入り口に施錠していたと思います。
犯人はどうやって、現場に侵入したのか?(この日だけ偶然、施錠を忘れたと言う可能性は否定できないけど)

2)なぜ犯人はドアを施錠したのか?
発見を遅らせる為の工作?でも出火すれば、必ず発見されるはず・・・
むしろ、出火してから被害者の発見を遅らせる為の工作と考えた方がよさそう。
つまり、遺体をできるだけ焼こうとする為の工作だった?
しかし、それなら、火元は居間ではなく、遺体のあった寝室になるはず?

3)人影が立ち去ってから、出火までに時差が1時間あるのはなぜか?
灯油をまいて、放火したなら、10分もかからず、炎や煙が出るでしょう?
1時間後に出火するには、なにか遅延させる工作があったと考えないと説明できないでしょうね。

4)執拗な攻撃はなぜか?
ただ、殺害するのが目的だったとしても、ちょっと、傷が多すぎると思う。
しかも、足が不自由な66歳の女性で多分、就寝中。
情報が不足してますが、凶器を複数用意していた可能性もありますね。
初めての犯行で加減が分からない?

5)顔に布団をかぶせている。
顔に布団がかぶっていたのは、ちょっと不自然な気もする。
最初は布団を掛けただけで、遺体を隠したと思ったけど、不十分でその後、放火する事を思いついたと言うところかな。

6)現場の石油ストーブは偶然?
経済的な面を考えれば、暖房器具は灯油と言う事になると思うけど・・・
しかし、足が不自由(確証はないけど、日常的に車椅子や杖を使ってい事から判断しています)なら、給油の心配の無い、エアコンを使う可能性もあるけど・・・
犯人が偶然、この家に侵入したのだとして、最初から放火を計画していたなら、放火する為の道具は持参しそうですけどね。

7)偶然?計画的?
犯人は徒歩で逃走しているようだし、電車で逃走しているようなのですが・・・
この場合、当然、時刻表が気になりますよね。
5時45分発の東京方面、宇都宮駅(栃木県)行き電車に乗った可能性が高い?

本当に電車で移動するなら、この時間は外せないわけです。
しかし、駅まで200mですよね。徒歩でも数分で到着します。
5時って時間は少し早すぎないかな?
死亡推定時刻が推定できなかった場合、6時の出火の時期に死亡したと誤判断する可能性があり、その時、電車に乗っていれば、それがアリバイになると言う計算なのかな?

もし、計画的な犯行だったとしても、電車を使う犯人にとっては不利な時間帯だと思うけどな。

偶然だとしたら、やはり、被害者が偶然、この日、玄関に施錠を忘れたのかな?
ただ、偶然だとしたら、この日、犯人は犯行が可能な家を物色していた事になり、玄関が施錠されてない家を複数、物色していたと考える方が自然ですよね。
まさか、最初の一件目で、これも偶然、被害者宅が施錠を忘れていたと言うのは、かなり奇跡的な偶然に思えますね。

8)5時間前の男性襲撃事件との関連は?
正直難しいですね。もし、同一犯だったとしたら、犯人は5時間も周辺をうろうろしていたと言う事になりますよね?
60cmの鉄パイプは近くの公園に捨てたれていたようですが・・・
では、女性を襲った時の鈍器はどうしたの?
って考えると、犯人はこの近くに家があって、一旦、家に戻り、別の鈍器や凶器を持参して、女性を襲撃したと言う事になる。

男性の方は深夜に物色していて、たまたま、目についた61歳の男性の後を付けて、襲撃した?
でも、玄関が施錠されているかいないか?は五分五分の確率ですよね?
それなら、路上で襲った方が確実ですが・・・
家に侵入したのはやはり、金品を狙った強盗の意図があったから?
殺意を装ったのも、脅す為の材料?
だけど、「金は取らない」ってのも意味不明ですね。

この時、指紋が残らないように、手に「靴下」をしていた、ってのは、計画的とは思えないけどね。
それに、これから殺す相手とは言え、余計な事を話し過ぎてる。

もし、二つの事件が同一人物の犯行なら、同じ日に2件の事件を起こしている事になる。
それだけ、追い詰められていると言う事なのかな?

9)動機は?
正直なところ、分かりません。
もし、男性襲撃と同一犯なら、強盗目的の可能性もあるかもしれません。
しかし、女性が就寝中なら、殺す必要は無かったはず・・・
女性の寝言や寝返りなどの動きに、気づかれたと勘違いして、咄嗟に殺害したと言うのも有りかもしれません。
意図せず、殺人を犯してしまい、焦った犯人が現金を盗まずに逃走したと言う事かな?

あるいは、あのISSの残虐な犯行に触発された人物による「殺人願望」の実践と言うのも有りかもしれません。

10)犯人像
これも、いま推測されるのは防犯カメラの映像の
「30代くらいで身長170センチ程度、グレーのウインドブレーカー姿」と言うあたりかな。

ただ、犯人が遠方から電車を使って遠征してきたとはちょっと思えないところもあります。
特に男性襲撃事件と同一人物だとしたら、凶器の60cmの鉄パイプを電車で持ち運ぶのは、ちょっと勇気が必要でしょう。
それに、二つ目の犯行時刻が、終電の後になっているのが解せません。
朝まで現場周辺をうろうろしていたと言うのも、ちょっとなさそうな気がします。

私としては、犯人は現場周辺に住む人物で、電車で逃亡したのは、犯人の住所をミスリードする為の工作の可能性も有りかと思いますね。

いずれにしても、女性宅を選択した理由、侵入した方法が犯人の手がかりになりそうな気がしますね。

そして犯行時刻が捜査に有利になると思います。
犯人逮捕に期待しましょう。

犯人は逮捕される前に自首した方が良いでしょうね。

参考リンク
神奈川県湯河原町女性殺人放火事件その2(公開映像)

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2015/04/29

東京都板橋区赤塚新町鳩斬首事件

4月27日(月)午前6時ごろ、東京・板橋区赤塚新町にある団地の駐車場で、首のないハトが、胴体部分に粘着テープをまかれた状態で死んでいるのが見つかる事件が起きている。

情報が少ないので、なんとも言えないけど。
ハトは沢山いる野バトの一羽を捕まえたのかな?
つかめるリスクは少ないし、犬猫の糞と同じぐらい、ハトの糞も嫌がる人は多いでしょう。

ただ、駆除が理由なら一匹と言うのが少なすぎますね。

発見されたのが駐車場。誰かに対する嫌がらせなのか?
情報が少なすぎて判断できませんね。

周辺の方は注意した方が良いでしょう。

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2015/04/16

茨城県取手市自転車男性クロスボウ通り魔事件

4月15日未明、茨城県取手市で帰宅途中の男性がクロスボウの矢のようなもので足を撃たれる事件が起きている。
警察は、通り魔的な犯行の可能性もあるとみて調べているとの事。

警察によると、15日午前2時前、取手市東の路上で会社員の男性(47)が自転車で帰宅していたところ、矢で足を撃たれたとの事。
矢は、長さ40センチほどのクロスボウの矢のようなもので、男性の右足のふくらはぎを貫通したとの事。

男性は「足に激痛が走った直後に車が後ろから通り去った」と話しているとの事。
しかし、思いあたるトラブルはないとの事。
警察は、車から矢を放った通り魔的な犯行の可能性もあるとみて捜査しているとの事。

こんな事件ですね。
ちょっと不思議な事件だと思います。

おもしろ半分の愉快犯、クロスボーを使ったみたいと言う単純な理由かもしれませんが・・・

犯行時刻が午前2時、逮捕されない為に、深夜の時間帯を選ぶのは有りだと思いますが・・・しかし、その反面、ターゲットになる人間も少ないのでは?と思うわけです。

車で移動しながら、ターゲットを物色して、犯行に及んだと言う事なのかな。

飛び道具を使っている割に、直後に車で走り去る所を被害者に見られている。

ただ、ここで不思議なのが、自転車を後ろから撃ったと思われる状況です。
報道情報では、はっきりしませんが、左側を通行していて、後ろから撃つとしたら、助手席側か運転席側かで状況が違う。
右ハンドルなら、ちょっと撃ちづらいでしょ?

なので、右ハンドルなら、助手席から撃った可能性が高いかな?
この場合は運転手が共犯になる、複数犯だと思う。

左ハンドルなら、運転席から撃つ事も可能だろう。

一方で、自転車が右側を走っているなら、右ハンドルの運転席側から撃つ事も可能だろう。逆に、助手席側から撃つのが難しくなる。

そして、撃った矢が一本だけなのは、殺意は無いと言う事なのかな?
実際、場所が悪ければ、命に関わる可能性はあるのだけど・・・

もし、殺意があって胴体や頭部を狙って撃った矢が外れたのなら、2本目を打ちそうな気がする。

ただ、おもしろ半分での犯行なら、事件化しない野良猫、野良犬を狙うのではないか?と言う疑問はありますね。

そういった、動物虐待に飽きて、人を撃ってみたくなった可能性もあると思います。

いずれにせよ、周辺の方は注意した方が良いでしょう。

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2015/04/11

寺社仏閣油シミ事件

全国で国宝などに、油のような液体が掛けられる事件が起きている。
6府県の全国23寺社・城に上っているとの事。

また困った事件が起きていますね。
犯人の目的はなんだろう?
普通に考えて、この犯行によって、犯人が経済利益を得るとは思えないですね。
なので、金銭目的や利益誘導が目的ではないでしょうね。

あとは、精神的な報酬を犯人はこの犯行から得ていると言う事になると思います。

過去の事件だと、黒子のバスケ脅迫事件などもありましたね。
あの事件の場合は、成功している作者への「妬み」が動機でした。

あとは、アンネの日記損壊事件では、アンネフランク自身が書いた物ではない事を主張する為でした。

その意味でいくと、今回の事件はだれか特定の個人を対象をした物ではなさそうですね。

何らかの理由で、そういった、歴史的に価値のある物を壊したい、あるいは壊す事によって何か精神的な報酬を受けたいと言う事なのでしょう。あるいは、単純に騒ぎを起こしたい、愉快犯かもしれません。

また、手口にも少しこだわりがあるようですね。
ほとんど全ての事件で同一の手口が使われています。

ただ、壊すだけなら、もっと破壊的な方法を選択する事もできるのでしょうが、犯人は破壊には拘っていないようですね。
破壊するとなると、放火などの手法になるでしょうが、それは選択していない。
それは、逃走方法とのトレードオフなんでしょう。
火や煙がでたら、即座に警報が鳴ったり、誰かに目撃される可能性が高いですからね。
あまり、目立たずに、破壊と言うより、歴史的価値ある物に文字通り汚点を残したいと言う事なんでしょう。

逆に言うと、犯人はその程度の事で満足していると言う事なんですよね。

その割には、地理的な犯行範囲は相当広いですね。
現在で6府県で行われています。
全てが同一犯かは不明ですが、もし、模倣犯がいるとしたら、犯人と同じような動機なのかな?

犯人は逮捕されない事と、自分自身の満足感の間でバランスを取って、今回のような手口を選んでいるのでしょうから、なかなか逮捕は難しいかもしれませんね。

しかし、日本の捜査能力は世界でもトップクラス(だと思っています)ですから、犯人逮捕は不可能では無いと思います。
時間は掛かるでしょうが、絞り込む事は可能でしょう。
あとは、どうやって逮捕するのか?と言うところかな。

あるいは、意外なところで犯人が判明するかもしれませんけどね。
犯人逮捕に期待しましょう。

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東京都練馬区立旭丘小学校猫惨殺死体遺棄事件

4月9日(木)東京都練馬区立旭丘小学校(児童数156人)の敷地内で、首を切られた猫の死体が見つかる事件が起きている。
9日午前9時半ごろ、校舎裏にある倉庫の入り口付近に1匹の猫の死体があるのを男性職員が発見したとの事。
死体は首と胴体が切断されていた。報告を受けた副校長が警察に届け出た。
現場からナイフなどは見つかっていないとの事。

こんな事件ですね。
場所としては、近所に近接して、保育園、中学校、日本大学芸術学部がありますね。

旭丘小学校のスケジュールを確認すると
4/6 が始業式、入学式で4/7が保護者相談会があったようですが、特に問題になるような事は無いでしょう。
近接する中学校も始業式は同じでしょうね。

死体が発見された9日は既に授業が開始されているから、当然のように、朝、死体が発見されている。
ただ、場所が校舎裏の倉庫の入り口と言う事なので、普段使わない場所なら、発見は偶然かもしれない。
しかも、9日の朝発見だからといって、死体が置かれたのが前日の8日とも限らない。

とりあえず、報道された情報から推測すると、死体は胴体と首がセットで発見されたんだろうね。
「頭部は見つかってない」と言う報道は無いからね。

状況から考えると、イタズラ目的と言うのは薄そうな気がします。
なぜか?と言うと、イタズラなら、猫を発見して騒ぎになる事を狙っていると思うわけです。
それが、校舎裏の倉庫では、いつ発見されるのかも分からない。
もっと目立つ場所でないと、騒ぎは大きくならないでしょうし、メッセージ性も弱くなると思うんですよね。

あるいは、この発見した職員にあえて、発見させる為に、この場所を選択した可能性も考えられなくはないけど・・・
だけど、男性ですからね。この程度で驚きはしないでしょう。
まー、本来は女性職員が発見するはずだったのに、予想外に男性職員が発見してしまったと言う可能性もある事はあります。

あとは、動物虐待をした後で、死体の処分に困って、単純に投げ捨てたのかもしれません。
でも、普通はそこは、隠したい部分だと思うのですが・・・

子供を驚かそうとするなら、より低年齢の保育園を選びそうですし・・・

いずれにせよ、猫の首を切断した場所はここでは無いでしょうから、あえて、遺棄場所にこの場所を選んだ事に犯人の目的はあったんでしょうね。

とにかく、まずは、注意ですね。
小学校だけでなく、近接する中学校、保育園、大学と関係者は注意された方が良いでしょうね。

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福井大准教授院生女性殺人事件その3(残る疑問)

まずは続報です。

殺人罪での起訴について地検担当者は一般論として「仮に頼まれたとしても、それが真意に基づくかが重要」とし、「押収物などの証拠を総合的に判断した結論だ」としたとの事。

一方、所在不明となっていた被害者の携帯電話とみられる部品が見つかっていたことが分かった。
県警は被告が事件後、証拠隠滅のため投棄した可能性があるとみている。また、殺害時に被害者が助手席に座っていたことも判明。同被告が運転して事件現場に向かったとみて経緯を調べているとの事。

捜査関係者によると、容疑者の携帯電話を調べたところ、事件直前に被害者と交わされたメールなど複数の通信記録が削除されていたとの事。

ちょっと気象情報を確認してみよう。
事件が発生した3月の日ごとの情報は
福井市の情報だと
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/daily_s1.php?prec_no=57&block_no=47616&year=2015&month=03&day=13&view=p1

3/10から前日の13日まで降雪がありますね。
勝山市の情報だと降雪の記録がされていませんが、降雨情報は降雪によるもとと考えて良いでしょう。
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/daily_a1.php?prec_no=57&block_no=1226&year=2015&month=03&day=13&view=p1
これで、当日の積雪が30cmと言う事が裏付けられました。

3/13の勝山市の気象情報
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/hourly_a1.php?prec_no=57&block_no=1226&year=2015&month=03&day=13&view=p1

15時から22時にけて、雪のようですね。
気温も18時以降は1度未満です。
サンダルやスリッパを選ぶ状況では無いでしょうね。
車での移動なら、サンダル、スリッパもあるかもしれないけど、普通なら運転しにくいでしょうね。

翌14日の情報は
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/hourly_a1.php?prec_no=57&block_no=1226&year=2015&month=03&day=14&view=p1

未明から降雪はなし、ただし、日照は昼までないから、明け方は相当暗かったと思いますね。
気温は事件発生の8時でも0.5度だから凍結していたでしょうね。

殺害時、運転席に容疑者が座り、被害者は助手席に座っていた。
普通に考えれば、容疑者が運転して事件現場へ向かったと言う事になる。
で、車は被害者の車だった。

どうして、容疑者は被害者の車に乗る事になったのか?その経緯が分かりませんね。

気象条件を考えると、容疑者が自宅からサンダル(スリッパ)で1kmを徒歩で現場に移動したとは思えないし、同様に1kmある、被害者宅へ移動したとも思えない。

しかし、被害者の車は被害者の自宅か、現場のどちらかにしかないはずです。
・・・まさか、被害者が車で容疑者宅に迎えに行った?でもそれなら、運転席には被害者が座っているはずですよね。

未確認情報ですが、いただいたコメントに容疑者は被害者宅に向かったと言う事がありますね。
ただ、やはり、当日の朝に徒歩で移動したとは思えないんですよね。

例えば、当日の早朝に被害者から「これから薬を飲んで死にます」なんて電話があれば、もしかして、パニクった容疑者がスリッパで走り出すかもしれないけど・・・・
普段から車に乗っている人なら、まず、車に乗ると思うんですよね。1kmとは言え、足で走るより、車のほうが絶対に早いですからね。

だとしたら、当日移動の場合は、車で被害者宅へ移動したと考えた方が自然な気がしますね。
あるいは、前日に被害者宅に移動していた場合も考えられると思います。
ただ、前日の夜、自宅前で容疑者の目撃情報があるから、前日移動なら、かなり遅い時間なんでしょうね。

しかし、問題はその後ですね。
容疑者が車を運転して、現場へ向かったとしたら、その目的が何か?と言うのが気になります。

地元で大きそうな総合病院は1カ所あります。なんと、容疑者の自宅の近くですね。

もし、被害者が自宅で薬を飲んで苦しんでいるのを発見して、病院に運ぶつもりなら、犯行現場は遠回りになりますよね?

それ以外の場合としては
被害者の自宅から現場まで移動した後、あるいは移動中に被害者が薬を飲んだ場合です。
ただ、この場合も疑問が残るのですが・・・
市販の薬で自殺しようとするなら、1ビン丸ごと飲み干すぐらいしないといけないはずです。

そう考えた場合、隣の助手席で大量に薬を飲んでいる被害者に容疑者が気づかないか?と言う疑問がでできますね。

まーいずれにしても、状況に矛盾がありそうですね。

参考リンク
福井大准教授院生女性殺人事件その2(不明な状況)
福井大准教授院生女性殺人事件その4(初公判)

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