鳥取県倉吉市4ヶ月長女虐待死事件
5月7日、生後4カ月の長女を自宅で暴行し殺害したとして、鳥取県警倉吉署は倉吉市米田町2の会社員、男性容疑者(21)を殺人容疑で逮捕したとの事。
容疑は5月6日(水)午前7時半から同午後1時10分の間、自宅で長女(4ヶ月)の腹を殴るなどして殺害したとしている。「泣きやまないのでいらいらして殴った。殺すつもりはなかった」などと供述しているとの事。
同署によると、6日午後1時10分、容疑者が消防に「4カ月の女の子がミルクを詰まらせてぐったりしている」と通報したとの事。長女は心肺停止状態で病院に運ばれ、死亡が確認された。
腹や胸、背中、尻などにたたかれたような痕があったとの事。
容疑者は妻や義姉と4人暮らし。当時、妻と義姉は外出していたとの事。
容疑者は、これまでの取り調べに対して、「殺すつもりはなかった」と殺意を否認しているが、「殴っているうちに、死ぬかもしれないと思った」と供述しているとの事。
県警が8日に司法解剖した結果、死因は胸や腹、背部への殴打による外傷性ショック死だったとの事。
脇腹の肋骨の骨折と、それより古い右頭部の骨折が確認されたとの事。
捜査関係者によると、容疑者は当初、頭部については「けがをした」と説明していたが、追及したところ「殴った」と認めた。6日の行為についても「殴り続ければ死んでしまうかもしれないと思った」と供述したとの事。
一方、県倉吉児童相談所によると、長女は4月18日に市内の小児科医院で3カ月健診を受診しており、健康状態に問題はなく、あざなどの異常もなかった。捜査関係者によると、容疑者は事件当日にも長女にミルクを与えたと供述しており、栄養状態は良かったとの事。
こんな事件ですね。
5月6日はゴールデンウィークの最終日ですね。明日から仕事とブルーな気分のところへ、朝から、泣かれて、思わず手が出てしまったと思ったのですが・・・
それ以前に、頭を殴られて骨折していたとは、栄養状態は悪くなかったので、ミルクは与えていたけど、こらえ性が無いというか、問題を暴力で解決しようとしたんでしょうか?
21歳の男性に1人で子守をさせるのが問題かもしれませんね。
もちろん、そこは、人それぞれだから、年齢だけではなんともいえないけどね。
ただ、いままでの虐待事件で若い男性が一人の時に起きる事件が多いですよね。
自分の夫が我が子を虐待するか?なんて考えないないのが普通かもしれないけど・・・
普通だと、「望んで生まれた子供を虐待なんて」と思うところですが、そのあたりはどうなんだろうね。
あるいは、健常児だったのか?とか、色々疑問はあります。
そのあたりは、続報を待つことにしましょう。
毎回、思うけど、生後4ヶ月にして、殴られて骨折なんて、なにか切なくなりますね。
誰でも、生まれた時はみんな、泣くのが仕事だったんですよね。
眠い時も、オムツが濡れる時も、お腹が減った時も、みんな泣いて訴えてたんですよ。
それを、両親が大切に育ててくれたから、今の自分があるんです。
自分の親も大変だっただろうな、とか、自分も生まれた時はこうだったんだろうな、とか、考えると少しは子供の見方が変わるかもしれませんね。
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コメント
鳥取県倉吉市で5月、生後4カ月の長女を暴行し死亡させたとして父親が殺人容疑で逮捕された事件で、鳥取地検は6月16日、同市の元会社員、男性容疑者(21)を傷害致死と傷害の罪で鳥取地裁に起訴した。
次席検事は「殺意を立証する十分な証拠が収集できなかった」と述べたとの事。
家庭の中と言う密室で起きた事件の難しいところですね。
公判の行方に注目しましょう。
投稿: ASKA | 2015/06/16 22:00