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2015/06/29

神奈川県川崎市中1少年殺人事件その14(家庭訪問)

市教委の検証委員会が5月中旬にまとめた事件の最終報告書では、再発防止策として生徒や保護者・家庭との信頼関係を構築するよう明記。開会中の市議会常任委員会でも、学校支援総合調整担当理事は「今回の事件を踏まえても、家庭の状況を知ることは大切との認識を持っている。各校には、家庭訪問を通じてアンテナを張ってほしい」と答弁していたとの事。

市教育委員会は29日までに、担任教諭らによる年度当初の家庭訪問を完全実施するよう全市立中学52校に求めていく方針を明らかにしたとの事。
教職員の多忙化や共働き世帯の増加を背景に一部で見送る動きがあるためで、家庭との連携強化を事件の再発防止につなげていく考えとの事。

家庭訪問でこの事件が防げたのだろうか?
と素朴な疑問なのですが・・・

どうも、再発防止策を出せと言われて、仕方なく出した案のように思えますね。

例えば、年初の1学期に家庭訪問したしても、この事件の場合、不登校になったのは1月でしょ?
問題を発見できないのではないのかな?

この報道だけでは実際の家庭訪問がどう行われるのか?が分かりませんが・・・
どうも、学校の現場まかせにしているような印象ですね。

やらないよりやった方が良いとは思います。しかし、どうせやるなら、確実に効果があがるように実施して欲しいですね。
その為には、担任の経験年数や力量はそれぞれ違うわけなので、少なくとも、ガイドラインやチェックシートみたいな物が必要なのかと思いますね。

家庭訪問をして「何を確認するのか?」そこが明確でないと、ただ、家庭訪問をして問題ありませんでしたと報告するだけの形式的な物になってしまうような気がします。

実際、家庭訪問をしても事件を防げなかった事件がありますよね。
2013年の群馬県大泉町3歳女児餓死事件では事件の直前に現場を家庭訪問しているけど、事件には気付く事ができませんでした。

2008年の愛知東名バスジャック事件でも事前に家庭訪問してます。別件の問題行動で家庭訪問をしてますが、逆にそれがきっかけでバスジャック事件を起こす事になります。(家庭訪問をしなくても、事件は起きたでしょうね)

参考リンク
神奈川県川崎市中1少年殺人事件その13(この事件を防ぐには2)
神奈川県川崎市中1少年殺人事件その15(一審判決)

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コメント

家庭訪問、顔を合わせる機会が増えるだけ良いと思います。
1日1-2人くらいのペースならゆっくり話も聞けそう(1クラスで2ヶ月くらいかかりますが)。

何か問題があった時に相談できる相手の顔が浮かべば、それが命綱とまでいかなくても時間稼ぎ位にはなるかもしれません。
顔を知っていて、話した事があれば、相談するハードルは少しは低くなると思うのです。
あと、親とだけでなく生徒とも1対1で話す時間が確保されているとまた違う効果がありそうな気がします。

投稿: つれづれ | 2015/06/30 23:46

つれづれさん、こんにちは

そうですね、やらないよりやった方が良いと言うのは間違いないのですが、形式的な物になってしまわないかと言うのが心配な所ですね。

投稿: ASKA | 2015/07/04 17:06

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