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2015/06/16

千葉県柏市あけぼの連続通り魔殺人事件その4(一審無期懲役)

千葉県柏市で昨年3月、2人が死傷した連続通り魔事件で、強盗殺人などの罪に問われた住居不定、無職、男性被告(25)の裁判員裁判の判決公判が6月12日、千葉地裁で開かれ、裁判長は無期懲役(求刑無期懲役)を言い渡したとの事。

起訴状によると、被告は昨年3月3日夜、柏市の路上で会社員の男性=当時(31)=のバッグを奪いナイフで刺殺。自転車の男性の手を切り、別の男性2人を脅し財布や車を奪うなどしたとされる。

6月5日の最終意見陳述で被告は「社会に対する復讐心は消えず、遺族に謝罪の気持ちはない。刑務所から出たらまた殺人を犯すので死刑を望みます」と述べていたとの事。

被告(25)は「これでまた将来、殺人ができるぜ」などと大声を上げたとの事。

千葉地裁の201号法廷。被告は、白のタンクトップから入れ墨の入った両腕を出し、グレーのハーフパンツ姿でオウム真理教の歌を口ずさみ、尾崎豊さんの「卒業」を歌いながら入廷した。椅子に座り、腕と足を組みながら、裁判長の言葉に耳を傾けていたが、無期懲役を言い渡されると大きく何度も手をたたき、傍聴席を振り返った。

8回にわたる公判で、被告は一度は遺族に謝罪する意思をほのめかしたが、被告人質問では「謝罪してもしきれないので謝罪を撤回せざるをえない。テロの犠牲者と考えてほしい」と言い「名を残したい。死刑にしてほしい」とも主張したとの事。

被告は閉廷後、「検察官、悔しかったら死刑にしてみろ」「殺人は麻薬より気持ちいいぜ」などとわめき、刑務官4人に両脇を固められて引きずられるようにして法廷を去ったとの事。

弁護人は被告の態度について「初めての経験で残念。本人なりに思うところがあってやったのだろう。死刑にしてほしい、という発言は本気だとは思わない」と話したとの事。

殺害された男性(当時31歳)の両親は公判を全て傍聴した。判決後、「殺された被害者が1人であった時には死刑の壁が高いと感じた。最後まで法廷や遺族を侮辱する態度をとった被告の態度に強い憤りを覚える」とのコメントを出したとの事。

さて、判決は無期懲役ですね。
殺害されたのが一人であった為に、死刑は出せなかったかもしれませんが・・・

私の印象としては、被告の態度は、もうどうなってもかまわない、どうせ、社会に出ても最低の人生しか送れない。
それなら、最後は「目立ちたい」と言う思考の結果なのではないか?と考えています。

以前にも書きましたが、最初から社会に対するテロを考えていたにしては、お粗末な事件です。
最初から死刑になる事を想定していたなら、被害者にお金を要求する必要はありません。
使う機会がもう無いわけですからね。

あるいは、最初はテロ的な事を考えていたのかもしれませんが、事件の途中から、事件後の事を考えてしまったんでしょうね。
その結果、お金が必要と言う結論になり、タクシーで家に舞い戻ってしまった。

当然のように逮捕される訳ですが、逮捕された事で、人生観が変わったのかな?
なんとか、逮捕されないようにと考えていたけど、結局、逮捕されてしまって、もう現実から逃げられない状況となり、最後は思い切り強がって、目立つ為の方便を並べたんでしょう。
そのキーワードは「テロ」「社会に対する復讐」「死刑」そんなところなのかな?と思います。
あるいは、自分自身でそのストーリー(妄想)に酔っていたのかもしれません。

まー、叱られて、ふてくされた子供と同じような物かもしれませんね。

この被告には、事件と向き合う為の時間が必要なのだと思います。
事件と向き合えるのかどうかは、本人次第なのでしょうが・・・導く人が必要なのかもしれませんね。

参考リンク
千葉県柏市あけぼの連続通り魔殺人事件その3(違和感と妄想戦士)

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コメント

事件全体に犯人の影の薄い印象があります。
生活力、生命力に乏しいとでも申しましょうか?
ネットでは統合失調症を略した言葉で糖質(甘ったれ)と皮肉る事があります。

彼が見せたかった真の相手が表には出てませんが(親なのか、元彼女なのか?)愛情に飢えてた事は明らかです。
しかしそんなつまらない理由で朱の他人に殺されてはたまったものじゃありません。

犬や猫の処理に去勢があります。
無駄な精力を無くす事により大人しくなるんですよ。それかロボトミーのような脳手術の施しが彼には一番な気がします。

要は自殺する度胸がないんですよ。

投稿: 江南スタイル | 2015/06/17 23:33

千葉県柏市で2014年3月、会社員の男性が刺殺されるなどした連続通り魔事件の控訴審で、東京高裁は3月30日、強盗殺人罪などに問われた男性被告(26)に対し、無期懲役とした1審・千葉地裁の裁判員裁判の判決を支持し、控訴を棄却する判決を言い渡したとの事。

まー、妥当な判断だと思います。
事件から2年経ちましたね。そろそろ、事件と向き合う事は出来たのかな?
出所までは当分時間があるでしょうから、事件と向き合って欲しいですね。

投稿: ASKA | 2016/03/30 18:05

連続通り魔事件で、1、2審で無期懲役の判決を受けた男について、最高裁は、上告を退ける決定をした。

弁護側は、精神疾患の影響があることから、刑を軽くするよう求めたが、被告の責任能力が認定され、1、2審で無期懲役の判決が言い渡されていた。

1審の判決を受けた際、被告は法廷で、「これでまた将来、殺人ができる」などと大声を上げていた。
最高裁は、10月12日までに、被告側の上告を棄却する決定をし、これで、被告の無期懲役が確定するとの事。

やっと、無期懲役が確定ですね。

そもそも、控訴の理由なんですが・・・弁護人の主張するところを要約すると
統合失調症の為に処方された薬の副作用による犯行で責任能力がありませんって事かな。

このあたりは弁護人の考えた法律的な理由なんでしょうが・・・
結局のところ、無期懲役は重すぎるからもっと軽くしてって事なんでしょうね。

そう考えると、事件とは向き合えてないし、無期懲役の判決を受けて、一審での言動を後悔しているのかな?

時間はたっぷりあるので、事件と向き合って欲しいですね。
とは言え、更生できるのか?と言う疑問もありますが・・・

投稿: ASKA | 2016/10/13 19:44

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