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2015/07/25

愛知県日進市17歳強盗殺人事件その2(続報)

続報です。
1)捜査関係者によると、少年は事件時に着ていたシャツや七分丈のズボンを自宅ベランダに隠していた。家族が発見し、事件に関わっていないか問いただしたが、認めなかったとの事。別居している少年の父親にも事情を伝えたものの、警察などには連絡していなかったとの事。

少年は逃げる際に公園の水道で返り血を落とそうとしたことが分かっている。しかし、押収された服は洗剤で洗われており、洗濯したのが家族だったことも判明したとの事。

相当量の血が付着していたとみられるが、家族が洗濯したため、県警が押収した時に血痕は残っていなかった。県警は容疑を裏付ける証拠とみて衣類の鑑定を進めているとの事。

2)県警が少年のパソコンなどを調べたところ、インターネットで人の殺し方を検索した複数の履歴が残っていたとの事。県警は、殺意を裏づけるものとみて、計画性の有無についても捜査しているとの事。

県警は、少年が複数のサバイバルナイフを所有していたことなどから、殺人に対して強い関心を持っていた可能性があるとみて、慎重に動機を調べているとの事。

3)少年(17)が、被害者を襲った理由について「(一緒に暮らす)祖父に似ていたから狙った」と話していることがわかった。

県警によると、少年は日進市内で祖父母、おばの4人暮らしだった。調べに対し、少年は「父親や祖父とトラブルがあった。ストレスがたまっていた」とも話しているといい、県警は、家族間で何らかのトラブルがなかったかについても捜査を進めているとの事。

4)少年は逮捕後、犯行に使ったナイフについて、逮捕された当初は「現場近くの公園付近に投げ捨てた」と話していたが、「うそだった」と認めるなど供述が変遷している。

5)県警特別捜査本部は24日、DNA型鑑定の結果などから、少年が事件後に友人に預けていたサバイバルナイフ数本のうち1本を凶器と特定したとの事。

捜査本部は少年のナイフを自宅から1本、友人宅から数本押収。鑑定で、友人宅にあった1本に付着していた残留物と、被害者のDNA型の一部が一致した。
司法解剖による被害者の傷の形状とナイフの刃形にも矛盾がなかったとの事。

少年は逮捕直後、凶器は「逃走中に投げ捨てた。場所は覚えていない」などと説明。その後「友人に預けた」と供述を翻したとの事。

こんなところですね。
以前から複数のナイフを集めていた事。事件前に殺害方法を検索していた事などを考えると、事件が計画的な物だった可能性が疑われるね。

直接の動機に関わりそうなのが、「祖父に似ていたから」というあたりですが、ここは、続報を待ちましょう。

参考リンク
愛知県日進市17歳強盗殺人事件

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コメント

少年(17)が事件前、インターネットで殺人の方法を調べていたとの事。
司法解剖の結果、被害者の体にはサバイバルナイフによるとみられる刺し傷や切り傷が10カ所以上あり、県警特別捜査本部は金品を狙った計画的な犯行とみて調べているとの事。

また、少年が事件後、友人に預けた数本のナイフのうち1本が、凶器だったことも判明。
刃の付け根に付着した残留物が、被害者のDNA型の一部と一致、さらに被害者の傷の形状とも一致したことから、凶器と特定したとの事。

凶器のナイフには、刃を研いだり洗ったりして血痕を消そうとした他、さび止めオイルを吹きかけた跡もあるといい、県警は証拠をもみ消す目的だったとみて調べているとの事。
少年は凶器について、「逃走中に投げ捨てた。場所は覚えていない」と説明していた。

事件ではまた、少年の家族が逮捕前から、事件への少年の関与を疑っていたとの事。
少年は祖父母とおばと4人暮らし。家族は少年の行動を不審に思い、事件への関与を問い詰めたが、否定されたという。だが、自宅からは家族が少年の逮捕を前提に、弁護士への相談や警察、マスコミ対策などを話し合ったことがうかがえるメモも押収されたとの事。

こんなところですね。
証拠隠滅にずいぶんと手間を掛けてますね。
そんな事をするなら、ナイフを捨ててしまえば良いのに、結局、コレクションのナイフは捨てたく無かったと言う事かな。

それで、捜査されない場所として知人へ預けたと言う事なんでしょうが・・・LINEで依頼しているなら、その記録から知人は事情を聞かれるでしょうし、事件に関係無い上に共犯を疑われる事を考えれば、正直に預かった事を話すでしょう。

まー身内から犯罪者を出したくないと言うのは人情だと思うけど・・・結局、少年本人が否定しているのにも関わらず、弁護士への相談やマスコミ対策を相談したのは、少年に強い疑いを持っていたからんでしょうね。
その上で隠した服を洗濯したりしているようですね。

しかし、こうなると、犯人蔵匿とか証拠隠滅の罪に問われないのかな?

それから、嘘の供述をしたり、証拠隠滅に手間を掛けたり、逮捕されたくない気持ちの表れなんでしょうが、もうどうなってもかまわないと言う自暴自棄な気持ちとは、真逆みたいですね。

そのあたりを踏まえて、続報を待ちましょう。

投稿: ASKA | 2015/07/27 20:27

強盗殺人容疑で逮捕された同市在住の県立高校3年の男子生徒(17)が、「金品を奪うために殺すつもりで襲った」と容疑を全面的に認める供述をしているとの事。

男子生徒はこれまで殺意や強盗目的を否定していた。

捜査関係者によると、男子生徒は「バッグの中にある金品がほしかった」と供述しているとの事。
バッグの中には現金約6000円があり、被害者のポケットには財布があったが、男子生徒は見つけられなかったとの事。

男子生徒は当初、自宅から持って行ったサバイバルナイフで被害者を刺したことや、バッグを奪ったことは認める一方、「抵抗されたので無我夢中で刺した」「バッグに触った可能性があり、犯行がばれないよう持ち去った」と話し、殺意や強盗目的を否定。被害者を襲った理由については「家族と折り合いが悪く、仲の悪い祖父に似ていたから」と説明していたとの事。

まー強盗目的を認めているわけですが・・・
ちょっと、微妙な感じです。
隠蔽工作や偽装工作をあれだけしておいて、当然のように否認していたのに、逮捕から2週間ほどで全面自供と言う事ですね。

取調官の鋭い突っ込みに、曖昧な供述をできなくなったのかな?

でも、それでも、疑問は残るわけです。強盗目的と言うなら、別に被害者でなくても良かったはず・・・
他に、もっとお金を持っていそうな人物がいたと思うけど・・・
やはり、戦闘力で老人の方がくみしやすいと言う事なのかな?

それから、「ポケットの財布を見つける事ができなかった」と言うのも、初犯で慌てていたからかもしれないけど、これまでの報道では、少し計画性も伺えるわけで、どうして見つけられなかったのか?その理由も知りたいですね。

動機としては、「新しいナイフを買うお金が欲しかった。」と言う事のようです。

精神鑑定の話も出ているようですね。

投稿: ASKA | 2015/08/05 16:24

父親がいるのに
「少年は日進市内で祖父母、おばの4人暮らしだった」
ってことは・・・
父親が再婚でもしてて
同居ができない家庭環境だったんですかねぇ。

何らかの事情により
親と同居していない10代による殺人事件が
ここのところ
チラホラ目に付く気がしてなりません。

投稿: ド忘れ | 2015/08/07 03:53

当時高校3年の少年(17)について、名古屋地検は11月13日、殺人と窃盗、銃刀法違反の非行内容で名古屋家裁に送致した。バッグを奪う目的で殺害したとは認められないと判断し、強盗殺人罪の適用は見送った。

地検は少年の供述に変遷や矛盾がみられたことなどから鑑定留置を申請。8~11月に精神鑑定を実施した結果、刑事責任を問えると判断した模様で、送致にあたり「刑事処分相当」の意見を付けたとみられる。

家裁は最長8週間の観護措置の間に家庭環境の調査などを実施し、処分を決めるとの事。

さてと、鑑定留置の結果、責任能力に問題無いと言う事なんでしょうね。
裁判員裁判となれば、詳細が出てくるのかな。

続報を待ちましょう。

投稿: ASKA | 2015/11/13 20:51

殺人、窃盗、銃刀法違反の非行内容で家裁送致された当時高校3年の少年(17)について、名古屋家裁は12月10日、少年の観護措置を11月27日付で取り消し、鑑定留置したことを明らかにした。期間は来年2月29日まで。

 名古屋地検が今年8~11月に精神鑑定をしたが、家裁は再度の鑑定が必要と判断したとみられる。

再度の精神鑑定ですか・・・
前回の精神鑑定では責任能力に問題なしとの結果と思いましたが、何か言動や育成環境に新たな問題でも出てきたのだろうか?それとも、今後、争点になるから、念を押したという事なのかな?

続報を待ちましょう。

ド忘れさん、おはようございます。
遅レスごめんなさい。
そうですね、全てがそうだとは思いませんが、大人と違って、子供の心は環境による影響を受けやすいのだと思いますね。
その結果、育成環境に問題があると、それが、鏡のようにメンタルに影響してしまうのかな?と思いますね。
ただ、その結果が良い方向に行くのか?悪い方向に行くのか?それは本人次第だろうと思います。

投稿: ASKA | 2015/12/12 07:37

公判開始です。

愛知県日進市で2015年7月、自治会長の男性(当時65歳)を刺殺し現金入りのバッグを盗んだとして、殺人、窃盗罪などに問われた無職の少年(19)=事件当時高校3年=は3月6日、名古屋地裁で開かれた裁判員裁判の初公判で、起訴内容について「殺意を持ってというのが適切ではない」と述べ、殺意を否認したとの事。

弁護側は事件当時の精神状態について「自閉スペクトラム症で精神的に混乱した状態だった」として、心神耗弱だったと主張したとの事。
さらに更生に向け医療少年院での処遇が相当として、家裁に改めて移送するよう求めたとの事。

検察側は冒頭陳述で「精神障害は軽度にとどまっており、完全責任能力があった」と指摘した。
少年はナイフを使って憂さ晴らしをしたいと考え、嫌いだった祖父と被害者の男性を重ね合わせ、攻撃することを決めたと主張したとの事。

名古屋地検は捜査段階で責任能力の有無を調べるため、精神鑑定を実施して「完全責任能力があった」と判断し家裁送致した。
名古屋家裁は改めて精神鑑定を行い、「成育環境や精神発達上の障害が事件に一定程度影響しているが、善悪の判断能力自体は保持されていた」として検察官送致(逆送)の決定を出していたとの事。

6回の公判を経て3月14日に結審し、判決は17日に予定されているとの事。

こんなところですね。
色々と経緯を追ってもよく分からない部分がありますね。
10カ所以上刺している。犯行前に殺人の方法も調べていた。
バッグは奪ったものの、現金は見つけられなかった。

地検はバッグを奪う目的は無かったとの事から、強盗殺人とはせず、殺人と窃盗にしたんですね。

精神鑑定を2度も行って、責任能力に問題が無いとの判断なので、責任能力は有りとなるでしょう。
ただ、家庭環境の影響などあるとの事で減刑される要因はあると思います。

犯行後の数々の証拠隠滅を考えると「混乱した状態」と言うのは疑問のあるところですね。

公判の行方に注目しましょう。

投稿: ASKA | 2017/03/06 20:36

裁判員裁判で、名古屋家裁から依頼され精神鑑定をした京都大大学院教授が3月7日、名古屋地裁の公判に証人として出廷し「(事件時は)行動を制御する能力が相当低下していた」と述べたとの事。

教授は弁護側の証人として質問に答えた。少年が凶器のナイフを友人に見立てて会話していたことや「今を逃すと二度とチャンスはない」と考えて被害者を襲ったことなどは、自閉スペクトラム症特有の症状だと説明したとの事。

その上で「基本的な善悪の判断は可能な状態だが、社会的重大性の感覚は自閉スペクトラム症の影響によりかなり希薄で、行動を制御する能力も相当低下していた」と述べたとの事。

殺意については「類似事案では刺すことだけに夢中になり、あやめることを意識せずにやっているケースも多い」と指摘したとの事。

一方、検察側の依頼で少年を精神鑑定し、3月6日の公判で証言した保健衛生大教授は「自閉スペクトラム症の診断基準に当てはまらない。制御能力はおおむね保たれていた」と述べたとの事。

弁護側は殺意を否認し、事件時に心神耗弱状態だったと主張。検察側は完全責任能力があったと訴えているとの事。

こんなところですね。
専門家の意見が完全に対立してますね。

ただね・・・「行動を制御する能力も相当低下していた」と言うのはどうなんだろうと思うわけです。
なにしろ、考えられる証拠隠滅は全てやってるって感じですよね。それだけやれて、行動を制御する能力が低下していた?と言うのが疑問です。

このあたりは、最終的に裁判官の判断になりそうですね。

続報を待ちましょう。

投稿: ASKA | 2017/03/08 19:05

裁判員裁判が3月14日、名古屋地裁であった。検察側は論告で「憂鬱(ゆううつ)を晴らしたいなど、身勝手な動機だ」と述べ、少年法が定める有期刑の上限にあたる、懲役10年以上15年以下の不定期刑を求刑したとの事。

論告で検察側は、少年が被害者の首など計11カ所をサバイバルナイフで刺すなどしたほか、事件前にはインターネットなどで致命傷を与える刺し方を検討しており、一定の計画性があったと指摘。「人が死ぬ危険性が高い行為と認識していたのは明らかだ」と主張したとの事。

また、検察側の精神科医が「行為障害があったが、行動を制御する能力は保たれていた」とした鑑定結果を踏まえ、「完全責任能力に問題はなかった」と訴えたとの事。

一方、少年はこれまでの公判で「1撃目は殺意はなかった」などと殺意を否認し、当時所持していたナイフを「自分の足りないところを補ってくれる分身」などと供述。弁護側は、少年には限られた対象に強いこだわりを持つなどの発達障害があり、解離症状などが加わった事件当時は心神耗弱状態だったと主張し、保護処分を求めているとの事。

こんなところですね。
求刑は少年法の定める有期刑の上限なので、この上となると無期懲役なんでしょうから、このあたりが妥当なところなのかな?
問題は判決でどのぐらい割り引かれるのか?と言うあたりですね。
発達障害や育成環境などが減刑の要素になりそうです。

判決に注目しましょう。

投稿: ASKA | 2017/03/14 20:34

裁判員裁判の判決で、名古屋地裁は17日、懲役8年以上13年以下(求刑・懲役10年以上15年以下)の不定期刑を言い渡したとの事。

弁護側は事件時に心神耗弱だったと主張した上で、少年院で更生させるのが相当として改めて家裁で審理するよう求めていた。

公判では責任能力や殺意の有無などが争点となった。検察側は論告で、少年が集めたナイフを人に使ってみたいと以前から考え、致命傷を与える刺し方を事前にインターネットで研究し、事件後には血の付いた服を洗うなど、一定の計画性があったと指摘したとの事。

さらに、最初は被害者殺害をためらい、事件で使ったナイフをアタッシェケースに詰め同級生に預けたことなどから、行為の違法性を認識していたとした。
これらから精神障害の影響はあるものの軽度で、完全責任能力があったと主張したとの事。

首や顔などを11回も強く刺しており殺意もあったと指摘して「通り魔的で残忍極まりない」と述べ、少年法で有期刑の上限となる不定期刑を求刑したとの事。

弁護側は最終弁論で、少年が生まれつき自閉スペクトラム症(アスペルガー症候群や自閉症などの総称)で、家庭環境のストレスもあったと指摘した。事件直前には精神的な混乱状態に陥って、偶然通りかかった被害者に突如怒りが湧き、攻撃を思いついた後は行動を制御する能力を著しく低下させていたと主張したとの事。

また、障害の影響で極度のパニック状態に陥り、無我夢中でナイフを振り回したとして殺意を否認した。懲役刑では社会復帰後に再び犯罪を起こす危険性が予測され、障害の特性を踏まえた専門的な指導を実施する必要があり、第3種(医療)少年院などでの処遇が相当と訴えたとの事。

こんなところですね。
求刑よりも軽くなったのは、家庭環境や発達障害の影響を割り引いたと言うあたりなのかな。

いずれにせよ、何年か後には社会に戻るわけですから、それまでに、再犯しないようにしっかり更生してほしいですね。

投稿: ASKA | 2017/03/20 08:39

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