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2015/07/27

佐賀県佐賀市久保泉町不動産社長遺体遺棄事件

佐賀県警は7月26日、佐賀市久保泉町川久保の残土置き場の土中数メートルから、性別不明の2人の遺体が見つかったと発表する事件が起きている。

 

県警は死体遺棄事件と断定、佐賀署に捜査本部を設置したとの事。
遺体は山口県下関市在住の不動産会社経営の70代男性と無職の40代女性とみている。

 

県警は男性が金銭トラブルなどを抱えていたことを把握しており、現場の状況から殺害された可能性もあるとみて捜査しているとの事。27日に司法解剖し、身元の確認を進めるとの事。

 

県警によると、遺体は損傷が激しかった。
遺体の年齢や性別は不明で、一部白骨化していたとの事。どちらも成人とみられ、外傷の有無は不明。
近くに女性名義の下関ナンバーの軽自動車も数メートルの深さに埋められていたとの事。
2人は知人同士との事。

 

2人は昨年8月中旬、家族や男性の会社従業員らに「一緒に佐賀の知人に会いに行く」と話した後、行方不明になったとの事。
双方の家族が同月下旬、山口県警下関署に捜索願を出していたとの事。
佐賀には男性の知人が複数おり、産廃処理会社の関係者数人とも付き合いがあったとの事。

 

捜査関係者によると、佐賀県警は男性の知人である残土置き場の元関係者の話などに基づき、この場所に2人が遺棄された可能性が高いと判断。22日ごろから約60人態勢で現場を捜索していたとの事。

 

遺体の発見現場は、長崎自動車道佐賀大和インターチェンジ(IC)と東脊振ICの中間近くの山あいを切り開いた人けのない場所で、最寄りの民家からも約100メートル離れているとの事。

 

こんな事件ですね。
まずは時系列
2014年
8月中旬 佐賀の知人に会いに行くと話した後に行方不明。
8月下旬 男性、女性双方の家族が捜索願いを出す。
2015年
7月22日 現場を60人体制で捜索
7月26日 現場で二人の遺体と女性名義の軽自動車を発見。

 

遺体の状況
 一部が白骨化しており、損傷が激しい。外傷の有無は不明。数メートルの深さに埋められていた。

 

遺留品
 女性名義の軽自動車が深さ数メートルに埋められているのが発見された。

 

遺体の身元
 身元は確認されていないが、山口県下関市在住の不動産会社経営の70代男性と無職の40代女性とみている。

 

関連情報
 男性が金銭トラブルなどを抱えていた。

 

さて、こんな感じですね。
トラブルがあったのは不動産会社の社長のようですが、一緒に知人女性の遺体とその名義の軽自動車が埋められているところを見ると、知人女性は社長と行動を一緒にしていて、事件の事情を知ってしまったんでしょうね。

 

金銭トラブルと言うと、お金の貸し借りと言うあたりかな?借金の取り立てに行くなら、トラブルになる事が想像できますよね。だとしたら、同伴するのは、女性ではなく、若い男性とかの方が心強いと思うのですが・・・

 

犯人によほど、気を許していたのか?あるいは、相手も老人で暴力的な事はできないと油断していたのかな?

 

いずれにせよ、遺体を念入りに数メートルの深さに埋める、軽自動車まで埋めると言うのは、遺体が発見されたら、軽自動車が発見されたら、「自分が疑われる」事を強く自覚しているんでしょうね。

 

その意味では顔見知りの知人の犯行と言うのは、被害者男性の「知人」と言う表現とも一致しますね。

 

ただ、単独犯かどうか?が微妙ですね。
単独犯の場合、現場への移動は被害者女性の軽自動車を使ったで良いと思いますが、この軽自動車は埋めてしまっているので、帰りには使う事ができません。
あらかじめ、帰りの足用の車を現場に用意しておく必要がありますね。
あるいは、トラックやレッカー車で軽自動車と遺体を運搬して、現場で埋めたかな。
で、現場に元々あったのか、持ち込んだのかは不明だけど、重機で遺体を埋めると・・・
不可能では無いけど・・・実現可能な人物の条件は狭いですね。

 

複数犯の場合
共犯者と複数での犯行でも、矛盾はありません。

 

問題は遺棄場所の選定理由ですね。
なぜ、犯人はこの場所を遺棄場所に選定したのか?
犯人にとっては、遺体は発見されたくない。その為、深い穴を掘って埋められる場所なら、どこでも良かったはず。
まー決め手は遺体を掘り起こされない場所だったと言う事かな。

 

金銭トラブルなら、借用書や契約書があるでしょうし、家族や友人にトラブルの内容など話しているでしょうから、逮捕は時間の問題かもしれませんね。

 

問題は殺人を立証できる証拠がでるのか?と言うあたりかもしれませんね。

 

事件解決に期待しましょう。

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コメント

ある人が車ごとに行方不明になっている場合、こういった形で地中に埋められてることもあるんですね…。これじゃ、今回のように誰かの垂れ込みがない限り、なかなか発見はされませんよね…。

他にも車ごと行方不明になってる方々が世の中にはいますけども、似たような感じでどこかに車共々埋められてて発見されずにいるのかな…と考えてしまいました。

投稿: | 2015/07/28 00:26

特定の場所を数メートルも掘ったということは、警察はそこに埋められている可能性が非常に高いと思っていたことになりますね。それから、二人殺したということは死刑の可能性がかなり高いわけですから、単独犯だと思います。一般に、死刑になっても構わないと思えるくらい誰かとの間に良好な人間関係を築くのはかなり難しいですからね。

投稿: でぃっく | 2015/07/28 02:30

同じ所に2人以上が埋められていた過去の事件をさらうと、複数犯のものが目に付きます
埋める作業も1人だと数メートル掘るのもきついからなのでしょうね

ただ、若者が集団リンチで・・とか、悪徳会社で従業員に暴行を加えて・・とか 集団心理が悪く働いた結果のようなものが多い印象です
また、今回の遺棄場所は残土置き場であったことから土の上に遺体と自動車を置いて、その上に土をかけただけなのかもしれません
こう考えると殺害と遺棄は1人だとしても可能そうですね
(帰りの足として事情を知らない誰かを呼び出しておいたくらいはしたかもしれませんが)

投稿: つれづれ | 2015/07/30 01:09

ネットニュースで容疑者逮捕の報が流れていました。
遺棄場所は被害男性の土地で、容疑者が普段から残土置き場として利用していた地点だとか。
確かに疑われなければ自分が関わっている土地である以上、掘り起こされる心配はないですが・・借金の相手なんだから疑われるでしょうに。
殺人の立証は外傷の有無がわからない以上、心中とでも言われたら死体遺棄くらいでしか証拠固めも難しそうですね。

トラブルが予想される場に直接男性を連れて行くと相手が構えてしまってさらにトラブルになる可能性があるため、どこかに待機してもらっておくのがいいのかもしれませんね。
というか、トラブルにならないようにするのが第一なんですが。

投稿: つれづれ | 2015/08/10 20:38

佐賀県警捜査本部は9月1日、同県神埼市神埼町尾崎、無職、男性容疑者(66)を死体遺棄容疑で逮捕した。県警は2人が死亡した経緯も知っている可能性があるとみて追及する。容疑者は黙秘しているという。

捜査本部などによると、2人が行方不明になった昨年8月当時、容疑者が経営していた会社が残土置き場を管理していた。被害者から借金があった他、被害者から残土置き場近くの土地を借り、この賃料も未払いになっていたという。

とりあえず、死体遺棄容疑で逮捕ですね。
その先に進めるのか?
全容解明に期待しましょう。

投稿: ASKA | 2015/09/02 19:06

佐賀県警は9月22日、同県神埼市神埼町尾崎、無職男性被告(66)(業務上横領罪で起訴)を殺人容疑で再逮捕した。

調べに対し黙秘しているとの事。

発表によると、被告は昨年8月15日頃、自身が経営していた佐賀市久保泉町川久保の残土処理会社の敷地内か、その周辺で、山口県下関市の韓国籍で会社経営の被害者男性(当時76歳)と同市の無職女性(同48歳)を殺害した疑い。殺害方法については「特定できていない」としている。

県警は今月1日、2人の遺体を佐賀市の残土置き場に埋めて遺棄したとして、被告を死体遺棄容疑で逮捕。県警は、被告が被害者男性から融資を受けていたほか、残土置き場の土地を巡ってトラブルがあったことを確認しており、複数の状況証拠から殺人容疑での再逮捕に踏み切ったとの事。

こんな所ですが、起訴なら難しい裁判になりそうですね。
公判の行方に注目しましょう。

投稿: ASKA | 2015/09/24 22:18

***初公判(6月4日)***
佐賀県佐賀市久保泉町川久保の残土置き場の土中から山口県下関市の男女2人の遺体が見つかった事件で、殺人などの罪に問われた男性被告(68)=神埼市=の裁判員裁判初公判が7月4日、佐賀地裁で開かれた。
被告は殺人に関して「黙秘します」と述べ、弁護側は「全てを争う」としたとのこと。

起訴状によると、於保被告は2014年8月15日、残土置き場で、在日韓国人で下関市長崎町の会社経営男性=当時(76)=と知人の同市新地西町、無職女性=同(48)=を約5メートルの穴に落とすなどして窒息死させたとしているとのこと。

***論告求刑公判(7月17日)
佐賀市久保泉町川久保の残土置き場で男女2人を生き埋めにして殺害したとして、殺人罪などに問われた無職男性被告(69)=神埼市神埼町=の裁判員裁判の第15回公判が7月17日、佐賀地裁であり、検察側は死刑を求刑したとのこと。

判決は8月6日の予定
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この事件も進んでいたんですね。
取り調べ段階から黙秘している事件ですが・・・ちょっと、公判の途中情報が抜けていました。
証拠とかどうなんだろう?

判決を待ちましょう。

投稿: ASKA | 2018/07/17 18:20

証拠というか証言があったのかもしれませんね。
遺体発見の切っ掛けも、遺棄現場の元関係者の話でしたから。

投稿: つれづれ | 2018/07/18 23:01

***判決公判8月6日***
裁判長は「犯行は残虐で執拗(しつよう)だが、死刑を選択することが真にやむを得ないとまでは言いがたい」として無期懲役(求刑死刑)を言い渡したとのこと。

判決によると、被告は14年8月15日午後3時~同6時15分、佐賀市久保泉町の残土置き場で、不動産会社などを経営していた韓国籍の男性(当時76)と、男性の会社の元従業員で同行していた女性(同48)の2人が乗った軽乗用車を、油圧ショベルを使って車ごと深さ約5メートルの穴に落とし、土砂をかぶせて窒息させるなどして殺害したとのこと。

被告は逮捕時から一貫して黙秘を続けたとのこと。
判決では動機について、男性から借金の返済を再三迫られ、経営していた土木建設会社の不法投棄を告発すると言われたことなどから、「事業が継続できなくなる」と考えた、と指摘。一方で「動機の悪質さという点では、最も非難すべき事案とは言えない」としたとのこと。

こんなところですね。
まー、死亡が二人なので、無期懲役と死刑のボーダーライン上ですね。

とは言え、死因が穴に埋めての窒息死なので、殺害方法は相当残酷だと思います。
しかし、動機が事業継続する為の口封じだったので、最も非難すべき事案とは言えないと言う事なんですね。

とは言え、借金を踏み倒して、口封じしたあたり、強盗と言っても良い悪質さで、もし、強盗殺人なら、死刑もあり得たと思いますが・・・まさに紙一重で無期懲役なんでしょうか?

被告人は69歳なので、実質的な終身刑と言うあたりかもしれませんね。

つれづれさんへ
そうですね、遺体は5メートルの地下ですから、偶然発見されるような事は無いでしょうから、事情を知る人物の情報提供があったんでしょうね。
それがなければ、この事件も未解決のままだったかもしれませんね。

投稿: ASKA | 2018/08/06 19:08

佐賀市の残土置き場で男女2人を殺害したとして、殺人罪などに問われた無職男性被告(69)について、佐賀地検は8月20日、無期懲役とした佐賀地裁判決を不服として控訴したとのこと。

無期懲役を不服として、控訴ですね。
悪質度合いの判断で、死刑が出てもおかしくは無いと思います。

2審に注目ですね。

投稿: ASKA | 2018/08/20 19:35

***控訴審初公判(7月29日)***

一審の裁判員裁判で黙秘を貫いていた被告は一転して質問に答え、「犯人ではない」と主張した。

被告は被告人質問で弁護側の質問に対し、一審で黙秘していた理由を「弁護人のアドバイスに従っていた」とし、控訴審で態度を変えた理由は「有罪になり、到底納得できないし後悔すると思い、事実関係を述べて私が犯人ではないことを示したいと思った」と述べたとのこと。

被告が残土置き場を管理する会社の社長だった14年5月以降、被害者2人が事務所に来て借金返済を迫っていたとする

同8月13日に従業員に現場の穴を掘るよう指示したのは「知人から『ガラを持ち込むかもしれない』と申し入れがあった」と産業廃棄物を不法投棄するためだったと主張したとのこと。

事件があったとされる同15日は「お金ができていないので断りの電話を入れた」と被害者らと会っていないことを強調したとのこと。

次回公判は9月25日の予定。

こんなところですね。
一審では黙秘したけど、有罪で無期懲役ですから、無実を主張するなら、黙秘ではダメと言う判断なんでしょうね。ただ、証言の信憑性が問題になりそうですが・・・「断りの電話を入れた」と言うのであれば、その通信記録が残っているのか?

他にも、被害者自身が「佐賀の知人に会いに行く」と話しているので、その足取りがどうなのか?

公判の行方に注目しましょう。

投稿: ASKA | 2019/08/29 20:07

***控訴審論告求刑公判(1月15日)***

1)検察側は「控訴審でも何一つ知りたい事実は語られなかった。唐突にアリバイを主張するだけの被告が腹立たしい」として極刑を求める被害者の娘の意見を代読し、1審に続き死刑を求刑した。

2)弁護人は「直接証拠がない中で、被告が犯人でなければ説明できない事情はない」などとして改めて無罪を主張しました。

3)判決は3月18日の予定

投稿: ASKA | 2020/02/16 08:26

***判決公判(3月18日)***
控訴審判決が3月18日、福岡高裁であり、裁判長は無期懲役とした一審佐賀地裁判決を支持し、検察、弁護側の控訴を棄却したとのこと。

裁判長は、殺害に使用された油圧ショベルの稼働記録や、携帯電話記録などから被告の犯行と認定した一審の判断について「不合理な点はない」と指摘。一方で、被告が被害者男性から借金返済を執拗に迫られ、脅されていたとし、死刑を回避した一審判決は「正当だ」と述べたとのこと。

こんなところですね。
つまり、死刑を回避した理由として、「被告が被害者男性から借金返済を執拗に迫られ、脅されていた」のが理由になっているわけですね。これがなければ、死刑も有りと言う事だったんですね。

投稿: ASKA | 2020/09/13 13:53

3月31日報道

被告70歳が無期懲役とした佐賀地裁の判決を支持した2審の福岡高裁判決を不服として30日付けで最高裁に上告したとのこと。

投稿: ASKA | 2020/09/13 14:18

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