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2015/07/30

沖縄県宮古島市3歳長女虐待死事件

宮古島署は7月28日、宮古島市の自宅で長女(3)を床に突き倒すなど暴行を加え死亡させたとして、父親の建設作業員(21)を傷害致死の疑いで逮捕する事件が起きている。

「1歳の次女の面倒を見るよう言ったが、言うことを聞かないので腹が立って暴力を振るった」と容疑を認めているとの事。
沖縄県警によると、長女の体に打撲のような痕が複数あることや、5月に長男への暴行の訴えもあったことなどから、日常的な虐待の可能性も含め慎重に捜査しているとの事。

逮捕容疑は7月26日(日)午後6時10分ごろ、自宅アパートの玄関付近で長女(3)を床に突き倒すなどの暴行を加えて頭部損傷を負わせ、死亡させた疑い。

死因は頭部打撲による頭蓋内損傷だったが、手足や頬に1センチ弱の皮下出血の痕もあったとの事。
同容疑者は家族6人暮らしで、6月中旬ごろ沖縄市から宮古島市に移住したとの事。

関係者によると、実子は生後約3カ月の息子だけで、長女を含む上の4~1歳の3人は妻(23)の子との事。

県警によると事件当時、妻は居間にいて犯行を目撃しておらず、調べに対し「2回ほど殴るような音が聞こえ、玄関付近から娘がうつぶせの状態で床に投げ出されたのを見た」と話しているとの事。

長女がけいれんしていることに気付き、119番通報したとの事。
一方、容疑者は「倒れる時にテーブルの角に頭を打ち、その後、床に頭を打った」などと供述しているとの事。
コザ児童相談所や県警によると、4月下旬には長男が頭を一針縫うけがをしており、5月にも「夫が長男にけがをさせた」と妻から通報が寄せられていたとの事。
県警によると当時、妻が被害届を出すことを拒み、事件化しなかったとの事。

宮古島市で3歳女児が継父(21)による虐待で死亡した事件で、沖縄県子ども生活福祉部の部長らは7月29日、県庁で会見し、「子どもを守れなかったことを大変申し訳なく思っている」と陳謝したとの事。

コザ児童相談所が4月27日に虐待事案として指導や調査を始めてからの経過などを説明。
親の同意を必要としない職権による一時保護を6月16日に決めながらも、宮古島への転居などで実現せず、虐待による死亡を防げなかったとの事。

県によると、4月27日までに、4人きょうだいのうち長男(4)と、死亡した長女(3)には継父による身体的虐待が認められた。長女はつねられたほか、大便をもらしたことで叱られ、しつけ名目で食べさせられたこともあったとの事。

一方、逮捕された継父が「口の辺りを殴った後、暴行を加えて倒した」という趣旨の供述をしているとの事。
捜査関係者によると「(亡くなった長女と)代われるなら、代わってあげたい」とも供述しているとの事。
一方、遺体の広範囲に多数の打撲のような痕や手足にやけどのような痕も確認され、日常的な虐待の疑いも強まっているとの事。

ちょっと分かりにくいので、整理すると
時系列
4月17日 児相は一家が当時住んでいた沖縄市からDV(ドメスティックバイオレンス)が疑われるとの情報提供を受ける。
4月下旬 長男(4)が頭を一針縫う怪我をしている。
その後、母親は子供と親類宅に避難。
4月27日 児相が虐待事案として調査を始める。
5月   夫が長男に怪我をさせたと妻から通報。(しかし、事件化していない)
6月16日 母親と子供が自宅に戻る。児相が職権による一時保護を決定。
6月17日 警察同行で家庭訪問したが、一家はすでに引っ越していた。(宮古島への転居で一時保護は実現せず)
その後、コザ児相の相談員に「子供への暴力は無いが自分にはある」とDVを母親が訴えていた。
7月23日 児相担当者が宮古島市の自宅を訪問する計画を立て、母親に避難を促し、聞き入れない場合は子どもたちを一時保護する予定だったが、別の虐待事例への対応のため翌週以降に延期していた。
7月26日 自宅で長女(3)に暴行を加えて頭部打撲による頭蓋内損傷で長女は死亡。

家族構成
父親(容疑者)建設作業員(21歳)
母親(23歳)
長男(4)4月に虐待事案
長女(3)今回の暴行により死亡
次女(1)
次男(3ヶ月)実子(上の3人は妻の連れ子)

虐待様態
4人きょうだいのうち長男(4)と、死亡した長女(3)には継父による身体的虐待が認められた。長女はつねられたほか、大便をもらしたことで叱られ、しつけ名目で食べさせられたこともあったとの事。

死亡した長女(3)は
妻は居間にいて犯行を目撃しておらず、調べに対し「2回ほど殴るような音が聞こえ、玄関付近から娘がうつぶせの状態で床に投げ出されたのを見た」と話している。
死因は頭部打撲による頭蓋内損傷だったが、手足や頬に1センチ弱の皮下出血の痕もあった。

こんなところですね。
あーなんか、久しぶりに酷い虐待事件ですね。
もう、あきれてしまうぐらい、酷い事件です。

特に3歳の長女が漏らしたからといって、大便を食べさせるなんてのは、もはや常軌を逸しているとしか言いようがありません。

今回の事件でも、動機が1歳の次女の面倒を3歳の長女が見なかったので腹が立ったと・・・
時々、大人の自分にできる事は子供でも当たり前にできるだろうと勘違いしている大人がいるけど、この容疑者もそういうタイプだったのかな?

3歳って幼稚園の年少さんですよ、それが1歳の面倒をみろって・・・どこからその発想が出るのかな?

もちろん、一番悪いのは、虐待していた容疑者である事は間違いが無いのですが・・・
こうなる前になんとかできなかったのかな?
児童相談所の対応が悪いと言うのとは別に、母親はこの事態をどうにかしようとは思わなかったのかな?
なぜ、戻っちゃったの?

23歳で4歳、3歳、1歳の子持ちでは、経済的な問題はあったかもしれないけど・・・
1歳では、子供を預けて仕事をするのも難しいかもしれないけど・・・
だから、こそ生活する為に容疑者と一緒にいる事を選んだのかな?

23歳で一人目が4歳だから、19歳の時に産んで、さらに翌年20歳で二人目を産んでいる。
その時の父親とは別れたと言う事なのでしょうが・・・この時点で経済的に追い詰められていたのではないかな?

「相手が好きだから産む」とか、「結婚する為に子供を産む」と言う理由も有りかもしれないけど・・・
ちゃんと考えて「育てられるように」産んで欲しいですね。
その時はそんな事、考えもしなかったと思います。周囲の大人は反対しなかったのかな?

もう、なんか熱い物が溢れてきます。
亡くなった長女(3)のご冥福をお祈りします。

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