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2015/08/05

大阪府河内長野市少年集団暴行死事件

今年6月8日、大阪府河内長野市で自宅近くの公園で専門学校生男性(19)が高校時代の元同級生の少年2人に暴行を受けて傷害を負い、傷害に起因する肺炎で7月4日に死亡する事件が起きている。

逮捕された少年2人が「高校時代から殴る蹴るの暴行を加えた。苦しむ様子を見てストレスを発散していた」と供述しているとお事。

府警少年課によると、逮捕された専門学生だった元少年(20)は柔道経験者で、大学生の少年(19)は日本拳法部に所属する格闘技経験者。
約1年前には総合格闘技で使用する「オープンフィンガーグラブ」を購入しており、被害者を「動くサンドバッグ」「格闘技の練習台」と呼んでいたとの事。府警は日常的に暴行を加えていたとみている。

事件当日の6月8日昼ごろ、少年2人は近くの公園に被害者を連れ出し、顔や腹を50発以上殴ったり、柔道技をかけ、別の公園に移動後も暴行を続けた。午後5時半すぎ、被害者が倒れているのを周辺住民が発見。110番通報したとの事。

また、別の日には被害者を裸のままで川に飛び込ませたり、スマートフォンで暴行現場を撮影していたとの事。
2人は「反抗しなかったので、続けた。現金を取り上げたり、おごらせたりして10万円以上を巻き上げた」となどとも供述しているとの事。

被害者は急性硬膜下血腫の傷害を負い、傷害に起因する肺炎で7月4日に死亡したとの事。

府警は7月15日、傷害の非行事実で家裁送致された2人を暴行容疑で追送検。このうち元少年は20歳になったため、検察官送致(逆送)され、大阪地検堺支部が17日、傷害致死罪で起訴していた。

起訴状によると、元少年は6月8日午後、男子大学生(19)と共謀し、被害者を投げ倒すなどして急性硬膜下血腫などの傷害を負わせ、今月4日に傷害に起因する肺炎で死亡させたとしているとの事。

こんな事件ですね。
あまりの酷さに唖然とします。胸のあたりに不快感が渦巻いてしまいますね。

傷害致死で起訴のようですが、これは、「殺人罪」でもよかったのではないのかな?
特に柔道経験者の方は全国で数年に1度は柔道での怪我や死亡する事故が起きている事を知っているでしょう?
柔道の技で死亡する可能性がある事を知っていたはずですから、死亡してもかまわないと言う未必の故意で「殺人罪」で起訴できなかったのかな?

それから、これ、高校時代からの「いじめ」の延長なんですよね?
なので、卒業生だから学校は関係無いなんて事はありません。
高校時代に「いじめ」が解決されていれば、この事件は起きなかったわけですから。

なので、この母校では正式な調査をして、公式に発表してもらいたいですね。

しかし、高校を卒業した後も、変わらず「いじめ」(と言うか、もう恐喝に暴行で犯罪です)を受けて被害を誰にも相談しなかったのは、苛烈な暴行で正常な判断力がなくなってしまった(精神的に拒否できないようになっていた)のかな?
このレベルならもう、犯罪なので警察に相談すれば、事件化できたと思うけど・・・報復を恐れたのかな?

こういうお馬鹿さん達の犯行をどうやって防いだら良いのか?と言うとまったく方法が思いつきませんね。
そもそも、格闘技とは言っても、それは、スポーツや武道として精神修養の為に部活動やクラブ活動をしているのではないの?
とは言え、誰もがそんな高潔な人間ばかりでは無いから、こんな人が出てきても仕方がないのかもしれないけど・・・

やはり、厳罰化しかないのかな?

亡くなった少年のご冥福をお祈りします。

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コメント

最初は抵抗していても報復され、結果無抵抗になりエスカレートして・・ということの結果でしょうか。
もしかしたら、家族への暴行なども示唆されて脅されていたかもしれませんね。

被害者(予備軍)側へのアプローチとして、犯罪被害に遭った際の対応の仕方を義務教育、特に中学生くらいに習うというのはどうでしょうか。
日記や写真などの記録をつけ、警察署に、スーツや制服で、しっかりした大人と共に、相談に行く。
相談した記録があれば、警察側も対応しやすい。
警察の誰それさんに相談したとわかっていれば、相談した側としても後ろ盾があるようで心強いと思います。

ただ、傷害や恐喝のみだと執行猶予付きで報復される可能性が残るのがなんともしがたい所なのですが・・。

投稿: つれづれ | 2015/08/07 00:02

傷害致死と暴行の罪に問われた元専門学校生(20)の裁判員裁判の判決公判が12月21日、大阪地裁堺支部で開かれ、裁判長は懲役9年(求刑懲役12年)を言い渡した。

判決理由で裁判長は、元専門学校生が別の元少年(20)=同罪で起訴=とともに長年にわたり被害者へのいじめ行為を繰り返したと指摘。「格闘技の技をうまく決めるとストレス発散になると、いじめを楽しんだ。動機は身勝手極まりない」と非難したとの事。

日常的な暴行の中で、被害者が意識を失うほど首を絞めたり、コンクリートの地面でも意に介さず投げ技をかけたりしており、「暴力に対する抵抗感が欠如していると言わざるを得ない」と指弾した。

いじめのために被害者が高校を中退した後も理不尽な暴力を振るい続けたとし「19歳の若さで命を奪われた被害者の無念は察するに余りある」と述べたとの事。

こんなところですね。
傷害致死での起訴だから、求刑も12年だったわけですが・・・
殺人罪だと殺意の立証が難しいとの判断だったのかな?

被害者はいじめられて、高校を中退しているんですね。
それでも、いじめ続けたとは・・・金ずるでおもちゃでしかなかったと言う事でしょうね。そのあたりを考えると、分かってはいるけど、懲役9年は軽いでしょ?と思うんだよね。

高校は中退した後の事は知りませんって言うかもしれないが、いじめの事は把握していたのか?何か対策(指導)などしていたのか?気になりますね。

つれづれさん、遅レスごめんなさい。
警察に訴えても、傷害に恐喝では執行猶予がついて報復される可能性があると、躊躇してしまうかもしれませんね。

それでも、執行猶予中に事件を起こせば、執行猶予が取り消される事になるので、ある程度の被害を覚悟すれば、1,2年は収監されるかもしれません。
その間に本人だけ別の土地に引っ越すなどの方法も考えられますね。

投稿: ASKA | 2015/12/22 06:56

二人目の判決です。懲役8年。
傷害致死などの罪に問われた元少年(20)=奈良県田原本町=の裁判員裁判の判決公判が1月27日、大阪地裁堺支部で開かれ、裁判長は懲役8年(求刑懲役12年)を言い渡した。

判決理由で裁判長は「いじめを繰り返し、身勝手極まりない。暴力に対する抵抗感が欠如している」と指摘。「被害者は長年、理不尽な暴力を振るわれ続けた揚げ句に命を奪われ、無念さは察するに余りある」と述べた。一方、死亡につながった直接的な暴行は、別の元少年(20)=傷害致死罪などで懲役9年確定=が加えたとした。

判決によると、2人は昨年6月8日、被害者に暴行を加えて急性硬膜下血腫などの傷害を負わせ、7月4日に死亡させた。

人一人、なぶり殺しにしても、懲役9年や8年とは・・・
殺人罪でないから、仕方がないかもしれないけど・・・

被害者と被告二人の母校の高校は、この事件を受けてどういう対応をするのか、知りたいですね。

投稿: ASKA | 2016/01/28 18:08

続報です。
大阪府河内長野市の公園で昨年6月、専門学校生の男性=当時(19)=が高校時代の同級生だった元少年2人から暴行され死亡した事件で、大阪地裁堺支部が傷害致死罪などで実刑判決を言い渡した2人に対し、遺族側の請求通り約9千万円の賠償を命じる決定を出したとの事。
遺族が損害賠償命令制度に基づき、支払いを求めて申し立てていた。

遺族の代理人弁護士によると、決定は2月24日付。平成20年に導入された同制度は、刑事裁判の判決後に同じ裁判官が公判記録を使って賠償額を判断できるとの事。

同級生の元専門学校生(20)は懲役9年が1審で確定。大学生だった元少年(20)は懲役8年を言い渡され、控訴中。

こんなところですね。
人の命が9千万と言うのが軽いのか重いのか?と言うのは置いといて・・・
償いの形が具体的な金額になるのは被告人側としても分かりやすいんじゃないかな?
もっとも、その金額を出したからと言って、償いが終わった事にはならないので、逆に誤解してしまう可能性もあるのかな。
そのあたりは、周囲の人間が指導していくしかないでしょうね。

しかし、問題は実際に支払われるのか?と言うあたりですね。
このあたりは、以前から問題になってますからね。

投稿: ASKA | 2016/03/01 17:51

大阪府河内長野市の公園で昨年6月、同級生だった専門学校生の男性=当時(19)=に暴行して死亡させたとして、傷害致死と暴行の罪に問われた元少年(20)の控訴審判決公判が6月17日、大阪高裁で開かれた。
裁判長は懲役8年とした1審大阪地裁堺支部判決を破棄、懲役6年6月を言い渡したとの事。

判決理由で裁判長は「被害者へのいじめを繰り返し、身勝手極まりない」と指摘。
そのうえで被害者の遺族と損害賠償の合意が成立しているとして、刑を減軽したとの事。

判決によると、元少年は別の元少年(20)=傷害致死罪などで懲役9年が確定=と共謀し昨年6月8日、河内長野市の公園で被害者男性に暴行を加え、急性硬膜下血腫などの傷害を負わせて7月4日に死亡させた。

事件をめぐっては1審判決後の今年2月、大阪地裁堺支部が元少年2人に遺族への慰謝料など約8700万円の賠償を命じている。

こんなところですね。
さて、減刑されましたが、これで刑を受け入れるのだろうか?
それとも、更に控訴するのだろうか?

それは置いといても、慰謝料を支払うのは被告の両親なんでしょうね。
本人に支払い能力は無いでしょう?それとも、働いて少しずつ支払うと言う方法もありますが・・・

この事件も酷い事件だったのですが、この被告人達は時間が来れば、社会に戻ってきますね。
その時、ちゃんと更生されているのか?が気になりますね。

投稿: ASKA | 2016/06/17 18:23

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