千葉県連続動物虐待死事件
29日のウサギに続いて、2件の事件が起きている。
9月30日(水)午後零時10分ごろ、千葉県船橋市金杉台2の団地敷地内の草むらの木の根元で、首のない鳥を下校途中の小学校児童が見つけ、報告を受けた母親が110番通報する事件が起きている。船橋署員が既に死亡している鳥の胴体1体と、約30センチ離れた場所で頭部をそれぞれ発見した。鳥は刃物で切断されており、同署で器物損壊事件として調べている。
同署によると、鳥は体長約25センチで、種類や性別は不明。頭部と胴体は何らかの刃物で切断されており、付近に羽が散乱していた。ただ、血が飛び散ったような痕跡は見当たらず、首を切断された場所を含めて捜査しているとの事。
同署管内では前日の29日朝にも、今回の現場から直線距離で約3・7キロ離れた同市夏見台の遊歩道で、刃物で両耳や下腹部を切断されたとみられるウサギの死体が見つかっており、同署が動物愛護法違反事件として捜査していた。
続いて10月1日(木)午前7時25分ごろ、千葉県市川市南八幡5丁目の路上で、首を切られたコガモ1羽の死骸を通勤途中の女性が見つけ、女性の夫が110番通報する事件が起きている。
市川署によると、コガモは体長約23センチで、ハサミのようなもので首を切られていたという。署員がかけつけたときは腹部を上にした状態で、頭部や凶器は見つかっていないという。署は鳥獣保護法違反(捕獲)の疑いで調べているとの事。
前日の9月30日には、船橋市金杉台の団地の草むらで首のない鳥1羽の死骸が発見され、同29日には船橋市夏見で両耳と下腹部が切られたウサギ1匹が見つかっている。いずれも現場からは5キロ以上離れている。
こんなところですね。
では時系列を更新
1)09/29(火)06:10頃 船橋市夏見の路上で、両耳が切断、下腹部が切り裂かれたウサギを発見。
2)09/30(水)12:10頃 船橋市金杉台2の団地敷地内の草むらで、首を切断された鳥を発見
3)10/01(木)07:25頃 市川市南八幡5丁目の路上で、首を切断さられたコガモ1羽を発見
位置関係では
1)と2)は直線距離で約3.7キロ
3)と1)および2)は5キロ以上離れている。
動物の種類から見ると
1)はウサギの入手経路が問題で、野良ウサギなどはまず居ないだろうから、ペットショップで販売されているとか、学校や個人がペットで飼育していた物になるだろうね。
犯人が飼育していた可能性もあります。
2)と3)が鳥になっているんだけど・・・この鳥は野生の鳥を犯人が捕獲した物なのだろうか?だとしたら、公園や河川敷など捕獲場所は限られそうなので、不審な行動をしている人物の目撃情報が期待できるかもしれませんね。
次に場所と時間について考えると
1)は路上、で早朝、発見された時にウサギは生きていたので、虐待はその直前に行われたと思われる。男性が犬の散歩の途中で発見。
2)は団地の草むらで発見が昼頃、早朝に遺棄したけど、発見が遅れただけかもしれません。下校途中の小学生が発見。
3)は路上でこちらも朝に通勤途中の女性が発見。
共通点としては、虐待行為は未明から早朝にかけて行われていると思われる点かな。
遺棄場所は誰が通りがかってもおかしくない場所で、発見者を選択できる場所では無いと思いますね。
唯一、2)だけは団地の草むらと言う事で、そこを通る人物は限らる可能性があるぐらいかな。
現在の情報では3件が同一犯と判断するには情報が少ないけど・・・
仮に3件が同一人物だとしたら?
平日に3日連続で未明から早朝に掛けての犯行を行っているとすれば、仕事や学校などが無い無職、ニート、引きこもり、不登校的な人物なのかな?あるいは、3交代の遅番、夕方から夜に掛けてのシフトの場合とか?
だけど、問題は一連の虐待事件がつい最近、突然始まった事なんですよね。
今ある情報だと、特別な意図をもって行った犯行ではなさそうなので、ストレス発散と言う所かと思うのですが・・・
だとすると、犯人のストレスが大きくなる理由が9月上旬ぐらいから29日まで間に発生して、犯人の中でストレスが増幅されていったと言う事なのかな?
模倣犯も含めて、周辺の方は注意された方が良いですね。
参考リンク
千葉県船橋市夏見ウサギ虐待死事件
千葉県連続動物虐待死事件その2
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コメント
夏見の目撃者によるとウサギの種類はアンゴラウサギらしいです。珍しい種で飼うのは難易度高い。
ペットショップではあまり売られずブリーダーを介すのだとか、そこ捜査すれば犯人絞り込めるかもしれないですね。早く捕まってほしいです。
投稿: チョロ | 2015/10/02 08:38